JPH0140210Y2 - - Google Patents

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JPH0140210Y2
JPH0140210Y2 JP6347583U JP6347583U JPH0140210Y2 JP H0140210 Y2 JPH0140210 Y2 JP H0140210Y2 JP 6347583 U JP6347583 U JP 6347583U JP 6347583 U JP6347583 U JP 6347583U JP H0140210 Y2 JPH0140210 Y2 JP H0140210Y2
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JP
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plate
housing
protection plate
protection
electronic device
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  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車のトランク等に塔載する車載
無線機筐体等の電子機器筐体を保護し、若しくは
周囲物体に及ぼす熱による被害を軽減させるため
の電子機器筐体の保護装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来、この種の装置は第1図及び第2図に示す
ように電子機器筐体1の縦位置及び横位置に対応
する底部側面に突起2を複数個設け、この固定具
2に備えたネジ3を車体に固定した取付板4に螺
合して固定する。一方、保護板5の内側に連設し
た取付片6にボス7を取付け、このボス7及び取
付片6にネジ8を保持する。而してこのネジ8を
前記突起2に形成したネジ孔9に螺合し、保護板
5により電子機器筐体1を被覆している。この保
護板5を電子機器筐体1の突起2に固定するに
は、保護板5に形成した孔10よりドライバー等
の工具を挿入してネジ締め作業を行わなければな
らず、従つて突起2の上方に工具挿入用のデツド
スペースが生じ、これが電子機器筐体1をトラン
クルーム内における取付場所の制約を受ける一原
因となつている。また電子機器筐体1を取付板4
より取外すには、その都度、保護板5を固定して
いるネジ8を外さなければならず、非能率的であ
つた。
考案の目的 本考案は、前記従来の欠点を解消すべく、デツ
ドスペースを無くして電子機器筐体の取付場所の
制約を解消することができ、また電子機器筐体を
保護板により制約を受けることなく簡単に取付板
より取外すことができ、更には電子機器筐体の保
護及び周囲物体に及ぼす熱による被害の軽減を確
実に図ることができるようにした電子機器筐体の
保護装置を提供しようとするものである。
考案の構成 本考案は、前記目的を達成するため、直方体状
の電子機器筐体の対向する側面の中、少くとも一
側面に取付けられ、先端に係止部を備えた係止具
と、前記筐体における係止具を備えた側面を前後
方向より選択的に被覆する側板の内面に前記係止
具に係止される係止片を備え、この側板の一側
に、前記筐体における係止具を備えた側面と直角
の側面を選択的に被覆し得る側板を連設した側面
保護板と、前記筐体の前面を被覆する前面板に側
面保護板に連結する連結板を連設した前面保護板
と、この前面保護板の連結板に側面保護板の前、
後部を選択的に固定する締着具と、前面保護板の
前面板を筐体前面に固定する締着具と、側面保護
板及び前面保護板と筐体との間に介在される低熱
電導性材製のスペーサーとよりなり、側面保護板
と前面保護板により電子機器筐体における自動車
等のトランクに対する取付面を除く二側面と前面
を被覆するように構成したことを特徴とするもの
である。
実施例の説明 第3図乃至第6図に示すように電子機器筐体
(以下、単に筐体と称す)11の後面12と前面
13に、この筐体11を横位置と縦位置に取付け
る第1の突起14,15と第2の突起16,17
が一対宛取付けられ、各突起14乃至17の上面
は筐体11の面から離れるに従つて次第に高さを
減じるように傾斜され、底部中央部に切欠溝18
が形成されている。一方、取付板19は筐体11
を載置する平面部20の長手方向両側に自動車の
トランク内に取付けるための脚片21が設けら
れ、平面部20の前端に水平に対し第2の突起1
6,17の傾斜面とほぼ等しい角度で傾斜した傾
斜側板22が設けられている。平面部20の後側
中央部には第1の突起14,15を挿入状態で係
合する係合部23が設けられ、平面部20の前端
中央部に第2の突起16,17の切欠溝18を係
合する突条24が設けられている。傾斜側板22
のほぼ中央部にはネジ孔25が形成され、その下
側には突条24に係合した第2の突起16,17
の傾斜面の延長線上に位置して圧接面を有する突
隆部26が設けられ、突隆部26に隣接してピン
状のストツパー27が突設されている。
而して傾斜側板22のネジ孔25に菊座金2
8、固定板29及びスプリング30に挿通した固
定ネジ31を螺合し、その先端にEリング32を
係合する。次いで筐体11の第1の突起14を取
付板19の係合部23に係合すると共に第2の突
起16の切欠溝18を突条24に係合して筐体1
1を横向きにして平面部20に載置する。次いで
固定ネジ31を回転させ、この回転に伴い固定板
29を摩擦抵抗により回転させ、その係合部29
aをストツパー27に係合し、回転を規制する。
この状態で更に固定ネジ31を回転させ、固定板
29をスプリング30の弾性に抗して押圧し、第
2の突起16の斜係面と突隆部26の圧接面に跨
つて圧接することにより筐体11を取付板19に
取付けることができる。また第9図及び第10図
に示すように第1の突起15と第2の突起17を
取付板19の係合部23と突条24に係合するこ
とにより前記と同様にして筐体11を縦向きにし
て取付板19に取付けることができる。
前記取付板19は自動車のトランク内において
荷物の積込みの邪魔にならないように隅部に取付
ける。従つて筐体11の取付板19に対する取付
面と、信号、入出力等を処理するためのケーブル
33を導出した後面と、トランクの壁面に沿つた
側面を除く2側面と前面を保護する必要がある。
本考案は筐体11における2側面と前面を保護
しようとするもので、特に第3図及び第4図より
明らかなように筐体11を横向きに取付けた状態
で上面となる幅広の側板34と、これと対向する
幅広の側板35の後側中央部に係止具36,37
が取付けられ(第9図参照)、この係止具36,
37は軸部38の先端に鍔状の係止部39が設け
られている。筐体11の前面板12の中央部には
ネジ孔40が形成されている。この筐体11にお
ける幅広の側板34とこれと直角ないずれかの側
板41若しくは42と前面板12、即ち2側面と
前面を側面保護板43と前面保護板44により保
護する。
側面保護板43は、筐体11の幅広の側板34
若しくは35を被覆する幅広の側板45と筐体1
1の幅狭の側板41若しくは42を被覆する幅狭
の側板46が一体に連設されている。側板45の
前後両側には夫々一対の位置決め孔47と48が
形成され、その中間部に夫々固定ネジ49の挿通
孔50と51が形成されている。側板45の内面
の前後両側の中央部には前記係止具35の係止部
37に係止される係止片52と53が取付けられ
ている。側板45と46の内面の前後両側には複
数個の突起状のスペーサー54が取付けられ、こ
れらスペーサー54は低熱電導性材により形成さ
れている。これら前後の位置決め孔47と48、
ネジ挿通孔50と51、係止片52と53及びス
ペーサー54は対称的に配置されている。従つて
側面保護板43の側板45の前後いずれかの側を
筐体11の前方よりその側板34若しくは35に
被覆させることにより側面保護板43の側板46
を筐体11の側板41若しくは42に被覆させる
ことができる(第7図及至第10図参照)。
前面保護板44は、筐体11の前面板12を被
覆する前面板55と側面保護板43の側板45に
連結される連結板56が一体に連設されている。
前面板55の中央部には筐体11のネジ孔40に
対応してブツシユ57が挿通状態で支持されてい
る。このブツシユ57は固定ネジ58を挿通状態
に保持し、スペーサーを兼用している。連結板5
6の両側には位置決め孔47若しくは48に対応
して位置決め用突起59が設けられ、その中間部
にはネジ挿通孔50若しくは51に対応してネジ
孔60が形成されている。
次にこれらの保護板43,44を筐体11に取
付ける順序について説明する。今、第7図に示す
ように取付板19を自動車のトランク内における
進行方向の右側隅部に取付け、筐体11を横向き
にして取付板19に取付けるものとする。この場
合、側面保護板44の側板45における前側の位
置決め孔47に前面保護板44の連結板56にお
ける位置決め用突起59を挿入して位置決めし、
側板45のネジ挿通孔50より連結板56のネジ
孔60に固定ネジ49を螺合して両者を連結す
る。次いでこれら保護板43,44を、その側板
45の後側を筐体11の前方より側板34に被覆
させ、側板45の後側の係止片53を側板34の
係止具36に係止させる。然る後固定ネジ58を
筐体前面板12のネジ孔40に螺合することによ
り取付けることができ、保護板43,44により
筐体11の前面板12と、上面となる側板34、
トランクの壁とは反対側の側板41の2側面を保
護することができる。
また第8図に示すように取付板19を自動車の
トランク内における進行方向の左側隅部に取付
け、筐体11を横向きにして取付板19に取付け
るものとする。この場合、側面保護板43の側板
45における後側の位置決め孔48に前面保護板
44の連結板56における位置決め用突起59を
挿入して位置決めし、側板45のネジ挿通孔51
より連結板56つネジ孔60に固定ネジ49を螺
合して両者を連結する。次いでこれら保護板4
3,44を、その側板45の前側を筐体11の前
方より側板34に被覆させ、側板45の前側の係
止片52を側板34の係止具36に係止させる。
然る後、固定ネジ58を筐体前面板12のネジ孔
40に螺合することにより取付けることができ、
保護板43,44により筐体11の前面板12
と、上面となる側板34、トランクの壁とは反対
側の側板42の2側面を保護することができる。
また第9図に示すように取付板19を自動車の
トランク内における進行方向の左側隅部に取付
け、筐体11を縦向きにして取付板19に取付け
るものとする。この場合、保護板43,44は筐
体11に対し、第7図のと同様に取付けることに
より筐体11の前面板12と、上面となる側板4
1、トランクの壁とは反対側の側板34の2側面
を保護することができる。
また第10図に示すように取付板19を自動車
のトランク内における進行方向の右側隅部に取付
け、筐体11を縦向きにして取付板19に取付け
るものとする。この場合、側面保護板43と前面
保護板44は第8図と同様に連結し、その側板4
5の前側を筐体11の前方より側板35に被覆さ
せ、側板45の前側の係止片52を側板35の係
止具37に係止させる。然る後、固定ネジ58を
筐体前面板12のネジ孔40に螺合することによ
り取付けることができ、保護板43,44により
筐体11の前面板12と、上面となる側板41、
トランクの壁とは反対側の側板35の2側面を保
護することができる。
考案の効果 以上の説明より明らかなように本考案によれ
ば、側面保護板の前後に前面保護板を締着具によ
り選択的に連結するようにし、前面保護板を筐体
前面板の中央部に締着具で取付けるようにしてい
る。従つて前面保護板で電子機器筐体の前面を、
また側面保護板で電子機器筐体の任意の2側面を
保護することができ、しかも従来の如きデツドス
ペースを無くすることができるので、電子機器筐
体の取付場所の制約を解消することができる。ま
た電子機器筐体は保護板の制約を受けることなく
所定個所に取付け、若しくは取外すことができ
る。更に保護板により電子機器筐体の保護を図る
ことができることは勿論のこと、電子機器の発熱
による周囲物体に対する被害を防止することがで
きる等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の保護装置の分解斜視図、第2図
はその一部切欠側面図、第3図は本考案の一実施
例による保護装置の分解斜視図、第4図はその一
部断面図、第5図及び第6図は本考案により保護
する電子機器筐体を取付板に取付ける装置の分解
斜視図及び一部切欠側面図、第7図乃至第10図
はそれぞれ使用例を示す同斜視図である。 11……電子機器筐体、14,15,16,1
7……突起、19……取付板、29……固定板、
31……固定ネジ、36,37……係止具、40
……ネジ孔、43……側面保護板、44……前面
保護板、47,48……位置決め孔、49……固
定ネジ、50,51……ネジ挿通孔、52,53
……係止片、54……スペーサー、57……ブツ
シユ(スペーサー兼用)、58……固定ネジ、5
9……位置決め用突起、60……ネジ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 直方体状の電子機器筐体の対向する側面の中、
    少くとも一側面に取付けられ、先端に係止部を備
    えた係止具と、前記筐体における係止具を備えた
    側面を前後方向より選択的に被覆する側板の内面
    に前記係止具に係止される係止片を備え、この側
    板の一側に、前記筐体における係止具を備えた側
    面と直角の側面を選択的に被覆し得る側板を連設
    した側面保護板と、前記筐体の前面を被覆する前
    面板に側面保護板に連結する連結板を連設した前
    面保護板と、この前面保護板の連結板に側面保護
    板の前、後部を選択的に固定する締着具と、前面
    保護板の前面板を筐体前面に固定する締着具と、
    側面保護板及び前面保護板と筐体との間に介在さ
    れる低熱電導性材製のスペーサーとを設けたこと
    を特徴とする電子機器筐体の保護装置。
JP6347583U 1983-04-26 1983-04-26 電子機器筐体の保護装置 Granted JPS59169084U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6347583U JPS59169084U (ja) 1983-04-26 1983-04-26 電子機器筐体の保護装置

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JP6347583U JPS59169084U (ja) 1983-04-26 1983-04-26 電子機器筐体の保護装置

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JPS59169084U JPS59169084U (ja) 1984-11-12
JPH0140210Y2 true JPH0140210Y2 (ja) 1989-12-01

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JP6347583U Granted JPS59169084U (ja) 1983-04-26 1983-04-26 電子機器筐体の保護装置

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JPS59169084U (ja) 1984-11-12

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