JP3118694B2 - Pcカード用フレーム - Google Patents
Pcカード用フレームInfo
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Description
ムに関し、更に詳しくは、プリント基板を受容してPC
カードを構成するためのPCカード用フレームに関する
ものである。
Aでその大きさ等が規格化された種々のカードを指すも
のであり、より具体的には、RAM等のメモリを搭載し
たメモリカード、或いは電子機器に周辺機器(外部機
器)等を接続するためのI/Oカード等がある。
来のPCカードの一例を示した。このPCカードは、R
AM等の電子部品76やコネクタ72等を実装ないし搭
載したプリント基板74をフレーム71に組込み、フレ
ーム71に設けられたグランドクリップ75をプリント
基板74のグランドに半田付けすると共に、これらを上
下から一対のカバー73,77で挟む込み、更に接合部
分を熱圧着等で固着して作られる。
により、電気的機械的仕様が決められており、この仕様
において振動試験の要件があり、特定の振動、具体的に
は、15Gピーク、10〜2000Hz、3軸36サイ
クル(12時間)の振動試験に耐えることが要求されて
いる。
PCカードの場合、プリント基板がその厚さが通常は約
0.4〜0.5mmと薄いことから、上記のような振動
試験を行った時等において、プリント基板が共振を起こ
してしまうという欠点がある。このため、上記のグラン
ドクリップとプリント基板との半田付け部分において半
田クラックが発生したり、或いはこのグランドクリップ
が破損する等の問題があった。
Cカードの最終組立時において、プリント基板上の空間
部分に樹脂を封入したり、或いは絶縁物チップを配置し
たりする構成とすることも行われている。ところが、こ
のような構成の場合、PCカードの仕様により上記の空
間部分が各々異なることから、作業が繁雑でコストが掛
かるという不都合があった。
記のコネクタ72と反対側に他のコネクタ(例えば、バ
ックコネクタ)が設けられており、このコネクタが通常
はフレームに固定された状態であることから、グランド
クリップ近傍におけるプリント基板の共振の大きさが抑
えられて上記のような半田付部の破損等は少ない。
採ることなしに、プリント基板の共振を抑制して、半田
付け部の破損等を防止することができる、PCカード用
フレームを提供することを課題とする。
レームは、略長方形のプリント基板を受容し、該プリン
ト基板の長辺に沿って延在する側縁部を有するPCカー
ド用フレームにおいて、前記側縁部の中央部に、前記プ
リント基板の共振を防ぐために該プリント基板と係合す
る凸部、及び底を有する凹部が形成されていることを特
徴とする。
上記のPCカード用フレームにおいて、前記凹部が複数
設けられ、該複数の凹部の底の位置を、前記側縁部の厚
さ方向で、互いに違えてあることを特徴とする。
カード用フレームと、前記凹部に嵌入する凸部を有する
プリント基板とを含むことを特徴とする。
プリント基板と係合する凸部と底を有する凹部を設ける
ことで、このフレームの内部に実装されるプリント基板
の耐振動性が向上し、上記のような共振を防止すること
ができる。
凹部の底の位置を側縁部の厚さ方向に互いに違える構成
とすれば、プリント基板の厚さ方向に搭載位置が変更さ
れる場合でも1つのフレームで対応することができる。
レームの実施の形態を説明する。
ード用フレームを示した。このPCカード用フレーム1
は、略名刺大のもので、例えば合成樹脂を所定の形状に
成形して作られるものであり、その内側には、略長方形
のプリント基板を受容するための空間が形成されてい
る。尚、このようなプリント基板としては、例えば、図
3に示したものが使用される。図3(a)はこのプリン
ト基板4を図1(c)においてI側から見た状態を、ま
た、図3(b)は同じくIIから見た状態を、それぞれ示
した。このプリント基板4には、凸部41とグランド4
2が形成されている。
右両側には、一対の側縁部が形成されている。尚、この
側縁部は、プリント基板4を収容した状態において、こ
のプリント基板4の長辺に沿って延在する状態となる。
この一対の側縁部の中央部内面側には、凹部11、凸部
12、凹部13及び凹部14が、PCカード用フレーム
1の長さ方向に順次形成されている。このような凹部1
1、13、14を形成し、これと、プリント基板4の凸
部41と後述するように係合させることで、振動試験等
の際のプリント基板4の共振を防ぐことができる。
反対側、つまり図1(b)において下側には、一対のグ
ランドクリップ15が設けられている。このグランドク
リップ15は、図2に示したように、その先端がPCカ
ード用フレーム1の内側に延在しており、このPCカー
ド用フレーム1に装着されるプリント基板4のグランド
42に接続される。
PCカード用フレーム1の側縁部に形成された凹部1
1、13及び14は、それらの底の位置が、PCカード
用フレーム1の側縁部の厚さ方向において、互いに異な
るように形成されている。
を設けることで、本実施形態のPCカード用フレーム1
は、4種類のプリント基板に対応することができる。
ここで、図6(a)のプリント基板4は、後述するセン
タータイプのプリント基板4に対して、図5(a)に示
すように、PCカード用フレーム1に0.6mmオフセ
ットさせて搭載される。また、図6(b)のプリント基
板4は、センタータイプであり、図5(b)に示すよう
に、PCカード用フレーム1の厚さ方向で、PCカード
用フレーム1の中央に搭載される。更に、図6(c)の
プリント基板4は、図5(c)に示すように、PCカー
ド用フレーム1に0.4mmオフセットさせて搭載され
る。また、図6(d)のプリント基板4は、図5(d)
に示すように、PCカード用フレーム1に0.85mm
オフセットさせて搭載される。尚、これらのプリント基
板4において、符号Pは、PCカード用フレーム1に搭
載された際に、凸部12が来る位置を示したものであ
る。
リント基板4では、凸部41が凹部11、13或いは1
4に嵌入することで、PCカード用フレーム1の厚さ方
向における係止がなされ、この結果、振動試験等の際の
共振が抑えられる。また、図6(b)のプリント基板4
の場合、その中央部がPCカード用フレーム1の凸部1
2と当接することにより共振が抑えられる。尚、図6
(e)は、プリント基板4の凸部41を拡大したもので
ある。
4に実装される電子部品の薄さにより、PCカード用フ
レーム1の厚さ方向におけるプリント基板の取付位置を
変更できるようにするためである。そして、本実施形態
では、4種類の高さに対応するようになっている。
カード用フレーム1は、これと、図7に示したようなコ
ネクタや電子部品を搭載した状態のプリント基板4、及
び上下のカバー等を組み合わせることで、所望の機能を
有するPCカードが構成される。
カード用フレーム及びこれを用いたPCカードにおいて
は、PCカード用フレームの側縁部の中央部に設けた凹
部にプリント基板の凸部を支持する構成であるので、振
動印加の際におけるプリント基板の共振を抑えることが
できる。また、このような凹部を側縁部の厚さ方向で深
さを互いに違えて複数設ける構成とすれば、プリント基
板のフレームの厚さ方向における搭載位置を変更する場
合でも1つのフレームで容易に対応することができる。
基板の共振を抑制して、半田付け部の破損等を防止する
ことができる、PCカード用フレーム及びPCカードを
提供することができる。
用フレームの上面図、(b)は同じく平面図、(c)は
同じく側面図、(d)は同じく底面図である。
ムに組み合わされるプリント基板の説明図である。
明図である。
での図4におけるB−B線断面図、(b)及び(c)は
同じくC−C線断面図、(d)は同じくD−D線断面図
である。
ムに組み合わされる種類の異なるプリント基板の説明
図、(e)は(a)乃至(d)に示すプリント基板の凸
部の拡大図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 略長方形のプリント基板を受容し、該プ
リント基板の長辺に沿って延在する側縁部を有するPC
カード用フレームにおいて、前記側縁部の中央部に、前
記プリント基板の共振を防ぐために該プリント基板と係
合する凸部、及び底を有する凹部が形成されていること
を特徴とするPCカード用フレーム。 - 【請求項2】 請求項1記載のPCカード用フレームに
おいて、前記凹部が複数設けられ、該複数の凹部の底の
位置を、前記側縁部の厚さ方向で互いに違えてあること
を特徴とするPCカード用フレーム。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のPCカード
用フレームと、前記凹部に嵌入する凸部を有するプリン
ト基板とを含むことを特徴とするPCカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08280942A JP3118694B2 (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | Pcカード用フレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08280942A JP3118694B2 (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | Pcカード用フレーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10119470A JPH10119470A (ja) | 1998-05-12 |
JP3118694B2 true JP3118694B2 (ja) | 2000-12-18 |
Family
ID=17632073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08280942A Expired - Fee Related JP3118694B2 (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | Pcカード用フレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3118694B2 (ja) |
-
1996
- 1996-10-23 JP JP08280942A patent/JP3118694B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10119470A (ja) | 1998-05-12 |
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Legal Events
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