JP2000112408A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

Info

Publication number
JP2000112408A
JP2000112408A JP10278104A JP27810498A JP2000112408A JP 2000112408 A JP2000112408 A JP 2000112408A JP 10278104 A JP10278104 A JP 10278104A JP 27810498 A JP27810498 A JP 27810498A JP 2000112408 A JP2000112408 A JP 2000112408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
display
terminal
display device
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10278104A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Murayama
幸平 村山
Hideyuki Suzuki
秀之 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP10278104A priority Critical patent/JP2000112408A/ja
Publication of JP2000112408A publication Critical patent/JP2000112408A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課 題】 外部と電気的に接続される通電端子箇所か
らの表示装置内への防水性を維持しながら、組み付け作
業性の良好な表示装置を提供する。 【解決手段】 表示器4と、この表示器4と導通可能に
配設したプリント配線板6,6Aとをケース5内に収納
する。プリント配線板6Aのケース底部9側にはメス端
子29を内蔵した表示器コネクタ30を固定する。ケー
ス5はメス端子29と嵌合するオス端子31を一体成形
した一次成形部分32と、この一次成形部分32を一体
成形した二次成形部分33とからなる。また、オス端子
31の周囲には一次成形部分32から壁部34,34A
を一体に設ける。この壁部34,34Aはコネクタ形状
を成す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車両用表示
装置に関し、特に外部と電気的に接続される通電端子を
一体成形したケース内に表示器を収納した表示装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の表示装置として、例えば図2に
示すものがある。速度計用の表示器本体1の前方に速度
を表示する表示部を施した表示板2を配設し、表示板2
の前方に表示器本体1の作動に応じて回動する指針3を
設けた表示器4が、前面が開口した合成樹脂性のケース
5内に収納してある。この表示器4の裏面側には表示器
4を駆動する図示しない電子部品などを搭載したプリン
ト配線板6が配設してあり、通電ビス7によって表示器
本体1にホルダー8とともにビス締めされ、表示器4と
プリント配線板6とを導通させている。前記ホルダー8
にはプリント配線板6が取り付けられた表示器4をケー
ス底部9に取付固定するためのボス部10が設けられて
おり、取付ビス11によってケース5裏面よりボス部1
0にビス締めされている。
【0003】そして、表示板2とケース5との隙間から
見えるケース5の内部を覆い隠す見返し板12と、周縁
部分に断面コ字状の弾性パッキン13を巻着した透視板
14とをケース5の前面開口側に設けたフランジ15上
に載置した後、リング16を弾性パッキン13に被装し
て弾性パッキン13を圧縮した状態でリング16の下端
周縁をフランジ15に加締めている。
【0004】また、プリント配線板6には表示器4に通
電させるためのリード線17が半田付けしてあるが、こ
のリード線17をケース5の外部に引き出すには、リー
ド線17の先端に設けてある端子18(あるいはコネク
タ)をケース底部9に設けた穴19に通してリード線1
7およびグロメット20をケース5外に引き出してリー
ド線17が嵌通されたゴム製のグロメット20に形成さ
れた溝部21を穴19の切り口に嵌める。この様に構成
することによって、リード線17引き出し箇所から水が
ケース5内に入らないようにしてある。また、ホルダー
8のボス部10をビス締めするためにケース底部9に設
けた貫通孔22から水がケース5内に入る可能性がある
場合には、取付ビス11の頭部周囲にゴム製のリング状
パッキン23を配設し、抑え板24をビス25でケース
底部9にビス締めすることによってパッキン23を保持
するが、防水性を特に考慮する必要がない場合には、パ
ッキン23や抑え板24は不要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例においてはリード線17を半田付けしたプリント配
線板6を表示器4にビス締めした後、ケース5の前面開
口側からケース5内に入れ、先端側に端子18が設けて
あるリード線17およびグロメット20をケース5の内
部から外部に引き出して、かつ、グロメット20をケー
ス底部9に設けた穴19に挿着させるまでの作業が大変
だった。
【0006】本発明はこの様な点に鑑みなされたもの
で、外部と電気的に接続される通電端子箇所からの表示
装置内への防水性を維持しながら、組み付け作業性の良
好な表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、通電端子を一体成形した合成樹脂性のケース
と、このケース内に収納した表示器と、この表示器と導
通可能に配設したプリント配線板と、このプリント配線
板に前記通電端子と導通可能に設けた接続部とからなる
ものである。
【0008】また、前記ケース内側の前記通電端子の周
囲にケースと一体の壁部を設け、この壁部がコネクタの
形状を有するものである。
【0009】また、前記ケース外側の前記通電端子の周
囲にケースと一体の壁部を設け、この壁部がコネクタの
形状を有するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】表示器と、この表示器と導通可能
に配設したプリント配線板とをケース内に収納する。プ
リント配線板のケース底部側にはメス端子を内蔵した表
示器コネクタを固定する。メス端子はプリント配線板に
半田付けされプリント配線板と電気的に接続されてい
る。ケース底部の前記表示器コネクタと対応する位置に
は、前記メス端子と嵌合するオス端子をケースと一体成
形する。
【0011】この様に、ケース内に収納した表示器と導
通可能なプリント配線板のケース底部側にメス端子を内
蔵した表示器コネクタを固定し、この表示器コネクタと
対応するケース底部にメス端子と嵌合するオス端子を合
成樹脂性のケースと一体成形したため、表示器をケース
内に収納すると同時にメス端子とオス端子とが嵌合する
こととなり、組み付け作業性が良い。また、オス端子と
ケースとが一体成形されているため、従来例の如く、パ
ッキンなどを使わずにオス端子部から表示装置内への防
水性を図れる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の実施例で、従来例と同一又は
相当箇所には同一符号を付して説明する。速度計用の表
示器本体1の前方に速度を表示する表示部を施した表示
板2を配設し、表示板2の前方に表示器本体1の作動に
応じて回動する指針3を設けた表示器4と、表示器本体
1の裏面側に表示器4と導通可能に配設され、表示器4
を駆動する図示しない電子部品などを搭載したプリント
配線板6と、このプリント配線板6が取付固定された合
成樹脂性の中ケース26とからなる表示器ユニット27
が前面開口した合成樹脂性のケース5内に収納してあ
る。またプリント配線板6の下方には、このプリント配
線板6と電気的に接続されたもう1枚のプリント配線板
6Aが配設され、裏面側より取付ビス11で中ケース2
6およびプリント配線板6と共に表示板2に設けた取付
部28に共締めしてある。プリント配線板6Aのケース
底部9側にはメス端子29を内蔵した表示器コネクタ3
0が固定してある。メス端子29はプリント配線板6A
に半田付けされプリント配線板6Aと電気的に接続され
ている。なお、本実施例では電子部品や電気回路数が多
いため、プリント配線板を2枚使用したが1枚で構成可
能な場合は1枚で良い。
【0013】一方、ケース底部9の前記表示器コネクタ
30と対応する位置には、前記メス端子29と嵌合する
オス端子(通電端子)31がケース5と一体成形してあ
る。本実施例におけるオス端子31が一体成形されたケ
ース5は、まずオス端子31周辺部のケース底部9とオ
ス端子31とを一体成形した一次成形部分32と、この
一次成形部分32と一体成形したケースの他の部分、す
なわち二次成形部分33とからなる。もちろん、一次成
形だけでケース全体を形成しても良い。また、プリント
配線板6A側に突き出しているオス端子31の周囲には
ケース底部9から壁部34が一体に設けてあり、この壁
部34を含めて一次成形部分32となっている。この壁
部34は前述したプリント配線板6Aに設けた表示器コ
ネクタ30と嵌合可能なコネクタ形状となっている。ま
た、ケース底部9より外側に突き出しているオス端子3
1の周囲にも、一次成形部分32より壁部34Aが一体
に設けてあり、この壁部34Aもコネクタ形状を成して
いる。
【0014】表示器ユニット27をケース5内に収納す
る際は、中ケース26の開口側にフランジ15Aを設
け、このフランジ15A周縁に断面コ字状の弾性パッキ
ン13を巻着した状態でケース5内に挿入して、ケース
5の前面開口側に設けたフランジ15上に弾性パッキン
13を巻着した中ケース26を載置する。すると、プリ
ント配線板6Aに設けたメス端子29および表示器コネ
クタ30とケース5側のオス端子31およびコネクタ形
状を成す壁部34とがそれぞれ嵌合して、オス端子31
から表示器4までが電気的に接続されることになる。そ
の後、表示板2の表示部が視認可能な透視板14と一体
形成した上ケース35をケース5のフランジ15周縁に
設けた立上がり部36に弾性パッキン13を圧縮した状
態で超音波溶着することによって固定する。
【0015】この様に、ケース5内に収納した表示器4
と導通可能なプリント配線板6Aのケース底部9側にメ
ス端子29を内蔵した表示器コネクタ30を固定し、こ
の表示器コネクタ30と対応するケース底部9にメス端
子29と嵌合するオス端子31を合成樹脂性のケース5
と一体成形したため、表示器4およびプリント配線板
6,6Aが取付固定された中ケース26とからなる表示
器ユニット27をケース5内に収納すると同時にメス端
子29とオス端子31とが嵌合することとなり、組み付
け作業性が良い。また、オス端子31とケース5とが一
体成形されているため、従来例の如く、パッキンなどを
使わずにオス端子31部から表示装置内への防水性を図
れる。
【0016】また、プリント配線板6A側に突き出して
いるオス端子31の周囲にケース底部9から壁部34を
一体に設け、この壁部34をプリント配線板6Aに設け
た表示器コネクタ30と嵌合可能なコネクタ形状とした
ことにより、コネクタ同士の結合となるため、メス端子
29とオス端子31との位置合わせが容易で組み付け作
業性がより良い。また、ケース底部9より外側に突き出
しているオス端子31の周囲にも、コネクタ形状の壁部
34Aを設けたことにより、表示装置と電気的に接続さ
れる外部コネクタとの結合作業性が良い。また、ケース
5がオス端子31を一体成形した壁部34,34Aを含
む一次成形部分32と、この一次成形部分32を一体成
形した二次成形部分33とからなるため、ケース全体の
大きさ、形状が不変でオス端子31の本数のみが異なる
ケースが必要な場合には、二次成形部分33を変えずに
一次成形部分のみの変更で済むため、コスト的に安く対
応可能である。
【0017】なお、本実施例では表示器4として指針式
の速度計を例に説明したが、これに限定するものではな
く、例えばLCDによる表示でも良い。また、表示器4
は中ケース26を用いてケース5の前面開口側で保持し
たが、従来例の如く、ケース底部にビス締めしても良
い。
【0018】また、ケース5と一体成形したオス端子3
1は両端がメス形状、あるいは一方がオス形状で他方が
メス形状の場合でも良い。また、プリント配線板6Aに
設けた接続部はメス端子29を内蔵した表示器コネクタ
30としたが、端子のみでも良いし、ケース5と一体成
形した通電端子と導通可能に設けてあれば形状などは問
わない。
【0019】
【発明の効果】本発明は、通電端子を一体成形した合成
樹脂性のケースと、このケース内に収納した表示器と、
この表示器と導通可能に配設したプリント配線板と、こ
のプリント配線板に前記通電端子と導通可能に設けた接
続部とからなる表示装置であるため、表示器を組み付け
る際の組み付け作業性が良い。また、外部と電気的に通
電接続される通電端子箇所からの表示装置内への防水性
が図られる。
【0020】また、ケース内側の通電端子の周囲にケー
スと一体の壁部を設け、この壁部がコネクタの形状を有
することにより、通電端子の保護となると共に、ケース
内に収納したプリント配線板に設けた接続部が端子を内
蔵したコネクタである場合にはコネクタ同士の結合とな
るため、表示器を組み付ける際の組み付け作業性がより
良い。
【0021】また、ケース外側の通電端子の周囲にケー
スと一体の壁部を設け、この壁部がコネクタの形状を有
することにより、表示装置と電気的に接続される外部コ
ネクタとの結合作業性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す表示装置の断面図。
【図2】従来例を示す表示装置の断面図。
【符号の説明】
4 表示器 5 ケース 6,6A プリント配線板 29 メス端子(接続部) 30 表示器コネクタ(接続部) 31 オス端子(通電端子) 32 一次成形部分 33 二次成形部分 34,34A 壁部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電端子を一体成形した合成樹脂性のケ
    ースと、このケース内に収納した表示器と、この表示器
    と導通可能に配設したプリント配線板と、このプリント
    配線板に前記通電端子と導通可能に設けた接続部とから
    なる表示装置。
  2. 【請求項2】 前記ケース内側の前記通電端子の周囲に
    ケースと一体の壁部を設け、この壁部がコネクタの形状
    を有する請求項1に記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記ケース外側の前記通電端子の周囲に
    ケースと一体の壁部を設け、この壁部がコネクタの形状
    を有する請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
JP10278104A 1998-09-30 1998-09-30 表示装置 Pending JP2000112408A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10278104A JP2000112408A (ja) 1998-09-30 1998-09-30 表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10278104A JP2000112408A (ja) 1998-09-30 1998-09-30 表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000112408A true JP2000112408A (ja) 2000-04-21

Family

ID=17592694

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10278104A Pending JP2000112408A (ja) 1998-09-30 1998-09-30 表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000112408A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007051925A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置
JP2011008035A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 表示灯
WO2011065220A1 (ja) * 2009-11-27 2011-06-03 日本精機株式会社 計器用筐体、及び計器装置
CN104163107A (zh) * 2014-08-19 2014-11-26 江门市大长江集团有限公司 一种集成了线束接插件的仪表总成
JP7435336B2 (ja) 2020-07-27 2024-02-21 日本精機株式会社 表示装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007051925A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Nippon Seiki Co Ltd 計器装置
JP2011008035A (ja) * 2009-06-25 2011-01-13 Panasonic Electric Works Co Ltd 表示灯
WO2011065220A1 (ja) * 2009-11-27 2011-06-03 日本精機株式会社 計器用筐体、及び計器装置
JP2011112571A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Nippon Seiki Co Ltd 計器用筐体、及び計器装置
CN104163107A (zh) * 2014-08-19 2014-11-26 江门市大长江集团有限公司 一种集成了线束接插件的仪表总成
JP7435336B2 (ja) 2020-07-27 2024-02-21 日本精機株式会社 表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100366413B1 (ko) 커넥터 및 그 장착구조
JPH08185920A (ja) 回路基板の電気的接続構造
JP2000112408A (ja) 表示装置
JPH09249049A (ja) 電装モジュールの組付け構造
JPH0751746Y2 (ja) 回路基板の接続装置
JP4465699B2 (ja) ノイズフィルタ
JP3637986B2 (ja) 制御盤構造
JPH0611282U (ja) Catv用機器の接栓取付構造
JP3767294B2 (ja) 電源ユニットおよびその製造方法
JP5248943B2 (ja) 電子装置の通信回路の接続構造
JP3064294B2 (ja) 電気接続装置
JPS5844334Y2 (ja) 車両用計器の電気接続装置
JP2550780B2 (ja) 制御機器
JP2709621B2 (ja) インストルメントパネルの配線構造
JP2008079361A (ja) 電気接続箱
JPH0727669Y2 (ja) 箱体の防水接続構造
JP2991160B2 (ja) 回路基板の固定構造
JPH0688076U (ja) 入出力用コネクタ
JP2786855B2 (ja) 配線器具
JPH1168338A (ja) フレキシブルプリント配線基板の保護カバー
JPH067574Y2 (ja) 端子台
JP3561140B2 (ja) 計器コネクタの組付構造
JPH06203890A (ja) 電源端子装置
JP2001283968A (ja) コネクタ抜け止め構造
JP2528821Y2 (ja) メータケースの配線接続構造