JPH0633662Y2 - ジヤツクの取付構造 - Google Patents
ジヤツクの取付構造Info
- Publication number
- JPH0633662Y2 JPH0633662Y2 JP1988071024U JP7102488U JPH0633662Y2 JP H0633662 Y2 JPH0633662 Y2 JP H0633662Y2 JP 1988071024 U JP1988071024 U JP 1988071024U JP 7102488 U JP7102488 U JP 7102488U JP H0633662 Y2 JPH0633662 Y2 JP H0633662Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jack
- circuit board
- printed circuit
- mounting structure
- plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回路を接続するためにプラグが接続されるジ
ヤツクの取付構造に関する。
ヤツクの取付構造に関する。
オーデイオ・ビイジユアル（AV）装置，電話機，計測機
器等の各種電気機器内に組込まれ、筐体外部からプラグ
が接続されるジヤツクの取付構造としては一般に第３図
に示す如く構成されている。これを同図にもとずき概略
説明すると、１は電気機器の筐体、２は筐体１内に配設
されたシヤーシ、３はシヤーシ２上にスペーサ４を介し
て配設されたプリント基板で、このプリント基板３上
に、例えばＳ端子ジヤツク，モジユラージヤツク等のジ
ヤツク４が該基板３の一側縁3aに沿つて実装され、また
該ジヤツク４に対応して前記筐体１の背面部（もしくは
側面部）にプラグ挿入口５が開設されている。６はプラ
グ挿入口５よりジヤツク４に接続されるプラグ、７はジ
ヤツク４のピン、８はピン７をプリント基板３の電気回
路に接続する半田である。
器等の各種電気機器内に組込まれ、筐体外部からプラグ
が接続されるジヤツクの取付構造としては一般に第３図
に示す如く構成されている。これを同図にもとずき概略
説明すると、１は電気機器の筐体、２は筐体１内に配設
されたシヤーシ、３はシヤーシ２上にスペーサ４を介し
て配設されたプリント基板で、このプリント基板３上
に、例えばＳ端子ジヤツク，モジユラージヤツク等のジ
ヤツク４が該基板３の一側縁3aに沿つて実装され、また
該ジヤツク４に対応して前記筐体１の背面部（もしくは
側面部）にプラグ挿入口５が開設されている。６はプラ
グ挿入口５よりジヤツク４に接続されるプラグ、７はジ
ヤツク４のピン、８はピン７をプリント基板３の電気回
路に接続する半田である。
ところで、ジヤツク４はプリント基板３上に複数個のピ
ン７の半田付けによつて固定されているものの、プラグ
６の挿入時に大きな押圧力を受けるため、半田８が剥れ
て接続不良を起したり、ピン７がプリント基板３のピン
挿通孔から抜けて後方に移動したり傾いたりするといつ
た虞れがある。そこで、従来はこのような事態の発生を
防止するため、プリント基板３上に積層配置されている
他のプリント基板９の一側縁をジヤツク４の背面に当接
したり、あるいはまた適宜な補強部材をプリント基板３
上に、ジヤツク４の背面に当接させて配設している。
ン７の半田付けによつて固定されているものの、プラグ
６の挿入時に大きな押圧力を受けるため、半田８が剥れ
て接続不良を起したり、ピン７がプリント基板３のピン
挿通孔から抜けて後方に移動したり傾いたりするといつ
た虞れがある。そこで、従来はこのような事態の発生を
防止するため、プリント基板３上に積層配置されている
他のプリント基板９の一側縁をジヤツク４の背面に当接
したり、あるいはまた適宜な補強部材をプリント基板３
上に、ジヤツク４の背面に当接させて配設している。
しかし、前者のプリント基板９を利用する方法は該基板
９の取付け位置、大きさ等が規制されるため、ジヤツク
４にあわせて配設し得ない場合は何ら役立たず、設計上
大きな制約を受けるという問題があつた。一方、後者は
補強部材を用意する必要があるため、部品点数の増加を
招き、しかもプリント基板３上に取付ける必要があるた
め、他の電気部品の実装に支障をきたすなどの問題があ
つた。
９の取付け位置、大きさ等が規制されるため、ジヤツク
４にあわせて配設し得ない場合は何ら役立たず、設計上
大きな制約を受けるという問題があつた。一方、後者は
補強部材を用意する必要があるため、部品点数の増加を
招き、しかもプリント基板３上に取付ける必要があるた
め、他の電気部品の実装に支障をきたすなどの問題があ
つた。
したがつて、本考案は上述したような従来の問題を解決
し、簡単な構成で部品点数の増加をきたさず、またジヤ
ツクを確実に補強し得るジヤツクの取付構造を提供する
ことを目的とするものである。
し、簡単な構成で部品点数の増加をきたさず、またジヤ
ツクを確実に補強し得るジヤツクの取付構造を提供する
ことを目的とするものである。
本考案は上記目的を達成するために、シヤーシ上にプリ
ント基板を配設し、このプリント基板上にプラグが接続
されるジヤツクを配設すると共に該プリント基板の前記
ジヤツクの後方部分に開口を設け、前記ジヤツクに切起
片を設けて前記開口よりプリント基板の上方に突出させ
て前記ジヤツクの背面に当接させたものである。
ント基板を配設し、このプリント基板上にプラグが接続
されるジヤツクを配設すると共に該プリント基板の前記
ジヤツクの後方部分に開口を設け、前記ジヤツクに切起
片を設けて前記開口よりプリント基板の上方に突出させ
て前記ジヤツクの背面に当接させたものである。
本考案においてシヤーシに設けられた切起片はプリント
基板の上方に突出してジヤツクの背面に当接すること
で、ジヤツクに加えられるプラグ挿入時の押圧力を受け
止める。
基板の上方に突出してジヤツクの背面に当接すること
で、ジヤツクに加えられるプラグ挿入時の押圧力を受け
止める。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第１図は本考案に係るジヤツクの取付構造を示す側断面
図、第２図は平面図である。なお、図中第３図と同一構
成部品，部分に対しては同一符号を以つて示し、その説
明を省略する。これらの図において、プリント基板３に
は開口10がジヤツク４の後方に位置するよう開設されて
いる。この場合、本実施例は開口10を矩形穴とした例を
示したが、これに限らず適宜形状の穴とすることがで
き、また穴に限らずジヤツク４がプリント基板３の隅角
部に実装される場合にはプラグ６の挿入方向（矢印Ａ方
向）と平行な側縁に形成される切欠凹部であつてもよ
い。
図、第２図は平面図である。なお、図中第３図と同一構
成部品，部分に対しては同一符号を以つて示し、その説
明を省略する。これらの図において、プリント基板３に
は開口10がジヤツク４の後方に位置するよう開設されて
いる。この場合、本実施例は開口10を矩形穴とした例を
示したが、これに限らず適宜形状の穴とすることがで
き、また穴に限らずジヤツク４がプリント基板３の隅角
部に実装される場合にはプラグ６の挿入方向（矢印Ａ方
向）と平行な側縁に形成される切欠凹部であつてもよ
い。
前記プリント基板３の下方に配設されているシヤーシ２
にはプラグ挿入方向と平行な切起片11が前記ジヤツク４
に対応して一体に設けられ、この切起片11は前記開口10
よりプリント基板３の上方に突出し、かつ先端が前記ジ
ヤツク４の背面に当接している。つまり、切起片11はプ
ラグ挿入時にジヤツク４に加えられる押圧力を受け止
め、該ジヤツク４を補強するものである。
にはプラグ挿入方向と平行な切起片11が前記ジヤツク４
に対応して一体に設けられ、この切起片11は前記開口10
よりプリント基板３の上方に突出し、かつ先端が前記ジ
ヤツク４の背面に当接している。つまり、切起片11はプ
ラグ挿入時にジヤツク４に加えられる押圧力を受け止
め、該ジヤツク４を補強するものである。
したがつて、プリント基板３上に配設される他のプリン
ト基板９をジヤツク４とは関係なく所望位置に配置する
ことができ、また筐体１内に組込まれているシヤーシ２
そのものを利用しているので、補強部材を別個に製作し
てプリント基板３上に設けたりする必要もなく、ジヤツ
ク４を確実に補強できる。
ト基板９をジヤツク４とは関係なく所望位置に配置する
ことができ、また筐体１内に組込まれているシヤーシ２
そのものを利用しているので、補強部材を別個に製作し
てプリント基板３上に設けたりする必要もなく、ジヤツ
ク４を確実に補強できる。
以上説明したように本考案に係るジヤツクの取付構造
は、プリント基板の下方に配設されているシヤーシの一
部を切起し利用してジヤツクを補強するように構成した
ので、別のプリント基板や補強部材を別個に製作して補
強する必要がなく、ジヤツクの強度向上と設計的自由度
の増大を図れ、その実用上の効果は大である。
は、プリント基板の下方に配設されているシヤーシの一
部を切起し利用してジヤツクを補強するように構成した
ので、別のプリント基板や補強部材を別個に製作して補
強する必要がなく、ジヤツクの強度向上と設計的自由度
の増大を図れ、その実用上の効果は大である。
第１図は本考案の一実施例を示す側断面図、第２図は平
面図、第３図はジヤツクの取付構造の従来例を示す側断
面図である。 １……筐体、２……シヤーシ、３……プリント基板、４
……ジヤツク、５……プラグ挿入口、６……プラグ、７
……ピン、８……半田、９……プリント基板、10……開
口、11……切起片。
面図、第３図はジヤツクの取付構造の従来例を示す側断
面図である。 １……筐体、２……シヤーシ、３……プリント基板、４
……ジヤツク、５……プラグ挿入口、６……プラグ、７
……ピン、８……半田、９……プリント基板、10……開
口、11……切起片。
Claims (1)
- 【請求項１】シヤーシ上にプリント基板を配設し、この
プリント基板上にプラグが接続されるジヤツクを配設す
ると共に該プリント基板の前記ジヤツクの後方部分に開
口を設け、前記シヤーシに切起片を設けて前記開口より
プリント基板の上方に突出させて前記ジヤツクの背面に
当接させたことを特徴とするジヤツクの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988071024U JPH0633662Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | ジヤツクの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988071024U JPH0633662Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | ジヤツクの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01174883U JPH01174883U (ja) | 1989-12-12 |
| JPH0633662Y2 true JPH0633662Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31296239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988071024U Expired - Lifetime JPH0633662Y2 (ja) | 1988-05-31 | 1988-05-31 | ジヤツクの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633662Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3120045U (ja) | 2005-12-26 | 2006-03-23 | 船井電機株式会社 | テレビジョンおよびイヤホンプラグソケット固定構造 |
-
1988
- 1988-05-31 JP JP1988071024U patent/JPH0633662Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01174883U (ja) | 1989-12-12 |
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