JP2557610Y2 - 基板間接続用コネクタ - Google Patents
基板間接続用コネクタInfo
- Publication number
- JP2557610Y2 JP2557610Y2 JP1993017148U JP1714893U JP2557610Y2 JP 2557610 Y2 JP2557610 Y2 JP 2557610Y2 JP 1993017148 U JP1993017148 U JP 1993017148U JP 1714893 U JP1714893 U JP 1714893U JP 2557610 Y2 JP2557610 Y2 JP 2557610Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- mounting
- connector
- insulator
- conductors
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコネクタに関し、特に機
器内部に実装するコネクタであって基板と基板を接続す
るための基板間接続用コネクタに関するものである。
器内部に実装するコネクタであって基板と基板を接続す
るための基板間接続用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコネクタは、図5に示す
ように、絶縁性材料で被覆されている長尺の導電体1が
一列に配列され、これら複数の導電体1の長さ方向両端
部には、基板取付け用インシュレータ3a,3bが夫々
取付けられている。これら基板取付け用インシュレータ
3a,3b間の中間位置には、自動実装の時のコネクタ
吸着用および両端の基板取付け用インシュレータ3a,
3bを固定するための実装補助用インシュレータ4が設
けられている。
ように、絶縁性材料で被覆されている長尺の導電体1が
一列に配列され、これら複数の導電体1の長さ方向両端
部には、基板取付け用インシュレータ3a,3bが夫々
取付けられている。これら基板取付け用インシュレータ
3a,3b間の中間位置には、自動実装の時のコネクタ
吸着用および両端の基板取付け用インシュレータ3a,
3bを固定するための実装補助用インシュレータ4が設
けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来の基
板間接続用コネクタにあっては、図6(a),(b),
(c),(d),(e)に示すように、機器内に配置さ
れた基板6a,6b間を接続する導電体1には実装補助
用インシュレータ4がそのまま残った状態である。この
ため、機器内に基板6a,6bをセットしたとき、この
実装補助用インシュレータ4との接触を防止するために
この近辺に他の部品を搭載することができなかったりす
る。これを回避するためにはどうしても機器を大きくせ
ざるを得なくなるといった欠点がある。
板間接続用コネクタにあっては、図6(a),(b),
(c),(d),(e)に示すように、機器内に配置さ
れた基板6a,6b間を接続する導電体1には実装補助
用インシュレータ4がそのまま残った状態である。この
ため、機器内に基板6a,6bをセットしたとき、この
実装補助用インシュレータ4との接触を防止するために
この近辺に他の部品を搭載することができなかったりす
る。これを回避するためにはどうしても機器を大きくせ
ざるを得なくなるといった欠点がある。
【0004】本考案は、上記従来技術の課題に鑑みて提
案されたもので、基板間接続用コネクタにより相互に電
気的接続された基板を実装した機器内のスペースを有効
に使えるような基板間接続用コネクタを提供することを
目的とする。
案されたもので、基板間接続用コネクタにより相互に電
気的接続された基板を実装した機器内のスペースを有効
に使えるような基板間接続用コネクタを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の基板間接続用コ
ネクタは、配列された複数の導電体と、該複数の導電体
の両端部に夫々備えられて該複数の導電体を整列させた
状態に保持する基板取付け用インシュレータと、該両基
板取付け用インシュレータ間に備えられた実装補助用イ
ンシュレータとを含む基板間接続用コネクタにおいて、
上記実装補助用インシュレータが上記配列された複数の
導電体の一面上に配置されており、上記両基板取付け用
インシュレータと上記実装補助用インシュレータとを分
離可能に連結するブリッジが設けられていることを特徴
とする基板間接続用コネクタが得られる。
ネクタは、配列された複数の導電体と、該複数の導電体
の両端部に夫々備えられて該複数の導電体を整列させた
状態に保持する基板取付け用インシュレータと、該両基
板取付け用インシュレータ間に備えられた実装補助用イ
ンシュレータとを含む基板間接続用コネクタにおいて、
上記実装補助用インシュレータが上記配列された複数の
導電体の一面上に配置されており、上記両基板取付け用
インシュレータと上記実装補助用インシュレータとを分
離可能に連結するブリッジが設けられていることを特徴
とする基板間接続用コネクタが得られる。
【0006】
【作用】上記構成の本考案によれば、コネクタの基板取
付け用インシュレータを基板に実装した後に、この基板
取付け用インシュレータからブリッジを除去すれば、実
装補助用インシュレータも除去される。
付け用インシュレータを基板に実装した後に、この基板
取付け用インシュレータからブリッジを除去すれば、実
装補助用インシュレータも除去される。
【0007】
【実施例】次に、添付の図面を参照して本考案の実施例
について説明する。
について説明する。
【0008】図1に示すように、本考案の基板間接続用
コネクタは、所定の幅寸法と長さ寸法に設定された複数
の導電体1と、一列に配列された導電体1の長さ方向両
端部に備えられて複数の導電体1を整列させた状態に保
持する基板取付け用インシュレータ3a,3bと、基板
取付け用インシュレータ3a,3bの間にあり、且つ一
列に配列された導電体1の上面上に配置された実装補助
用インシュレータ4と、導電体1の配列方向両端部にお
いて両基板取付け用インシュレータ3a,3bと実装補
助用インシュレータ4とを切り離し可能に連結するブリ
ッジ5とから構成されている。基板取付け用インシュレ
ータ3a,3bとブリッジ5との接合部には、ブリッジ
5を折り取るためのノッチ50が形成されている。
コネクタは、所定の幅寸法と長さ寸法に設定された複数
の導電体1と、一列に配列された導電体1の長さ方向両
端部に備えられて複数の導電体1を整列させた状態に保
持する基板取付け用インシュレータ3a,3bと、基板
取付け用インシュレータ3a,3bの間にあり、且つ一
列に配列された導電体1の上面上に配置された実装補助
用インシュレータ4と、導電体1の配列方向両端部にお
いて両基板取付け用インシュレータ3a,3bと実装補
助用インシュレータ4とを切り離し可能に連結するブリ
ッジ5とから構成されている。基板取付け用インシュレ
ータ3a,3bとブリッジ5との接合部には、ブリッジ
5を折り取るためのノッチ50が形成されている。
【0009】尚、図1においては、基板取付け用インシ
ュレータ3a,3bが実装される基板6a,6bを当初
から別体に形成しているが、図2に示すように、一対の
基板6a,6bが連結部6cを介して一体的に成形され
ているものであっても良い。この場合には、基板6a,
6bと連結部6cとの接合部に孔60の列を形成した
り、ノッチなどを形成しておいて、連結部6cを折り取
るようにしてもよい。この図2に示したような基板を用
いる場合には、連結部6cを基板6a,6bから折り取
る時に同時にブリッジ5を折り取ればよい。
ュレータ3a,3bが実装される基板6a,6bを当初
から別体に形成しているが、図2に示すように、一対の
基板6a,6bが連結部6cを介して一体的に成形され
ているものであっても良い。この場合には、基板6a,
6bと連結部6cとの接合部に孔60の列を形成した
り、ノッチなどを形成しておいて、連結部6cを折り取
るようにしてもよい。この図2に示したような基板を用
いる場合には、連結部6cを基板6a,6bから折り取
る時に同時にブリッジ5を折り取ればよい。
【0010】次に、本実施例のコネクタの基板6a,6
bへの実装について説明する。自動実装装置の吸引ノズ
ルがコネクタの実装補助用インシュレータ4を吸引保持
して、基板6a,6bの所定の位置にまで移送し、自動
実装装置によって基板6a,6bへ実装する。この実装
時において、或いは、その後にブリッジ5を基板取付け
用インシュレータ3a,3bから折り取る。そうする
と、図3に示すように、ブリッジ5および実装補助用イ
ンシュレータ4が除去されることとなる。
bへの実装について説明する。自動実装装置の吸引ノズ
ルがコネクタの実装補助用インシュレータ4を吸引保持
して、基板6a,6bの所定の位置にまで移送し、自動
実装装置によって基板6a,6bへ実装する。この実装
時において、或いは、その後にブリッジ5を基板取付け
用インシュレータ3a,3bから折り取る。そうする
と、図3に示すように、ブリッジ5および実装補助用イ
ンシュレータ4が除去されることとなる。
【0011】図4(a),(b),(c),(d),
(e)は、本実施例のコネクタが実装された基板を機器
内に配置した例を示すもので、基板6a,6b間を接続
する導電体1には、実装補助用インシュレータ4が残っ
ていないので、その分だけスペースを有効に使える。
(e)は、本実施例のコネクタが実装された基板を機器
内に配置した例を示すもので、基板6a,6b間を接続
する導電体1には、実装補助用インシュレータ4が残っ
ていないので、その分だけスペースを有効に使える。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
基板間を接続する基板間接続用コネクタの導電体には、
実装後不要な実装補助用インシュレータが残っていない
ので、基板を機器内にセットする場合に有効にケース内
のスペースを活用することができ、機器の小型化の要請
に適合させることができる。
基板間を接続する基板間接続用コネクタの導電体には、
実装後不要な実装補助用インシュレータが残っていない
ので、基板を機器内にセットする場合に有効にケース内
のスペースを活用することができ、機器の小型化の要請
に適合させることができる。
【図1】本考案の一実施例による基板間接続用コネクタ
を示した斜視図である。
を示した斜視図である。
【図2】図1に示す基板間接続用コネクタが実装される
基板の他の例を示した斜視図である。
基板の他の例を示した斜視図である。
【図3】図1に示す基板間接続用コネクタの実装補助用
インシュレータを取り除いた後の状態を示す斜視図であ
る。
インシュレータを取り除いた後の状態を示す斜視図であ
る。
【図4】図1に示す基板間接続用コネクタが実装された
基板のレイアウト例を示す説明図である。
基板のレイアウト例を示す説明図である。
【図5】従来の基板間接続用コネクタの実装された状態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図6】従来の基板間接続用コネクタが実装された基板
のレイアウト例を示す説明図である。
のレイアウト例を示す説明図である。
1 導電体 3a 基板取付け用インシュレータ 3b 基板取付け用インシュレータ 4 実装補助用インシュレータ 5 ブリッジ 6a 基板 6b 基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 加藤 宣和 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番6号 日 本航空電子工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−124768(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 配列された複数の導電体と、該複数の導
電体の両端部に夫々備えられて該複数の導電体を整列さ
せた状態に保持する基板取付け用インシュレータと、該
両基板取付け用インシュレータ間に備えられた実装補助
用インシュレータとを含む基板間接続用コネクタにおい
て、上記実装補助用インシュレータが上記配列された複
数の導電体の一面上に配置されており、上記両基板取付
け用インシュレータと上記実装補助用インシュレータと
を分離可能に連結するブリッジが設けられていることを
特徴とする基板間接続用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993017148U JP2557610Y2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 基板間接続用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993017148U JP2557610Y2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 基板間接続用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0677167U JPH0677167U (ja) | 1994-10-28 |
JP2557610Y2 true JP2557610Y2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=11935912
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993017148U Expired - Lifetime JP2557610Y2 (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | 基板間接続用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557610Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2530490Y2 (ja) * | 1991-04-26 | 1997-03-26 | 日本航空電子工業株式会社 | フレキシブルコネクタ |
-
1993
- 1993-04-06 JP JP1993017148U patent/JP2557610Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0677167U (ja) | 1994-10-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970722 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |