JP2613386B2 - 建築用床パネル - Google Patents
建築用床パネルInfo
- Publication number
- JP2613386B2 JP2613386B2 JP62075575A JP7557587A JP2613386B2 JP 2613386 B2 JP2613386 B2 JP 2613386B2 JP 62075575 A JP62075575 A JP 62075575A JP 7557587 A JP7557587 A JP 7557587A JP 2613386 B2 JP2613386 B2 JP 2613386B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joists
- floor panel
- frames
- brace
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、プレハブ住宅に設置される床パネルに関
するものである。
するものである。
従来の技術 建物の構造材へ取付けられるフレームへ予め根太を取
付け、更に、この根太に床板を張付けてこれを現場で設
置するようにした床パネルの構造は従来公知である。
付け、更に、この根太に床板を張付けてこれを現場で設
置するようにした床パネルの構造は従来公知である。
第４図は、このような床パネルの構造を示しており、
長方形に形成されたフレーム枠（１）内にその相対向す
る一対のフレーム（２）（２）間へ、互いに平行な多数
の根太（３）（３）…を取付けるとともに、この根太
（３）（３）…上に床板（４）を張付けている。更に、
この従来の床パネルにおいては、水平方向の耐力を持た
せるため、根太（３）（３）…の下方において、前記フ
レーム枠（１）の対角線方向に、それぞれ接合プレート
（５）（５）…を介して、一対のブレース（６）を交差
状に取付けている。
長方形に形成されたフレーム枠（１）内にその相対向す
る一対のフレーム（２）（２）間へ、互いに平行な多数
の根太（３）（３）…を取付けるとともに、この根太
（３）（３）…上に床板（４）を張付けている。更に、
この従来の床パネルにおいては、水平方向の耐力を持た
せるため、根太（３）（３）…の下方において、前記フ
レーム枠（１）の対角線方向に、それぞれ接合プレート
（５）（５）…を介して、一対のブレース（６）を交差
状に取付けている。
発明が解決しようとする問題点 上記従来の床パネルにおいては、フレーム枠（１）、
根太（３）（３）…及び床板（４）の他に、ブレース
（６）及びそのブレース（６）を取付けるための接合プ
レート（５）が必要であり、それ故部品点数が多くな
り、製造コストが嵩むという欠点がある。
根太（３）（３）…及び床板（４）の他に、ブレース
（６）及びそのブレース（６）を取付けるための接合プ
レート（５）が必要であり、それ故部品点数が多くな
り、製造コストが嵩むという欠点がある。
この発明は、かかる従来の欠点を解消して、上記のよ
うな水平ブレースをなくすとともに、なおかつ水平方向
の耐力を備えた床パネルを提供することを目的とするも
のである。
うな水平ブレースをなくすとともに、なおかつ水平方向
の耐力を備えた床パネルを提供することを目的とするも
のである。
問題点を解決するための手段 即ち、この発明は、上記の目的を達成するため、互い
に平行な少なくとも一対のフレーム（12）（12）とこの
フレーム（12）（12）間に渡された多数の根太（14）
（15）とを備えた床パネルにおいて、上記の根太（14）
（15）を、前記フレーム（12）と直角な方向の根太（1
4）と斜め方向の根太（15）とから構成してそれらを交
互に配置するとともに、その斜め方向の根太（15）を、
前記直角方向の根太（14）とフレーム（12）とによって
囲まれる方形空間の対角線方向に互いに平行に配置した
ことを特徴とする建築用床パネルが提供される。
に平行な少なくとも一対のフレーム（12）（12）とこの
フレーム（12）（12）間に渡された多数の根太（14）
（15）とを備えた床パネルにおいて、上記の根太（14）
（15）を、前記フレーム（12）と直角な方向の根太（1
4）と斜め方向の根太（15）とから構成してそれらを交
互に配置するとともに、その斜め方向の根太（15）を、
前記直角方向の根太（14）とフレーム（12）とによって
囲まれる方形空間の対角線方向に互いに平行に配置した
ことを特徴とする建築用床パネルが提供される。
作用 斜め方向に取付けた根太が水平方向の力に対抗するブ
レースの機能を持つので、特別のブレースを設ける必要
がない。
レースの機能を持つので、特別のブレースを設ける必要
がない。
実施例 この発明の実施例を示す第１図において、（11）は、
互いに平行な一対の縦フレーム（12）（12）と、同じく
互いに平行な一対の横フレーム（13）（13）とによって
長方形状に接合されたフレーム枠であり、このフレーム
枠（11）内において、前記平行な各縦フレーム（12）
（12）間に、一定間隔をおいて、これらのフレーム枠
（11）（11）と直角な方向の根太（14）（14）…を架設
して取付けている。そして、このように取付けられた直
角方向の根太（14）（14）…と縦及び横フレーム（12）
（13）とによって囲まれる長方形の空間に、その空間に
おける対角線方向に向けて、この発明の斜め方向の根太
（15）（15）…を各々架設するものであり、これによっ
て、この斜め方向の根太（15）（15）…が、水平方向の
力に対抗するブレースとしての機能を有するものであ
る。この実施例において、各縦・横フレーム（12）（1
3）は溝形鋼を使用し、根太（14）（15）は木材を使用
している。床板（16）は、上記根太（14）（15）の上面
に、第２図の如く釘（17）打ちするか或いはビスによっ
て固定される。また、フレーム枠（11）上に同様にビス
によって取付けてもよい。
互いに平行な一対の縦フレーム（12）（12）と、同じく
互いに平行な一対の横フレーム（13）（13）とによって
長方形状に接合されたフレーム枠であり、このフレーム
枠（11）内において、前記平行な各縦フレーム（12）
（12）間に、一定間隔をおいて、これらのフレーム枠
（11）（11）と直角な方向の根太（14）（14）…を架設
して取付けている。そして、このように取付けられた直
角方向の根太（14）（14）…と縦及び横フレーム（12）
（13）とによって囲まれる長方形の空間に、その空間に
おける対角線方向に向けて、この発明の斜め方向の根太
（15）（15）…を各々架設するものであり、これによっ
て、この斜め方向の根太（15）（15）…が、水平方向の
力に対抗するブレースとしての機能を有するものであ
る。この実施例において、各縦・横フレーム（12）（1
3）は溝形鋼を使用し、根太（14）（15）は木材を使用
している。床板（16）は、上記根太（14）（15）の上面
に、第２図の如く釘（17）打ちするか或いはビスによっ
て固定される。また、フレーム枠（11）上に同様にビス
によって取付けてもよい。
なお、第２図の横フレーム（13）（13）に代えて、こ
の部分に前記直角方向の根太（14）を用いてもよい。
の部分に前記直角方向の根太（14）を用いてもよい。
上記において、斜め方向の根太（15）は床を支える根
太本来の機能を持つが、これらが互いに平行方向に配置
されており、これにより、図３で示すように、根太の床
を支える負担幅Ｌ（図の斜線部）が一定となる利益があ
る。即ち、根太（15）は、鉛直荷重を支持する根太本来
の役目とブレースの役目を兼ねているので、局部的に負
担の大きなところを作るとそこで耐力が決まり、あまり
大きな力を負担できないが、このようにすることで耐力
の大きいパネル構造が得られる。
太本来の機能を持つが、これらが互いに平行方向に配置
されており、これにより、図３で示すように、根太の床
を支える負担幅Ｌ（図の斜線部）が一定となる利益があ
る。即ち、根太（15）は、鉛直荷重を支持する根太本来
の役目とブレースの役目を兼ねているので、局部的に負
担の大きなところを作るとそこで耐力が決まり、あまり
大きな力を負担できないが、このようにすることで耐力
の大きいパネル構造が得られる。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、フレームに取付け
られる根太を、このフレームと直角方向の根太と斜め方
向の根太とに分けることによって、前記直角方向の根太
と斜め方向の根太が共に働いて水平力に対抗するブレー
スとしての機能を果たすため、従来のように特別のブレ
ースを用いる必要がなく、それ故、かかるブレースやそ
のブレースを取付けるための接合板などが不要となり、
材料費及び加工コストが大幅に低減できるという効果が
ある。また、従来においては、ブレースと根太が上下に
配置されるため、ブレースの分だけ床パネルの厚みがど
うしても余分に必要となるが、この発明によれば、ブレ
ースのためのスペースは必ずしも必要でないので、それ
だけ床パネル全体の厚みを薄くすることが可能となる。
加えて、前述したように、斜め方向の根太を平行方向に
配置することで局部的に床荷重に対する負担幅が大きく
なるところがなく、ブレースと根太双方の機能を持ちな
がら全体として耐力強度の大きい床パネルが得られる。
られる根太を、このフレームと直角方向の根太と斜め方
向の根太とに分けることによって、前記直角方向の根太
と斜め方向の根太が共に働いて水平力に対抗するブレー
スとしての機能を果たすため、従来のように特別のブレ
ースを用いる必要がなく、それ故、かかるブレースやそ
のブレースを取付けるための接合板などが不要となり、
材料費及び加工コストが大幅に低減できるという効果が
ある。また、従来においては、ブレースと根太が上下に
配置されるため、ブレースの分だけ床パネルの厚みがど
うしても余分に必要となるが、この発明によれば、ブレ
ースのためのスペースは必ずしも必要でないので、それ
だけ床パネル全体の厚みを薄くすることが可能となる。
加えて、前述したように、斜め方向の根太を平行方向に
配置することで局部的に床荷重に対する負担幅が大きく
なるところがなく、ブレースと根太双方の機能を持ちな
がら全体として耐力強度の大きい床パネルが得られる。
第１図は、この発明の実施例を示す床パネルの分解斜視
図、第２図は、同じく床パネルの平面図、第３図は、同
じく根太の床荷重の負担幅を示す概略図、第４図は、従
来の床パネルの分解斜視図である。 （12）……縦フレーム、（14）（15）……根太。
図、第２図は、同じく床パネルの平面図、第３図は、同
じく根太の床荷重の負担幅を示す概略図、第４図は、従
来の床パネルの分解斜視図である。 （12）……縦フレーム、（14）（15）……根太。
Claims (1)
- 【請求項１】互いに平行な一対のフレームとこのフレー
ム間に渡された多数の根太とを備えた床パネルにおい
て、上記根太を、前記フレームと直角な方向の根太と斜
め方向の根太とから構成してそれらを交互に配置すると
ともに、その斜め方向の根太を、前記直角方向の根太と
フレームとによって囲まれる方形空間の対角線方向に互
いに平行に配置したことを特徴とする建築用床パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62075575A JP2613386B2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 建築用床パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62075575A JP2613386B2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 建築用床パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63241261A JPS63241261A (ja) | 1988-10-06 |
| JP2613386B2 true JP2613386B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=13580124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62075575A Expired - Lifetime JP2613386B2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 建築用床パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2613386B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56754Y2 (ja) * | 1977-06-18 | 1981-01-09 | ||
| JPS5679518U (ja) * | 1979-11-24 | 1981-06-27 |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP62075575A patent/JP2613386B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63241261A (ja) | 1988-10-06 |
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