JPH0617160Y2 - 回路基板の固定装置 - Google Patents

回路基板の固定装置

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JPH0617160Y2
JPH0617160Y2 JP2070689U JP2070689U JPH0617160Y2 JP H0617160 Y2 JPH0617160 Y2 JP H0617160Y2 JP 2070689 U JP2070689 U JP 2070689U JP 2070689 U JP2070689 U JP 2070689U JP H0617160 Y2 JPH0617160 Y2 JP H0617160Y2
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JP
Japan
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circuit board
case
opening
protective cover
fixing device
Prior art date
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JP2070689U
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JPH02111188U (ja
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誠 宮島
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は回路基板の固定装置に関する。
[従来の技術] この種の固定装置を車輌用計器に適用した場合を例にし
て説明する。車輌用計器においては、ケース内に速度
計,回転計,水温計,燃料計等の各種計器類が収納され
るとともに、この各計器類と併設して車輌の状態を集中
的に運転者に知らせる警報表示装置が収納されている。
また、ケース内には警報表示装置の表示項目別に複数の
部屋が区画形成され、この各部屋の底部に設けた照明灯
の点灯により前記各部屋の上部開口部に設けた表示板を
透過照明して警報表示するように構成されている。ま
た、前記各照明灯は第1の回路基板に装着され、この第
1の回路基板を前記ケースを底壁に設けた開口部から挿
入するとともに、第1の回路基板の両側をケースに設け
た一対の位置決め溝に嵌入して前記第1の回路基板をケ
ース内に位置決め状態で挿入配置している。また、前記
ケースの底壁には、前記第1の回路基板と直交して第2
の回路基板が配設され、この第2の回路基板には前記ケ
ース内に収納された速度計に付設する速度警報器等の各
種電気機器を駆動する多数の電気部品が実装されてい
る。また、前記第2の回路基板には前記電気部品と周辺
機器とが接触しないよう電気部品を覆う絶縁性の保護カ
バーが設けられている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、前記従来例においては、警報表示器の照明灯
を装着する第1の回路基板をケースに設けた開口部から
ケース内に挿入配置する構成のため、この開口部からの
第1の回路基板の抜け出しを規制して第1の回路基板を
保持し、かつ、開口部からケース内に埃等の侵入を防止
するため開口部に覆い蓋を設け、この覆い蓋をねじにて
ケースに固定するようにしている。このため、覆い蓋及
びこの覆い蓋を止着するねじが必要となり、部品点数の
増加を招き、また、ねじ止め作業等による回路基板の固
定作業が煩雑となりやすく、その作業効率が悪いという
問題がある。
そこで本考案は、部品点数の低減を図るとともにケース
内に配置する回路基板を容易に固定保持でき、その作業
効率を高めることのできる回路基板の固定装置を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本考案は、ケースの底壁に回路基板を挿入する開口部を
設け、この開口部を介して第1の回路基板を前記ケース
の背後側からケース内に挿入配置するとともに、前記ケ
ースの外面側の底壁に前記第1の回路基板と直交して第
2の回路基板を配設するようにした回路基板の固定装置
において、前記第2の回路基板を覆う保護カバーを設
け、この保護カバーに前記開口部を閉塞し、かつ、前記
第1の回路基板の端部と当接する抑え部を一体に設けた
ものである。
[作用] 第2の回路基板を覆う保護カバーをケースの底壁に固定
することにより、この保護カバーに設けた抑え部が第1
の回路基板を挿入する開口部を閉塞するとともに、第1
の回路基板と当接し、この第1の回路基板がケースと抑
え部とにより挾着保護される。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を添付図面を参照して説明す
る。
第1図及び第2図は本考案の第1実施例を示し、1は速
度計、回転計、燃料計、水温計等の各種計器本体2を収
納固定するケースであり、このケース1内には前記計器
本体2と併設する方向指示表示、燃料残量、前照灯の上
下向きなど警報表示項目に応じた部屋3が仕切壁4によ
り区画形成され、各部屋3の底部には照明灯5が設けら
れている。また、この場合、各照明灯5は第1の回路基
板6に夫々電気的に接続固定され、この第1の回路基板
6を前記各部屋3の下方に設けた収納室7に収納配置し
ている。収納室7の対向壁には一対の溝部8が設けられ
るとともに、収納室7の下方に位置する前記ケース1の
底壁1Aには開口部9が設けられ、この開口部9を介し
て前記第1の回路基板6の収納室7内に挿入して第1の
回路基板6の左右両側を前記溝部8に差し込むことによ
って、第1の回路基板6を収納室7に位置決め保持し、
かつ、この第1の回路基板6に装着する各照明灯5を前
記各部屋3内にそれぞれ配置させている。そして、この
照明灯5を車輌の各部の故障あるいは各種機器の動作に
応じて点灯させ、前記各部屋3の上部開口部に設けた表
示板10により照明表示するよう構成している。
11は前記計器ケース1の外側の底壁1Aに沿って配設す
るFPC板(フレキシブルプリント配線板)であり、こ
のFPC板11には前記ケース1内に収納する例えば速度
計本体に付設する速度警報器、夜間照明用ランプ等の各
種電気機器(図示しない)と電気的に接続される所定の
導電パターン12が印刷等にて形成されるとともに、この
FPC板11の外方には前記第1の回路基板6と直交して
多数の電気部品13を実装する第2の回路基板14が配置さ
れ、この第2の回路基板14と前記FPC板11とにそれぞ
れ設けたコネクタ15を介して電気的に接続される。
また、前記第2の回路基板14には前記電気部品13が周辺
機器との接触により生じる短絡事故を回避するため、電
気部品13を覆う合成樹脂等の絶縁材料から成る保護カバ
ー16が被装され、この保護カバー16の後面周縁に形成す
る段差部16Aに前記第2の回路基板14の周縁を嵌着し、
かつ、保護カバー16の対向壁に設けた一対の係止爪17を
第2の回路基板14の後面に係止して両者を一体的に組付
固定している。また、保護カバー16下端縁部には前記ケ
ース1の底壁1Aに形成する開口部9と対応して平板状
の抑え部18が一体に形成され、この抑え部18には前記ケ
ース1内に配置する第1の回路基板6に設けたコネクタ
6Aと連結する外部コネクタ(図示しない)を挿通する
挿通孔19が穿設されている。そして、前記保護カバー16
と第2の回路基板14とを一体的に組み付けた後、この保
護カバー16を第2の回路基板14を介して前記ケース1の
底壁1Aに突出形成する複数の取付脚20にねじ21にて固
定している。この場合、前記保護カバー16に設けた抑え
部18が前記ケース1の底壁1Aに形成する開口部9を閉
塞し、かつ、この開口部9を介して収納室7に配置する
第1の回路基板6の下端と当接し、前記第1の回路基板
6は前記抑え部18と照明灯5を収納する部屋3の底部と
の間で挾着保持されたものである。
従って、本考案においては、保護カバー16に抑え部18を
一体形成し、この抑え部18によってケース1内に配置す
る第1の回路基板6を挟着固定し、かつ、開口部9を閉
塞してケース1内に侵入する埃塵等を良好に遮断するこ
とができ、前記従来例のように開口部9を閉塞する覆い
蓋並びに止めねじ等が不用となり、部品点数を低減する
ことができるとともに、保護カバー16をケース1に固定
すると同時に第1の回路基板6を挟着固定することがで
き、その作業効率を高めることができる。また、この実
施例では、抑え部18に穿設する挿通孔19を介して第1の
回路基板6に設けたコネクタ6Aと外部コネクタ(図示
しない)とを結合する際、挿通孔19およびこの挿通孔19
周縁に保護カバー16から一体に立設した周壁部19Aによ
って外部コネクタ(図示しない)を案内導入することに
より結合作業を容易に行うこともできる。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく本考
案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であり、例え
ば第1の回路基板6を位置決めする溝部8は第3図で示
すように、抑え部18の後面と、照明灯5を収納する部屋
3の底部にそれぞれ溝部8Aを対向して設け、この溝部
8Aによって第1の回路基板6を位置決めしてもよく、
あるいは第4図で示すように切欠状の溝部8Bによって
第1の回路基板6を位置決めしてもよく、その位置決め
構造は適宜設定すればよい。
また本考案の基板固定装置を警報表示器に適用した場合
を示したが、これに限らず、例えば速度計に付設する速
度警報器を駆動するための回路基板等の各種電気機器に
適用可能である。
なお、上述した実施例ではケース内に挿入して取り付け
る第1の回路基板を一枚のみとしたが、複数の回路基板
をケース内にほぼ縦方向に収納し、この各第1の回路基
板をケースの外側で固定する第2の固定基板を保護する
ための保護カバーに設けた抑え部によって抜け止め保持
するようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は、ケースの底壁に回路基板を挿入する開口部を
設け、この開口部を介して第1の回路基板を前記ケース
の背後側からケース内に挿入配置するとともに、前記ケ
ースの外面側の底壁に前記第1の回路基板と直交して第
2の回路基板を配設するようにした回路基板の固定装置
において、前記第2の回路基板を覆う保護カバーを設
け、この保護カバーに前記開口部を閉塞し、かつ、前記
第1の回路基板の端部と当接する抑え部を一体に設けた
ことにより、部品点数の低減を図るとともに、ケース内
に配置する回路基板および外部に固定する回路基板の固
定作業を容易に行うことができ、その作業効率を高める
ことができる回路基板の固定装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、第1図は
分解斜視図、第2図は断面図、第3図及び第4図は本考
案の変形例を示し、第3図は断面図、第4図は要部の平
断面図である。 1…ケース 1A…底壁 6…第1の回路基板 9…開口部 14…第2の回路基板 16…保護カバー 18…抑え部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケースの底壁に回路基板を挿入する開口部
    を設け、この開口部を介して第1の回路基板を前記ケー
    スの背後側からケース内に挿入配置するとともに、前記
    ケースの外面側の底壁に前記第1の回路基板と直交して
    第2の回路基板を配設するようにした回路基板の固定装
    置において、前記第2の回路基板を覆う保護カバーを設
    け、この保護カバーに前記開口部を閉塞し、かつ、前記
    第1の回路基板の端部と当接する抑え部を一体に設けた
    ことを特徴とする回路基板の固定装置。
JP2070689U 1989-02-25 1989-02-25 回路基板の固定装置 Expired - Lifetime JPH0617160Y2 (ja)

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JP2070689U JPH0617160Y2 (ja) 1989-02-25 1989-02-25 回路基板の固定装置

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JP2070689U JPH0617160Y2 (ja) 1989-02-25 1989-02-25 回路基板の固定装置

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Publication Number Publication Date
JPH02111188U JPH02111188U (ja) 1990-09-05
JPH0617160Y2 true JPH0617160Y2 (ja) 1994-05-02

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ID=31237299

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JP2070689U Expired - Lifetime JPH0617160Y2 (ja) 1989-02-25 1989-02-25 回路基板の固定装置

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