JP2575951Y2 - ボックスのフレーム固定装置 - Google Patents

ボックスのフレーム固定装置

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JP2575951Y2
JP2575951Y2 JP1992061126U JP6112692U JP2575951Y2 JP 2575951 Y2 JP2575951 Y2 JP 2575951Y2 JP 1992061126 U JP1992061126 U JP 1992061126U JP 6112692 U JP6112692 U JP 6112692U JP 2575951 Y2 JP2575951 Y2 JP 2575951Y2
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JP
Japan
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frame
box
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hole
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昭紀 内村
雅昭 安川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ボックスのフレーム固
定装置に関し、さらに詳しく述べるとボックスにフレー
ムを固定するボックスのフレーム固定装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のボックスにフレームを固
定するには、フレームの両端をボルトで締めつけてボッ
クスに固定するのであるが、これだけではフレームがが
たつく場合があり、フレームの中間を固定することがあ
る。このフレームの中間を固定するボックスのフレーム
固定装置として、図4に示すものが存在する。
【0003】図において、20は固定部材で、ボックス10
に固定する固定片21と後述する連結金具100 を支持する
支持片22とこれら固定片21と支持片22とを連結した連結
片23とにより略凸状に形成されている。支持片22には、
ボルト90を挿入するための長方形状をなした通孔24と、
この通孔24の両端から連設されボルト90を係止するため
の半円形状の係止孔25とが設けている。
【0004】100 は連結金具で、フレーム30を固定する
上金具101 と、上金具101 に連結螺子103 介して連結し
支持片22に固定される下金具102 とから構成される。上
金具101 は、階段状に形成され、固定螺子104 をフレー
ム30に螺着することによってフレーム30を固定するとと
もに、連結螺子103 を介して下金具102 に連結する。下
金具102 は、階段状に形成され、ボルト90を挿入しナッ
ト105 に螺着させて固定部材20に固定する。
【0005】このボックスのフレーム固定装置でフレー
ムをボックスに固定するには、まず、固定部材20の通孔
24からボルト90の頭部を挿入した後、ボルト90を係止孔
25に移動させる。その後、ボルト90の螺子部を下金具10
2 に螺合させるとともにナット105 に螺着させ下金具10
2 を固定部材20に固定する。次に、フレーム30を固定螺
子104 で上金具101 に固定する。そして、上金具101 と
下金具102 とを連結螺子103 によって連結することによ
って、フレーム30をボックス10に固定する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前述した固定装置は、
フレームをボックスに固定するとき、フレームを上金具
に固定してから、連結螺子によって上金具と下金具とを
連結することによってフレームをボックスに固定してい
るので、図4に示すように、ブレーカを固定する基板60
と、電線導体をまとめる配線ダクト70とをフレームに固
定する固定位置がボックスのフレーム固定装置を固定し
た固定位置に一致した場合、連結螺子の締めつけが困難
であった。
【0007】本考案は、上記問題点に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、基板と配線ダクトとをフ
レームに固定する固定位置がボックスのフレーム固定装
置を固定した固定位置に一致しても、ボックスにフレー
ムと基板と配線ダクトの固定が簡単に行えるボックスの
フレーム固定装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案のボックスのフレ
ーム固定装置は、一面に開口を有するとともに、開口を
塞ぐ蓋を備えたボックスと、ボックス内部に固定される
ものであって、上面に通孔及びこの通孔に連設された係
止孔を有した固定部材と、固定部材に固定されるもので
あって、係止孔に重合する螺子孔を設けたフレームと、
固定部材の内部から係止孔を貫通しフレームの上面から
締めつける締着部材と、を備えたボックスのフレーム固
定装置において、前記締着部材は、固定部材の内部に装
着される頭部とこの頭部の垂直方向に突設し内方に雌螺
子を有した軸部とからなり、フレームを固定した状態で
軸部の先端がフレームの下面に当接する雌螺子体と、雌
螺子に螺合する雄螺子体とから構成してある。
【0009】
【作用】本考案の構成によれば、締着部材は、固定部材
の内部に頭部を係止しフレームの螺子孔に軸部の雌螺子
が重合する雌螺子体と、雌螺子に螺合する雄螺子体とか
ら構成したので、フレームの上面からフレームを固定す
ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案のボックスのフレーム固定装置
の一実施例を使用したボックスを図1乃至図3に基づい
て説明する。なお、従来例のものと基本的機能が同様の
部材には同一の符号を付している。
【0011】フレーム30の中間を固定するボックスのフ
レーム固定装置は、図1に示すように、フレーム30が固
定されるボックス10と、ボックス10内部に固定された固
定部材20と、固定部材20に固定されるフレーム30と、固
定部材20の内部からフレーム30の上面に延びフレーム30
を固定部材20に締めつける締着部材40と、締着部材40が
固定部材20から抜けるのを防止する抜け止め部材50とか
ら構成されている。
【0012】ボックス10は、金属板材を折曲形成してな
るもので、フレーム30が固定される底面11と、この底面
11を包むように底面11から垂直に延びた側面12とを有す
る。
【0013】固定部材20は、ボックス10に固定する固定
片21と後述する抜け止め部材50に覆われる支持片22とこ
れら固定片21と支持片22とを連結した連結片23とにより
略凸状に形成されている。支持片22には、後述する雌螺
子体41を挿入するための長方形状をなした通孔24と、こ
の通孔24の両端から連設され雌螺子体41を係止するため
の半円形状の係止孔25とを設けている。
【0014】フレーム30は、金属板材を折曲形成してな
るもので、図2に示すように、基板60を固定する上片31
と、この上片31から垂下した垂下片32とを有する。上片
31には、基板60を固定するための螺子孔33を有するとと
もに、両端にボルト80が挿通される挿通孔34を設けてい
る。
【0015】締着部材40は、固定部材20に装着される雌
螺子体41と、フレーム30の上面から雌螺子体41に螺着す
る雄螺子体42とを有する。雌螺子体41は、雄螺子体42を
締めつけたとき、回転しないように回動方向が六角状に
形成され固定部材20内部に装着される頭部43と、円柱状
に形成され頭部43の垂直方向に突設し内方に雌螺子45を
有した軸部44とから構成されている。この軸部44は、フ
レーム30をボックス10に固定した状態でフレーム30の下
面に当接するように形成される。
【0016】抜け止め部材50は、プラスチック等の合成
樹脂で形成され、連結片23を覆う横片51と、固定部材20
に係止する係止片52と、固定部材20の通孔24に嵌合する
嵌合片53と、これらを連結した連結片54とを有する。連
結片54には、雌螺子体41の軸部44を挿通するための通孔
55が設けてある。
【0017】このボックスのフレーム固定装置でフレー
ムの中間をボックスに固定するには、まず、固定部材20
の通孔24から雌螺子体41の頭部43を挿入した後、雌螺子
体41を係止孔25に移動させる。次に、抜け止め部材50の
通孔55に軸部44が挿通させて抜け止め部材50を固定部材
20に装着する。次に、フレーム30の螺子孔33が雌螺子45
に重合するようフレーム30を位置させる。そして、雄螺
子体42をフレーム30の螺子孔33から螺合し、雌螺子45に
螺着させて、フレーム30をボックス10に固定する。
【0018】また、図2に示すように、ブレーカを固定
する基板60と、電線導体をまとめる配線ダクト70とをフ
レーム30に固定する固定位置がボックスのフレーム固定
装置を固定した固定位置に一致した場合には、前述した
ように、フレーム30の螺子孔33が雌螺子45に重合するよ
うフレーム30を位置させた後、基板60の挿通孔61及び配
線ダクト70の挿通孔71をフレーム30の螺子孔33に重合さ
せる。そして、雄螺子体42をフレーム30の螺子孔33から
挿通し、雌螺子45に螺着させて、フレーム30をボックス
10に固定する(図3参照)。
【0019】なお、雌螺子体は、頭部の外周形状を六角
状に形成しているが、雄螺子体を締めつけたとき、回転
しないような形状であれば四角状等の適宜の形状が適用
できる。また、軸部は、円柱状に形成されているが、固
定部材の係止孔及び抜け止め部材を貫通できるものであ
れば、角柱状等に形成されていてもよい。
【0020】
【考案の効果】本考案のボックスのフレーム固定装置
は、フレームの上面からフレームを固定することがで
き、基板と配線ダクトとをフレームに固定する固定位置
がボックスのフレーム固定装置を固定した固定位置に一
致しても、簡単にフレームをボックスに固定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1のものを用いて基板と配線ダクトとを固定
する方法を示す分解斜視図である。
【図3】図2のものを固定した斜視図である。
【図4】従来例を示す分解斜視図である。
【図5】図4のものを用いて基板と配線ダクトとを固定
する方法を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ボックス 20 固定部材 24 通孔 25 係止孔 30 フレーム 33 螺子孔 40 締着部材 41 雌螺子体 42 雄螺子体 43 雌螺子体の頭部 44 雌螺子体の軸部 45 雌螺子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02B 1/30 - 1/32 H02B 1/42

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に開口を有するとともに、開口を塞
    ぐ蓋を備えたボックスと、ボックス内部に固定されるも
    のであって、上面に通孔及びこの通孔に連設された係止
    孔を有した固定部材と、固定部材に固定されるものであ
    って、係止孔に重合する螺子孔を設けたフレームと、固
    定部材の内部から係止孔を貫通しフレームの上面から締
    めつける締着部材と、を備えたボックスのフレーム固定
    装置において、 前記締着部材は、固定部材の内部に装着される頭部とこ
    の頭部の垂直方向に突設し内方に雌螺子を有した軸部と
    からなり、フレームを固定した状態で軸部の先端がフレ
    ームの下面に当接する雌螺子体と、雌螺子に螺合する雄
    螺子体とから構成したことを特徴としたボックスのフレ
    ーム固定装置。
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