JPH0432797Y2 - - Google Patents

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JPH0432797Y2
JPH0432797Y2 JP4181186U JP4181186U JPH0432797Y2 JP H0432797 Y2 JPH0432797 Y2 JP H0432797Y2 JP 4181186 U JP4181186 U JP 4181186U JP 4181186 U JP4181186 U JP 4181186U JP H0432797 Y2 JPH0432797 Y2 JP H0432797Y2
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JP
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electronic circuit
circuit unit
housing
front plate
connector
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JP4181186U
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、通信装置用筐体に関し、特に前面に
種々のスイツチや発光ダイオード、液晶表示ユニ
ツトなど電子回路により動作される部品の搭載が
必要とされる通信装置用筐体に関する。
[従来の技術] 従来この種の通信装置用筐体においては、第3
図に示すように筐体1の前面板5をはずすことに
より筐体前面側に一時的に形成される開口空間に
対し前面より複数の電子回路ユニツトを搭載する
構造とされていた。この種の筐体1において前面
の操作可能で視認可能な位置にスイツチ14や発
光ダイオード13あるいは液晶表示ユニツト12
などの電子回路により動作される部品(以後これ
らを前面搭載部品と言う)を搭載する場合、主に
以下に述べる二つの方法がとられていた。
一つは、筐体1の前面側の開口部から搭載され
る電子回路ユニツトに搭載方向に対して垂直な面
を持つ金属板や電子回路板などの基板21を固定
し、この基板21に前面搭載部品を実装する方法
であり前面板5には実装された前面搭載部品の配
置に合わせて穴22が設けられていた。
もう一つは、前面搭載部品が実装された金属板
や電子回路板などの基板を前面に固定し、先端に
コネクタを保有した電線により筐体内部の電子回
路ユニツトと電気的接続が行われた。また電子回
路ユニツトの着脱性を向上するために電子回路ユ
ニツトに直接接続せず筐体内部に別に設けられた
中継端子部を介して電気的接続がなされることも
あつた。通常電線により前面板の電子回路ユニツ
トと筐体内部の電子回路ユニツトの電気的接続が
なされる場合、電線の保護(前面板をはずす際の
断線に対する保護)を考慮し前面板はヒンジ等に
より開閉可能なように固定されていた。
[解決すべき問題点] 前述した従来の通信装置用筐体には次のような
欠点があつた。すなはち筐体に搭載される電子回
路ユニツトの搭載間隔はその電子回路ユニツトに
実装される部品の高さに大きく左右されるが、前
面搭載部品は操作性、視認性から小型化に限界が
あるため前面搭載部品を筐体内部に搭載される電
子回路ユニツトに固定し前面板と平行に配置する
構造によれば不必要な空間を必要とし高密度実装
に適さない欠点があつた。また電子回路ユニツト
の占有体積が大きくなるとスイツチなどの操作時
に不要な力のかかる部品がある場合、強固な取り
つけをしなければならずひては構造部品の増加・
大型化を招き組立工数など組立性に悪影響を与え
る欠点があつた。さらに前面搭載部品の配置は筐
体に搭載される電子回路ユニツトに制限されるた
め、操作性・視認性・意匠性を優先させた配置が
困難となる欠点もあつた。一方前面板に前面搭載
部品を固定し電線により筐体に搭載された電子回
路ユニツトと接続した場合、前面板は電線によつ
て筐体に拘束され前面板や筐体の取扱がわずらわ
しくなる欠点がありまた取扱時に電線が断線する
恐れもあつた。断線の可能性を考慮し前面板をヒ
ンジ等により開閉可能な状態に支持することもあ
るが、筐体および前面板の構造が複雑となり電線
の布線もあるため筐体の組立性が悪くなる欠点が
あつた。加えて前面板を開いた状態で搭載された
電子回路ユニツトを保守する際、前面板が作業者
の作業空間を占有するため作業効率が悪くなる欠
点があつた。
[問題点の解決手段] 上述した従来の問題点を解決すべく本考案は、
筐体の前面板をはずすことにより筐体前面側に一
時的に形成される開口空間に前面側より複数の電
子回路ユニツトを搭載できる構造を持つた筐体
と、筐体に搭載されかつ前端部にコネクタが固定
され一個または複数の電子回路ユニツトと、スイ
ツチ、発光ダイオードおよび液晶表示ユニツト等
の電気回路によつて動作される部品が前面の操作
可能で視認可能な位置に固定され前記コネクタに
嵌合する位置に他のコネクタに固定された前面板
とを含有してなる通信装置用筐体を提供せんとす
るものである。
そのために本考案は、電子回路ユニツトが内部
に搭載され前面の操作可能で視認可能な位置にス
イツチ、発光ダイオードおよび電気回路により動
作される表示ユニツトなどが配置されてなる通信
装置用筐体において、前記スイツチ、発光ダイオ
ードおよび表示ユニツトのうちの少なくとも一つ
が前面板に実装されてなる他の電子回路ユニツト
を保有し、前記他の電子回路ユニツトと前記電子
回路ユニツトとが前記前面板を取り付けることに
より嵌合されるように配置されたコネクタによつ
て電気的に接続されてなることを特徴とする通信
装置用筐体を提供するものである。
[実施例] 次に、本考案について図面を参照して説明す
る。
第1図は、本考案の一実施例の斜視図である。
第2図は、第1図実施例の前面板のA−A線断面
図である。
筐体1はガイド3および溝2を有し前面の開放
された箱状成形品であり、その前面板5にはコネ
クタ7と前面搭載部品たる液晶表示ユニツト1
2、発光ダイオード13およびスイツチ14とが
金属板6および電子回路板11によつて固定され
ている。電子回路ユニツト8,10等は第1図の
矢印X方向からガイド3によつて筐体1に搭載さ
れ、電子回路ユニツト8は前端にコネクタ9を有
している。前面板5の突起4の位置を筐体1の溝
2に合せこの溝2を支点として前面板5を矢印X
方向に回転させることにより、前面板5の背面に
配置されたコネクタ7が電子回路ユニツト8に固
定されたコネクタ9に対して嵌合され電気的接続
がなされる。
[考案の効果] 以上説明したよう本考案は、前面板に前面搭載
部品を固定し前面板背面に固定されたコネクタと
内部の電子回路ユニツト前端のコネクタとを前面
板を取り付けることにより嵌合するよう配置して
なるので、(1)電子回路ユニツトの構造部品の点数
が著しく減り組立性が向上し製品コストが減少す
る効果を有し、(2)筐体内の空間が有効に使用でき
搭載できる電子回路ユニツトが増えまた前面搭載
部品の配置も筐体に搭載される電子回路ユニツト
の制約を受けず操作性、視認性、意匠性を優先し
た配置が可能となる効果を有し、(3)電線にて接続
した場合とはちがい前面板が筐体に拘束されない
ので筐体の取扱が容易で前面板が作業者の妨げに
なることがなく筐体に搭載された電子回路ユニツ
トの保守が容易である効果を有し、(4)前面板を筐
体に開閉可能な状態で支持する必要がなく電線の
布線も不要であるため筐体の構造が簡略になり製
品コストが減少する効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の通信装置用筐体の一実施例を
示す斜視図、第2図は第1図実施例の前面板のA
−A線断面図、第3図は従来例の斜視図である。 1……筐体、2……溝、3……ガイド、4……
突起、5……前面板、6……金属板、7……コネ
クタ、8……電子回路ユニツト、9……コネク
タ、10……電子回路ユニツト、11……電子回
路板、12……液晶表示ユニツト、13……発光
ダイオード、14……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子回路ユニツトが内部に搭載され前面の操作
    可能で視認可能な位置にスイツチ、発光ダイオー
    ドおよび電気回路により動作される表示ユニツト
    などが配置されてなる通信装置用筐体において、
    前記スイツチ、発光ダイオードおよび表示ユニツ
    トのうちの少なくとも一つが前面板に実装されて
    なる他の電子回路ユニツトを保有し、前記他の電
    子回路ユニツトと前記電子回路ユニツトとが前記
    前面板を取り付けることにより嵌合されるよう配
    置されたコネクタによつて電気的に接続されてな
    ることを特徴とする通信装置用筐体。
JP4181186U 1986-03-24 1986-03-24 Expired JPH0432797Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016161506A (ja) * 2015-03-04 2016-09-05 新コスモス電機株式会社 計測機器

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JPH066553Y2 (ja) * 1987-12-18 1994-02-16 富士通株式会社 部品実装正面板付プリント板ユニット

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