JP2549610Y2 - ネスト - Google Patents
ネストInfo
- Publication number
- JP2549610Y2 JP2549610Y2 JP1992011785U JP1178592U JP2549610Y2 JP 2549610 Y2 JP2549610 Y2 JP 2549610Y2 JP 1992011785 U JP1992011785 U JP 1992011785U JP 1178592 U JP1178592 U JP 1178592U JP 2549610 Y2 JP2549610 Y2 JP 2549610Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nest
- connector
- backboard
- card
- bus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はプリント基板を複数収容
するネストに係り、特にネスト間のハーネス接続作業の
簡素化に関する。
するネストに係り、特にネスト間のハーネス接続作業の
簡素化に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、例えば実開平1−1801
03号公報でネストを複数収容するキャビネット(電子
機器収容筐体)を提案している。図4は従来のマンマシ
ンインターフィイス用筐体の構成図で、表示を行うCR
Tユニットと、キー入力を行うキーボードが設けられて
いる。筐体内部には、ステーション制御ネストSCN、
他局との通信を管理する通信ネストCNN、磁気ディス
ク装置HDD、分電盤PDB並びにマンマシン制御装置
MM−CTLが装着されており、各ユニット間はワイヤ
ハーネスを用いて接続している。
03号公報でネストを複数収容するキャビネット(電子
機器収容筐体)を提案している。図4は従来のマンマシ
ンインターフィイス用筐体の構成図で、表示を行うCR
Tユニットと、キー入力を行うキーボードが設けられて
いる。筐体内部には、ステーション制御ネストSCN、
他局との通信を管理する通信ネストCNN、磁気ディス
ク装置HDD、分電盤PDB並びにマンマシン制御装置
MM−CTLが装着されており、各ユニット間はワイヤ
ハーネスを用いて接続している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに各ユニットを筐体内に配置すると、隙間などの関係
でハーネスの引回しが困難になることがあり、配線作業
に伴う組立時間が増大するという課題があった。本考案
はこのような課題を解決したもので、ハーネスの引回し
作業が少なくて済むネストを提供することを目的とす
る。
うに各ユニットを筐体内に配置すると、隙間などの関係
でハーネスの引回しが困難になることがあり、配線作業
に伴う組立時間が増大するという課題があった。本考案
はこのような課題を解決したもので、ハーネスの引回し
作業が少なくて済むネストを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本考
案は、左右に設けられた側板10,20と、天板30並
びに底板40により囲われたネストにおいて、このネス
トの正面方向から挿入されるカードの取付け用コネクタ
52と、正面バス接続コネクタ54を有する正面バック
ボード50と、このネストの背面方向から挿入されるカ
ードの取付け用コネクタ62と、当該正面バス接続コネ
クタと接続される背面バス接続コネクタ64を有する背
面バックボード60と、このネストの正面と背面の略中
間位置に取り付けられ、正面バックボードと背面バック
ボードの取り付けられる間隔dを定める断面コの字状の
補強部70とを具備し、ネストの正面及び背面の両側か
らカードを装着すると共に、前記補強部の定める間隔
は、前記正面バス接続コネクタと背面バス接続コネクタ
の雄雌端子の嵌合を確保することを特徴としている。
案は、左右に設けられた側板10,20と、天板30並
びに底板40により囲われたネストにおいて、このネス
トの正面方向から挿入されるカードの取付け用コネクタ
52と、正面バス接続コネクタ54を有する正面バック
ボード50と、このネストの背面方向から挿入されるカ
ードの取付け用コネクタ62と、当該正面バス接続コネ
クタと接続される背面バス接続コネクタ64を有する背
面バックボード60と、このネストの正面と背面の略中
間位置に取り付けられ、正面バックボードと背面バック
ボードの取り付けられる間隔dを定める断面コの字状の
補強部70とを具備し、ネストの正面及び背面の両側か
らカードを装着すると共に、前記補強部の定める間隔
は、前記正面バス接続コネクタと背面バス接続コネクタ
の雄雌端子の嵌合を確保することを特徴としている。
【0005】
【作用】背面バックボードと正面バックボートは、電気
的にはバス接続コネクタにより接続され、機械的には補
強部を介して組み立てられている。従って、ネストの収
容能力は正面と裏面からカードを装着することにより二
倍となり、従来複数のユニットに分散されていた機能を
集約して収納できる。各カードの電気的接続はバックボ
ードを用いているので、従来のワイヤハーネスに比較し
て簡便となる。
的にはバス接続コネクタにより接続され、機械的には補
強部を介して組み立てられている。従って、ネストの収
容能力は正面と裏面からカードを装着することにより二
倍となり、従来複数のユニットに分散されていた機能を
集約して収納できる。各カードの電気的接続はバックボ
ードを用いているので、従来のワイヤハーネスに比較し
て簡便となる。
【0006】
【実施例】以下、図面を用いて本考案を詳細に説明す
る。図1は本考案の一実施例を示す構成斜視図で、各部
品を分離して示してある。ネストは板金よりなる右側板
10と左側板20を有しており、両者ともラック取付け
用の断面L字形の取付けブラケット12,22が溶接さ
れている。天板30と底板40は、左右の側板とともに
ネストの外枠を形成するもので、カード取付け用の取付
け穴が設けられている。正面バックボード50はカード
との接続に用いるコネクタ52が設けられており、各コ
ネクタの端子間を接続するバスが形成されている。背面
バックボード60はネストの背面側にカードとの接続に
用いるコネクタ62が設けられるものである。補強部7
0はフレーム状の部材で、ネストの正面と背面の略中間
に取り付けられると共に、正面バックボード50と背面
バックボード60が背中合わせに取り付けられる。
る。図1は本考案の一実施例を示す構成斜視図で、各部
品を分離して示してある。ネストは板金よりなる右側板
10と左側板20を有しており、両者ともラック取付け
用の断面L字形の取付けブラケット12,22が溶接さ
れている。天板30と底板40は、左右の側板とともに
ネストの外枠を形成するもので、カード取付け用の取付
け穴が設けられている。正面バックボード50はカード
との接続に用いるコネクタ52が設けられており、各コ
ネクタの端子間を接続するバスが形成されている。背面
バックボード60はネストの背面側にカードとの接続に
用いるコネクタ62が設けられるものである。補強部7
0はフレーム状の部材で、ネストの正面と背面の略中間
に取り付けられると共に、正面バックボード50と背面
バックボード60が背中合わせに取り付けられる。
【0007】図2は正面バックボード50と背面バック
ボード60の接続状態を示す要部拡大図である。補強部
70は断面コの字状をしており、正面バックボード50
と背面バックボード60の間隙dを定める間隙部72
と、正面バックボード50に当接する正面当接部74並
びに背面バックボード60と当接する背面当接部76を
有している。正面バックボード50の正面バス接続コネ
クタ54と背面バックボード60の背面バス接続コネク
タ64は、雄雌端子の嵌合により両者のバスを接続する
もので、従来のワイヤハーネスの行っていた機能を行
う。
ボード60の接続状態を示す要部拡大図である。補強部
70は断面コの字状をしており、正面バックボード50
と背面バックボード60の間隙dを定める間隙部72
と、正面バックボード50に当接する正面当接部74並
びに背面バックボード60と当接する背面当接部76を
有している。正面バックボード50の正面バス接続コネ
クタ54と背面バックボード60の背面バス接続コネク
タ64は、雄雌端子の嵌合により両者のバスを接続する
もので、従来のワイヤハーネスの行っていた機能を行
う。
【0008】図3はカード装着状態を説明する斜視図で
ある。ネストの正面側からカード80が挿入され、カー
ドのコネクタ82と正面バックボード50のコネクタ5
2とが係合するとともに、カードのフロントプレート8
4がネストの正面に固定される。固定には、天板30と
底板40に設けた穴を用いて、例えばネジ止めしたりラ
ッチにより取り付ける。同様にして、ネストの背面側か
らもカードを装着する。これにより、各カードはバスと
接続されるから、動作用の電源と信号の供給を受けるこ
とになる。
ある。ネストの正面側からカード80が挿入され、カー
ドのコネクタ82と正面バックボード50のコネクタ5
2とが係合するとともに、カードのフロントプレート8
4がネストの正面に固定される。固定には、天板30と
底板40に設けた穴を用いて、例えばネジ止めしたりラ
ッチにより取り付ける。同様にして、ネストの背面側か
らもカードを装着する。これにより、各カードはバスと
接続されるから、動作用の電源と信号の供給を受けるこ
とになる。
【0009】このようなネストを従来の筐体に収容する
と、各ユニットに用いるプリント基板のサイズをネスト
装着用のカードサイズに統一することで、従来各ネスト
に分散して収容されたカードを一個のネストに収容する
ことも可能になる。そこで、従来ハーネスを用いて接続
していた各ユニットがバスにより接続される。
と、各ユニットに用いるプリント基板のサイズをネスト
装着用のカードサイズに統一することで、従来各ネスト
に分散して収容されたカードを一個のネストに収容する
ことも可能になる。そこで、従来ハーネスを用いて接続
していた各ユニットがバスにより接続される。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によればネ
ストの正面と背面の両側からカードを装着するようにし
たので、ネストに収容できるカードの量が増大し、従来
各ユニットが筐体内に分散配置されていたものを集約し
て収納できるので、各ユニット間を接続するハーネスの
取付け作業が軽減され、実用上の効果は大きい。
ストの正面と背面の両側からカードを装着するようにし
たので、ネストに収容できるカードの量が増大し、従来
各ユニットが筐体内に分散配置されていたものを集約し
て収納できるので、各ユニット間を接続するハーネスの
取付け作業が軽減され、実用上の効果は大きい。
【図1】本考案の一実施例を示す構成斜視図である。
【図2】正面バックボード50と背面バックボード60
の接続状態を示す要部拡大図である。
の接続状態を示す要部拡大図である。
【図3】カード装着状態を説明する斜視図である。
【図4】従来装置の構成図である。
10,20 側板 30 天板 40 底板 50 正面バックボード 60 背面バックボード 70 補強部
Claims (1)
- 【請求項1】左右に設けられた側板(10,20)と、
天板(30)並びに底板(40)により囲われたネスト
において、 このネストの正面方向から挿入されるカードの取付け用
コネクタ(52)と、正面バス接続コネクタ(54)を
有する正面バックボード(50)と、 このネストの背面方向から挿入されるカードの取付け用
コネクタ(62)と、当該正面バス接続コネクタと接続
される背面バス接続コネクタ(64)を有する背面バッ
クボード(60)と、 このネストの正面と背面の略中間位置に取り付けられ、
正面バックボードと背面バックボードの取り付けられる
間隔(d)を定める断面コの字状の補強部(70)と、 を具備し、ネストの正面及び背面の両側からカードを装
着すると共に、前記補強部の定める間隔は、前記正面バ
ス接続コネクタと背面バス接続コネクタの雄雌端子の嵌
合を確保することを特徴とするネスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992011785U JP2549610Y2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | ネスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992011785U JP2549610Y2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | ネスト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0573992U JPH0573992U (ja) | 1993-10-08 |
JP2549610Y2 true JP2549610Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=11787597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992011785U Expired - Fee Related JP2549610Y2 (ja) | 1992-03-10 | 1992-03-10 | ネスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2549610Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3083988U (ja) * | 2001-05-24 | 2002-02-22 | 純子 西村 | 携帯用フン処理セット |
-
1992
- 1992-03-10 JP JP1992011785U patent/JP2549610Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0573992U (ja) | 1993-10-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |