JP2001250606A - 回路基板用接続端子及びそれを備えた回路基板 - Google Patents

回路基板用接続端子及びそれを備えた回路基板

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JP2001250606A
JP2001250606A JP2000061687A JP2000061687A JP2001250606A JP 2001250606 A JP2001250606 A JP 2001250606A JP 2000061687 A JP2000061687 A JP 2000061687A JP 2000061687 A JP2000061687 A JP 2000061687A JP 2001250606 A JP2001250606 A JP 2001250606A
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circuit board
screw
screw hole
terminal
connection
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JP2000061687A
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Yoshiro Takagi
高木愛郎
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Origin Electric Co Ltd
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Origin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 M5小ねじなどの太い小ねじを用いた外部配
線接続時にも、ねじ孔のねじ山が崩れたり回路基板に固
着された端子の取付け脚がねじり力により印刷配線のラ
ンドを破壊または剥離させるという不具合を生じさせる
ことなく締付けできる回路基板用の接続端子を提供す
る。 【解決手段】 L字型の金属端子において、一辺20A
にはタッピングされた剛性の強い金属の埋め込みナット
2で形成されている配線接続用のねじ孔3を具備し、他
辺20Bには回路基板PCに挿入して半田付けする脚5
とその回路基板PCの透孔を挿通した小ねじに螺合する
ねじ孔4を具備する回路基板用の接続端子20とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、電気機器に使用
する回路基板に、配線接続用のねじ孔と半田付け用取付
け脚と接続端子固定用のねじ孔とを具備する回路基板用
接続端子及び回路基板用接続端子を備えた回路基板に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の回路基板用のねじ端子の従来例を
図3に示す。従来、15A程度までの電流を流す回路基
板の配線接続用端子には、ねじ径が3mmのM3小ねじ
やねじ径が4mmのM4小ねじに対応する透孔やねじ孔
を備えた銅や黄銅で製作された図3(a)のL字型端子
や図3(b)のいわゆる馬型端子を用いている。
【0003】そして、40A程度の大きな電流の場合に
は、外部からの電線を接続するのにねじ径が5mmのM
5小ねじを用いる必要があり、銅や黄銅で製作された比
較的薄い配線接続用端子のM5ねじ孔ではねじ山が崩れ
るため、端子に設けられた透孔を挿通させてナットにて
締付けていた。M4小ねじやM5小ねじなどの太い小ね
じを使って締付ける際には、回路基板に半田付けされた
端子の取付け脚が印刷配線のランドを破壊または剥離さ
せないように、熟練した作業者が細心の注意を払う必要
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、15A程度まで
の電流を流す回路基板のねじ端子には、図3に示すよう
な、M3ないしM4のねじ孔を持つ銅や黄銅で製作され
た図3(a)のL字型端子や図3(b)のいわゆる馬型
端子を用いているが、回路基板に半田付けされた端子の
取付け脚が印刷配線やランドを破壊または剥離させると
いう不具合が生じることがある。
【0005】しかも、40A程度の大きな電流の場合は
外部からの配線を接続するのにM5小ねじなどの太い小
ねじを用い、200〜330(N・cm)の力で締付け
るので、銅や黄銅の比較的薄いねじ孔ではねじ山が崩れ
たり、配線接続時のねじり力により回路基板に半田付け
された端子の取付け脚が印刷配線のランドを破壊または
剥離させるという不具合を生じることがある。
【0006】そして、いずれの場合も、締付けの際には
これらの不具合が発生しないように熟練した作業者が細
心の注意を払う必要があり、作業性も悪かった。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、L字
型の金属端子において、一辺には配線接続用のねじ孔を
具備し、前記一辺とほぼ直角の方向の他辺に、回路基板
の透孔を挿通した小ねじに螺合する接続端子固定用のね
じ孔と、前記一辺とは逆方向に延びる取付け脚と、を具
備することを特徴とする回路基板用接続端子を提案す
る。
【0008】請求項2の発明は、前記請求項1の発明に
おいて、前記配線接続用のねじ孔は、タッピングされた
剛性の強い金属の埋め込みナットで形成されていること
を特徴とする回路基板用接続端子を提案する。
【0009】請求項3の発明は、回路基板用接続端子で
あるL字型の金属端子において、一辺には配線接続用の
ねじ孔を具備し、前記一辺とほぼ直角の方向の他辺には
接続端子固定用のねじ孔と前記一辺とは逆方向に延びる
取付け脚とを具備し、前記取付け脚は前記回路基板の印
刷配線に電気的に接続されたランドに固着され、前記接
続端子固定用のねじ孔は前記回路基板の透孔を挿通した
小ねじに螺合することを特徴とする回路基板用接続端子
を備えた回路基板を提案する。
【0010】請求項4の発明は、請求項3において、前
記配線接続用のねじ孔は、タッピングされた剛性の強い
金属の埋め込みナットで形成されていることを特徴とす
る回路基板用接続端子を備えた回路基板を提案する。
【0011】
【発明の実施の形態および実施例】図1により、本発明
にかかる実施例を説明する。銅や黄銅で製作されたL字
型の比較的薄い回路基板用接続端子20の一辺20Aに
は配線接続用のタッピングされたねじ孔1が備えられて
いる。
【0012】そのねじ孔は使用する小ねじがM4小ねじ
以上の太さの場合は、図1(a)に示すように、タッピ
ングされた剛性の強いステンレスや鉄のような金属の埋
め込みナット2が埋め込まれる孔とし、ナット2は後述
する太い小ねじと螺合するねじ孔3を備えており、組立
後の斜視図を図1(b)に示す。
【0013】その配線接続用のねじ孔1を備えた一辺2
0Aとほぼ直角の方向の他辺20Bには、接続端子固定
用のねじ孔4と回路基板PCに半田付けするためのその
一辺20Aとは逆方向に延びる取付け脚5とを備えてい
る。
【0014】また、回路基板PCにはこの接続端子固定
用のねじ孔4と取付け脚5に対応する透孔6Aと6Bが
設けられており、その取付け脚5の半田付け用には印刷
配線7に接続されたランド8が備えられている。それら
の側面図を示すのが図1(c)であり、詳しくは図2に
示す。
【0015】次に、回路基板PCへの取付けの実施例を
図2を用いて示す。まず、本発明の回路基板用接続端子
20であるL字型の金属端子に備えられた半田付け用の
取付け脚5を回路基板PCの透孔6Bに挿入して、印刷
配線7に接続されたランド8に半田付けする。
【0016】次に、回路基板PCの反対側から小ねじ9
をこの回路基板PCの透孔6Aを挿通させて、この接続
端子固定用のねじ孔4にしっかり螺合させる。
【0017】ここで、15A程度までの電流を流す場合
は、タッピングされた剛性の強い金属の埋め込みナット
2を用いずに、銅や黄銅で製作されたL字型の金属端子
のねじ孔をそのまま用いることができ、その場合にはM
3やM4などの小ねじを用い、配線接続用の小ねじ10
を外部配線の端末に備えられた圧着端子11などの透孔
12を挿通させ、回路基板用接続端子20であるL字型
の金属端子に備えられた配線接続用のねじ孔1にしっか
り螺合させる。
【0018】なお、タッピングされた剛性の強い金属の
埋め込みナット2を用いずに、銅や黄銅で製作されたね
じ孔をそのまま用いる場合には、ねじ孔のねじ山を崩さ
ないように締付けのときに充分注意する。
【0019】また、40A程度の大きな電流の場合は、
外部からの配線を接続するのにM5小ねじなどの太い小
ねじを用い、配線接続用の太い小ねじ10を外部配線の
端末に備えられた圧着端子11などの透孔12を挿通さ
せ、回路基板用接続端子20であるL字型の金属端子に
備えられたタッピングされた剛性の強い金属の埋め込み
ナット2で作られている配線接続用のねじ孔3に、M5
小ねじの場合には200〜330(N・cm)の力でし
っかり螺合させる。ねじ孔3には充分な強度があるの
で、その配線接続用のねじ孔3のねじ山が崩れたりする
ことはない。
【0020】これらのいずれの場合においても、本発明
の回路基板用接続端子20は小ねじ9で回路基板PCに
しっかり固定されているので、配線接続作業時にも回路
基板PCに半田付けされた端子の取付け脚5が配線取付
け時のねじり力により印刷配線のランド8を破壊または
剥離させるという不具合を生じさせることはない。
【0021】また、配線接続の作業や接続端子固定の作
業において、小ねじとねじ孔との間に平座金やばね座金
を必要に応じて挟んでも良い。
【0022】また、本実施例では、端子の取付け脚5を
回路基板PCのランド8に半田付けにて固定されている
が、ろう付などの他の固着手段で固定されていても同様
の効果が得られる。
【0023】なお、本実施例では、接続端子固定用のね
じ孔4を備えた他辺20Bには互いに向き合う3本ずつ
の端子の取付け脚5を示したが、使用する回路電流値や
小ねじの太さにより、取付け脚5の本数や取付ける辺を
変えても良い。
【0024】
【発明の効果】 本発明は以上述べたような特徴を有し
ており、回路電流が15A程度以下の配線接続作業時に
は、回路基板に半田付けされた端子の取付け脚が印刷配
線やランドを破壊または剥離させるという不具合を生じ
させることなく締付けることができる。
【0025】さらに、40A程度の大きな電流の場合に
は、銅や黄銅で製作された比較的薄い金属端子において
も、外部からの配線を接続するのにM5などの太い小ね
じを用いて締付けるときに、タッピングされた剛性の強
い金属の埋め込みナットで作られている配線接続用のね
じ孔のねじ山が崩れたり、回路基板に半田付けされた端
子の取付け脚がねじり力により印刷配線のランドを破壊
または剥離させるという不具合を生じさせることなく締
付けることができる。
【0026】そして、この締付けの際には熟練した作業
者が細心の注意を払って作業する必要も無くなり、通常
の作業で済み、作業性も良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例の態様を示す。
【図2】 本発明の実施例の態様を示す。
【図3】 従来の実施例の態様を示す。。
【符号の説明】
1・・・ねじ孔、 2・・・タッピングされた剛性の強
い金属の埋め込みナット、 3・・・ねじ孔、 4・・
・ねじ孔、 5・・・取付け脚、 6・・・回路基板の
透孔、 7・・・印刷配線、 8・・・ランド、 9・
・・小ねじ、 10・・・小ねじ、 11・・・圧着端
子、 12・・・圧着端子の透孔、 20・・・回路基
板用接続端子、 PC・・・回路基板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L字型の金属端子において、一辺には配
    線接続用のねじ孔を具備し、前記一辺とほぼ直角の方向
    の他辺に、回路基板の透孔を挿通した小ねじに螺合する
    接続端子固定用のねじ孔と、前記一辺とは逆方向に延び
    る取付け脚と、を具備することを特徴とする回路基板用
    接続端子。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記配線接続用のね
    じ孔は、タッピングされた剛性の強い金属の埋め込みナ
    ットで形成されていることを特徴とする回路基板用接続
    端子。
  3. 【請求項3】 回路基板用接続端子であるL字型の金属
    端子において、一辺には配線接続用のねじ孔を具備し、
    前記一辺とほぼ直角の方向の他辺には接続端子固定用の
    ねじ孔と前記一辺とは逆方向に延びる取付け脚とを具備
    し、前記取付け脚は前記回路基板の印刷配線に電気的に
    接続されたランドに固着され、前記接続端子固定用のね
    じ孔は前記回路基板の透孔を挿通した小ねじに螺合する
    ことを特徴とする回路基板用接続端子を備えた回路基
    板。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記配線接続用のね
    じ孔は、タッピングされた剛性の強い金属の埋め込みナ
    ットで形成されていることを特徴とする回路基板用接続
    端子を備えた回路基板。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010044872A (ja) * 2008-08-08 2010-02-25 Seiwa Electric Mfg Co Ltd 安全増防爆構造の照明装置
JP2016173916A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 岡谷電機産業株式会社 端子台
KR20160145882A (ko) * 2015-06-10 2016-12-21 한국태양유전(주) 단자대 및 이를 포함하는 인쇄회로기판

Cited By (4)

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