JPH0516499Y2 - - Google Patents

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JPH0516499Y2
JPH0516499Y2 JP20229686U JP20229686U JPH0516499Y2 JP H0516499 Y2 JPH0516499 Y2 JP H0516499Y2 JP 20229686 U JP20229686 U JP 20229686U JP 20229686 U JP20229686 U JP 20229686U JP H0516499 Y2 JPH0516499 Y2 JP H0516499Y2
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case
flanges
instrument
locking
elastic member
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車輌等に取付けれる計器ケースの固定
装置に関する。
[従来の技術] 従来、計器本体を収納した計器ケースを例えば
オートバイの車体側に固定するには、計器本体を
収納した下ケースと上ケースとを、それぞれ対応
して設けられたフランジ同志を重ね合せた状態で
複数のビスにより固定して計器ケースを形成し、
この計器ケースに設けられた取付部を車体側に複
数のビスにより固定していた。
[考案が解決しようとする問題点] 上記従来技術においては、下ケースと上ケース
とが、上、下フランジを重ね合せた状態で複数の
ビスにより固定されているため、上、下フランジ
間に隙間が生じ易く、この隙間から雨水、塵埃等
が計器ケース内に侵入しやすく、車体に加わる外
乱要因によつて計器ケースが振動した場合、上、
下フランジ同志が擦動し微粉を生じるという不具
合があつた。さらに、上ケースと下ケースとを複
数のビスにより固定した後、計器ケースの取付部
を複数のビスにより車体側に固定していたためビ
ス締め作業に手間がかかるという問題を有してい
た。
そこで本考案は防塵、防水、防粉効果を有する
と共にビス締め作業が簡単な計器ケースの固定装
置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案は上ケースと下ケースとに相互に対応し
てフランジを全周に設け、各フランジの適所に溝
または孔を複数設け、前記上、下フランジ間に介
在され、前記溝または孔に対応させて上下に突出
形成した係止部を有する弾性部材を設け、この弾
性部材の各係止部を前記溝または孔に嵌合係止す
ることにより前記上、下フランジ間に弾性部材を
介在させて上、下ケースを固定して構成される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して
説明する。
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示
し、1は計器ケースであり、計器本体2が収納固
定された下ケース3の前面開口部に上ケース4が
見返し板5を介して配設されている。6,7は上
ケース4と下ケース3の全周対応位置に水平に突
出形成されたフランジであり、この上、下フラン
ジ6,7の適所にはそれぞれ6個の係止孔8,9
が相対応して設けられている。10は前記フラン
ジ6,7とほぼ同形、同大のゴム等の環状弾性部
材であり、その上、下面には前記係止孔8,9と
対応して弾性を有する係止部12,13が一体に
突出形成している。この係止部12,13は前記
係止孔8,9に挿入される挿入部14と係止孔
8,9の開口縁に係止する突部15とを有してい
る。前記弾性部材10は上、下ケース4,3の
上、下フランジ6,7間に介在され、各係止部1
2,13は対応する係止孔8,9に挿通されて突
部15が上、下フランジ6,7の上、下面にそれ
ぞれ係止される。16は前記下フランジ7の一部
を延出して形成される取付部である。17は車体
側の取付部材であり、この先端のフランジ18が
上ケース4の外周面に形成された段部19に係止
した状態で前記取付部材17の下面側の取付固定
部20に計器ケース1の取付部16が取付ビス2
1により止着固定されている。
本実施例は上記のように構成しているため、下
ケース3のフランジ7と上ケース4のフランジ6
との間に弾性部材10が介在し、この状態で係止
部12,13と係止孔8,9との係合によつて
上、下ケース4,3が固定されるため、上、下フ
ランジ6,7間からの雨水、塵埃の侵入が弾性部
材10によつて予防されると共に、フランジ6,
7は弾性部材10と接触するため擦動によつ微粉
の発生が予防される。また計器ケース1を車体側
に固定した状態では、取付部材17のフランジ1
8に上ケース4の段部19を係止させて下ケース
3側に設けられた取付部16が車体側取付固定部
20に締結されるため、弾性部材10は上、下フ
ランジ6,7間で圧着され、良好な防塵、防水お
よび防粉効果が得られる。また上、下ケース4,
3は係止部12,13と係止孔8,9との係合に
よつて固定され、この状態で計器ケース1を取付
ビス21により車体側に固定するから、ビス締め
作業は従来に比べて簡略化される。
第4図および第5図は第2実施例を示し、上記
実施例と同一部分に同一符号を用い同一箇所の説
明を省略して説明すると、上、下ケース4,3の
各フランジ6,7にはそれぞれ係止溝8a,9a
が相対応して設けられており、上、下フランジ
6,7間に2個に分割した弾性部材10a,10
bが介在した状態で各係止部12,13が前記係
止溝8a,9bに係合して上、下ケース4,3が
固定されている。計器ケース1の取付部16は、
取付部材17の下面側に形成された突部22に前
記上面係止部12を係止した状態で取付固定部2
0の取付ボルト21aに緩衝部材23を介してナ
ツト24で締結されている。
本実施例は上記のように構成しているため、下
ケース3のフランジ7と上ケース4のフランジ6
との間に弾性部材10a,10bが介在し、この
状態で係止部12,13と係止溝8a,9aとの
係合によつて上、下ケース4,3が固定されるた
め、上、下フランジ6,7間からの雨水、塵埃の
侵入が弾性部材10a,10bによつて予防され
ると共に、フランジ6,7は弾性部材10a,1
0bと接触するため擦動による微粉の発生が予防
される。また計器ケース1を車体側に固定した状
態では、取付部材17の突部22に上側係止部1
2を係止させて下ケース3側の取付部16を車体
側取付固定部20に締結するため弾性部材10
a,10bは上、下フランジ6,7間で圧着さ
れ、良好な防塵、防水および防粉効果が得られ
る。また上、下ケース4,3は係止部12,13
と係止溝8a,9aとの係合によつて固定され、
この状態で計器ケース1をナツト24により車体
側に固定するから上、下ケース4,3固定用のビ
ス締め作業が省略できる。また計器ケース1の取
付部16は緩衝部材23を介して締結しているた
め防振効果も得られる。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく本考案の要旨の範囲内において種々の変形実
施が可能である。例えば弾性部材、係止部、係止
用の溝または孔の形状、構造、数は適宜選択すれ
ばよく、計器ケースの形状および車体側の取付部
材は各種タイプに適応できることは勿論である。
[考案の効果] 本考案は上ケースと下ケースとの相互に対応し
てフランジを設け、各フランジの適所に溝または
孔を複数設け、前記上、下フランジ間に介在され
前記溝または孔に対応させて上下に突出形成した
係止部を有する弾性部材を設け、この弾性部材の
各係止部を前記溝または孔に嵌合係止することに
より、前記上、下フランジ間に弾性部材を介在さ
せて上、下ケースを固定してなり、防塵、防水お
よび防粉も良好であると共に、ビス締め作業が簡
単な計器ケースの固定装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例であ
り、第1図は全体断面図、第2図は要部の拡大断
面図、第3図は分解斜視図、第4図および第5図
は第2実施例であり、第4図は要部の断面図、第
5図は分解斜視図である。 1……計器ケース、2……計器本体、3……下
ケース、4……上ケース、6,7……フランジ、
8,9……孔、8a,9a……溝、10,10
a,10b……弾性部材、12,13……係止
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上ケースと下ケースとにより計器本体を収納す
    る計器ケースを形成し、この計器ケースに車体側
    に固定される取付部を設け、前記計器ケースの上
    ケースと下ケースとに相互に対応してフランジを
    全周に設け、各フランジの適所に溝または孔を複
    数設け、前記上、下フランジ間に介在され、前記
    溝または孔に対応させて上下に突出形成した係止
    部を有する弾性部材を設け、この弾性部材の各係
    止部を前記溝または孔に嵌合係止し、前記上、下
    フランジ間に弾性部材を介在させて上、下ケース
    を固定してなることを特徴とする計器ケースの固
    定装置。
JP20229686U 1986-12-24 1986-12-24 Expired - Lifetime JPH0516499Y2 (ja)

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JPS63105023U JPS63105023U (ja) 1988-07-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2569664Y2 (ja) * 1991-10-14 1998-04-28 愛知時計電機株式会社 ガスメータの流量表示装置
JP3281299B2 (ja) * 1997-10-01 2002-05-13 矢崎総業株式会社 計器の組付構造

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JPS63105023U (ja) 1988-07-07

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