JP2583848Y2 - 電源用コネクタ取付装置 - Google Patents

電源用コネクタ取付装置

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JP2583848Y2
JP2583848Y2 JP4219393U JP4219393U JP2583848Y2 JP 2583848 Y2 JP2583848 Y2 JP 2583848Y2 JP 4219393 U JP4219393 U JP 4219393U JP 4219393 U JP4219393 U JP 4219393U JP 2583848 Y2 JP2583848 Y2 JP 2583848Y2
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久貴 上山
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電源用コネクタの取付
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5に従来の電源用コネクタの
取付装置を示す。図において、11は電源用コネクタ
で、該コネクタは一方に開口部11aが設けられ、他方
に商用電源電圧を供給する端子11b、11cとアース
用の端子11dがそれぞれ突出するように形成されてい
る。更に該コネクタには、係止片11eが設けられてい
る。12は複数の透孔12aが設けられ、且つ電源回路
等が搭載されているメイン基板で、電源部はシールドケ
ース12bにて被われている。13は開口部13aとネ
ジ止め用の透孔13bが設けられた接曲部13cを有し
た金属性ブラケット、14は電源用コネクタ11の各端
子11b、11c、11dに対応した透孔14a、14
b、14cが設けられ、且つそれぞれに配線パターン1
4d、14e、14fが形成されたサブ基板である。
【0003】上記組み立てを説明する。金属性ブラケッ
ト13の開口部13aに、電源用コネクタ11の係止片
11eを挿嵌し、その後、サブ基板14に形成された透
孔14a、14b、14cを電源用コネクタ11の各端
子11b、11c、11dに挿入し半田付けする。この
状態で、金属ブラケット13をメイン基板12にスプリ
ングワッシャ15を介してネジ16で螺合する。このと
き、スプリングワッシャ15は、メイン基板12に形成
されたアース用パターンの導泊部に接続され、これによ
って金属性ブラケット12は接地される。
【0004】そして、メイン基板12の商用電源供給用
パターン(図示せず)より配されたリード線17をサブ
基板14の商用電源供給用パターン14d、14eに半
田付けし、シールドケース12bに菊ワッシャ19を介
してネジ18にて螺合されたリード線20をサブ基板1
4のアース用パターン14fに半田付けする。これによ
って、電源用コネクタ11のアース用端子11dはサブ
基板14を介して接地される。
【0005】図5は電源用コネクタ11を組み立てた状
態で上面から見た図である。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記金属性ブラケット
3は図5に示すように電源用コネクタ11にコンセント
(図示せず)を挿入する際、矢印に示す方向に力が加わ
り、ネジ16を結ぶ線を軸として回動力が働くため、頻
繁に挿入が行なわれるとネジ止め部分が緩み、スプリン
グワッシャ15が浮き接地状態が不安定になる虞があっ
た。更に、スプリングワッシャ15とメイン基板12の
導泊部の間に空気が入り込むことにより導泊部が酸化
し、接地状態が不安定になる虞もあった。
【0007】また、複数のスプリングワッシャ5、菊ワ
ッシャ19やリード線17、20を使用するため、非常
に作業性が悪い。更に、サブ基板14を電源用コネクタ
11に半田付けする際、手作業にて行なっているため、
作業工数が増大し、取付け時間がかかるといった問題が
生じていた。
【0008】本考案は、上述の問題点に鑑みなされたも
ので、取付け作業が容易で接地が確実に行なわれる電源
用コネクタを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、一方に開口部
11aが設けられ、他方に商用電源電圧を供給する端子
11b、11cとアース用の端子11dがそれぞれ突出
するように形成され、側面に係止片11eが設けられた
コネクタと、該係止片11eを金属性ブラケット3に設
けられた開口部3aに挿嵌し、該金属性ブラケット3の
側面には第1の突片3bと、ネジ止め用の透孔3cが設
けられた接曲部3d、3eとがそれぞれ設けられ、前記
コネクタ11の各端子11b、11c、11dをサブ基
板4に設けられた配線パターン4e、4f、4gに透孔
4b、4c、4dを介して直接半田付けし、該配線パタ
ーンは前記サブ基板4の側面に配された第2の突片4a
まで敷設され、前記第1の突片3bと第2の突片4aを
メイン基板2に設けられた商用電源電圧用及びアース用
パターン2d、2e、2fに透孔2bを介して直接半田
付けすると共に、前記金属性ブラケット3の接曲部3
d、3eとメイン基板2とを螺合することを特徴とす
る。
【0010】また、本考案は、一方に開口部11aが設
けられ、他方に商用電源電圧を供給する端子11b、1
1cとアース用の端子11dがそれぞれ突出するように
形成され、側面に係止片11eが設けられたコネクタ
と、該係止片11eを金属性ブラケット3に設けられた
開口部3aに挿嵌し、該金属性ブラケット3の側面に第
1の突片3bと第1の接曲部3eを設け、上面或は底面
のいずれかに第2の接曲部3fをそれぞれ設け、該第1
及び第2の接曲部の少なくても一部は同一の長さで形成
されており、前記コネクタ11の各端子11b、11
c、11dを基板10に設けられた配線パターンの透孔
4b、4c、4dに挿入させるとともに前記金属性ブラ
ケット3の第1及び第2の接曲部3e、3fの一部を前
記基板10に当接させるよう固着し、この状態で噴流半
田7上を移動させて前記コネクタ11の各端子11b、
11c、11dを半田付けすることを特徴とする。
【0011】
【作用】本考案は上記のような構成なので、金属性ブラ
ケット3は第1突片3bにてメイン基板2の配線パター
ンに直接半田付けされるとともに電源用コネクタ11の
各端子11b、11c、11dはサブ基板4の第2突片
4aを介してメイン基板2の配線パターンに直接半田付
けされる。
【0012】また、本考案は金属性ブラケット3の側面
と上面或は底面に少なくても一部が同一長さの第1の接
曲部3eと第2の接曲部3fとを設け、該第1及び第2
の接曲部3e、3fを基板10に当接させて噴流半田7
上を通過させてるのでガタ付きを防止できる。
【0013】
【実施例】以下、図1乃至図3を参照しつつ、本考案の
一実施例を説明する。図4、図5と同一部分には同一符
号を付した。
【0014】図1において、2は、複数のネジ止め用透
孔2aと半田付け用透孔2bが設けられ、且つ電源回路
等が搭載されているメイン基板で、電源部はシールドケ
ース2cにて被われている。ここで2d、2eは電源用
パターンで、2fはアース用パターンである。3は開口
部3aが設けられた金属性ブラケットで、第1の突片3
bとネジ止め用の透孔3cが設けられた第1の接曲部3
d、3eとが同一側面に設けられ、上面に第2の接曲部
3fがそれぞれ設けられている。尚、接曲部3e、3f
の少なくても一部は同一の長さで形成されている。
【0015】4は電源用コネクタ11の各端子11b、
11c、11dに対応した透孔4b、4c、4dと、第
2突片4aが設けられたサブ基板で、サブ基板4には配
線パターン4e、4f、4gが形成されており、この配
線パターンはサブ基板4の各透孔4b、4c、4dから
側面に配された第2突片4aまで敷設されている。
【0016】上記組み立てを説明する。本考案では図3
a、bに示すように電源用コネクタ11の各端子11
b、11c、11dとサブ基板4との半田付けを自動的
に行なえるようにしている。即ち、金属性ブラケット3
の開口部3aに電源用コネクタ11を挿嵌し、分割用基
板10に配されたサブ基板4の各透孔4b、4c、4d
に電源用コネクタ11の各端子11b、11c、11d
を挿入する。このとき、金属性ブラケット3の接曲面3
e、3fの一部は分割基板10の上面に当接されて固着
され、この状態で噴流半田7上を通過させる。尚、分割
用基板10には、他の回路部品も一緒に挿入されてい
る。
【0017】これによって、従来は金属性ブラケット3
の開口部3aに電源用コネクタ11を挿嵌してから、サ
ブ基板4を手作業にて半田付けしていたが本実施例によ
れば、分割基板10上に金属性ブラケット3と電源用コ
ネクタ11を置いて、噴流半田7上を通過させるだけで
半田付けを確実に行なうことができ、作業性が向上す
る。また、電源用コネクタ11を金属用ブラケット3に
ネジ止めするタイプのものであれば、電源用コネクタ1
1のみを基板10に挿入して噴流半田上を通過させるこ
とができるが、振動等で電源用コネクタ11の端子11
b、11c、11dが外れる虞があった。しかし、本実
施例によれば、第1及び第2の接曲面3e、3fによっ
て外れることはない。
【0018】次に金属性ブラケット3と一体化された電
源用コネクタ11をメイン基板2に取付ける場合は、図
1に示すように金属ブラケット3の第1突片3bとサブ
基板4の第2突片4aをそれぞれメイン基板2に設けら
れた半田付け用の透孔2bに挿入して直接半田付けし、
更に金属性ブラケット3をネジ5にて螺合する。
【0019】図2は金属性ブラケット3とサブ基板4を
組み立てた状態で背面から見た斜視図である。
【0020】よって、第1突片3bはメイン基板2に形
成されたアース用パターン2fに半田にて接続されるた
め、金属性ブラケット3は確実に接地される。また、リ
ード線やワッシャ等を使用することなく電源用コネクタ
11の各端子11b、11c、11dをメイン基板2の
商用電源電圧パターン及びアース用パターン2d、2e
及び2fに接続することができ、作業性が極めて向上す
る。更に、コンセント(図示せず)を図2に示すように
電源用コネクタ11に挿入する際、矢印の方向に押力が
加わりネジ5を結ぶ線を軸として回動力が働くが、金属
性ブラケット3の第1突片3b及びサブ基板4の第2突
片4dにて回動を阻止することができる。
【0021】
【考案の効果】上述の如く本考案によれば、金属性ブラ
ケット3の第1突片3b及びサブ基板4の第2突片4a
によって、ネジ5を結ぶ線を軸とした回動力を阻止する
ことができるので、ネジ止め部が緩むことがなく、更に
金属性ブラケット3の厚みを薄くすることができコスト
削減を行なうことができる。そして、接地状態もメイン
基板2に直接半田付けされるので、確実に接地すること
ができる。
【0022】また、金属性ブラケット3の第1及び第2
の接曲面3e、3fによって、噴流半田7上を通過させ
るときに生じるガタ付きを防止することができ、確実に
半田付けが行なえ、且つ取付け時間も短縮することがで
きる。
【0023】更に、リード線やワッシャ等を使用するこ
となく電源用コネクタ11の各端子11b、11c、1
1dをメイン基板2の各配線パターン2d、2e、2f
に接続することができ、作業性が極めて向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】本考案の組み立て完了図を背面から見た図であ
る。
【図3】本考案の組み立て図である。
【図4】従来例の分解斜視図である。
【図5】従来の組み立て完了図を上面から見た図であ
る。
【符号の説明】
2 メイン基板 3 金属性ブラケット 3b 第1突片 3e 第1の接曲部 3f 第2の接曲部 4 サブ基板 4a 第2突片 5 ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 9/09 H01R 13/73 H05K 3/00 - 7/16

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方に開口部が設けられ、他方に商用電
    源電圧を供給する端子とアース用の端子がそれぞれ突出
    するように形成され、側面に係止片が設けられたコネク
    タと、該係止片を金属性ブラケットに設けられた開口部
    に挿嵌し、該金属性ブラケットの側面には第1の突片
    と、ネジ止め用の透孔が設けられた接曲部とがそれぞれ
    設けられ、前記コネクタの各端子をサブ基板に設けられ
    た配線パターンに透孔を介して直接半田付けし、該配線
    パターンは前記サブ基板の側面に配された第2の突片ま
    で敷設され、前記第1の突片と第2の突片をメイン基板
    に設けられた商用電源電圧用及びアース用パターンに透
    孔を介して直接半田付けすると共に、前記金属性ブラケ
    ットの接曲部とメイン基板とを螺合することを特徴とす
    る電源用コネクタ取付装置。
  2. 【請求項2】 一方に開口部が設けられ、他方に商用電
    源電圧を供給する端子とアース用の端子がそれぞれ突出
    するように形成され、側面に係止片が設けられたコネク
    タと、該係止片を金属性ブラケットに設けられた開口部
    に挿嵌し、該金属性ブラケットの側面に第1の突片と第
    1の接曲部を設け、上面或は底面のいずれかに第2の接
    曲部をそれぞれ設け、該第1及び第2の接曲部の少なく
    ても一部は同一の長さで形成されており、前記コネクタ
    の各端子を基板に設けられた配線パターンの透孔に挿入
    させるとともに前記金属性ブラケットの第1及び第2の
    接曲部の一部を前記基板に当接させるよう固着し、この
    状態で噴流半田上を移動させて前記コネクタの各端子を
    半田付けすることを特徴とする電源用コネクタ取付装
    置。
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US11122699B2 (en) 2019-05-03 2021-09-14 Delta Electronics, Inc. Input connection device

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