JPH07272781A - 端子台支持構造 - Google Patents
端子台支持構造Info
- Publication number
- JPH07272781A JPH07272781A JP6064068A JP6406894A JPH07272781A JP H07272781 A JPH07272781 A JP H07272781A JP 6064068 A JP6064068 A JP 6064068A JP 6406894 A JP6406894 A JP 6406894A JP H07272781 A JPH07272781 A JP H07272781A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal block
- pin
- board
- screw
- terminal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】ターミナル金具１にリード線２がねじ３を用い
て結線されターミナル金具と一体に形成されたピン４を
有する端子台５と、ピンが嵌挿されピンと電気的に接続
されるピン穴６１を有する基板６と、端子台を支持する
複数個のリブ７を凸設した筐体８とからなり、基板には
リブを挿通する複数個の挿通部９を有する。 【効果】端子台は基板を介さず筐体のリブに支持される
ので、リード線を結線するとき、端子台を装着した基板
に余分な力は加わらず、はんだづけ部の剥離や配線パタ
ーンの剥離は生じない。
て結線されターミナル金具と一体に形成されたピン４を
有する端子台５と、ピンが嵌挿されピンと電気的に接続
されるピン穴６１を有する基板６と、端子台を支持する
複数個のリブ７を凸設した筐体８とからなり、基板には
リブを挿通する複数個の挿通部９を有する。 【効果】端子台は基板を介さず筐体のリブに支持される
ので、リード線を結線するとき、端子台を装着した基板
に余分な力は加わらず、はんだづけ部の剥離や配線パタ
ーンの剥離は生じない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は端子台支持構造に係わ
り、特に筐体リブによる端子台の支持を確実にし、基板
のパターンを保護する端子台支持構造に関する。
り、特に筐体リブによる端子台の支持を確実にし、基板
のパターンを保護する端子台支持構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の端子台支持構造は、図２（ｃ）に
示すように、ターミナル金具１にリード線２がねじ３を
用いて結線されターミナル金具１と一体に形成されたピ
ン４を有する端子台５’と、この端子台５’と固定され
ピン４が嵌挿されピン４と電気的に接続されるピン穴６
１が穿設された基板６’とを有し、基板６’は、筐体
８’の内部に凸設された複数個のリブ７’、７’、…に
固定されていた。
示すように、ターミナル金具１にリード線２がねじ３を
用いて結線されターミナル金具１と一体に形成されたピ
ン４を有する端子台５’と、この端子台５’と固定され
ピン４が嵌挿されピン４と電気的に接続されるピン穴６
１が穿設された基板６’とを有し、基板６’は、筐体
８’の内部に凸設された複数個のリブ７’、７’、…に
固定されていた。
【０００３】従来の端子台支持構造の組み立ては、ま
ず、図２（ａ）に示す基板６’のピン穴６１に、端子台
５’に固定されたピン４を挿通し、基板６’の裏側では
んだづけして基板６’に端子台５’を装着し、次いで、
基板６’に装着された端子台５’を、筐体８’の内部に
凸設したリブ７’、７’、…に固定していた（同図
（ｂ））。すなわち、端子台５’は基板６’を介して筐
体８’のリブ７’に固定されていた。なお、基板６’に
対するピン４のはんだづけ時には、基板６’にもはんだ
クズが点在したり、高温のため基板６’が撓んだりし
て、基板６’と端子台５’との隙間５６（図２（ｂ））
が生じやすい。
ず、図２（ａ）に示す基板６’のピン穴６１に、端子台
５’に固定されたピン４を挿通し、基板６’の裏側では
んだづけして基板６’に端子台５’を装着し、次いで、
基板６’に装着された端子台５’を、筐体８’の内部に
凸設したリブ７’、７’、…に固定していた（同図
（ｂ））。すなわち、端子台５’は基板６’を介して筐
体８’のリブ７’に固定されていた。なお、基板６’に
対するピン４のはんだづけ時には、基板６’にもはんだ
クズが点在したり、高温のため基板６’が撓んだりし
て、基板６’と端子台５’との隙間５６（図２（ｂ））
が生じやすい。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の端子台支持構造
において、外部結線であるリード線２を端子台５’に接
続するには、図２（ｃ）に示すように、端子台５’上の
ねじ３を緩め、ねじ３の下の座金３１とターミナル金具
１との間にリード線２を挿着してねじ３を螺着する。こ
の螺着時に、端子台５’が押されるため、基板６’と端
子台５’との隙間５６が存在するなかで、端子台５’を
装着している基板６’まで押されることにより、基板
６’の裏側ではんだづけ部６２が、ターミナル金具１と
一体に形成されたピン４によって押し剥がされ（同図
（ｃ）矢印）、配線パターンの剥離をきたすという難点
があった。
において、外部結線であるリード線２を端子台５’に接
続するには、図２（ｃ）に示すように、端子台５’上の
ねじ３を緩め、ねじ３の下の座金３１とターミナル金具
１との間にリード線２を挿着してねじ３を螺着する。こ
の螺着時に、端子台５’が押されるため、基板６’と端
子台５’との隙間５６が存在するなかで、端子台５’を
装着している基板６’まで押されることにより、基板
６’の裏側ではんだづけ部６２が、ターミナル金具１と
一体に形成されたピン４によって押し剥がされ（同図
（ｃ）矢印）、配線パターンの剥離をきたすという難点
があった。
【０００５】
【目的】本発明は上記従来の難点を解決するためになさ
れたもので、リード線を結線するとき、端子台５を装着
した基板６に余分な力が加わらず、はんだづけ部の剥
離、配線パターンの剥離をきたすことのない端子台支持
構造を提供することを目的とする。
れたもので、リード線を結線するとき、端子台５を装着
した基板６に余分な力が加わらず、はんだづけ部の剥
離、配線パターンの剥離をきたすことのない端子台支持
構造を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明による端子台支持
構造は、ターミナル金具にリード線がねじを用いて結線
されターミナル金具と一体に形成されたピンを有する端
子台と、ピンが嵌挿されピンと電気的に接続されるピン
穴を有する基板と、端子台を支持する複数個のリブを凸
設した筐体とからなり、基板にはリブを挿通する複数個
の挿通部を有するものである。
構造は、ターミナル金具にリード線がねじを用いて結線
されターミナル金具と一体に形成されたピンを有する端
子台と、ピンが嵌挿されピンと電気的に接続されるピン
穴を有する基板と、端子台を支持する複数個のリブを凸
設した筐体とからなり、基板にはリブを挿通する複数個
の挿通部を有するものである。
【０００７】
【作用】本発明による端子台支持構造は、ターミナル金
具にリード線がねじを用いて結線されターミナル金具と
一体に形成されたピンを有する端子台と、ピンが嵌挿さ
れピンと電気的に接続されるピン穴を有する基板と、端
子台を支持する複数個のリブを凸設した筐体とからな
り、基板にはリブを挿通する複数個の挿通部を有する構
造で、端子台は基板を介さず筐体のリブに支持されるの
で、リード線を結線するとき、端子台を装着した基板に
余分な力は加わらず、はんだづけ部の剥離や配線パター
ンの剥離は生じない。
具にリード線がねじを用いて結線されターミナル金具と
一体に形成されたピンを有する端子台と、ピンが嵌挿さ
れピンと電気的に接続されるピン穴を有する基板と、端
子台を支持する複数個のリブを凸設した筐体とからな
り、基板にはリブを挿通する複数個の挿通部を有する構
造で、端子台は基板を介さず筐体のリブに支持されるの
で、リード線を結線するとき、端子台を装着した基板に
余分な力は加わらず、はんだづけ部の剥離や配線パター
ンの剥離は生じない。
【０００８】
【実施例】以下、本発明による端子台支持構造の実施例
を図面を参照して詳述する。図１（ｄ）に示すように、
本発明による端子台支持構造は、ターミナル金具１にリ
ード線２がねじ３を用いて結線され、ターミナル金具１
と一体に形成されたピン４を有する端子台５と、ピン４
が嵌挿されピン４と電気的に接続されるピン穴６１が穿
設された基板６とを有し、基板６には挿通部としての複
数個の切欠きまたは孔９が設けられ、複数個の切欠きま
たは孔９には筐体８の内部に凸設され端子台５を支持す
る複数個のリブ７、７、…が挿通される構造である。
を図面を参照して詳述する。図１（ｄ）に示すように、
本発明による端子台支持構造は、ターミナル金具１にリ
ード線２がねじ３を用いて結線され、ターミナル金具１
と一体に形成されたピン４を有する端子台５と、ピン４
が嵌挿されピン４と電気的に接続されるピン穴６１が穿
設された基板６とを有し、基板６には挿通部としての複
数個の切欠きまたは孔９が設けられ、複数個の切欠きま
たは孔９には筐体８の内部に凸設され端子台５を支持す
る複数個のリブ７、７、…が挿通される構造である。
【０００９】本発明による端子台支持構造の組み立て
は、まず、図１（ａ）に示す基板６のピン穴６１に、端
子台５に固定されたピン４を挿通し、基板６の裏側では
んだづけして基板６に端子台５を装着する（同図
（ｂ））。次いで、基板６に装着された端子台５を、筐
体８の内部に凸設した複数個のリブ７、７、…に載置す
るが、端子台５の下面５１が接触する基板６の部分には
これら複数個のリブ７、７、…が挿通される複数個の切
欠き９ａと孔９ｂ（図１（ａ））が設けられているの
で、端子台５の下面５１は直接筐体８の内部に凸設され
たリブ７、７、…によって支持される（同図（ｃ））。
なお、端子台５よりはるかに大きい基板６の外周部は、
別途筐体８の内部に凸設されたリブ７’により支持され
ている。なお、基板６の挿通部９は孔９ｂでも好適なの
は言うまでもない。
は、まず、図１（ａ）に示す基板６のピン穴６１に、端
子台５に固定されたピン４を挿通し、基板６の裏側では
んだづけして基板６に端子台５を装着する（同図
（ｂ））。次いで、基板６に装着された端子台５を、筐
体８の内部に凸設した複数個のリブ７、７、…に載置す
るが、端子台５の下面５１が接触する基板６の部分には
これら複数個のリブ７、７、…が挿通される複数個の切
欠き９ａと孔９ｂ（図１（ａ））が設けられているの
で、端子台５の下面５１は直接筐体８の内部に凸設され
たリブ７、７、…によって支持される（同図（ｃ））。
なお、端子台５よりはるかに大きい基板６の外周部は、
別途筐体８の内部に凸設されたリブ７’により支持され
ている。なお、基板６の挿通部９は孔９ｂでも好適なの
は言うまでもない。
【００１０】本発明による端子台支持構造において、外
部結線であるリード線２を端子台５に接続するには、図
１（ｄ）に示すように、端子台５のねじ３を緩め、ねじ
３の下の座金３１とターミナル金具１との間にリード線
２を挿着してねじ３を螺着する。この螺着時に、端子台
５が押されることになるが、端子台５の下面５１は直接
筐体８の内部に凸設されたリブ７、７、…によって支持
されるているので、ねじ３を強く締める際、基板６に対
するピン４のはんだづけ時に基板６と端子台５との隙間
が生じていても、端子台５を装着している基板６まで動
くことはなく、ターミナル金具１と一体に形成されたピ
ン４によって基板６裏側のはんだづけ部６２が押し剥が
されることはない。従って、配線パターンの剥離は生じ
ない。
部結線であるリード線２を端子台５に接続するには、図
１（ｄ）に示すように、端子台５のねじ３を緩め、ねじ
３の下の座金３１とターミナル金具１との間にリード線
２を挿着してねじ３を螺着する。この螺着時に、端子台
５が押されることになるが、端子台５の下面５１は直接
筐体８の内部に凸設されたリブ７、７、…によって支持
されるているので、ねじ３を強く締める際、基板６に対
するピン４のはんだづけ時に基板６と端子台５との隙間
が生じていても、端子台５を装着している基板６まで動
くことはなく、ターミナル金具１と一体に形成されたピ
ン４によって基板６裏側のはんだづけ部６２が押し剥が
されることはない。従って、配線パターンの剥離は生じ
ない。
【００１１】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明による端子台支持構造は、ターミナル金具にリード
線がねじを用いて結線されターミナル金具と一体に形成
されたピンを有する端子台と、ピンが嵌挿されピンと電
気的に接続されるピン穴を有する基板と、端子台を支持
する複数個のリブを凸設した筐体とからなり、基板には
リブを挿通する複数個の挿通部を有する構造で、端子台
は基板を介さず筐体のリブに支持されるので、リード線
の結線、取替え作業時にも、端子台を装着した基板に余
分な力は加わらず、はんだづけ部への影響はなくなり、
配線パターンの剥離は発生ぜず完全に保護される。
発明による端子台支持構造は、ターミナル金具にリード
線がねじを用いて結線されターミナル金具と一体に形成
されたピンを有する端子台と、ピンが嵌挿されピンと電
気的に接続されるピン穴を有する基板と、端子台を支持
する複数個のリブを凸設した筐体とからなり、基板には
リブを挿通する複数個の挿通部を有する構造で、端子台
は基板を介さず筐体のリブに支持されるので、リード線
の結線、取替え作業時にも、端子台を装着した基板に余
分な力は加わらず、はんだづけ部への影響はなくなり、
配線パターンの剥離は発生ぜず完全に保護される。
【図１】（ａ）は、本発明による端子台支持構造の分解
説明図、（ｂ）、（ｃ）、（ｄ）はその組み立て説明図
である。
説明図、（ｂ）、（ｃ）、（ｄ）はその組み立て説明図
である。
【図２】（ａ）は、従来の端子台支持構造の分解説明
図、（ｂ）、（ｃ）はその組み立て説明図である。
図、（ｂ）、（ｃ）はその組み立て説明図である。
１…ターミナル金具 ２…リード線 ３…ねじ ４…ピン ５…端子台 ６…基板 ６１…ピン穴 ７…リブ ８…筐体 ９（９ａ、９ｂ）…挿通部（切欠きまたは孔）
Claims (1)
- 【請求項１】ターミナル金具（１）にリード線（２）が
ねじ（３）を用いて結線され前記ターミナル金具と一体
に形成されたピン（４）を有する端子台（５）と、前記
ピンが嵌挿され前記ピンと電気的に接続されるピン穴
（６１）を有する基板（６）と、前記端子台を支持する
複数個のリブ（７、７、…）を凸設した筐体（８）とか
らなり、前記基板には前記リブを挿通する複数個の挿通
部（９）を有することを特徴とする端子台支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6064068A JPH07272781A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 端子台支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6064068A JPH07272781A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 端子台支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07272781A true JPH07272781A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13247414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6064068A Pending JPH07272781A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 端子台支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07272781A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6739859B2 (en) | 2001-03-28 | 2004-05-25 | Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. | Electric circuit apparatus of injection molding machine |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6064068A patent/JPH07272781A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6739859B2 (en) | 2001-03-28 | 2004-05-25 | Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. | Electric circuit apparatus of injection molding machine |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001205 |