JP2595128Y2 - 1次活電部バリヤー装置 - Google Patents
1次活電部バリヤー装置Info
- Publication number
- JP2595128Y2 JP2595128Y2 JP7139391U JP7139391U JP2595128Y2 JP 2595128 Y2 JP2595128 Y2 JP 2595128Y2 JP 7139391 U JP7139391 U JP 7139391U JP 7139391 U JP7139391 U JP 7139391U JP 2595128 Y2 JP2595128 Y2 JP 2595128Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- divided
- power supply
- substrate
- barrier
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ラジカセ、ミニコン、
ビデオ等の映像音響機器装置の1次活電部バリヤー構造
に関するものである。
ビデオ等の映像音響機器装置の1次活電部バリヤー構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、1次活電部バリヤー装置は、機器
のジャック孔を介してドライバー、ピン等の異物の挿入
により1次活電部に直接触れることを防止する安全対策
としてジャック孔部の後部にバリヤー板を配置すること
により実現されている。
のジャック孔を介してドライバー、ピン等の異物の挿入
により1次活電部に直接触れることを防止する安全対策
としてジャック孔部の後部にバリヤー板を配置すること
により実現されている。
【0003】以下図面を参照しながら、上述した従来の
1次活電部バリヤー構造の一例について説明する。
1次活電部バリヤー構造の一例について説明する。
【0004】図5は従来の1次活電部バリヤー装置の部
分断面側面図および正面図を示すものである。図5にお
いて、一般にこの種の1次活電部バリヤー構造はRCA
ピンジャック4、バリヤー板10、マザー基板3、キャ
ビネット6、ネジ11により構成される。バリヤー板1
0はRCAピンジャック4のジャック接続部4aのジャ
ック孔4bの後部に配置されてマザー基板3に挿入さ
れ、RCAピンジャック4とともに半田固定され、その
端部をRCAピンジャック4とキャビネット6により挟
み,ネジ11により固定される。
分断面側面図および正面図を示すものである。図5にお
いて、一般にこの種の1次活電部バリヤー構造はRCA
ピンジャック4、バリヤー板10、マザー基板3、キャ
ビネット6、ネジ11により構成される。バリヤー板1
0はRCAピンジャック4のジャック接続部4aのジャ
ック孔4bの後部に配置されてマザー基板3に挿入さ
れ、RCAピンジャック4とともに半田固定され、その
端部をRCAピンジャック4とキャビネット6により挟
み,ネジ11により固定される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の1次活電部バリヤー装置は、別部品のバリヤ
ー板10をマザー基板上3に装着しなければならないた
め、コストがかかり、かつ取付作業が面倒であるという
問題点を有していた。
うな従来の1次活電部バリヤー装置は、別部品のバリヤ
ー板10をマザー基板上3に装着しなければならないた
め、コストがかかり、かつ取付作業が面倒であるという
問題点を有していた。
【0006】本考案は、上記従来の問題点に鑑み、組立
作業性が良く、安価な1次活電部バリヤー装置を提供す
ることを目的としてなされたものである。
作業性が良く、安価な1次活電部バリヤー装置を提供す
ることを目的としてなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案の1次活電部バリヤー装置は、キャビネットに
配置されたピンジャックの後方に対向するように設けら
れた1次活電部を有する電源基板と、前記電源基板の一
部をミシン目により分割し、かつジャンパー線によって
結合された分割基板とを備え、前記分割基板には嵌合孔
を設け、前記電源基板の分割部分には前記嵌合孔に嵌合
する嵌合凸部を設け、前記電源基板の嵌合凸部に前記分
割基板の嵌合孔を直角に嵌合することにより、前記分割
基板がピンジャックの後方と電源基板との間にはさまれ
て配置構成されたものである。
に本考案の1次活電部バリヤー装置は、キャビネットに
配置されたピンジャックの後方に対向するように設けら
れた1次活電部を有する電源基板と、前記電源基板の一
部をミシン目により分割し、かつジャンパー線によって
結合された分割基板とを備え、前記分割基板には嵌合孔
を設け、前記電源基板の分割部分には前記嵌合孔に嵌合
する嵌合凸部を設け、前記電源基板の嵌合凸部に前記分
割基板の嵌合孔を直角に嵌合することにより、前記分割
基板がピンジャックの後方と電源基板との間にはさまれ
て配置構成されたものである。
【0008】
【作用】本考案は上記した構成によって、従来の別部品
によるバリヤー板を廃止し、電源基板の一部の分割基板
を利用し、分割、嵌合するだけで安価に1次活電部の保
護をすることができ、また、分割基板が電源基板とピン
ジャックとの間に挟まれているために、強押しされた場
合でも外れたり回転したりすることがないものである。
によるバリヤー板を廃止し、電源基板の一部の分割基板
を利用し、分割、嵌合するだけで安価に1次活電部の保
護をすることができ、また、分割基板が電源基板とピン
ジャックとの間に挟まれているために、強押しされた場
合でも外れたり回転したりすることがないものである。
【0009】
【実施例】以下本考案1次活電部バリヤー装置の実施例
について、図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。
について、図1〜図4を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1は本考案の第1の実施例における1次
活電部バリヤー装置の部分断面側面図、図2は図1のキ
ャビネットを取り去った正面図、図3は図2よりピンジ
ャックを取り去った正面図、図4はバリヤー主要構造の
斜視図を示すものである。
活電部バリヤー装置の部分断面側面図、図2は図1のキ
ャビネットを取り去った正面図、図3は図2よりピンジ
ャックを取り去った正面図、図4はバリヤー主要構造の
斜視図を示すものである。
【0011】図1、図2、図3、図4において、両端を
電源基板1とバリヤー基板2に半田付けされたジャンパ
ー線9により結合された後、ミシン目を利用して割り取
られた電源基板1と一体に構成されたバリヤー基板2
は、電源基板1の端部のバリヤー基板2の分割によって
形成された嵌合凸部1aおよびバリヤー基板2の嵌合孔
2aにより電源基板1に直角に嵌合されている。このと
きバリヤー基板2にはガイド溝2bが設けられておりジ
ャンパー線9がガイドされ、定位置に嵌合されるように
構成されている。このとき、バリヤー基板2の嵌合孔2
aは電源基板1の嵌合凸部1aが挿入された後、隙間が
1mm以下となるように設定されている。また、電源基
板1にはインレット5、ヒューズ8およびヒューズホル
ダー8aなどの1次活電部に使われる部品が配置されて
おり、マザー基板3上でRCAピンジャック4の後部に
コネクタ7によりマザー基板3上にコネクタ結合されて
いる。このとき、バリヤー基板2はRCAピンジャック
4と電源基板1の間にはさまれており、外れたり回転し
たりしないように構成される。また、RCAピンジャッ
ク4の前方にはキャビネット6が配置されている。
電源基板1とバリヤー基板2に半田付けされたジャンパ
ー線9により結合された後、ミシン目を利用して割り取
られた電源基板1と一体に構成されたバリヤー基板2
は、電源基板1の端部のバリヤー基板2の分割によって
形成された嵌合凸部1aおよびバリヤー基板2の嵌合孔
2aにより電源基板1に直角に嵌合されている。このと
きバリヤー基板2にはガイド溝2bが設けられておりジ
ャンパー線9がガイドされ、定位置に嵌合されるように
構成されている。このとき、バリヤー基板2の嵌合孔2
aは電源基板1の嵌合凸部1aが挿入された後、隙間が
1mm以下となるように設定されている。また、電源基
板1にはインレット5、ヒューズ8およびヒューズホル
ダー8aなどの1次活電部に使われる部品が配置されて
おり、マザー基板3上でRCAピンジャック4の後部に
コネクタ7によりマザー基板3上にコネクタ結合されて
いる。このとき、バリヤー基板2はRCAピンジャック
4と電源基板1の間にはさまれており、外れたり回転し
たりしないように構成される。また、RCAピンジャッ
ク4の前方にはキャビネット6が配置されている。
【0012】以上のように本実施例によれば、RCAピ
ンジャック4のジャック接続部4aのジャック孔4bよ
り侵入するピン(異物)はバリヤー基板2により止めら
れ1次活電部に接触することがなく、また、強押しされ
た場合でもバリヤー基板が電源基板1とRCAピンジャ
ックとの間に挟まれているために、外れたり回転したり
することがない。
ンジャック4のジャック接続部4aのジャック孔4bよ
り侵入するピン(異物)はバリヤー基板2により止めら
れ1次活電部に接触することがなく、また、強押しされ
た場合でもバリヤー基板が電源基板1とRCAピンジャ
ックとの間に挟まれているために、外れたり回転したり
することがない。
【0013】
【考案の効果】以上のように本考案は、ジャンパー線で
結合された電源基板と同一基板上に構成された分割基板
を割りとり嵌合することにより、バリヤーを構成するた
め別部品のバリヤー板を必要としないため、組立作業性
が良く安価な1次活電部バリヤー装置を提供することが
でき、また、分割基板が電源基板とピンジャックとの間
に挟まれているために、強押しされた場合でも外れたり
回転したりすることがないものである。
結合された電源基板と同一基板上に構成された分割基板
を割りとり嵌合することにより、バリヤーを構成するた
め別部品のバリヤー板を必要としないため、組立作業性
が良く安価な1次活電部バリヤー装置を提供することが
でき、また、分割基板が電源基板とピンジャックとの間
に挟まれているために、強押しされた場合でも外れたり
回転したりすることがないものである。
【図1】本考案の第1の実施例における1次活電部バリ
ヤー装置の部分断面側面図である。
ヤー装置の部分断面側面図である。
【図2】図1のキャビネットを取り去った正面図であ
る。
る。
【図3】図2のピンジャックを取り去った正面図であ
る。
る。
【図4】本考案の第1の実施例における1次活電部バリ
ヤー装置の斜視図である。
ヤー装置の斜視図である。
【図5】(a)は従来の1次活電部バリヤー装置の部分
断面側面図である。(b)は同正面図である。
断面側面図である。(b)は同正面図である。
1 電源基板 1a 嵌合凸部 2 バリヤー基板 2a 嵌合孔 2b ガイド溝 3 マザー基板 4 RCAピンジャック 4a ジャック接続部 4b ジャック孔 5 ACインレット 6 キャビネット 7 コネクタ 8 ヒューズ 8a ヒューズホルダー 9 ジャンパー線 10 バリヤー板 11 ネジ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 17/04 520 H05K 1/14
Claims (1)
- 【請求項1】 キャビネットに配置されたピンジャック
の後方に対向するように設けられた1次活電部を有する
電源基板と、 前記電源基板の一部をミシン目により分割し、かつジャ
ンパー線によって結合された分割基板とを備え、 前記分割基板には嵌合孔を設け、前記電源基板の分割部
分には前記嵌合孔に嵌合する嵌合凸部を設け、前記電源
基板の嵌合凸部に前記分割基板の嵌合孔を直角に嵌合す
ることにより、前記分割基板がピンジャックの後方と電
源基板との間にはさまれて配置構成されたことを特徴と
する1次活電部バリヤー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7139391U JP2595128Y2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 1次活電部バリヤー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7139391U JP2595128Y2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 1次活電部バリヤー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0523463U JPH0523463U (ja) | 1993-03-26 |
JP2595128Y2 true JP2595128Y2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=13459231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7139391U Expired - Lifetime JP2595128Y2 (ja) | 1991-09-05 | 1991-09-05 | 1次活電部バリヤー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595128Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014024518A (ja) | 2012-07-30 | 2014-02-06 | Toyota Motor Corp | 電源装置の取付構造および車両 |
-
1991
- 1991-09-05 JP JP7139391U patent/JP2595128Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0523463U (ja) | 1993-03-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |