JP3412130B2 - コネクタの固定構造 - Google Patents
コネクタの固定構造Info
- Publication number
- JP3412130B2 JP3412130B2 JP31551797A JP31551797A JP3412130B2 JP 3412130 B2 JP3412130 B2 JP 3412130B2 JP 31551797 A JP31551797 A JP 31551797A JP 31551797 A JP31551797 A JP 31551797A JP 3412130 B2 JP3412130 B2 JP 3412130B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- circuit board
- printed circuit
- fixing
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/306—Lead-in-hole components, e.g. affixing or retention before soldering, spacing means
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、端子固定部で固定
されたコネクタ端子の導体接続端をプリント基板のパタ
ーンと半田付等によって接続するコネクタの固定構造に
関する。 【０００２】 【従来の技術】図３は従来のコネクタＡの断面図を示
す。１はハウジングで、複数のコネクタ端子２１ 〜２
３ がハウジング底壁である端子固定部３によって固定
されている。 また、コネクタＡの固定は、端子固定部
３とプリント基板６とを接触させると共に、プリント基
板６にプリントされたパターン（回路導体）７１ 〜７
３とコネクタ端子２１ 〜２３ の導体接続端を半田付
９１ 〜９３ 等で接続して固定していた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】前述したように従来の
コネクタにおいては、端子固定部とプリント基板とを接
触させ、コネクタ端子の導体接続端をプリント基板上の
パターンと半田付する等の方法で固定していた。このた
め、コネクタの熱的影響等によって端子固定部３が図３
で示すＹ−Ｙ方向に変形すると、その応力が半田付した
部分に影響し、プリント基板よりパターンをはがした
り、半田はずれを生ずることがあった。本発明はコネク
タが熱等によって変形してもプリント基板との接続固定
に影響を及ぼさないようにしたコネクタの固定構造を提
供することを課題とする。 【０００４】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明は、端子固定部で固定されたコネクタ端子
の導体接続端をプリント基板のパターンと半田付等によ
って接続するコネクタの固定構造において、前記端子固
定部と前記プリント基板との間に空間を設けると共に、
コネクタをプリント基板に固定させるための複数の固定
部をコネクタのハウジングに突出して設け、該固定部の
該プリント基板との接触面の形状を、該プリント基板に
設けられた凹部と嵌合する形状にし、該接触面を該凹部
に嵌合させ、該凹部を貫通するねじで該固定部を該プリ
ント基板に固定したことを特徴とする。端子固定部とプ
リント基板との間に空間を設けると共に、コネクタをプ
リント基板に固定させるための複数の固定部をコネクタ
のハウジングに突設するようにしたので、コネクタが熱
等によって変形しても、端子固定部とプリント基板との
間には空間が有るので、該空間部分の端子の弾性によっ
て応力を吸収し半田付部に加わる力を弱め、接続固定に
影響を及ぼさないようにすることができる。 【０００５】また、固定部のプリント基板との接触面
を、プリント基板に設けられた凹部と嵌合する形状とす
るようにしたので、固定部の先端をプリント基板に設け
られた凹部と嵌合させることにより、固定部をプリント
基板とねじで止める際、コネクタの共廻りを無くすこと
ができる。 【０００６】 【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図１を参
照して説明する。図１（Ａ）は本発明の第１の実施例を
示すコネクタの背面図、（Ｂ）は（Ａ）のＸ−Ｘ線断面
図である。図１において、ハウジング１、コネクタ端子
２、端子固定部３、プリント基板６、パターン７、およ
び半田付９は、図３の従来例で説明した通りである。本
発明の特徴は固定部４１ および４２ をハウジング１
に突出して設けたことにある。 【０００７】このように固定部４をハウジング１のプリ
ント基板６との対向面側に突出して設けることにより、
端子固定部３とプリント基板６との間には空間を設ける
ことができ、端子固定部３が変形しても、該空間部のコ
ネクタ端子２の弾性によって変化による応力が吸収さ
れ、半田付部分への影響を及ぼさなくすることができ
る。また、図１では、コネクタＡのプリント基板６への
固定は固定部４１ および４２ に設けられたねじ止め
孔５１ および５２ にねじ８１ および８２ を螺合
させて固定するようにしているが、コネクタＡに収容さ
れ、ブスバーと接続されるコネクタ端子数が多い場合
は、ねじ止めを行わなくとも従来例と同様にコネクタを
プリント基板に固定することができる。 【０００８】図２は本発明の第２の実施例を示すコネク
タの取付状態の断面図である。第２の実施例が第１の実
施例と異なる点は、プリント基板６の固定部４１ およ
び４２ との接触部に凹部１０１ および１０２ を設
け、コネクタＡの固定部４１ および４２ の先端部を
凹部１０１ および１０２ に嵌合するようにしたこと
である。 このようにすることによって、コネクタＡを
プリント基板６にねじ止めする際、コネクタＡの共廻り
を防止することができる。なお、固定部４のプリント基
板６との接触面の形状およびプリント基板６の凹部１０
の形状は、共に円形および多角形であっても良く、一方
が円形で他方が多角形でも良く、凹部１０に固定部の先
端が嵌合する形状であればよい。 【０００９】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。端子固定部とプリント基板との間に
空間を設けると共に、コネクタをプリント基板に固定さ
せるための複数の固定部をコネクタのハウジングに突設
するようにしたので、コネクタが熱等によって変形して
も、端子固定部とプリント基板との間には空間が有るの
で、該空間部分の端子の弾性によって応力を吸収し半田
付部に加わる力を弱め、接続固定に影響を及ぼさないよ
うにすることができる。 【００１０】また、固定部のプリント基板との接触面
を、プリント基板に設けられた凹部と嵌合する形状とす
るようにしたので、固定部の先端をプリント基板に設け
られた凹部と嵌合させることにより、固定部をプリント
基板とねじで止める際、コネクタの共廻りを無くすこと
ができる。
されたコネクタ端子の導体接続端をプリント基板のパタ
ーンと半田付等によって接続するコネクタの固定構造に
関する。 【０００２】 【従来の技術】図３は従来のコネクタＡの断面図を示
す。１はハウジングで、複数のコネクタ端子２１ 〜２
３ がハウジング底壁である端子固定部３によって固定
されている。 また、コネクタＡの固定は、端子固定部
３とプリント基板６とを接触させると共に、プリント基
板６にプリントされたパターン（回路導体）７１ 〜７
３とコネクタ端子２１ 〜２３ の導体接続端を半田付
９１ 〜９３ 等で接続して固定していた。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】前述したように従来の
コネクタにおいては、端子固定部とプリント基板とを接
触させ、コネクタ端子の導体接続端をプリント基板上の
パターンと半田付する等の方法で固定していた。このた
め、コネクタの熱的影響等によって端子固定部３が図３
で示すＹ−Ｙ方向に変形すると、その応力が半田付した
部分に影響し、プリント基板よりパターンをはがした
り、半田はずれを生ずることがあった。本発明はコネク
タが熱等によって変形してもプリント基板との接続固定
に影響を及ぼさないようにしたコネクタの固定構造を提
供することを課題とする。 【０００４】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、本発明は、端子固定部で固定されたコネクタ端子
の導体接続端をプリント基板のパターンと半田付等によ
って接続するコネクタの固定構造において、前記端子固
定部と前記プリント基板との間に空間を設けると共に、
コネクタをプリント基板に固定させるための複数の固定
部をコネクタのハウジングに突出して設け、該固定部の
該プリント基板との接触面の形状を、該プリント基板に
設けられた凹部と嵌合する形状にし、該接触面を該凹部
に嵌合させ、該凹部を貫通するねじで該固定部を該プリ
ント基板に固定したことを特徴とする。端子固定部とプ
リント基板との間に空間を設けると共に、コネクタをプ
リント基板に固定させるための複数の固定部をコネクタ
のハウジングに突設するようにしたので、コネクタが熱
等によって変形しても、端子固定部とプリント基板との
間には空間が有るので、該空間部分の端子の弾性によっ
て応力を吸収し半田付部に加わる力を弱め、接続固定に
影響を及ぼさないようにすることができる。 【０００５】また、固定部のプリント基板との接触面
を、プリント基板に設けられた凹部と嵌合する形状とす
るようにしたので、固定部の先端をプリント基板に設け
られた凹部と嵌合させることにより、固定部をプリント
基板とねじで止める際、コネクタの共廻りを無くすこと
ができる。 【０００６】 【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図１を参
照して説明する。図１（Ａ）は本発明の第１の実施例を
示すコネクタの背面図、（Ｂ）は（Ａ）のＸ−Ｘ線断面
図である。図１において、ハウジング１、コネクタ端子
２、端子固定部３、プリント基板６、パターン７、およ
び半田付９は、図３の従来例で説明した通りである。本
発明の特徴は固定部４１ および４２ をハウジング１
に突出して設けたことにある。 【０００７】このように固定部４をハウジング１のプリ
ント基板６との対向面側に突出して設けることにより、
端子固定部３とプリント基板６との間には空間を設ける
ことができ、端子固定部３が変形しても、該空間部のコ
ネクタ端子２の弾性によって変化による応力が吸収さ
れ、半田付部分への影響を及ぼさなくすることができ
る。また、図１では、コネクタＡのプリント基板６への
固定は固定部４１ および４２ に設けられたねじ止め
孔５１ および５２ にねじ８１ および８２ を螺合
させて固定するようにしているが、コネクタＡに収容さ
れ、ブスバーと接続されるコネクタ端子数が多い場合
は、ねじ止めを行わなくとも従来例と同様にコネクタを
プリント基板に固定することができる。 【０００８】図２は本発明の第２の実施例を示すコネク
タの取付状態の断面図である。第２の実施例が第１の実
施例と異なる点は、プリント基板６の固定部４１ およ
び４２ との接触部に凹部１０１ および１０２ を設
け、コネクタＡの固定部４１ および４２ の先端部を
凹部１０１ および１０２ に嵌合するようにしたこと
である。 このようにすることによって、コネクタＡを
プリント基板６にねじ止めする際、コネクタＡの共廻り
を防止することができる。なお、固定部４のプリント基
板６との接触面の形状およびプリント基板６の凹部１０
の形状は、共に円形および多角形であっても良く、一方
が円形で他方が多角形でも良く、凹部１０に固定部の先
端が嵌合する形状であればよい。 【０００９】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
の効果が得られる。端子固定部とプリント基板との間に
空間を設けると共に、コネクタをプリント基板に固定さ
せるための複数の固定部をコネクタのハウジングに突設
するようにしたので、コネクタが熱等によって変形して
も、端子固定部とプリント基板との間には空間が有るの
で、該空間部分の端子の弾性によって応力を吸収し半田
付部に加わる力を弱め、接続固定に影響を及ぼさないよ
うにすることができる。 【００１０】また、固定部のプリント基板との接触面
を、プリント基板に設けられた凹部と嵌合する形状とす
るようにしたので、固定部の先端をプリント基板に設け
られた凹部と嵌合させることにより、固定部をプリント
基板とねじで止める際、コネクタの共廻りを無くすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】（Ａ）は本発明の第１の実施例を示すコネクタ
の背面図、（Ｂ）は（Ａ）のＸ−Ｘ線断面図である。 【図２】本発明の第２の実施例を示すコネクタの取付状
態の断面図である。 【図３】従来例の説明図である。 【符号の説明】 Ａ コネクタ １ ハウジング ２ コネクタ端子 ３ 端子固定部 ４ 固定部 ５ ねじ止め孔 ６ プリント基板 ７ パターン ８ ねじ ９ 半田付 １０ 凹部
の背面図、（Ｂ）は（Ａ）のＸ−Ｘ線断面図である。 【図２】本発明の第２の実施例を示すコネクタの取付状
態の断面図である。 【図３】従来例の説明図である。 【符号の説明】 Ａ コネクタ １ ハウジング ２ コネクタ端子 ３ 端子固定部 ４ 固定部 ５ ねじ止め孔 ６ プリント基板 ７ パターン ８ ねじ ９ 半田付 １０ 凹部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
H01R 23/68
H01R 9/09
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】 端子固定部で固定されたコネクタ端子の
導体接続端をプリント基板のパターンと半田付等によっ
て接続するコネクタの固定構造において、 前記端子固定部と前記プリント基板との間に空間を設け
ると共に、コネクタをプリント基板に固定させるための
複数の固定部をコネクタのハウジングに突出して設け、
該固定部の該プリント基板との接触面の形状を、該プリ
ント基板に設けられた凹部と嵌合する形状にし、該接触
面を該凹部に嵌合させ、該凹部を貫通するねじで該固定
部を該プリント基板に固定したことを特徴とするコネク
タの固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31551797A JP3412130B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | コネクタの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31551797A JP3412130B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | コネクタの固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11149966A JPH11149966A (ja) | 1999-06-02 |
| JP3412130B2 true JP3412130B2 (ja) | 2003-06-03 |
Family
ID=18066303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31551797A Expired - Fee Related JP3412130B2 (ja) | 1997-11-17 | 1997-11-17 | コネクタの固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3412130B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007234242A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Yazaki Corp | 基板用コネクタ |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0218526Y2 (ja) * | 1987-02-26 | 1990-05-23 | ||
| JPH0269472U (ja) * | 1988-11-15 | 1990-05-25 | ||
| JPH0352965U (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-22 | ||
| JPH04307988A (ja) * | 1991-04-05 | 1992-10-30 | Nissan Motor Co Ltd | 電子ユニット |
| JP2603292Y2 (ja) * | 1993-11-25 | 2000-03-06 | ヤマハリビングテック株式会社 | 水栓アダプタの固定用ライナー |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP31551797A patent/JP3412130B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11149966A (ja) | 1999-06-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030218 |
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