JPS6224667Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6224667Y2
JPS6224667Y2 JP1980152935U JP15293580U JPS6224667Y2 JP S6224667 Y2 JPS6224667 Y2 JP S6224667Y2 JP 1980152935 U JP1980152935 U JP 1980152935U JP 15293580 U JP15293580 U JP 15293580U JP S6224667 Y2 JPS6224667 Y2 JP S6224667Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
hole
support member
panel
floor member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1980152935U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5777432U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1980152935U priority Critical patent/JPS6224667Y2/ja
Publication of JPS5777432U publication Critical patent/JPS5777432U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6224667Y2 publication Critical patent/JPS6224667Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、パネル状床部材の端縁部を載置支持
する支持部材に上下方向の貫通孔を形成し、前記
貫通孔と構造用床版上に設置される台座とに亘つ
て雄ねじ部材を介装して支持部材と構造用床版と
の間の高さを調整する高さ調整具を備えてある浮
床用支持装置に関する。
冒記した浮床用支持装置として、例えば実開昭
53−91320号公報に記載されているように、内周
面に雌ねじを形成した筒部材を床部材の支持部材
に取付け、この筒部材の内周面に形成した雌ねじ
に上下高さを調整するための雄ねじ部材を螺合す
るとともに、この筒部材の外周面に床部材の端縁
部に形成した孔を嵌入して、床部材の水平方向の
位置決めを行い、筒部材の内周面に形成した雌ね
じを兼用利用する状態で床部材の上下移動を阻止
して固定するビスを螺合する構造のものが知られ
ているが、一個の筒部材の内周面に形成した雌ね
じを兼用利用して床部材の上下高さを調整し、か
つ、固定するものであるため、調整すべき量が多
くなると床部材の上下移動を阻止して固定するた
めのビスの螺合材を確保できなくなるおそれがあ
り、床部材を確実に固定できなきくるばかりか、
ビスで床部材を固定した後で再度上下高さを調整
を行う必要が生じると、その都度ビスを取外して
から雄ねじ部材を操作する必要があり、調整作業
に手間がかかるという欠点もある。
そこで、例えば実公昭53−33387号公報或い
は、特開昭55−122965号公報に記載されているよ
うな床部材と支持部材とをボルトとナツトで直接
締付け固定する手段を用いて、上下高さを調整用
の雄ねじ部材を螺合するための筒部材とは別個
に、床部材と支持部材とを固定する構造が考えら
れる。
このような構造によれば、筒部材の上面を覆わ
ないように床部材を配置して、床部材を固定した
後に再度上下高さの調整を上方からすることがで
きるものの、ボルトの支持部材に対する取付強度
を充分確保しにくいことと、床部材の水平方向の
移動をボルトで直接規制するものであることとに
より、地震の横振れ等の水平外力が作用した場
合、床部材が位置ずれし易くなつたり、ボルトが
破損する虞れがあつた。
つまり、床部材が比較的小径のボルトに直接嵌
合しているので、床部材に水平外力が作用すると
床部材とボルトとの嵌合面に作用する反力が集中
し易く、従つて、床部材に形成した貫通孔がボル
トでこじられると位置ずれし易くなるとともに、
ボルトのねじ山が床部材との接当によつてつぶれ
易く、必要に応じて床部材を支持部材から取外せ
なくなるおそれがあり、又、ボルトの支持部材に
対する取付位置が床部材の載置面と同じ位置にあ
るため、この取付位置から水平外力の作用位置ま
での距離が長く、水平外力によつてボルトと支持
部材との取付部に発生する曲げモーメントが大き
くなり、ボルトが確損し易くなるからである。
本考案は上記実状に鑑み、床部材の固定作業と
上下高さの調整作業とを共に床部材の上面側から
行えるようにして、作業性を向上させるものであ
りながら、床部材に水平外力が作用しても位置ず
れしにくく、たとえ大きな水平外力が作用しても
締付け具が破損しにくい浮床用支持装置を提供す
ることを目的とする。
上記目的を達成するための本考案の特徴構成
は、冒記した浮床用支持装置において、前記支持
部材の載置面に、前記パネル状床部材の端縁部に
形成した貫通孔に嵌合可能な複数のボス部を載置
面よりも上方に突出する状態で一体に連設し、こ
のボス部に上下方向の孔を穿設してその内周面に
雌ねじを形成し、前記貫通孔を前記ボス部に嵌合
することにより載置したパネル状床部材を挾んで
上面側から、ボルト式の締付け具を前記雌ねじに
螺合して、前記パネル状床部材と支持部材とを固
定連結可能に構成するとともに、前記高さ調整具
の雄ねじ部材の上端面に回転操作具を係合させる
係合溝を形成し、前記床部材の上面側からの回転
操作によつて雄ねじ部材を螺進させて、支持部材
と構造用床版との間の高さを調整可能に構成して
ある点にあり、かかる構成から次の作用効果を奏
する。
支持部材に形成した貫通孔の上方を覆わない
状態でパネル状床部材をボス部に嵌合させて位
置決め配置すれば、床部材の締付け固定連結作
業と、床部材の上下高さ調整作業とを共に床部
材の上面側から行え、作業性が極めて良い。
地震の横振れ等の水平外力をボルト式の締付
け具に直接作用させるのではなく、支持部材に
一体的に連設してあるボス部に作用させるもの
であるから、床部材に形成した貫通孔に作用す
る反力は比較的分散され易く、貫通孔が広がつ
て床部材が位置ずれするような事態を極力回避
することができるだけでなく、ボルト式の締付
け具のねじ山が床部材に直接接触しないので、
ねじ山がつぶれるおそれがない。
床部材に形成した貫通孔に嵌合するボス部に
対して床部材の載置面よりも高い位置でボルト
式の締付け具を螺合するものであるので、締付
け具とボス部との取付部に作用する曲げモーメ
ントを少なくすることができ、小径のボルト式
の締付け具を介して確実に固定することができ
る。
床部材を嵌合させるボス部を支持部材に一体
的に付設して、このボス部に対してボルト式の
締付け具を着脱するものであるから、支持部材
の厚みを厚くしたり、別途のボス部を形成する
ことなく、床部材を嵌合させるボス部を有効利
用して、締付け具自身の支持部材に対する取付
強度も充分確保することができ、仮に、締付け
具に外力が作用しても支持部材から外れにく
い。
支持部材にあらかじめボルトを立設してお
き、このボルトを床部材に形成した貫通孔に挿
通させて、上面側からナツトを締付けるように
構成してある場合には、床部材の厚みが薄くな
るとボルトの上端が床部材上面から突出するお
それがあるが、本考案によれば、ボルト式の締
付け具を床部材の上面側から螺合して締付ける
ので、床部材に形成した貫通孔の内周面にボル
ト頭部がかくれるだけの凹部を形成しておけ
ば、そのようなおそれは生じない。
尚、隣接する床部材間に隙間を設ける状態で床
部材を配置すれば、両床部材の端面を密着させた
ときのように、一方の床部材が他方の床部材に対
して撓むときに生じる床部材の端面同士が摺れ合
う音、いわゆる、きしみ音の発生を防止すること
ができる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図のように本支持装置Aは、構造用床版B
の上方に縦横両方向に沿つて隙間を設けて並設す
るパネル状床部材7を前記床版Bに支持するもの
で、第2図、第4図のように床部材7の端縁部を
載置支持する部材aと、この支持部材aと床版B
との間に介在される、支持部材aに形成した上下
方向の貫通孔1Bとしてのねじ孔に螺合する雄ね
じ部材2を備えている防振材c付き高さ調整具b
とを備え、かつ、前記支持部材aの載置面に、前
記床部材7端縁近くの上下貫通孔7aに対し、そ
の下側から嵌合自在なボス部1Aを載置面から上
方に突出する状態で付設し、このボス部1Aに、
床部材7端縁部を支持部材a載置面との間で床部
材7の上面側から締付け固定可能なボルト式の締
付け具dを着脱自在に設けた点を基本構成として
いる。
前記支持部材aは、床部材7に対する作用形態
の相違によつて、4方タイプ、2方タイプの二種
がある。4方タイプは同時に4枚の床部材7を
夫々の角隅において支持するもので、第2図のよ
うに前記高さ調整具bとの連結部である貫通孔1
Bから前記ボス部1Aに至る長さ50〜70mm程度の
腕1を4つ、90度を隔てて放射状に一体連設して
ある。2方タイプは同時に2枚の床部材7を夫々
の辺において支持するもので、第3図のように前
記同様の腕1を2つ180度隔てて一体連設してあ
る。
何れのタイプにあつても、その高さ調整具bは
同一構成とするのが一般的で、例えば、支持部材
aの貫通孔1Bに螺合する右又は左のねじ部と、
防振材cに被冠固定した台座3の筒部3Aに螺合
する左又は右のねじ部とをその上下両側に形成
し、かつ、上端に貫通孔1Bを通して上方から回
転操作する操作具としてのドライバーの先端を係
合する係合溝2aとしての一文字溝又は十文字溝
が形成された雄ねじ部材2を具備したもの等、タ
ーンバツクル式のものが高さ調整代を大きくとれ
るので好ましいが、前記貫通孔1Bと筒部3Aと
のうち何れか一方に対してのみ螺合するものであ
つてもよい。
支持部材aと床部材7との連結手段は、第4図
に示すように、前記の腕1の遊端に一体連設され
てある前記のボス部1Aの中心に、腕1の底面に
抜ける貫通孔1aが形成され、この孔1aの周面
に雌ねじ1a′を切る一方、前記締付け具dとして
ボルト4とワツシヤ5とを用いボルト4を孔1a
の雌ねじ1a′に螺合することにより、床部材7を
支持部材aに対して固定連結するよう構成されて
いる。床部材7の孔7aは、上半部が下半部より
径大で、上半部はワツシヤ5に、下半部はボス部
1Aに対応する径となつている。
支持部材aとしては、図示の腕状のもの以外方
形の扁平板状のものでよい。又、その材料はプラ
スチツク又は鋳鉄がよい。
防振材cとしては硝子繊維の集積体を150〜800
Kg/m3程度の高密度に圧縮賦形し、その全面をゴ
ム膜で被包したものが優れている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る浮床用支持装置の実施例を
示し、第1図は使用状況を示す斜視図、第2図は
全体の斜視図、第3図は他のタイプの支持部材を
示す斜視図、第4図は支持部材と床部材との連結
手段を示す断面図である。 a……支持部材、b……高さ調整具、d……締
付け具、B……構造用床版、1A……ボス部、1
B……貫通孔、2……雄ねじ部材、2a……係合
溝、3……台座、7……パネル状床部材、7a…
…孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 パネル状床部材7の端縁部を載置支持する支
    持部材aに上下方向の貫通孔1Bを形成し、前
    記貫通孔1Bと構造用床版B上に設置される台
    座3とに亘つて雄ねじ部材2を介装して支持部
    材aと構造用床版Bとの間の高さを調整する高
    さ調整具bを備えてある浮床用支持装置におい
    て、前記支持部材aの載置面に、前記パネル状
    床部材7の端縁部に形成した貫通孔7aに嵌合
    可能な複数のボス部1Aを載置面よりも上方に
    突出する状態で一体に連設し、このボス部1A
    に上下方向の孔1aを穿設してその内周面に雌
    ねじ1a′を形成し、前記貫通孔7aを前記ボス
    部1Aに嵌合することにより載置したパネル状
    床部材7を挾んで上面側から、ボルト式の締付
    け具dを前記雌ねじ1a′に螺合して、前記パネ
    ル状床部材7と支持部材aとを固定連結可能に
    構成するとともに、前記高さ調整具bの雄ねじ
    部材2の上端面に回転操作具を係合させる係合
    溝2aを形成し、前記床部材7の上面側からの
    回転操作によつて雄ねじ部材2を螺進させて、
    支持部材aと構造用床版Bとの間の高さを調整
    可能に構成してあることを特徴とする浮床用支
    持装置。 2 前記支持部材aは、前記高さ調整具bとの連
    結部である貫通孔1Bから前記ボス部1Aへ至
    る腕状のものに構成されている実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載の浮床用支持装置。
JP1980152935U 1980-10-25 1980-10-25 Expired JPS6224667Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980152935U JPS6224667Y2 (ja) 1980-10-25 1980-10-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980152935U JPS6224667Y2 (ja) 1980-10-25 1980-10-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5777432U JPS5777432U (ja) 1982-05-13
JPS6224667Y2 true JPS6224667Y2 (ja) 1987-06-24

Family

ID=29512212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980152935U Expired JPS6224667Y2 (ja) 1980-10-25 1980-10-25

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6224667Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0333879Y2 (ja) * 1984-10-23 1991-07-18
JPH0516343Y2 (ja) * 1986-11-04 1993-04-28

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128937A (ja) * 1974-09-02 1976-03-11 Inoe Kogyo Kk Fuookurifutoyoparetsuto

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5333387Y2 (ja) * 1973-12-21 1978-08-17
JPS5391320U (ja) * 1976-12-27 1978-07-26
JPS5545719U (ja) * 1978-09-18 1980-03-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5128937A (ja) * 1974-09-02 1976-03-11 Inoe Kogyo Kk Fuookurifutoyoparetsuto

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5777432U (ja) 1982-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6224667Y2 (ja)
JP2001049855A (ja) 床パネル支持脚装置
JPH0243142Y2 (ja)
JPH0624493Y2 (ja) プレキャストコンクリート板の固定用金具
JPH0214601Y2 (ja)
JPS6117145Y2 (ja)
JPH0441385A (ja) エレベータ用巻上機の耐震装置
JPS6328156Y2 (ja)
JPH0516343Y2 (ja)
JPH074264Y2 (ja) 床束の構造
JPS6350513Y2 (ja)
US5971349A (en) Machinery mount anchor base
JPS61282639A (ja) 弾性支持体
JPS6329047Y2 (ja)
JPS5819227Y2 (ja) 防振浮床用支持装置
JPH0130254Y2 (ja)
JPH0536085Y2 (ja)
JPS6112703Y2 (ja)
JPH0540186Y2 (ja)
JPH0536024Y2 (ja)
JPH06341191A (ja) 天井吊り金具
JPH0849344A (ja) 梁の補強部材
JPS5811355Y2 (ja) 振動体の取付装置
JPS5845922Y2 (ja) フオ−クリフトの駆動軸管取付け装置
JPH0227071Y2 (ja)