JP2786855B2 - 配線器具 - Google Patents

配線器具

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JP2786855B2
JP2786855B2 JP63117453A JP11745388A JP2786855B2 JP 2786855 B2 JP2786855 B2 JP 2786855B2 JP 63117453 A JP63117453 A JP 63117453A JP 11745388 A JP11745388 A JP 11745388A JP 2786855 B2 JP2786855 B2 JP 2786855B2
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綱一 長谷川
正明 中村
秀樹 横山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Connections Arranged To Contact A Plurality Of Conductors (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主としてオーディオ機器やビデオ機器を接
続するピンジャックを備えた配線器具に関するものであ
る。
[従来の技術] 近年、多種類のオーディオ機器やビデオ機器が普及
し、これらの機器間の接続線の増加に伴なって配線洪水
が問題になってきている。すなわち、多数の接続線が露
出するから見苦しいという問題や、接続線が絡まるから
結線の変更作業に手間がかかるという問題が生じてい
る。
こうした問題を解決するために、接続線の一部を壁面
等に固定することで接続線の絡まりを防止したり、壁に
孔を明けて接続線の一部を壁内に通すことで接続線の露
出を防止することが考えられている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、接続線を壁面等に固定する構成では、
接続線の露出は避けられないものであり、接続機器の配
置変えをするような場合には、接続線を壁面から一旦外
して付け直すという作業が必要になる。また、壁に孔を
明けて接続線を壁内に通す構成では、接続線を壁内に通
す作業が非常に面倒であり、かつ、接続機器の配置変え
をするようなときに、接続線を壁内から抜くことになる
から、配線作業が非常に面倒である。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするもの
であり、オーディオ機器やビデオ機器の接続線の一部の
先行配線を可能とすることにより、ユーザ側での配線作
業を削減にし、かつ、接続線の露出や絡まりを抑制する
ようにした配線器具を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明では、埋込ボック
スに取着される規格化された取付枠に設けた孔に結合さ
れる取付爪を備えるとともに、上記取付枠に取着可能な
モジュール化された配線器具の1個分に相当する寸法に
設定された器体と、ピンプラグを接続する接続部が突設
されたピンジャックと、一面側にピンジャックが実装さ
れるとともに他面側に端子部が実装され器体に収納され
たプリント基板とを備え、器体は、プリント基板の上記
一面側を覆うとともにピンジャックの接続部が挿通され
る挿通孔が形成されたカバーと、プリント基板の上記他
面側を覆うボデイとを結合して形成されているのであ
る。
[作用] 上記構成によれば、従来より電源用コンセントやスイ
ッチとしてモジュール化されている配線器具用の規格化
された取付枠に器体を取り付けることができるのであ
り、オーディオ機器やビデオ機器の接続線の一部を先行
配線することにより、ユーザ側での配線作業を削減でき
るのである。また、接続線の一部が壁内に配線されるこ
とになるから、外部への露出部分が少なくなり、配線洪
水も抑制できるのである。
しかも、一面側にピンジャックを実装し他面側に端子
部を実装したプリント基板をボデイとカバーとからなる
器体に収納すれば、ピンジャックの接続部がカバーに形
成された挿通孔に挿通されて器体の外部に露出するか
ら、組立時にはカバーとボデイとプリント基板との3部
品を結合するだけであって、組立作業が非常に容易にな
るものである。
さらに、請求項2の発明のように、端子部の一部にカ
バーに圧入されてプリント基板をカバーに保持させる圧
入部を設けたものでは、圧入部をカバーに圧入するだけ
でプリント基板をカバーに取り付けることができ、ボデ
イとカバーとを結合する際にプリント基板に位置ずれが
生じないのであって、組立作業がさらに容易になり、と
くに自動組立に適したものになる。
[実施例] 第1図および第2図に示すように、器体10は合成樹脂
成型品よりなるボデイ11とカバー12とを組み合わせて形
成される。ボデイ11の両側部にはそれぞれ嵌合孔13が形
成されており、カバー12の両側部に突設された嵌合フッ
ク14が嵌合孔13に嵌合することにより、ボデイ11とカバ
ー12とが結合される。
ボデイ11内には一対の仕切リブ15が形成されていてボ
デイ11内の一部が3区画に仕切られている。上記各区画
内に対応する部位にはボデイ11の裏面側に貫通した開口
16が形成されている。また、上記各区画にはそれぞれ端
子板21が装着され、各開口16を通して端子板21の一部が
ボデイ11の背面側に露出するようになっている、したが
って、各端子板21は、仕切リブ15により互いに絶縁され
るのである。端子板21は、略コ形であって、中央片に段
部22が形成されており、この段部22が上記開口16の周縁
に係止されてボデイ11内での位置決めがなされている。
また、端子板21においてボデイ11の背面に露出する部位
には、端子板21とともに端子部を形成する端子ねじ23が
螺合する。端子板21の一方の脚片の先端には接続片24が
突設され、この接続片24はプリント基板30の接続孔31に
挿入された状態でプリント基板30の導電パターンに半田
接続される。また、端子板21の他方の脚片の先端部には
圧入部25が形成されており、カバー12に対して圧入され
るようになっている。プリント基板30において、端子板
21とは反対側の表面には、一対のピンジャック26が実装
される。ピンジャック26はそれぞれ一対の端子片26a,26
bを有しており、各端子片26a,26bがそれぞれプリント基
板30の接続孔32a,32bに挿入された状態で導電パターン
に半田接続されるのである。ここに、両ピンジャック26
の接地側はプリント基板の導電パターンを介して共通接
続され、中央の端子板21に電気的に接続される。また、
ピンジャック26の非接地側はプリント基板30の導電パタ
ーンを介して両側の端子板21に電気的に接続される。各
ピンジャック26においてピンプラグに接続される接続部
27は、カバー12に形成された一対の挿通孔17を通してカ
バー12の前面に露出する。以上の構成により、ピンジャ
ック26の接続部27が器体10の前面に露出し、このピンジ
ャック26に電気的に接続された端子板21が器体10の背面
に露出するのである。器体10の背面には張力除去金具18
がタッピンねじ19によって固定されており、端子板21に
接続されるシールド線を張力除去金具18と器体10の背面
との間に挟持することにより、シールド線の張力止めが
なされるようになっている。
この配線器具を組み立てるときには、プリント基板30
に端子板21とピンジャック26とを実装した後、端子板21
の圧入部25をカバー12に圧入すれば、端子板21とピンジ
ャック26とプリント基板30とがカバー12に保持されるの
であり、その後、ボデイ11をカバー12に結合すればよい
のである。
ところで、カバー12の両側面にはそれぞれ各一対の取
付爪41と、取付孔42とが後述する取付枠40への取付部と
して形成されている。取付爪41は、埋込ボックスに取り
付けられる規格化された配線器具用の合成樹脂製の取付
枠40に係合可能となっている。取付枠40は、矩形枠状に
形成され、一方の側縁に6個の結合孔43が形成され、他
方の側縁に3個の挿入孔44が形成されているのであっ
て、挿入孔44内には解除片45が突設された形状となって
いる。解除片45は先端縁の中央部に操作片46を有し、操
作片46の両側に形成された肩部分には取付爪41が載るよ
うになっている。したがって、この取付枠40に器体10を
装着するには、カバー12の一方の側面に突設された取付
爪41を結合孔43に挿入するとともに、他方の側面に突設
された取付爪41を挿入孔44において操作片46の両側の肩
部分に載せるようにすればよいのである。こうして、こ
の取付枠40には、モジュール化された配線器具が最大3
個まで装着できるのである。器体10を取付枠40から外す
には、操作片46をドライバ等の治具でこじればよい。取
付枠40において両側縁に隣合う周縁には、埋込ボックス
に螺合するボックスねじを挿入するための長孔47、取付
枠40の前面側を覆うプレートを取着するためのプレート
ねじが螺合するプレートねじ孔48、壁材を取付枠40との
間で挟持して取付枠40を壁材に保持する挟み金具を装着
するための取付孔49が開口する。カバー12の側面に形成
されている取付孔42は、金属製の取付枠を用いるときに
利用されるのであって、金属製の取付枠に形成された突
片を取付孔42に挿入することで器体10が取付枠40に保持
されるのである。
以上のようにして形成された配線器具は、コンセント
やスイッチ等の通常の配線器具と同様に壁面等に埋込施
工される。したがって、音声増幅器を壁に組み込むとと
もに、音声増幅器と端子板21との間をシールド線を介し
て先行配線しておけば、ユーザ側では、音源となるオー
ディオ機器(テープデッキ、レコードプレーヤ、コンパ
クトディスクプレーヤ等)の出力端に接続された接続線
に設けたピンプラグをピンジャック26に接続するだけ
で、配線が行なえるのである。すなわち、接続線の露出
や絡まりが抑制されるのである。さらには、先行配線の
結線の仕方によっては複数の部屋でのオーディオ機器の
使用が可能となり、生活環境の向上につながるのであ
る。
[発明の効果] 本発明は上述のように、埋込ボックスに取着される規
格化された取付枠に設けた孔に結合される取付爪を備え
るとともに、上記取付枠に取着可能なモジュール化され
た配線器具の1個分に相当する寸法に設定された器体
と、ピンプラグを接続する接続部が突設されたピンジャ
ックと、一面側にピンジャックが実装されるとともに他
面側に端子部が実装され器体に収納されたプリント基板
とを備え、器体は、プリント基板の上記一面側を覆うと
ともにピンジャックの接続部が挿通される挿通孔が形成
されたカバーと、プリント基板の上記他面側を覆うボデ
イとを結合して形成されているものであり、従来より電
源用コンセントやスイッチとしてモジュール化されてい
る配線器具用の規格化された取付枠に器体を取り付ける
ことができ、オーディオ機器やビデオ機器の接続線の一
部を先行配線することにより、ユーザ側での配線作業を
削減できるという利点を有するのである。また、接続線
の一部が壁内に配線されることになるから、外部への露
出部分が少なくなり、しかも、接続線の絡まりも防止で
きるのであり、配線洪水が抑制できるという利点を有す
るのである。
しかも、一面側にピンジャックを実装し他面側に端子
部を実装したプリント基板をボデイとカバーとからなる
器体に収納すれば、ピンジャックの接続部がカバーに形
成された挿通孔に挿通されて器体の外部に露出するか
ら、組立時にはカバーとボディとプリント基板との3部
品を結合するだけであって、組立作業が非常に容易にな
るという利点がある。
さらに、請求項2の発明のように、端子部の一部にカ
バーに圧入されてプリント基板をカバーに保持させる圧
入部を設けたものでは、圧入部をカバーに圧入するだけ
でプリント基板をカバーに取り付けることができ、ボデ
イとカバーとを結合する際にプリント基板に位置ずれが
生じないのであって、組立作業がさらに容易になり、と
くに自動組立に適したものになるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す分解斜視図、第2図
(a)(b)(c)はそれぞれ同上の正面図、断面図、
背面図である。 10……器体、11……ボデイ、12……カバー、13……嵌合
孔、14……嵌合フック、17……挿通孔、21……端子板、
25……圧入部、26……ピンジャック、27……接続部、30
……プリント基板、40……取付枠、41……取付爪、42…
…取付孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−28258(JP,U) 実開 昭61−76686(JP,U) 実開 昭58−131578(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】埋込ボックスに取着される規格化された取
    付枠に設けた孔に結合される取付爪を備えるとともに、
    上記取付枠に取着可能なモジュール化された配線器具の
    1個分に相当する寸法に設定された器体と、ピンプラグ
    を接続する接続部が突設されたピンジャックと、一面側
    にピンジャックが実装されるとともに他面側に端子部が
    実装され器体に収納されたプリント基板とを備え、器体
    は、プリント基板の上記一面側を覆うとともにピンジャ
    ックの接続部が挿通される挿通孔が形成されたカバー
    と、プリント基板の上記他面側を覆うボデイとを結合し
    て形成されて成ることを特徴とする配線器具。
  2. 【請求項2】端子部の一部にはカバーに圧入されてプリ
    ント基板をカバーに保持させる圧入部が形成されて成る
    ことを特徴とする請求項1記載の配線器具。
JP63117453A 1988-05-13 1988-05-13 配線器具 Expired - Lifetime JP2786855B2 (ja)

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JPH01286278A JPH01286278A (ja) 1989-11-17
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