JP2001203046A - 基板実装用コネクタ及びコネクタ用の端子 - Google Patents
基板実装用コネクタ及びコネクタ用の端子Info
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Abstract
交換の単位を小さくし、位置合わせ誤差を吸収する能力
を高め、端子を保護しつつ実装作業を効率的に行えるよ
うにし、接続信頼性を高めること。 【解決手段】 複数のリードピンLを有する実装品を回
路基板4に実装する際に用いる基板実装用コネクタであ
り、絶縁性材料により形成されたハウジングHと、その
ハウジングH内に設けられ、実装品の各リードピンLと
それぞれ接続される複数の端子3とを備える。ハウジン
グHは、回路基板4の表面に接触する底面1aを有する
底板部分11と、その底板部分から回路基板の厚さ方向
に突出する複数の突出部分12と、それら各突出部分の
内部に設けられ、端子3の一部又はリードピンの先端部
L1の少なくとも一方をそれぞれ収容する収容凹部12
1とを備える。
Description
を有する実装品を回路基板に実装する際に用いる基板実
装用コネクタ及びコネクタ用の端子に関する。
類(ムーブメント)を回路基板に実装する場合、従来か
ら図10に示すような方法が採用されている。
に速度メータ等のムーブメント301を実装する際に、
複数個のソケット型端子303をコネクタとして使用す
る例を示している。ムーブメント301には、その下面
から突出する複数のムーブメントリードLが設けられて
いる。各ソケット型端子303は、各ムーブメントリー
ドLにそれぞれ1対1で対応するように小型化したもの
である。したがって、各ソケット型端子303は、回路
基板304上の前記各ムーブメントリードLにそれぞれ
対応する位置に配置される。
トリードLの数にソケット型端子303を対応させて用
いる実装技術では、以下のような点で解決すべき課題が
ある。
ように回路基板304上に自立させて固定しているた
め、小型の割には比較的背が高い。そのため、回路基板
を含むメータ全体を薄く構成したい場合に薄型化を図り
にくい問題がある。
る一つのムーブメント301に対して複数必要となるた
め、部品交換時の作業が繁雑になる問題がある。そのた
め、部品交換の単位を小さくしたい要求を満足すること
ができない。
単体として回路基板304上に自立させている関係で、
端子の剛性が必要となり、柔軟性に欠ける。そのため、
ムーブメント301をソケット型端子303に正確に位
置合わせして実装しなければならず、その分、作業性が
悪いという問題がある。
ト部分が露出しているために、実装作業時にコンタクト
部分を直接触れることになり、端子の変形や端子間のシ
ョート等の問題を起こす恐れがある。
ブメントの組立性や薄型化に配慮した技術が開示され、
特開平7−146310号公報にはムーブメントを配線
板に容易かつ正確に装着可能にしてムーブメント組み付
けの自動化を図れるようにした技術が開示されている。
しかし、これらは何れもムーブメント自体を改良する考
え方であり、既存のムーブメントでも利用可能なコネク
タ(ソケット)を用いて解決する考え方とは根本的に相
違している。
実装品全体の薄型化の要求、部品交換の単位を小さくし
たい要求、位置合わせ誤差を吸収する能力を高めたい要
求、端子を保護しつつ実装作業を効率的に行えるように
する要求、接続信頼性を高められる要求、等の種々の要
求に応えることができる、基板実装用コネクタ及びコネ
クタ用の端子を提供することにある。
め、本発明では以下の構成を採用した。本発明では、複
数のリードピンを有する実装品を回路基板に実装する際
に用いる基板実装用コネクタであって、絶縁性材料によ
り形成されたハウジングと、そのハウジング内に設けら
れ、前記実装品の各リードピンとそれぞれ接続される複
数の端子とを備え、前記ハウジングは、前記回路基板の
表面に接触する底面を有する底板部分と、その底板部分
から回路基板の厚さ方向に突出する複数の突出部分と、
それら各突出部分の内部に設けられ、前記端子の一部又
は前記リードピンの先端部の少なくとも一方をそれぞれ
収容する収容凹部とを備える構成とした。
厚さ方向に突出する突出部分の内部に収容凹部を設け、
その収容凹部に、端子の一部又はリードピンの先端部の
少なくとも一方を収容する構成としている。これによ
り、回路基板表面からの端子の高さを低くすると共に、
リードピンの先端部を回路基板表面よりも下方に位置さ
せることができる。したがって、回路基板とコネクタを
含む実装品全体の薄型化の要求に対応することができ
る。また、各リードピンと接続される複数の端子を一つ
のハウジング内に設けたので、部品交換の単位を小さく
したい要求、及び、端子を保護しつつ実装作業を効率的
に行えるようする要求にも応えることができる。
定部と、前記リードピンに接触するコンタクト部と、そ
のコンタクト部を前記固定部に揺動可能に支持する支持
部とを備え、前記コンタクト部が前記収容凹部上に位置
し、前記リードピンの先端部が前記収容凹部内に収容さ
れるように構成することもできる。このように構成すれ
ば、コンタクト部とリードピンとの有効接触長を長くす
ることができるので、接続信頼性を高めることができ
る。
前記固定部から前記底板部分の上面に沿って横方向に延
びる形態で配置されている構成とすることが好ましい。
このように端子全体を横方向に延びるように配置するこ
とで、端子の背丈を低くすることができる。これによ
り、コネクタ自体の薄型化も図ることができる。
ンが挿入される互いに平行な一対の平板部分と、その両
平板部分の両端どうしを連結する連結部分とを含み、前
記両平板部分は、その表面が前記ハウジングの底板部分
に対して略鉛直に配置されている構成とすることもでき
る。このようにすれば、両平板部分間にリードピンが挿
入されて電気的に接続される。その際、両平板部分の両
端どうしを連結する連結部分が存在するので、両平板部
分は板バネのような弾力性を発揮し、リードピンの進入
により互いに離間させられても元に復帰する力を持つ構
成となる。これにより、コンタクト部はリードピンを挟
み付けて良好な接続状態を維持する。
ンを前記一対の平板部分間へ案内するためのガイド部分
を備えている構成とすることが好ましい。このように構
成することで、リードピンはガイド部分によって一対の
平板部分間へ確実に案内される。
上縁に沿ってそれぞれ設けられ、かつ、前記リードピン
側へ向かうにしたがって平板部分の上縁から互いに広が
る傾斜面を有する構成とすることが好ましい。このよう
にすれば、実装時にリードピンが位置ずれしていても、
リードピンの先端は傾斜面のどこかに当たり、傾斜面に
沿って滑り落ちて一対の平板部分間に案内される。した
がって、実装時の位置合わせ誤差を吸収する能力を高め
たい要求に応えることができる。また、ガイド部分は平
板部分の補強機能を発揮する。したがって、両平板部分
間にリードピンが挿入されると、両平板部分は殆ど湾曲
することなく連結部分を弾性変形させて互いに離間し、
その状態でリードピンを挟み付ける。
底板部分を貫通してその底板部分の底面から突出するソ
ルダーテイルを備え、各ソルダーテイルは前記底板部分
の底面中央に一列に配置されている構成とすることが好
ましい。このようにソルダーテイルを底板部分の底面中
央に一列に配置することで、ハウジングに対する端子の
配置に規則性を持たせることができる。
同一形状であって前記ハウジングに対して一対又は二対
以上の偶数個単位で設けられ、前記固定部が前記ハウジ
ングの幅方向又は長さ方向の何れかの方向で互いに重畳
し、その重畳した部分を中央にして前記コンタクト部が
左右に配置されている構成とすることが好ましい。この
ように端子をハウジングに偶数個単位で設け、端子の固
定部どうしを重畳させることで、ソルダーテイルを一列
に配置することができる。また、同一形状の複数の端子
を用いて製作コストの低減に寄与することも可能にな
る。
るハウジング本体と、そのハウジング本体に被せるカバ
ーとを含み、そのカバーには、前記各端子のコンタクト
部にそれぞれ対応する位置に前記リードピンの挿入口が
設けられた構成とすることもできる。ハウジングをハウ
ジング本体とカバーとで構成することで、ハウジングに
対する端子の組み付け作業性やハウジングの製作性が容
易になる。さらに、端子をカバーで覆うことにより、端
子を保護し、端子の変形や端子間の短絡等を防ぐことが
できる。
るコネクタ用の端子であって、前記コネクタのハウジン
グに対する固定部と、前記リードピンに接触するコンタ
クト部と、そのコンタクト部を前記固定部に揺動可能に
支持する支持部とを備え、前記コンタクト部は、前記リ
ードピンが挿入される互いに平行な一対の平板部分と、
その両平板部分の両端どうしを連結する連結部分とを含
み、前記両平板部分は、前記リードピンの挿入方向と略
直交する方向に長く延び、かつ両平板部分の表面が前記
リードピンの挿入方向に沿って延びている構成とした。
定部に揺動可能に支持する支持部を備えているので、端
子の柔軟性を高めることができる。これにより、リード
ピン挿入時における位置合わせ誤差の吸収能力を高める
ことができる。また、コンタクト部は、両平板部分の両
端どうしを連結する連結部分を備えているので、この連
結部分が両平板部分の間隔保持機能を発揮する。また両
平板部分の表面がリードピンの挿入方向に沿って延びて
いることで、リードピンとの有効接触長を長くすること
ができる。
記一対の平板部分間へ案内するためのガイド部分を備
え、そのガイド部分は、前記一対の平板部分の上縁に沿
ってそれぞれ設けられ、かつ、前記リードピン側へ向か
うにしたがって平板部分の上縁から互いに広がる傾斜面
を有する構成とすることもできる。
の上縁に沿って設けることで、ガイド部分が平板部分の
補強機能を発揮する。その結果、両平板部分間にリード
ピンが挿入されると、両平板部分は殆ど湾曲することな
く連結部分を弾性変形させて互いに離間し、その状態で
リードピンを挟み付ける。したがって、両平板部分間で
あれば、どの位置にリードピンが挿入されても、両者の
接触状態は常に一定に保持される。
実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態に係
る基板実装用コネクタの分解斜視図である。図2はハウ
ジングに対する端子の配置関係を示す平面図である。図
3は端子の拡大斜視図である。
は、自動車用速度メータのように複数のリードピンL
(図7、図8参照)を有する実装品を回路基板に実装す
る際に好適に用いられるコネクタであり、合成樹脂等の
絶縁性材料により形成されたハウジングHと、そのハウ
ジングH内に設けられ、実装品の各リードピンLとそれ
ぞれ接続される複数の端子3とを備えている。
形であって、各端子3が設けられるハウジング本体1
と、そのハウジング本体1に被せるカバー2とからな
る。カバー2の天板22には、各端子3のコンタクト部
にそれぞれ対応する位置に、リードピンLの挿入口21
が設けられている。
びる周壁板23を有する。そして、この周壁板23の相
対する位置に、カバー2をハウジング本体1に着脱可能
に取り付けるための一対のロック片(一方のみ図示)2
4が設けられている。ロック片24の両側には切り込み
25、25が設けられ、ロック片24自体がその板厚方
向に弾性変形できるように配慮している。ロック片24
の内面には、ハウジング本体1に設けた切り欠き部分1
8に係合するフック(図示せず)が設けられている。
の表面に接触する底面1aを有する底板部分11と、そ
の底板部分11から回路基板4の厚さ方向に突出する複
数の突出部分12と、各突出部分12の内部に設けら
れ、リードピンLの先端部L1をそれぞれ収容する収容
凹部121とを備えている。突出部分12は、底板部分
11の四隅近くにそれぞれ設けられている。したがっ
て、収容凹部121も底板部分11の四隅近くに設けら
れている。収容凹部121の上部は底板部分11の上面
に開口している。突出部分12の突出寸法は、回路基板
4の厚さtよりも長く、厚さtの2倍以上である。
端子3の固定部31から真っ直ぐ延びるソルダーテイル
37を差し込むための差込孔13が、ハウジング本体1
の中央部分に沿って等間隔で一列(矢印A方向に一列)
に配置されている。各差込孔13は底板部分11を貫通
している。
5が設けられ、その上部がカバー2の中央に設けた孔2
6に合致するように配慮されている。この凸部15と孔
26は、ハウジング本体1に対するカバー2の中心位置
の位置決めに用いられる。ハウジング本体1の底板部分
11の上面には、4つの収容凹部121を区画するため
の隔壁16、17が設けられている。
に曲げ加工して形成したもので、図3に示すようにハウ
ジング本体1に対する固定部31と、リードピンLに接
触するコンタクト部32と、そのコンタクト部32を固
定部31に揺動可能に支持する支持部33とを備えてい
る。そして、端子3をハウジング本体1に取り付けた状
態では、コンタクト部32が収容凹部121上に位置
し、リードピンLの先端部L1が収容凹部121内に収
容されるように構成している。
2は、固定部31から底板部分11の上面に沿って横方
向に延びる形態となるように構成されている。また、端
子3のコンタクト部32は、リードピンLが挿入される
互いに平行な一対の平板部分34、34と、その両平板
部分34、34の両端どうしを連結する連結部分35、
35とを有する。両平板部分34、34は、その表面が
ハウジング本体1の底板部分11に対して略鉛直を保持
するように構成される。
4、34は、その上部が下部よりも若干近づくような形
態で僅かに傾斜している。これは、両平板部分34、3
4がリードピンLにより押し広げられたときに両平板部
分34、34の表面が略鉛直を保持してリードピンLと
均一に線接触するように配慮したものである。
ードピンLを一対の平板部分34、34間へ案内するた
めのガイド部分36、36を備えている。ガイド部分3
6、36は、一対の平板部分34、34の上縁に沿って
それぞれ設けられ、かつ、この場合の上下方向であるリ
ードピンL側へ向かうにしたがって両平板部分34、3
4の上縁から互いに広がる傾斜面36a、36aを有す
る形状とされている。図3に示す例では、ガイド部分3
6は平板部分34と一体に形成され、平板部分34の上
縁から斜め上方へ延びるように曲げ加工されて傾斜面3
6aが形成されている。
分34と略直交する水平方向に延びていて両平板部分3
4、34間の間隔よりも長く形成されている。長く形成
することで、連結部分35、35に適度な弾力性を与え
ることができるからである。
1の底板部分11を貫通してその底板部分11の底面1
aから下方へ真っ直ぐ突出するソルダーテイル37を備
えている。各ソルダーテイル37は底板部分11の底面
中央部分に沿って一列に配置されている。各ソルダーテ
イル37を底板部分11の底面中央に沿って一列に配置
することで、ハウジング本体1に対する端子3の配置に
規則性を持たせることができるからである。
共に同一形状であって、ハウジング本体1に対して二対
4個の偶数個単位で設けられている。固定部31はハウ
ジング本体1の幅方向(矢印B方向)で互いに重なり合
い、その重畳した部分を中央にしてコンタクト部が左右
に配置される構成としている。端子3をハウジング本体
1に偶数個単位で設け、端子3の固定部31どうしを重
畳させることで、ソルダーテイル37を一列に配置する
ことができるからである。また、同一形状の複数の端子
3を用いることで製作コストを低減することができるか
らである。
突出する4つの突出部分12、及び4つのソルダーテイ
ル37の他に、ロック用突起19が2つ設けられてい
る。したがって、回路基板4には、これら突出部分1
2、ソルダーテイル37、ロック用突起19を回路基板
4の裏面側へ貫通させるための複数の孔が設けられてい
る。即ち、上記したソルダーテイル37用のの差込孔1
3に加えて、突出部分12の貫通孔4a、ロック用突起
19の係合孔4bが設けられている。
照)は、双方の位置合わせ時の変位に余裕を持たせるた
めに、ロック用突起19のアーム長を長目に設定し、係
合孔4bも大きめに形成している。ロック用突起19に
は斜面19aが設けられ、この斜面19aの部分が係合
孔4bの口縁部に係合することで、ハウジング本体1が
回路基板4に装着される。
回路基板4の厚さ方向に突出する突出部分12の内部に
収容凹部121を設け、その収容凹部121に、リード
ピンLの先端部L1を収容する構成としたことによっ
て、回路基板4の表面からの端子3の高さを低くすると
共に、リードピンLの先端部L1を回路基板4の表面よ
りも下方に位置させることができる。したがって、回路
基板4とコネクタを含む実装品全体を実質的に薄型にす
ることができる。また、各リードピンLと接続される複
数の端子3を一つのハウジングH内に設けて集約化した
ので、部品交換の単位を小さくすることができ、しか
も、各端子3を保護しつつ実装作業を効率的に行えるよ
うすることができる。
上に位置し、リードピンLの先端部L1を収容凹部12
1内に収容する構成とすることによって、コンタクト部
32とリードピンLとの有効接触長を長くすることがで
きる。これにより、端子3とリードピンLとの接続信頼
性を高めることができる。
ト部32は、固定部31から底板部分11の上面に沿っ
て横方向に延びる形態で配置することで、端子3の背丈
を低くすることができる。これにより、コネクタ自体の
薄型化も図ることができる。
34、34の上縁に沿ってそれぞれ設けられ、かつ、リ
ードピンL側へ向かうにしたがって平板部分34、34
の上縁から互いに広がる傾斜面36aを有する構成とす
ることによって、実装時にリードピンLが位置ずれして
いても、リードピンLの先端は傾斜面36aのどこかに
当たり、傾斜面36aに沿って滑り落ちて一対の平板部
分34、34間に案内される。したがって、実装時の位
置合わせ誤差を吸収する能力を高めることができる。
4の補強機能を発揮する。したがって、両平板部分3
4、34間にリードピンLが挿入されると、両平板部分
34、34は殆ど湾曲することなく連結部分35、35
を弾性変形させて互いに離間し、その状態でリードピン
Lを挟み付ける。
タクト部32を固定部31に揺動可能に支持する支持部
33を備えているので、端子3の柔軟性を高めることが
できる。これにより、リードピンLの挿入時における位
置合わせ誤差の吸収能力を高めることができる。即ち、
図2の平面図で示すように、端子3のコンタクト部32
は支持部33により水平方向にも首振りすることができ
る。
4、34は互いに略平行で水平方向に長く形成されてい
るため、この長く形成された方向へのリードピンLの位
置ずれに対しても吸収可能になる。したがって、端子3
は、実装時におけるリードピンLのX、Y、Zの3軸方
向の位置ずれに対応可能な誤差吸収機能を発揮する。
1内にリードピンLの先端部L1のみを収容可能に構成
した例を示したが、リードピンLの先端部L1と端子3
の双方とも収容可能に構成することもできる。このよう
にコンタクト部32も収容する構成とした場合、コネク
タ自体の薄型化、並びにメータ全体の薄型化をさらに図
ることができる。コンタクト部32を収容凹部121内
に収容する構成とする場合には、収容凹部121を大き
くする方法、コンタクト部32の平板部分34の長さを
短くする方法、及びその両方を採用する方法などが考え
られる。
速度メータ等のメータ類を回路基板に実装するのに好適
なコネクタを例示したが、複数のリードピンを有する他
の種々の実装品に対しても適用することができる。
板を含む実装品全体の薄型化の要求、部品交換の単位を
小さくしたい要求、位置合わせ誤差を吸収する能力を高
めたい要求、端子を保護しつつ実装作業を効率的に行え
るようにする要求、接続信頼性を高められる要求、等の
種々の要求に応えることができる、基板実装用コネクタ
及びコネクタ用の端子を提供することができる。
の分解斜視図である。
のハウジング本体部分の平面図である。
の端子の拡大斜視図である。
の平面図である。
の正面図である。
の側面図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 複数のリードピンを有する実装品を回路
基板に実装する際に用いる基板実装用コネクタであっ
て、 絶縁性材料により形成されたハウジングと、そのハウジ
ング内に設けられ、前記実装品の各リードピンとそれぞ
れ接続される複数の端子とを備え、 前記ハウジングは、前記回路基板の表面に接触する底面
を有する底板部分と、その底板部分から回路基板の厚さ
方向に突出する複数の突出部分と、それら各突出部分の
内部に設けられ、前記端子の一部又は前記リードピンの
先端部の少なくとも一方をそれぞれ収容する収容凹部と
を備えた基板実装用コネクタ。 - 【請求項2】 前記各端子は、前記ハウジングに対する
固定部と、前記リードピンに接触するコンタクト部と、
そのコンタクト部を前記固定部に揺動可能に支持する支
持部とを備え、前記コンタクト部が前記収容凹部上に位
置し、前記リードピンの先端部が前記収容凹部内に収容
される、請求項1記載の基板実装用コネクタ。 - 【請求項3】 前記各端子の支持部及びコンタクト部
は、前記固定部から前記底板部分の上面に沿って横方向
に延びる形態で配置されている、請求項2記載の基板実
装用コネクタ。 - 【請求項4】 前記端子のコンタクト部は、前記リード
ピンが挿入される互いに平行な一対の平板部分と、その
両平板部分の両端どうしを連結する連結部分とを含み、
前記両平板部分は、その表面が前記ハウジングの底板部
分に対して略鉛直に配置されている、請求項1〜3の何
れかに記載の基板実装用コネクタ。 - 【請求項5】 前記端子のコンタクト部は、前記リード
ピンを前記一対の平板部分間へ案内するためのガイド部
分を備えている、請求項4記載の基板実装用コネクタ。 - 【請求項6】 前記ガイド部分は、前記一対の平板部分
の上縁に沿ってそれぞれ設けられ、かつ、前記リードピ
ン側へ向かうにしたがって平板部分の上縁から互いに広
がる傾斜面を有する、請求項5記載の基板実装用コネク
タ。 - 【請求項7】 前記各端子の固定部は、前記ハウジング
の底板部分を貫通してその底板部分の底面から突出する
ソルダーテイルを備え、各ソルダーテイルは前記底板部
分の底面中央に一列に配置されている、請求項2又は3
記載の基板実装用コネクタ。 - 【請求項8】 前記ハウジングに設けられる各端子は共
に同一形状であって前記ハウジングに対して一対又は二
対以上の偶数個単位で設けられ、前記固定部が前記ハウ
ジングの幅方向又は長さ方向の何れかの方向で互いに重
畳し、その重畳した部分を中央にして前記コンタクト部
が左右に配置されている請求項1〜7の何れかに記載の
基板実装用コネクタ。 - 【請求項9】 前記ハウジングは、前記各端子が設けら
れるハウジング本体と、そのハウジング本体に被せるカ
バーとを含み、そのカバーには、前記各端子のコンタク
ト部にそれぞれ対応する位置に前記リードピンの挿入口
が設けられている、請求項1〜8の何れかに記載の基板
実装用コネクタ。 - 【請求項10】 リードピンと接続されるコネクタ用の
端子であって、 前記コネクタのハウジングに対する固定部と、前記リー
ドピンに接触するコンタクト部と、そのコンタクト部を
前記固定部に揺動可能に支持する支持部とを備え、 前記コンタクト部は、前記リードピンが挿入される互い
に平行な一対の平板部分と、その両平板部分の両端どう
しを連結する連結部分とを含み、 前記両平板部分は、前記リードピンの挿入方向と略直交
する方向に長く延び、かつ両平板部分の表面が前記リー
ドピンの挿入方向に沿って延びている、コネクタ用の端
子。 - 【請求項11】 前記コンタクト部は、前記リードピン
を前記一対の平板部分間へ案内するためのガイド部分を
備え、そのガイド部分は、前記一対の平板部分の上縁に
沿ってそれぞれ設けられ、かつ、前記リードピン側へ向
かうにしたがって平板部分の上縁から互いに広がる傾斜
面を有する、請求項10記載のコネクタ用の端子。
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