JP2501871Y2 - テレホンジヤツク - Google Patents

テレホンジヤツク

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JP2501871Y2
JP2501871Y2 JP1989089597U JP8959789U JP2501871Y2 JP 2501871 Y2 JP2501871 Y2 JP 2501871Y2 JP 1989089597 U JP1989089597 U JP 1989089597U JP 8959789 U JP8959789 U JP 8959789U JP 2501871 Y2 JP2501871 Y2 JP 2501871Y2
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contact pin
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telephone jack
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鉄夫 橋本
保彦 黒沢
宏信 金沢
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はテレホンジヤツクに関するものであり、特
に、コンタクトピンと電話器本体のプリント基板との接
続を良好にしたテレホンジヤツクに関するものである。 [従来の技術] 従来、此種テレホンジヤツクを別紙図面の第6図及び
第7図に従って説明する。 (1)はテレホンジヤツクであつて、モールド(2)の
上部に開穿した孔(3)(3)…にコンタクトピン
(4)(4)…が挿入されている。又、該モールド
(2)にはプラグ挿入口(5)が形成されており、該プ
ラグ挿入口(5)にプラグ(図示せず)を挿入し、且
つ、固定できるように形成している。そして、前記コン
タクトピン(4)(4)…は孔(3)(3)…の前端部
にて下方に折曲され、更に、プラグ挿入口(5)内の上
部にて斜め後方に折曲されている。而して、夫々のコン
タクトピン(4)(4)…がプラグの溝内に形成した電
極に弾性的に当接するように形成している。又、前記コ
ンタクトピン(4)(4)…の中間部につぶし加工を施
して係止部(4a)(4a)…を形成している。そして、前
記孔(3)(3)…は後端部より前方に向って前記係止
部(4a)(4a)…と略同じ巾に形成され、該孔(3)
(3)…の前端部位を前記コンタクトピン(4)(4)
…と同径に形成して段設している。 而して、コンタクトピン(4)(4)…を孔(3)
(3)…に後方より挿入し、前記係止部(4a)(4a)…
及び段設部により、コンタクトピン(4)(4)…の前
方の移動を規制された位置にて前述のようにコンタクト
ピン(4)(4)…を折屈し、該コンタクトピン(4)
(4)…を固定する。そして、該コンタクトピン(4)
(4)…の後端部をプリント基板(5)にハンダ(6)
(6)…にて固定する。 [考案が解決しようとする課題] 上述した従来型のテレホンジヤツクは、コンタクトピ
ンの中間部につぶし加工を施して係止部を形成し、該係
止部によつてコンタクトピンを固定していた。而して、
該コンタクトピンの係止部より後方部位は、巾広に形成
した孔に挿入されることになり、且つ、該後方部位は中
間部の係止部により、該孔の中央部に位置して支持され
ることからプラグの挿入時或は取り外し時に、前記コン
タクトピンの後端部が前記孔間を移動し、ガタを生じる
ことがあつた。そして、コンタクトピンの後端部に止着
したハンダが剥離し、コンタクトピンとプリント基板の
回路との接触不良等を起こす原因となつていた。 又、該コンタクトピンの中間部に波形の起伏部を設け
たものが特表昭56-500355号公報に開示されているが、
該公報記載のコンタクトピンを孔に圧入するときは該起
伏部の頂点が孔の内側面に強く圧接するので、大なる力
で圧入せねばならない。従って、組付け性が極めて悪
い。且つ、テレホンジヤツクの後端面に接触して取付け
られるプリント基板に該コンタクトピンの後端部をハン
ダ付けすることができない。 そこで、コンタクトピンの組付け性を向上し、且つ、
確実に該コンタクトピンをテレホンジヤツクの後端面に
直接接触して取付けられるプリント基板に確実に固定で
きるようにするために解決せらるべき技術的課題が生じ
てくるのであり、本考案は該課題を解決することを目的
とする。
【課題を解決するための手段】
この考案は上記目的を達成するために提案せられたも
のであり、モールドの上部にコンタクトピンを挿入する
ための孔を開穿し、該孔に、中間部に突部を設けたコン
タクトピンを挿入して、該突部を該孔に圧入して該コン
タクトピンを固定するように形成したテレホンジャック
に於て、前記孔は、上部をコンタクトピンと略同形に形
成した円形の孔に形成し、下部を該円形の孔より巾を小
に形成された方形状の孔に形成し、且つ、該方形状の孔
をモールドの後端面より前端面近傍まで形成し、更に、
該方形状の孔の前方部は前方へ向って斜め上方へ傾斜す
る段設部が形成されており、前記コンタクトピンに設け
た前記突部を該方形状の孔に挿入し、更に、前記段設部
に圧入して該コンタクトピンをモールドに固定したテレ
ホンジャックを提供するものである。
【作用】
コンタクトピンはモールド上部に開穿された孔の後端
部より該孔の上部に形成されている該コンタクトピンと
略同径の円形の孔に挿入され、更に、該コンタクトピン
の中間部に設けた突部は方形状の孔に挿入される。斯く
の如く、コンタクトピンの直線部位は前記円形の孔に挿
入され、該円形の孔に沿って前進する。又、該コンタク
トピンの前記突部は前記方形状の孔に挿入され、該方形
状の孔に沿って前進する。このようにして前進したコン
タクトピンの前記突部は該方形状の孔の前方部に設けら
れている段設部に圧接して該コンタクトピンがモールド
に固定する。このとき、該コンタクトピンの直線部位は
前記円形の孔に嵌合した状態で固定されるので、該コン
タクトピンのプリント基板に対するハンダ付けが容易と
なり、且つ、該ハンド付けの部分が剥離するようなこと
はなくなり、更に、該コンタクトピンをモールドに組み
付ける作業性も向上する。 [実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面の第1図乃
至第5図に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来公
知に属する技術事項も同時に説明する。 図に於て、(10)はテレホンジヤツクであつて、第1
図及び第2図に示すように、樹脂にて形成されたモール
ド(11)の上部に孔(12)(12)…を開穿し、該孔(1
2)(12)…にはコンタクトピン(13)(13)…が挿通
されている。該コンタクトピン(13)(13)…は前記孔
(12)(12)…の前端部より下方へ折曲され、更に、プ
ラグ挿入口(M)の上部位置にて斜め後方に折曲されて
いる。 又、前記モールド(11)の上部に形成した孔(12)
(12)…は第3図及び第4図に示すように、該孔(12)
(12)…の後端部から前方へ向って上部を円形に形成し
下部を略方形状に形成している。そして、該円形の孔
(14)(14)…はコンタクトピン(13)(13)…と略同
径に形成され、方形状の孔(15)(15)…は円形の孔
(14)(14)…より巾をやや小に形成し、且つ、下部を
やや拡開している。更に、第4図及び第5図に示すよう
に、該孔(12)(12)…の中間部にて前記方形状の孔
(15)(15)…を段設し、該段設部(17)(17)…より
前方の方形状の孔(16)(16)…の巾を孔(15)(15)
…より小に形成して連設している。そして、第2図及び
第5図に示すように、該段設部(17)(17)…の前方に
て前記方形状の孔(16)(16)…の下面を後方から斜め
上方へ段設し、該段設部(18)(18)…より前方に前記
円形の孔(14)(14)…のみを延設している。又、前記
孔(12)(12)…の後端部には、円形の孔(14)(14)
…を中心とした円錐形の切欠部(19)(19)…が形成さ
れている。 一方、第2図に示すように、コンタクトピン(13)
(13)…には中間部にキンク加工等を施して突部(20)
(20)…が形成されている。 而して、該コンタクトピン(13)(13)…を固定する
際は、孔(12)(12)…の後端部より該孔(12)(12)
…の上部に形成した円形の孔(14)(14)…にコンタク
トピン(13)(13)…を挿入する。そして、前記突部
(20)(20)…を方形状の孔(15)(15)…に圧入す
る。更に、該突部(20)(20)…を小形の方形状の孔
(16)(16)…に圧入し、該突部(20)(20)…を前記
段設部(18)(18)…に当接させる。然るときは、該コ
ンタクトピン(13)(13)…の後部(13a)(13a)…は
孔(12)(12)…の上部に押圧されながら当接される。 又、該コンタクトピン(13)(13)…の後端部(13
b)(13b)…は孔(12)(12)…より後方へ突出し、該
コンタクトピン(13)(13)…の後端部(13b)(13b)
…にプリント基板(21)をハンダ(22)(22)…にて止
着する。そして、前述したようにコンタクトピン(13)
(13)…を折曲し、該コンタクトピン(13)(13)…の
先端部(13c)(13c)…をプラグ挿入口(14)内に斜設
する。 而して、プラグ(23)をテレホンジヤツク(10)のプ
ラグ挿入口(14)に装着すれば、該プラグ(23)の溝
(24)(24)…に設けた端子(25)(25)…が前記コン
タクトピン(13)(13)…の先端部(13c)(13c)…を
押圧し乍ら当接し、該プラグ(23)(23)…の端子(2
5)(25)…とプリント基板(21)の回路とが道通す
る。このときは、該コンタクトピン(13)(13)…の後
部(13a)(13a)…は孔(12)(12)…の上部内周面に
押圧されながら当接しているので、該コンタクトピンの
先端部(13c)(13c)…が回動しても該コンタクトピン
(13)(13)…の後部(13a)(13a)…にガタを生じる
ことはない。 [考案の効果] 本考案はモールドの上部に設けられている孔は上部を
該コンタクトピンと略同径の円形の孔に形成され、そし
て、下部は該円形の孔より巾を小に形成した方形状の孔
に形成してあり、更に、該方形状の孔の前方部は前方へ
向って斜め上方へ傾斜する段設部が形成されているの
で、コンタクトピンをモールドに組み付ける際には、該
コンタクトピンの直線部位は前記円形の孔に挿入されて
前進し、そして、該コンタクトピンに設けた突部は前記
方形状の孔に挿入されて前進する。従って、該コンタク
トピンは上部の円形の孔及び下部の方形状の孔の双方に
依ってガイドされ乍ら挿入されることになるので、該コ
ンタクトピンの挿入操作が容易となる。更に、該コンタ
クトピンの前記突部は、方形状の孔の前方部に設けた段
設部に圧入して固定されることになり、依って、該コン
タクトピンは該突部の前記段設部に於ける固定と、直線
部位が前記円形の孔に嵌合した状態で固定されることに
なるので、プリント基板に対するハンダ付けが容易とな
り、且つ、該ハンダ付けの部分が剥離するようなことは
なくなり、更に、該コンタクトピンをモールドに組み付
ける作業性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本考案の一実施例を示し、第1図は
テレホンジヤツクの正面図、第2図は第1図のA−A線
断面矢視図、第3図はモールドの背面図、第4図はコン
タクトピンを固定する孔の拡大背面図、第5図は第3図
のB−B線断面矢視図、第6図及び第7図は従来型を示
し、第6図はテレホンジヤツクの正面図、第7図は第6
図のC−C線断面矢視図である。 (10)……テレホンジヤツク (11)……モールド、(12)(14)(15)(16)(19)
……孔 (13)……コンタクトピン、(20)……突部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】モールドの上部にコンタクトピンを挿入す
    るための孔を開穿し、該孔に、中間部に突部を設けたコ
    ンタクトピンを挿入して、該突部を該孔に圧入して該コ
    ンタクトピンを固定するように形成したテレホンジャッ
    クに於て、前記孔は、上部をコンタクトピンと略同形に
    形成した円形の孔に形成し、下部を該円形の孔より巾を
    小に形成された方形状の孔に形成し、且つ、該方形状の
    孔をモールドの後端面より前端面近傍まで形成し、更
    に、該方形状の孔の前方部は前方へ向って斜め上方へ傾
    斜する段設部が形成されており、前記コンタクトピンに
    設けた前記突部を該方形状の孔に挿入し、更に、前記段
    設部に圧入して該コンタクトピンをモールドに固定した
    ことを特徴とするテレホンジャック。
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