JPH0536085Y2 - - Google Patents

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JPH0536085Y2
JPH0536085Y2 JP10171887U JP10171887U JPH0536085Y2 JP H0536085 Y2 JPH0536085 Y2 JP H0536085Y2 JP 10171887 U JP10171887 U JP 10171887U JP 10171887 U JP10171887 U JP 10171887U JP H0536085 Y2 JPH0536085 Y2 JP H0536085Y2
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JP
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foundation
base plate
bolt
equipment
bolts
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  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はポンプ等の機器の据付構造に係り、特
に、コンクリート製の基礎台上に機器を水平に支
持してボルトとナツトとで締結して据付けるため
の構造に関するものである。
[従来の技術] 一般にコンクリート製の基礎台上のポンプ等の
機器を据付ける場合には第6図及び第7図に示す
如き据付構造が採用されている。
先ず、第6図に示す従来例にあつては図示する
ように、コンクリート製の基礎台a上にこれに据
付けられるポンプ等の機器bを水平に支持するた
めのベース板cを載置し、このベース板cと基礎
台aとにボルト挿通孔d,dをそれぞれ同軸上に
貫通して形成し、これらボルト挿通孔d,dに一
端部にネジ部eを形成した基礎ボルトfを挿通し
てネジ部eにナツトgを螺合させて、コンクリー
ト製の基礎台aとベース板cを締結して固定す
る。また、ベース板cと基礎台aとの間にはベー
ス板cを水平に支持するためにレベル調整用ライ
ナー部材hが介設されることになる。
このように基礎台a上に水平に支持されたベー
ス板c上にはこれに据付けられるポンプ等の機器
bが載置され、機器bに設けられたフランジ部i
とベース板cとは上記ボルトfと別の取付用ボル
トjにより締結されていた。即ち、フランジ部i
には取付用ボルトの挿通孔kが設けられていると
共にベース板cには螺合孔lが設けられており、
取付用ボルトjが挿通孔kを通して螺合孔lに螺
合することにより、機器bのフランジ部iはベー
ス板cに固定される。
他方、第7図に示す従来例にあつては機器bの
フランジ部iの挿通孔kとベース板c及び基礎台
aの挿通孔dとが同軸上に形成され。いずれか一
方からこれら挿通孔k,dに一端部にネジ部eを
有する基礎ボルトfを挿通させた後、ネジ部eに
ナツトgを螺合させて、機器bを基礎台a上に据
付けるものである。この従来例にあつては単一の
基礎ボルトfで機器b、ベース板c及び基礎台a
を締結するものであり、ベース板cと基礎台aと
の間にはベース板cを水平に支持するためのレベ
ル調整用ライナー部材hが第6図の従来例と同様
に介設されることになる。
[考案が解決しようとする問題点] 上述した従来例では次のような欠点があつた。
すなわち、第6図に示す従来例にあつては後述
する第7図の従来例と異なり、ポンプ等の機器b
を基礎台aから取り外す際に基礎ボルトfあるい
はナツトgを離脱する必要がないが、基礎ボルト
fの他の取付用ボルトjを要する。また、基礎ボ
ルトfと取付用ボルトjとがベース板c上に並設
されることから、据付面積が大きくなると共に機
器bが基礎台aに直結されていないことから、強
度的にも弱い。
次に、第7図の従来例にあつては単一の基礎ボ
ルトfで機器b、ベース板c及び基礎台aを直接
締結することができ、第6図の従来例の問題は一
応解消されているが、ベース板cと機器bとを上
部のナツトgで同時に締付けている構造であるこ
とから、機器bだけ取外したくても上部のナツト
gを取外すとベース板cまで外れてしまうと共に
基礎ボルトfが基礎台aから脱落してしまうとい
う問題がある。
そこで、本考案の目的は上記問題点を解消し、
機器を基礎台から基礎ボルトにより直結した構造
でありながら、ベース板を基礎台に固定したまま
で機器みのを取外すことができると共に基礎台か
らの基礎ボルトの落下を防止することができる機
器の据付構造を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために本考案は、ベース板
と機器を基礎ボルトにより通し締めする機器の据
付構造において、機器とベース板はそれぞれ別の
ナツトにより締付けられており、ベース板を締め
付けるナツトは機器の取付けに邪魔にならないよ
うにベース板または機器に設けられた凹部内に納
められたものである。
[作用] まず基礎台上にベース板を所定の水平レベルに
維持しながら基礎ボルトにより締結して固定する
ことができる。次いで、基礎ボルトの同軸上に延
長されて取付ボルトが一体的に形成されているた
めに基礎ボルトを介して機器が基礎台に直接連結
させて据付けることができることになる。
[実施例] 以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳
述する。
第1図に示す如く、据付けられるポンプ等の機
器1のフランジ部2に形成されているボルト挿通
孔3に相応されて同軸上にコンクリート製の基礎
台4とこれに載置されて機器1を水平に支持する
ためのベース板5とにボルト挿通孔6,7を貫通
させて形成する。また、基礎台4とベース板5と
の間にはベース板5を水平に調整して支持するた
めのレベル調整用ライナー部材8が介設される。
特に、本考案にあつては基礎台4とベース板5
とを締結する基礎ボルトと機器1を取り付けるた
めの取付ボルトとを同軸上に一体的に構成したも
のである。即ち、基礎台4とベース板5とのボル
ト挿通孔6,7に挿通されいずれか一端部にナツ
ト9が螺合されてベース板5と基礎台4とを互い
に締結するための基礎ボルト10は、この基礎ボ
ルト10のベース板5側よりベース板5上に載置
される上記フランジ部2のボルト挿通孔3を通し
て外方に一体的に延出されその長手方向に沿つて
ネジ部11を有する機器取付けボルト部12を有
している。また、図示するように、ベース板5に
は基礎ボルト10のヘツドあるいはナツトを収納
するための凹部13が設けられており、図示例に
あつては基礎ボルト10のヘツド14が収納され
てベース板5及び基礎台4のボルト挿通孔6,7
を基礎ボルト10が挿通して端部15が基礎台4
下に延出されることになる。この延出された端部
15にはネジ部16に座金17が嵌装されてナツ
ト9が螺合されることにより、ベース板5は基礎
台4に締結されることになる。尚、基礎ボルト1
0によりベース板5を基礎台4に取り付け際には
レベル調整用ライナー部材8によりベース板5の
レベルを調整しながら基礎ボルト10を定着する
ことになる。
このように、基礎ボルト10により基礎台4上
にベース板5を締結した後、基礎ボルト10から
一体的に延出されベース板5より突出した取付ボ
ルト部12にフランジ部2のボルト挿通孔3を挿
通させることにより、機器1をベース5上に載置
し、フランジ部2から延出された取付ボルト12
のネジ部11に座金18を嵌装させてナツト19
を螺合させることにより機器1はベース板5及び
基礎台4に据付けられることになる。
第1図及び第2図に示すように、ベース板5に
基礎ボルト10のヘツド14を収納しベース板5
より隆起させないと共に基礎ボルト10の一端部
をベース板5に常時螺合させるのための凹部13
が設けられているが、この凹部13は基礎ボルト
10のヘツド14の回転を規制するようにヘツド
14の外形と同一形状に形成し、ヘツド14を嵌
合させるように構成されている。また、第3図に
示すように、上記凹部13を正四角形に形成し、
これに収納されるヘツド14あるいはナツトを同
一形状にすることにより基礎ボルト10の端部1
5にナツト9を螺合させる際にその回転を規制す
ることができると共に基礎ボルト10をベース板
5に係合させ、基礎台4のボルト挿通孔7よりそ
の下部に落下することを防止できる。
以上のように、ボルトAは基礎ボルト10と取
付ボルト部12とが同軸上でかつ一体的に形成さ
れているために、据付けられる機器1は直接基礎
台4に締結されることになるため、機器1から伝
達される振動等は基礎台4に直接伝達されて吸収
されることになる。また、ベース板5に対して曲
げモーメント等が直接加わることなく、安定させ
て機器1を基礎台4に据付けることができる。
尚、第4図は変形実施例を示すものであり、単
一ボルトAを構成する基礎ボルト10をJ形状の
ものを採用したものであり、折返部20の先端部
21は基礎台4に設けられた係合溝22に係合さ
れるように構成されている。また、このJ形状の
基礎ボルト10を採用した場合にはベース板5を
延出する部分に沿つて連結して取付ボルト部12
が一体的に形成されると共にその長手方向に沿つ
てネジ部23が連続して形成され、このネジ部2
3にまずベース板5を基礎台4に締結するための
ナツト24が螺合されることになる。そしてベー
ス板5から延出された取付けボルト12にフラン
ジ部2の挿通孔3が嵌合され、ナツト19が螺合
されて機器1が据付けられることになる。この実
施例にあつては基礎ボルト10のナツト24を収
納する凹部25はフランジ部2に形成されること
になる。
第5図に示すものは更に別の実施例であり、ボ
ルトAをL形状のものを採用した例である。図示
するように基礎台4のボルト挿通孔7に挿通され
る基礎ボルト10がその先端部がL形状に折り返
されており、折返部20は基礎台4の下面部に係
合するように構成されている。また、図示するよ
うに、折返部20側には座金26を嵌装させて基
礎台4との係合を適確にすることも可能である。
その他の構成は第4図の実施例と同様に構成され
ているため、符合してその説明を省略する。
尚、ポンプ等の機器にはその下部周縁部に沿つ
て所定の間隔を隔ててフランジ部が設けられてお
り、これらフランジ部と基礎台とは上記実施例と
同様に締結されて機器は基礎台上に据付けられる
ことになる。
[考案の効果] 以上述べたように本考案によれば次のような効
果を奏する。
(1) ポンプ等の機器をコンクリート製の基礎台に
据付けた後、メンテナンス等により機器を取り
外す際に所定のレベルに支持されたベース板を
外すことなく、機器の取外しが可能である。
(2) また、機器の取外し時に基礎ボルトあるいは
ナツトの落下を防止することができる。
(3) 基礎ボルトに同軸上に機器を締結させて基礎
台に据付けることができ、ベース板への曲げモ
ーメントを加えることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側断面図、第
2図はベース板の変形例を示す側断面図、第3図
はベース板に形成される凹部の変形例を示す斜視
図、第4図は変形実施例を示す側断面図、第5図
は別の変形実施例を示す側断面図、第6図及び第
7図は従来例を示す側断面図である。 図中、Aはボルト、1は機器、4は基礎台、5
はベース板、10は基礎ボルト、9,19,24
はナツト、13はベース板の凹部、25はフラン
ジ部の凹部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース板と機器を基礎ボルトにより通し締めす
    る機器の据付構造において、機器とベース板はそ
    れぞれ別のナツトにより締付けられており、ベー
    ス板を締め付けるナツトは機器の取付けに邪魔に
    ならないようにベース板または機器に設けられた
    凹部内に締められていることを特徴とする機器の
    据付構造。
JP10171887U 1987-07-03 1987-07-03 Expired - Lifetime JPH0536085Y2 (ja)

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JP10171887U JPH0536085Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

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JP10171887U JPH0536085Y2 (ja) 1987-07-03 1987-07-03

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Publication Number Publication Date
JPS647905U JPS647905U (ja) 1989-01-17
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