JPH06104548A - 同軸ケーブルの接続構造 - Google Patents

同軸ケーブルの接続構造

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JPH06104548A
JPH06104548A JP24961892A JP24961892A JPH06104548A JP H06104548 A JPH06104548 A JP H06104548A JP 24961892 A JP24961892 A JP 24961892A JP 24961892 A JP24961892 A JP 24961892A JP H06104548 A JPH06104548 A JP H06104548A
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JP
Japan
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coaxial cable
strip line
circuit board
printed circuit
connection structure
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JP24961892A
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English (en)
Inventor
Yasunari Nagakubo
憩功 長久保
Takashi Tsuda
高至 津田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/18Printed circuits structurally associated with non-printed electric components
    • H05K1/181Printed circuits structurally associated with non-printed electric components associated with surface mounted components

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  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 基板上のストリップラインに同軸ケーブルを
接続させるための接続構造に関し、特性インピンーダン
スの不整合区間を排除し得るように接続する。 【構成】 プリント基板の表面層20aを局部的に除去
して窪み領域26を形成し、この窪み領域の縁部にスト
リップラインの端縁を露出させ、この端縁に同軸ケーブ
ルの接続端部の端面を当接させ、この端面から突出する
中心導体線30をストリップライン上に水平に接触させ
て電気的に固着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板上のストリ
ップラインあるいは該プリント基板に搭載されたベアモ
ジュール内のベアプリント基板上のストリップラインに
同軸ケーブルを接続させるための接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板の設計および製作において
は、該プリント基板上のストリップラインに同軸ケーブ
ルを直接的に接続することがしばしば要求される。とい
うのは、プリント基板上のストリップラインへの同軸ケ
ーブルの接続については適当なコネクタを介して行うこ
とが一般的であるが、しかしながらプリント基板の回路
設計条件下では、かかるコネクタをプリント基板上に搭
載することが困難であったりあるいは不可能であったり
することがあるからである。
【0003】図6には従来の同軸ケーブル接続構造例が
示され、同図において、10はプリント基板、12はプ
リント基板10上のストリップライン、14は同軸ケー
ブルを示す。図示するように、同軸ケーブル14の接続
端部からは被覆が剥ぎ取られてシールド16が露出さ
れ、またその端面からは中心導体線18が引き出され
る。シールド16は例えばプリント基板10上の表面グ
ランド層に半田付けされ、また中心導体線18はストリ
ップライン12に半田付けされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上に述べたような従
来の同軸ケーブル接続構造にあっては、同軸ケーブル1
4の接続端部から引き出された中心導体線18の区間、
すなわち図中の矢印Aで示す区間は特性インピーダンス
の不整合区間となる。周知のように、かかる特性インピ
ーダンスの不整合区間では、反射ノイズが発生し、この
反射ノイズは信号波形を歪ませるだけでなく信号伝達エ
ネルギにロスを生じさせることにもなる。このような反
射ノイズの悪影響はかかる特性インピーダンスの不整合
区間が長くなればなる程大きくなる。したがって、本発
明の目的はプリント基板上のストリップラインに同軸ケ
ーブルを接続させるための接続構造であって、その接続
箇所から特性インピンーダンスの不整合区間を実質的に
排除し得るように構成された接続構造を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の一局面によれ
ば、プリント基板上のストリップラインに同軸ケーブル
を接続させるための接続構造において、該プリント基板
の表面層を局部的に除去して窪み領域を形成し、この窪
み領域の縁部にストリップラインの端縁を露出させ、こ
の端縁に同軸ケーブルの接続端部の端面を当接させ、こ
の端面から突出する中心導体線をストリップライン上に
水平に接触させて電気的に固着させることが特徴とされ
る。また、本発明の別の局面によれば、プリント基板に
搭載されたベアモジュール内のベアプリント基板上のス
トリップラインに同軸ケーブルを接続させるための接続
構造において、該プリント基板の表面層を局部的に除去
して窪み領域を形成し、この窪み領域の一部をベアモジ
ュールの筐体の一部によって画定し、該筐体の一部に挿
通孔を形成し、この挿通孔に前記同軸ケーブルの接続端
部を挿入してその端面を前記ストリップラインの端縁に
当接させ、該端面から突出する中心導体線を前記ストリ
ップライン上に水平に接触させて電気的に固着させるこ
とが特徴とされる。
【0006】
【作用】上述の構成から明らかなように、本発明による
接続構造では、同軸ケーブルの接続端部の端面をストリ
ップラインの端縁に当接させた状態で該端面から突出す
る中心導体線が該ストリップライン上に水平に接触させ
て電気的に固着させられるので、同軸ケーブルとストリ
ップラインとの間の接続箇所からは特性インピーダンス
の不整合区間が実質的に排除され得ることになる。
【0007】
【実施例】次に、添付図面の図1ないし図3を参照し
て、本発明による接続構造の一実施例について詳細に説
明する。図1には、プリント基板20の表面上に形成さ
れたストリップライン22に対して同軸ケーブル24を
本発明に従って接続させた接続構造が示されている。こ
のような接続構造を得るために、先ず、図2および図3
に示すように、プリント基板20の表面層20aを局部
的に除去して窪み領域26を形成し、この窪み領域26
の縁部26aにはストリップライン22の端縁を露出さ
せる。このような窪み領域26の形成については、例え
ば精密工作機械を用いることにより、あるいはエッチン
グ処理等により行うことができる。本実施例では、窪み
領域26では、プリント基板20の内部グランド層20
bが露出させられることになる。
【0008】プリント基板20にかかる窪み領域26を
形成した後、ストリップライン22に対する同軸ケーブ
ル24の接続が行われる。先ず、同軸ケーブル24の接
続端部からは被覆を剥ぎ取ってシールド28を露出さ
せ、またその端面からは中心導体線30を引き出す。次
いで、同軸ケーブル24の接続端部の端面をストリップ
ライン22の端縁に当接させて、中心導体線30をスト
リップライン22上に水平に接触させる。続いて、中心
導体線30をストリップライン22に半田付けし、また
シールド28も内部グランド層20bに対して半田付け
する。かくして、図1に示すような接続構造が得られ、
このような接続構造にあっては、特性インピーダンスの
不整合区間が実質的に排除され得ることになる。という
のは、同軸ケーブル24の接続端部の端面をストリップ
ライン22の端縁に当接させた状態で該ストリップライ
ン22に対する中心導体線30の半田付けが行われるか
らである。
【0009】ところで、一般的に、図4に示すように、
プリント基板32上には種々のモジュール例えばベアモ
ジュール34が搭載されることもあり、このようなベア
モジュール34内に設けられたベアプリント基板基板3
6にもストリップライン38は形成され、しかもそれに
対して同軸ケーブルを接続することも要求される。図4
に示す例では、ベアモジュール34の筐体34aに同軸
ケーブル接続用コネクタ40を取り付けることが可能で
あり、この場合にはストリップライン38と同軸ケーブ
ルとの間には理想的な接続形態が得られて、特性インピ
ーダンスの不整合区間を排除することができる。しかし
ながら、プリント基板に対するベアモジュールの搭載態
様によっては、その筐体に同軸ケーブル接続用コネクタ
を取り付け得ないこともあり、この場合ストリップライ
ンと同軸ケーブルとを従来の接続態様で接続したとする
と、その間の接続箇所には特性インピーダンスの不整合
区間が不可避的に伴うことになる。しかしながら、図5
を参照して以下に説明するように、本発明によれば、同
軸ケーブル接続用コネクタを用いることができない場合
であっても、特性インピーダンスの不整合区間を実質的
に排除するような態様でベアプリント基板のストリップ
ラインと同軸ケーブルとを接続することが可能である。
【0010】図5において、42はプリント基板、44
はプリント基板42の一側辺に沿って搭載されたベアモ
ジュール、46はベアモジュール44内に設けられたベ
アプリント基板、48ベアプリント基板46上のストリ
ップライン、50は同軸ケーブルを示す。図5に示すよ
うに、プリント基板42にはベアモジュール44に隣接
して該プリント基板42の表面層42aを局部的に除去
することにより窪み領域52が形成され、この窪み領域
48はベアモジュール44の筐体44aの一部によって
部分的に画定され、本実施例では、窪み領域48ではプ
リント基板42の内部グランド層42bが露出させられ
る。筐体44aの一部には挿通孔54がベアプリント基
板46の端部を臨むように形成され、該挿通孔54には
同軸ケーブル50の接続端部が挿入される。なお、同軸
ケーブル50の接続端部からは被覆が剥ぎ取られてシー
ルド56が露出させられ、またその端面からは中心導体
線58が引き出される。図5から明らかなように、同軸
ケーブル50の接続端部の端面はベアプリント基板46
の端部に当接させられ、このためストリップライン48
の端縁に対しても該接続端部の端面は当接状態となる。
同軸ケーブル50の中心導体線58はストリップライン
48上に水平に接触させられた状態で半田付けされ、一
方該同軸ケーブル50のシールド28も内部グランド層
42bに対して半田付けされる。このような接続構造に
よれば、図1に示した接続構造の場合と同様に、ストリ
ップライン48に対する中心導体線58の半田付けが同
軸ケーブル50の接続端部の端面を該ストリップライン
48の端縁に当接させた状態で行われているので、特性
インピーダンスの不整合区間は実質的に排除されること
になる。
【0011】
【発明の効果】以上の記載から明らかなように、本発明
によれば、プリント基板あるいはベアプリント基板上の
ストリップラインに対する同軸ケーブルの接続が特性イ
ンピーダンスの不整合区間を実質的に排除した状態で行
われるので、反射ノイズの発生が効果的に抑制されて伝
送中の信号特性の劣化が阻止され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による同軸ケーブル接続構造の一実施例
を示す概略部分断面図である。
【図2】プリント基板を示す概略部分断面図であって、
図1の同軸ケーブル接続構造を得るために該プリント基
板に窪み領域を形成した状態を示す図である。
【図3】図2のプリント基板の概略部分平面図である。
【図4】プリント基板上の搭載されたベアモジュールに
対する同軸ケーブルの理想的な接続構造を得るために該
ベアモジュールの筐体に同軸ケーブル用コネクタを取り
付けた状態を示す概略部分断面図である。
【図5】本発明による同軸ケーブル接続構造の別の実施
例を示す概略部分断面図である。
【図6】従来の同軸ケーブル接続構造例を示す概略部分
断面図である。
【符号の説明】
20…プリント基板 20a…表面層 20b…内部グランド層 22…ストリップライン 24…同軸ケーブル 26…窪み領域 28…シールド 30…中心導体線 42…プリント基板 42a…表面層 42b…内部グランド層 44…ベアモジュール 44a…筐体 46…ベアプリント基板 48…ストリップライン 50…同軸ケーブル 52…窪み領域 54…挿通孔 56…シールド 58…中心導体線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板(20)上のストリップラ
    イン(22)に同軸ケーブル(24)を接続させるため
    の接続構造において、前記プリント基板の表面層(20
    a)を局部的に除去して窪み領域(26)を形成し、こ
    の窪み領域の縁部に前記ストリップラインの端縁を露出
    させ、この端縁に前記同軸ケーブルの接続端部の端面を
    当接させ、この端面から突出する中心導体線(30)を
    前記ストリップライン上に水平に接触させて電気的に固
    着させることを特徴とする接続構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の接続構造において、前
    記窪み領域(26)で前記プリント基板(20)の内部
    グランド層(20b)を露出させ、この内部クランド層
    に対して前記同軸ケーブル(24)のシールド(28)
    を電気的に固定させることを特徴とする接続構造。
  3. 【請求項3】プリント基板(42)に搭載されたベアモ
    ジュール(44)内のベアプリント基板(46)上のス
    トリップライン(48)に同軸ケーブル(50)を接続
    させるための接続構造において、前記プリント基板の表
    面層(42a)を局部的に除去して窪み領域(52)を
    形成し、この窪み領域の一部を前記ベアモジュールの筐
    体(44a)の一部によって画定し、該筐体の一部に挿
    通孔(54)を形成し、この挿通孔に前記同軸ケーブル
    の接続端部を挿入してその端面を前記ストリップライン
    の端縁に当接させ、該端面から突出する中心導体線(5
    8)を前記ストリップライン上に水平に接触させて電気
    的に固着させることを特徴とする接続構造。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の接続構造において、前
    記窪み領域(52)で前記プリント基板(42)の内部
    グランド層(42b)を露出させ、この内部クランド層
    に対して前記同軸ケーブルのシールド(56)を電気的
    に固定させることを特徴とする接続構造。
JP24961892A 1992-09-18 1992-09-18 同軸ケーブルの接続構造 Withdrawn JPH06104548A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008270657A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Japan Radio Co Ltd 芯線接続構造
JP2019062112A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 京セラ株式会社 熱電モジュール
CN112072435A (zh) * 2020-08-14 2020-12-11 中国电子科技集团公司第十三研究所 射频电缆焊接印刷电路板的射频带线的方法

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Effective date: 19991130