JP2566986Y2 - プリント配線基板 - Google Patents
プリント配線基板Info
- Publication number
- JP2566986Y2 JP2566986Y2 JP1992085034U JP8503492U JP2566986Y2 JP 2566986 Y2 JP2566986 Y2 JP 2566986Y2 JP 1992085034 U JP1992085034 U JP 1992085034U JP 8503492 U JP8503492 U JP 8503492U JP 2566986 Y2 JP2566986 Y2 JP 2566986Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- automatic insertion
- printed wiring
- wiring board
- divided
- jumper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Structure Of Printed Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本案は、分割プリント配線基板に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】図３に従来の分割プリント配線基板を示
す。分割プリント配線基板１には、分割透孔２，３を跨
いで分割後のプリント配線基板１ａ，１ｂを電気的に接
続するジャンパー線４，４…が配設されている。該ジャ
ンパー線４の取付け長さは、全て同じ長さの自動挿入ジ
ャンパー線である。
す。分割プリント配線基板１には、分割透孔２，３を跨
いで分割後のプリント配線基板１ａ，１ｂを電気的に接
続するジャンパー線４，４…が配設されている。該ジャ
ンパー線４の取付け長さは、全て同じ長さの自動挿入ジ
ャンパー線である。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上述のプリント配線板
では、ジャンパー線４，４…の長さが同じであるため、
分割後のプリント配線基板１ａとプリント配線基板１ｂ
間の距離ｇが、図４に示すように一方ではｇ1と広く、
他方ではｇ2と狭くなり、両基板１ａ，１ｂ間の距離ｇ
が不均一になる。即ち、自動挿入ジャンパー線４，４が
急角度で折れ曲がったり、或るいは逆に伸長して張り詰
めた状態になっていた。その結果、外部からの振動によ
り、簡単に切断すると云った欠点があった。そのため、
比較的小さいプリント配線基板間の接続にしか採用する
ことが出来なかった。
では、ジャンパー線４，４…の長さが同じであるため、
分割後のプリント配線基板１ａとプリント配線基板１ｂ
間の距離ｇが、図４に示すように一方ではｇ1と広く、
他方ではｇ2と狭くなり、両基板１ａ，１ｂ間の距離ｇ
が不均一になる。即ち、自動挿入ジャンパー線４，４が
急角度で折れ曲がったり、或るいは逆に伸長して張り詰
めた状態になっていた。その結果、外部からの振動によ
り、簡単に切断すると云った欠点があった。そのため、
比較的小さいプリント配線基板間の接続にしか採用する
ことが出来なかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、分割透孔を有
し、部品実装及び半田付け後分割されるプリント配線基
板の銅箔パターン間が自動挿入ジャンパー線にて接続さ
れるプリント配線基板において、銅箔パターン接続用の
第１の自動挿入ジャンパー線の取付け長さよりも短く形
成された基板間隙間規制用の第２の自動挿入ジャンパー
線を前記第１の自動挿入ジャンパー線列に適宜配設し、
若しくは前記第１の自動挿入ジャンパー線列の両サイド
に配設する。そして、分割されたプリント配線基板の夫
々を第２の自動挿入ジャンパー線によって互いに姿勢保
持するようにした構成である。
し、部品実装及び半田付け後分割されるプリント配線基
板の銅箔パターン間が自動挿入ジャンパー線にて接続さ
れるプリント配線基板において、銅箔パターン接続用の
第１の自動挿入ジャンパー線の取付け長さよりも短く形
成された基板間隙間規制用の第２の自動挿入ジャンパー
線を前記第１の自動挿入ジャンパー線列に適宜配設し、
若しくは前記第１の自動挿入ジャンパー線列の両サイド
に配設する。そして、分割されたプリント配線基板の夫
々を第２の自動挿入ジャンパー線によって互いに姿勢保
持するようにした構成である。
【０００５】
【作用】分割プリント配線基板に部品実装・半田付け
後、分割透孔部で分割すると、両プリント配線基板間の
隙間が第２の自動挿入ジャンパー線により寸法規制さ
れ、略均一に保たれると共に、両プリント配線基板間を
電気的に接続する銅箔パターン接続用の第１の自動挿入
ジャンパー線の曲げ角度も均一になり、互いに姿勢が保
持される。
後、分割透孔部で分割すると、両プリント配線基板間の
隙間が第２の自動挿入ジャンパー線により寸法規制さ
れ、略均一に保たれると共に、両プリント配線基板間を
電気的に接続する銅箔パターン接続用の第１の自動挿入
ジャンパー線の曲げ角度も均一になり、互いに姿勢が保
持される。
【０００６】
【実施例】図１は外観斜視図、図２は分割前の平面図で
ある。図において、従来例と同一部分には同一番号を付
け、その説明を省略する。図において、５は新たに追加
された第２の自動挿入ジャンパー線である。該第２の自
動挿入ジャンパー線５の取付け長さＬ2は、第１の自動
挿入ジャンパー線４の取付け長さＬ1より短く（Ｌ1＞Ｌ
2）する。第２の自動挿入ジャンパー線５は、図２に示
すようにジャンパー線列６，６の両サイド及び中央に適
宜配設している。具体的には、第１の自動挿入ジャンパ
ー線４は銅箔パターン接続用でその長さを１２．５ｍｍ
とし、第２の自動挿入ジャンパー線５は基板間隙間規制
用でその長さを１０ｍｍとして、各ジャンパー線４，４
…及び５，５…は、分割透孔２，３を跨いで自動挿入さ
れる。なお、プリント配線基板１の大きさによっては、
中央のジャンパー線５を省いてもよい。
ある。図において、従来例と同一部分には同一番号を付
け、その説明を省略する。図において、５は新たに追加
された第２の自動挿入ジャンパー線である。該第２の自
動挿入ジャンパー線５の取付け長さＬ2は、第１の自動
挿入ジャンパー線４の取付け長さＬ1より短く（Ｌ1＞Ｌ
2）する。第２の自動挿入ジャンパー線５は、図２に示
すようにジャンパー線列６，６の両サイド及び中央に適
宜配設している。具体的には、第１の自動挿入ジャンパ
ー線４は銅箔パターン接続用でその長さを１２．５ｍｍ
とし、第２の自動挿入ジャンパー線５は基板間隙間規制
用でその長さを１０ｍｍとして、各ジャンパー線４，４
…及び５，５…は、分割透孔２，３を跨いで自動挿入さ
れる。なお、プリント配線基板１の大きさによっては、
中央のジャンパー線５を省いてもよい。
【０００７】上述のプリント配線基板１を分割透孔２，
３から分割すると、図１に示すように圧倒的に多数のジ
ャンパー線４，４…の押し広げようとする力で、短い方
のジャンパー線５，５が張り詰められ、該ジャンパー線
５，５を支点に、長い方のジャンパー線４，４…が折れ
曲がるように作用し、該ジャンパー線４，４…は、略均
一な折れ曲がり状態になる。その結果、プリント配線基
板１ａとプリント配線基板１ｂ間の隙間が均一になる。
従って、外部から振動が加わっても、折り曲げられた各
々のジャンパー線４，４…に略均等に分散されるので、
局部的な断線が防がれる。なお、ジャンパー線５，５
は、電気的には不要な捨てジャンパー線で有ってもよ
い。
３から分割すると、図１に示すように圧倒的に多数のジ
ャンパー線４，４…の押し広げようとする力で、短い方
のジャンパー線５，５が張り詰められ、該ジャンパー線
５，５を支点に、長い方のジャンパー線４，４…が折れ
曲がるように作用し、該ジャンパー線４，４…は、略均
一な折れ曲がり状態になる。その結果、プリント配線基
板１ａとプリント配線基板１ｂ間の隙間が均一になる。
従って、外部から振動が加わっても、折り曲げられた各
々のジャンパー線４，４…に略均等に分散されるので、
局部的な断線が防がれる。なお、ジャンパー線５，５
は、電気的には不要な捨てジャンパー線で有ってもよ
い。
【０００８】本考案の接続方法を採用すると、従来の欠
点であったプリント配線基板の分割時に生じる基板間距
離の不均一によるジャンパー線の急角度の折り曲げ・突
っ張りがなくなり、振動による耐断線性能に優れた接続
が可能となる。特に、基板間隙間規制用のジャンパー線
を銅箔パターン接続用のジャンパー線の長さより短く設
けるため、大きなプリント配線基板の接続や、重い部品
が実装された場合には振動による銅箔パターンの剥がれ
防止にも極めて有効であり、電気的接続を確実に行うこ
とが出来きる。また、ジャンパー線の数が多い場合で
も、両サイドと適当な間隔で中央付近に、電気的には不
要な捨てジャンパー線を設けておくことで従来技術の欠
点を克服すると共に分割基板の間で互いに姿勢を保持こ
とが出来るという特有の効果を奏する。
点であったプリント配線基板の分割時に生じる基板間距
離の不均一によるジャンパー線の急角度の折り曲げ・突
っ張りがなくなり、振動による耐断線性能に優れた接続
が可能となる。特に、基板間隙間規制用のジャンパー線
を銅箔パターン接続用のジャンパー線の長さより短く設
けるため、大きなプリント配線基板の接続や、重い部品
が実装された場合には振動による銅箔パターンの剥がれ
防止にも極めて有効であり、電気的接続を確実に行うこ
とが出来きる。また、ジャンパー線の数が多い場合で
も、両サイドと適当な間隔で中央付近に、電気的には不
要な捨てジャンパー線を設けておくことで従来技術の欠
点を克服すると共に分割基板の間で互いに姿勢を保持こ
とが出来るという特有の効果を奏する。
【図１】本案の外観斜視図である。
【図２】本案の平面図である。
【図３】従来例の平面図である。
【図４】従来例の外観斜視図である。
２ 分割透孔 ３ 分割透孔 ４ 第１のジャンパー線 ５ 第２のジャンパー線 ６ ジャンパー線列
Claims (2)
- 【請求項１】 分割透孔を有し、部品実装及び半田付け
後分割されるプリント配線基板の銅箔パターン間が自動
挿入ジャンパー線にて接続されるプリント配線基板にお
いて、銅箔パターン接続用の第１の自動挿入ジャンパー
線の取付け長さよりも短い隙間規制用の第２の自動挿入
ジャンパー線を前記第１の自動挿入ジャンパー線列に適
宜配設し、若しくは前記第１の自動挿入ジャンパー線列
の両サイドに配設し、分割されたプリント配線基板を前
記第２の自動挿入ジャンパー線によって互いに姿勢保持
するようにしたことを特徴とするプリント配線基板。 - 【請求項２】 前記第２の自動挿入ジャンパー線を、前
記第１の自動挿入ジャンパー線列の両サイドに配設した
ことを特徴とする請求項１のプリント配線基板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992085034U JP2566986Y2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | プリント配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992085034U JP2566986Y2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | プリント配線基板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0650375U JPH0650375U (ja) | 1994-07-08 |
| JP2566986Y2 true JP2566986Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=13847422
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992085034U Expired - Fee Related JP2566986Y2 (ja) | 1992-12-10 | 1992-12-10 | プリント配線基板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2566986Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62177071U (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-10 | ||
| JPH0428466U (ja) * | 1990-06-29 | 1992-03-06 |
-
1992
- 1992-12-10 JP JP1992085034U patent/JP2566986Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0650375U (ja) | 1994-07-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |