JP3015942B2 - 高速伝送線のシールド終端装置 - Google Patents

高速伝送線のシールド終端装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気コネクタの
技術に関するもので、特に伝送線の金属被覆等の高速伝
送線の金属シールド終端装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の高速伝送線は、管状の誘電性内側
部材で包囲された導体またはコアを有している。シール
ドは、伝送線をシールドおよび/または接地するため
に、誘電性内側部材の外側に施されている。従来、シー
ルドは、管状の金属被覆である。しかしながら、一般に
ドレイン線と呼ばれる、一つ以上の長手方向の導電性ケ
ーブルが使用されている。絶縁性ジャケットが、シール
ド外側の複合ケーブルを包囲している。
【0003】様々な型のコネクタが、高速伝送線を接続
するために使用されている。従来、コネクタはケーブル
の中央の導体またはコアに接続されるコンタクトを有し
ている。また、コネクタは、普通は接地の目的のため
に、高速伝送線の金属シールドを終端処理するために、
一つまたはもう一つの型の終端部材を有している。この
ようなコネクタの従来の装置は、半田付けによって、金
属シールドを終端部材に対して終端処理している。他の
装置は、共通の目的のために、金属被覆に対して、少な
くとも終端部材の一部分を確実にクリンプさせるために
クリンプ工程を使用している。
【0004】コンピュータおよび電気通信等の様々な産
業において、エレクトロニクスの小型化が進むにつれ
て、それに伴って起こる電気コネクタの小型化ととも
に、小型の高速伝送線の接続、特にケーブルの金属シー
ルドの終端処理において、かなりの課題が生じている。
例えば、小さな同軸ケーブルの外径は、約0.090イ
ンチである可能性がある。導体/コアを包囲する内側の
誘電性材料の外径は、約0.051インチであり、中央
の導体/コアの直径は、約0.012インチである可能
性がある。より小さな寸法パラメータを有する同軸ケー
ブルでさえ使用されている。
【0005】このように非常に小さな同軸ケーブルの終
端処理においては、しばしば、ケーブルの金属シールド
を終端処理することが問題となる。例えば、半田付け方
法が使用されると、金属シールドに近接して(半田付け
には必要な)熱を直接加えることにより、下側の誘電性
内側部材に熱による損傷を引き起こし、実際、誘電性内
側部材を実質的に崩壊または退化させる。従来のクリン
プ型の終端処理が用いられると、しばしばクリンプ力に
よりケーブルの中心導体/コアを包囲する誘電性内側部
材が押しつぶされるかまたは変形する。
【0006】上述の課題は、高速伝送線の金属シールド
が円筒型の終端部材に対しては終端処理されないが、シ
ールドが平坦な終端部材またはコンタクトに対して終端
処理される場合に、さらに複雑となる。例えば、プリン
ト回路基板の平坦な接地回路パッドに対して、同軸ケー
ブルの管状の金属シールドまたは被覆を終端処理するこ
とが知られている。これは同軸ケーブルの管状の金属被
覆を簡単に集めて、より線またはピッグテイルにして、
次に回路基板の平坦な接地パッドに半田付けすることに
より、頻繁に行なわれている。
【0007】平坦な接地部材に対して、同軸ケーブルの
金属シールドまたは被覆を終端処理するもう一つの実施
例が、出願人が所有する、1994年4月19日付けで
付与されたアメリカ特許第5,304,069号に開示
されている。その特許において、複数の同軸ケーブルの
金属被覆は、高速信号伝送端子モジュールの接地板に対
して終端処理されている。同軸ケーブルの導体/コア
は、モジュールの信号端子に接続されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】プリント回路基板のよ
うな平坦な接地回路パッド、または上述したアメリカ特
許のような平坦な接地板、または他の平坦なまたは管状
ではない終端部材に対して、高速伝送線の管状の金属シ
ールドまたは被覆を終端処理する時に、本発明において
明らかなように、様々なデザインが考慮されなければな
らない。高速伝送線の中央の導体/コアが、管状の金属
シールドまたは被覆により完全に包囲される被覆部か
ら、管状ではない終端部材に対する終端処理のために、
被覆が導体から剥がされた露出部へ変わる遷移部があ
る。この遷移部は可能な限り小さな部分で可能な限り長
さ(すなわち、ケーブルの長手方向の長さ)が短いこと
が望ましい。好ましくは、金属シールドまたは被覆は、
ケーブルの中央の導体/コアに対してほぼ180度離れ
た、ある部分(または少なくとも二つの地点)で、終端
処理されなければならない。好ましくは、平坦な終端部
材は、金属シールドまたは被覆がケーブルの導体/コア
を包囲する管状形状から剥がされた地点に一部分重なり
合うか、または少なくとも延びていなければならない。
さらに、所定の高速伝送線の金属シールドまたは被覆は
平坦な終端部材のケーブルの中心導体/コアと同じ側で
終端処理されることが望ましい。
【0009】本発明は、上述した課題を解決し、高速伝
送線の金属シールドの接地板等の終端部材に対する改良
された終端装置において、可能な限り多くの上述したデ
ザインパラメータを満足させることに関するものであ
る。従って、本発明の目的は新規であり、改良された複
数の高速伝送線の金属シールドの終端装置または端子を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の実施例におい
て、それぞれが外側ジャケットと、外側ジャケットの一
部分が剥がされて金属シールドの一部分が露出された内
側金属シールドを有している複数の高速伝送線のシール
ドを終端処理するための端子が開示されている。端子は
導電性の接地板部材を有している。把持アームは複数の
高速伝送線を包囲して高速伝送線の金属シールドの露出
部と直接接合するために、接地板部材から突出してい
る。把持アームと金属シールド間に、半田付け接合部材
が配置されている。上記で説明したように、接地板は略
平坦であり、把持アームが接地板の端縁から内向きに突
出している。好ましくは一対の把持アームは、接地板の
両側から突出しており、接地板の両端縁から内向きに突
出している。好適実施例において、それぞれの把持アー
ムは、複数の高速伝送線をそれぞれ収容するために、接
地板とともに分離した室を規定する形状となっている。
特に、それぞれの把持アームは複数の高速伝送線をそれ
ぞれ包囲するために、略半円筒形部分を規定するように
波形形状となっている。本発明の一実施例において、そ
れぞれの把持アームは、半田付け接合部材を収容するた
めに開口部を有している。好適実施例において、開口部
は円周方向に延びるスロットである。スロットは、約
0.040インチ程度の幅である。もう一つの実施例に
おいては、把持アームの内側に溶着されており、後でリ
フローされる半田材料が把持アームの内側に半田付け接
合部材として配置される。好ましくは、半田材料は把持
アームの内側の埋込部材として溶着される。
【0011】
【実施例】図面について詳細に説明すれば、まず図1お
よび図2において、参照符号10で示される、本発明に
よるシールドされた電気コネクタが示されている。電気
コネクタ10は低速データ伝送線の導体と、高速または
高周波伝送線の導体を終端処理するためのハイブリッド
電気コネクタである。特に、電気コネクタ10は複数の
データ伝送端子14(図1)が取り付けられる、誘電性
ハウジング12(図2)を有している。参照符号16で
示される、導電性シールドは誘電性ハウジング12をし
っかりと包囲しており、データ伝送端子14の前側端部
に対して前向きに突出するシュラウド部18を有してい
る。1994年10月25日付けで付与された、アメリ
カ特許第5,358,428号において開示されている
ものと、実質的に同じである二分割のバックシェル(図
示せず)が、誘電性ハウジング12および導電性シール
ド16の後ろ向きに突出している。ケーシング20は、
可撓部22を有している。可撓部22は、データ伝送線
と、高速または高周波伝送線を有している複合ケーブル
24と係合している。一対のつまみネジ26がケーシン
グを貫通して突出しており、電気コネクタを相補型の接
合コネクタ、パネルまたは他の構造物に確実に取り付け
るために、外ネジを形成された前側先端部26aを有し
ている。
【0012】図2に最も良く示すように、参照符号30
で示される、高速信号伝送端子モジュールは、誘電性ハ
ウジング12の後側から、誘電性ハウジング12の通路
31に挿入される。端子モジュールは参照符号32で示
される接地板を把持する、一対の同一の端子ブロック3
0aおよび30bを有している。それぞれの端子ブロッ
クは、ポスト34および溝を有している。それぞれの端
子ブロックのポストは、サブアセンブリとして、端子ブ
ロック30aおよび30bを接地板32に確実に取り付
けるために、それぞれの端子ブロックから、接地板の孔
またはスロット44(図3)を貫通して、他側の端子ブ
ロックの溝に延びている。図2に示すように、このサブ
アセンブリが、誘電性ハウジング12の通路に挿入され
ると、端子ブロックは接地板を端子ブロック間で効果的
に把持する。端子モジュールは、それぞれの端子ブロッ
クの傾斜ラッチ36により、誘電性ハウジング内に保持
される。
【0013】それぞれの端子ブロック30aおよび30
bは、少なくとも一つの高速信号端子38の回りに形成
されている。一対の高速信号端子38の前側端部は、接
地板32の前側端とともに、導電性シールド16を包囲
するシュラウド部18内で、図1の電気コネクタの前向
きに突出して示されている。高速信号端子38の後端3
8a(図7)は、図2において参照符号40で示され
る、複数の同軸ケーブルの中心導体/コア60に接続さ
れる。後述するように、本発明は特に、同軸ケーブルの
金属シールドの接地板32に対する終端処理方法に関す
るものである。
【0014】特に図3は、導電性金属板材料から打ち抜
き形成された基材を示しており、この基材の全体は参照
符号Bで示されている。接地板32は、この基材より形
成される。基材Bは、接地板32のブレード部を形成す
る脚部またはステム部42を含む略T字状形状となって
いる。ブレード部は端子ブロック30aおよび30bの
ポスト34が挿通する孔44を含んでいる(図2)。ウ
イングまたはアーム46はブレード部の一端の各側縁か
ら外向きに突出している。これらのウイングは以下に説
明するように接地板の把持アームを形成する。それぞれ
のウイングまたは把持アームには、以下に説明するよう
に半田付けを容易にするために細長いスロット48が設
けられている。
【0015】金属シールド56を接地板32に半田付け
するときに、比較的半田付チップの小さい半田ごてを用
いることが望ましい。スロット全体から十分に半田が流
れるようにスロットを十分に広くすることが望ましい
が、半田ごての比較的小さなチップの誘電性内側部材6
2を損傷する可能性のあるケーブルの被覆または金属シ
ールド56への接触を防止するためには十分に狭く形成
しなければならない。本実施例においては、各スロット
は約0.040インチ程度の幅であるが、スロットの幅
は0.010ないし0.110インチの範囲とすること
ができる。額部または歯部49は、ブレード部42の両
側縁に打ち抜き形成され、接地板と端子ブロック30a
及び30bのサブアセンブリの誘電性ハウジング内での
保持を容易としている。
【0016】以下に説明するように、一旦形成された接
地板32には、一対の同軸ケーブルを配置して把持する
ために、接地板の両側に配置及び把持アームが設けられ
ている。アームはブレード部42の後端部に位置してい
る。この構造によって、接地板はコネクタの仕様に応じ
て一ないし四本の同軸ケーブルを終端することができ
る。コンピュータに使用する場合、モニタに供給する赤
色、緑色及び青色の色信号を伝送するために三本のケー
ブルを用いることができる。四番目のケーブルはフラッ
トスクリーンのモニタに画素クロックタイミング信号を
伝送するために用いることができる。図4には上側把持
アーム50aと下側配置及び把持アーム50bを形成す
るために内向きに折り曲げられたウイング46を有する
打ち抜き形成された図3の基材Bが示されている。それ
ぞれの把持アームは一対の半円筒形部52を規定するた
めに、波状形状となっている。一対の半円筒形部はブレ
ード部42とともに、以下に説明するように複数の同軸
ケーブルを収容するために分離した室54を規定してい
る。形成後、アームのスロット48は、それぞれの室5
4の部材の回りに円周方向に延びていることが明らかで
ある。また、それぞれの把持アームはアームの先端とブ
レード部間に非常に小さな間隙56のみを残して、完全
にブレード部42を横切って延びていることがわかる。
従って、同軸ケーブルは把持アーム及びブレード部によ
り略完全に包囲されている。この構造によって、接地板
はコネクタの仕様に応じて一ないし四本の同軸ケーブル
を終端することができる。図5には一対の同軸ケーブル
40が、上側把持アーム50aの室54内に配置されて
いる。図4の接地板32が示されている。なお、ここ
で、各同軸ケーブル40は管状の誘電性内側部材62に
より包囲された各ケーブルが中心導体またはコア60を
含む、従来より公知な構成となっている。管状の金属製
網組体形状の金属シールド64は、誘電性内側部材62
を包囲して設けられる。プラスチック等の絶縁性ジャケ
ット66は金属シールド64を包囲して、複合同軸ケー
ブル40を形成する。
【0017】また、図5には各同軸ケーブル40の中心
導体またはコア60の周りの被覆を除去して、所定長の
中心導体60が露出された中心導体が示されている。こ
の中心導体の所定長の露出部は、高速信号伝送端子38
(図7)の一つの内端に半田付けされている。また、各
同軸ケーブルの外側の絶縁性ジャケット66が切除さ
れ、所定長の金属シールド64を露出させる。従って、
露出された金属シールドは以下に説明するように接地板
32の把持アーム50aまたは50bに半田付けされ
る。上述したように、図5は把持アーム50a及び50
bが上記に説明したように準備された同軸ケーブル40
を収容するための位置にある状態を示している。図5に
は同軸ケーブルの金属シールド64が把持アームと把持
アームの内側に対して位置決めされるように、上側把持
アーム50a内で長手方向に配置された二本の同軸ケー
ブル40が示されている。各同軸ケーブルは半円筒形部
52により規定された室54の一つに長手方向に配置さ
れている。同軸ケーブルは軽く押し込んで把持アーム内
に配置される構成とすることもできる。もう一つの方法
として、最初に同軸ケーブルを把持アーム内に長手方向
に自由に収容するように把持アームを形成して、アーム
はまず同軸ケーブルを配置させるためだけに作用して、
その後でさらにアームが同軸ケーブルを確実に把持して
間隙56を完全に閉塞するように形成される構成とする
こともできる。このような実施例において、把持アーム
50a及び50bの自由端には、同軸ケーブルを完全に
取り巻くために、接地板32の一部分または他の把持ア
ームに係合または重なり合うように、幾つかの型のラッ
チ(図示せず)を設けることもできる。なお、把持アー
ムはクリンプ技術において一般に行なわれているよう
に、金属シールドに対してクリンプされるものではな
い。むしろ、把持アームを折り曲げ形成するために用い
られる把持圧は、半田付け前に同軸ケーブルを単に把持
して保持するためだけのものである。把持圧またはクリ
ンプ圧は、下側の誘電性内側部材62の破損を生起する
ような過剰な圧力とならないように設定される。この結
果、誘電性内側部材62の破損による、同軸ケーブルの
電気的特性の低下が防止される。それから、接地板32
は図5にSで示すように、把持アームのスロット48を
介して金属シールドを把持アーム50aに半田付けする
ことによって、電気的及び機械的に同軸ケーブルの金属
シールド64に接続される。上記のように、スロット4
8は約0.040インチ程度に形成され、下側の誘電性
内側部材の熱による損傷を起こすような金属シールドに
対する熱の集中を防止する。スロットは十分に狭く、半
田ごてまたは工具がスロットを通過し、金属シールドに
直接接触することを防止する。基本的にスロットは、誘
電性内側部材の内側に伝達される半田付けの熱を制限す
る。一方、円周方向に延びるスロットは広い円周方向の
金属シールドへのアクセス面積を与える。二本の同軸ケ
ーブル40が図5に示すように上側把持アーム50aに
半田付けされると、接地板32は図6に示すように裏返
しにされ、もう一つの対の同軸ケーブルが他側の把持ア
ーム50bの室54に挿入されて、図5に関連して説明
したように把持アームに半田付けされる。半田付け工程
を含む、図6のサブアセンブリが形成されると、図7に
示し、図2に関して説明したように、このサブアセンブ
リは端子ブロック30a,30b及び高速信号伝送端子
38に組み付けられて端子モジュール30を構成する。
それから、同軸ケーブルの中心導体/コア60は半田付
け、溶接または他の固定手段によって端子38の内側端
部38aに接続され、端子ブロック30a及び30bは
図2に示して上記に説明したように、端子ブロック間で
接地板32のブレード部42をクリンプする。それから
端子モジュールは図2に示すように誘電性ハウジング1
2内に取り付けられる。要すれば、同軸ケーブル40を
把持アーム50a及び50bに挿入する前に、端子ブロ
ック30a及び30bを接地板32のブレード部42に
載置することができる。換言すれば、接地板は終端処理
の開始時点において端子ブロックを有している。図8に
は本発明の変形例が示されている。スロット48を無く
して、点線70で示すように把持アーム50a及び50
bの内側に半田材料を溶着または埋め込み、その後半田
付け工程時にリフローさせる。把持アームが図8に示す
ように形成されると、埋め込まれた半田材料は構造の外
側からは見えない。工程時に同軸ケーブルが挿入されて
把持アーム内に配置され、金属被覆が把持アームに対し
て位置決めされた後で、埋め込まれた半田材料に熱を加
えてリフローさせて、把持アームを同軸ケーブルの金属
シールドに電気的及び機械的に接続させる。もう一つの
方法として、変形または熱崩壊することなく、比較的高
温に耐えることができる内側誘電性部材を有する同軸ケ
ーブルを使用することにより、把持アーム50a及び5
0bのスロット48または埋込部材70を無くす構造と
することもできる。このような場合においては、把持ア
ームが金属シールドと接触する、把持アームの先端また
は後端(または両)縁に沿って半田付けが行われる。複
数の同軸ケーブルの金属シールドの接地板の形状の終端
部材に対する終端処理に関連して、本発明の概念が図示
され上記に説明されている。しかしながら、本発明の概
念は金属シールドの他の型の終端部材または端子に対す
る終端処理にも同様に適用可能である。なお、本発明の
要旨を逸脱することなく種々の様態において実施可能で
あり、従って、上記に示した実施例は本発明の単なる一
例を示すものであり、本発明は上記の構成に限定される
ものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用することができる型の電気コネク
タの斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿った概略垂直断面図であ
る。
【図3】端子または接地板を形成する、打ち抜き成形さ
れた金属基材の平面図である。
【図4】同軸ケーブルを収容するために把持アームが形
成された、接地板の斜視図である。
【図5】金属シールドを露出するために外側ジャケット
の部分を取り除くことにより準備された、一対の同軸ケ
ーブルが配置されて形成された接地板の斜視図である。
【図6】四本の同軸ケーブルが接地板に配置された状態
で示す図5と同様の図である。
【図7】図1および図2の電気コネクタに取付可能な端
子モジュールの斜視図である。
【図8】半田材料が把持アームの内側にはめ込まれた、
本発明の変形例を示す図7と同様の図である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−257189(JP,A) 特開 平3−159076(JP,A) 特開 昭64−17381(JP,A) 特開 平6−52936(JP,A) 特開 平4−334877(JP,A) 特開 平6−208858(JP,A) 特開 平6−111888(JP,A) 実開 平3−68366(JP,U) 実開 平5−8873(JP,U) 登録実用新案3011823(JP,U) 特表 平6−509676(JP,A) 米国特許5304069(US,A) 欧州特許出願公開583934(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/648 - 13/658 H01R 17/00 - 17/12 H01R 23/00 - 23/68 H01R 9/05 H01R 43/00

Claims (33)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが中心導体60と、前記中心導
    体の少なくとも一部を包囲する誘電性内側部材62と、
    前記誘電性内側部材の少なくとも一部を包囲する金属シ
    ールド64と、前記金属シールドの少なくとも一部を包
    囲する外側の絶縁性ジャケット66を有し、前記絶縁性
    ジャケットの一部が前記金属シールドを露出された露出
    部を形成するために除去されている一対の同軸ケーブル
    40と、前記金属シールドを終端するとともに、少なく
    とも一部が電気コネクタ10の誘電性ハウジング12内
    に位置する終端部42を有する端子32と、前記終端部
    から突出するとともに、前記誘電性内側部材を変形させ
    ることなく前記同軸ケーブルのそれぞれの前記金属シー
    ルドの前記露出部の少なくとも一部を把持する形状であ
    って、前記金属シールドの前記露出部を前記把持アーム
    に接着するのに用いられるスロット48が設けられてい
    る把持アーム50aで構成された終端装置。
  2. 【請求項2】 前記終端部42は、略平坦なベースを有
    しており、前記把持アーム50aの前記スロット48
    が、前記把持アームのほとんどの部分を横切って延びて
    いる請求項1に記載の終端装置。
  3. 【請求項3】 前記終端部42は、両側縁を有する略平
    坦なベースを有しており、前記把持アームが、前記金属
    シールド64の前記露出部の回りに弧状に延びて前記金
    属シールドの前記露出部を把持するように、前記把持ア
    ームは、前記ベースの前記側縁の一側から前記ベースの
    他側の反対側側端に延びている請求項1に記載の終端装
    置。
  4. 【請求項4】 前記把持アーム50aは、前記金属シー
    ルド64の露出部を収容するために前記ベースとともに
    一対の収容部54を形成する形状であって、前記収容部
    はそれぞれ、前記把持アームが前記誘電性内側部材を変
    形させることなく前記ベースに配置された前記金属シー
    ルドの前記露出部を把持することにより、前記ベース4
    2に対して前記同軸ケーブル40を維持するように寸法
    決めされている請求項3に記載の終端装置。
  5. 【請求項5】 前記把持アーム50aは、前記同軸ケー
    ブル40の前記金属シールド64の前記露出部をそれぞ
    れ包囲するために、略半円筒形の収容部54を規定する
    ように波形形状となっている請求項4に記載の終端装
    置。
  6. 【請求項6】 前記金属シールド64の前記露出部は、
    前記把持アームの前記スロット48を用いて前記露出部
    を前記把持アームに半田付けSすることにより、前記把
    持アーム50aに接着される請求項2に記載の終端装
    置。
  7. 【請求項7】 前記終端部42に終端される少なくとも
    もう一つの同軸ケーブル40を有しており、前記もう一
    つの同軸ケーブルは、もう一つの中心導体60と、前記
    もう一つの中心導体の少なくとも一部を包囲するもう一
    つの誘電性内側部材62と、前記もう一つの誘電性内側
    部材の少なくとも一部を包囲するもう一つの金属シール
    ド64と、前記もう一つの金属シールドの少なくとも一
    部を包囲する外側のもう一つの絶縁性ジャケット66を
    有し、前記もう一つの外側ジャケットの一部が前記もう
    一つの金属シールドを露出して、もう一つの露出部を形
    成するように構成され、前記終端部から突出するととも
    に、前記もう一つの同軸ケーブルの前記もう一つの金属
    シールドの前記もう一つの露出部の回りに配置され、前
    記もう一つの同軸ケーブルの前記もう一つの誘電性内側
    部材を変形させることなく前記もう一つの同軸ケーブル
    の前記もう一つの金属シールドの一部を把持する形状で
    あって、前記もう一つの金属シールドの前記もう一つの
    露出部を前記終端部に接着するのに用いられるもう一つ
    のスロット48が設けられている前記もう一つの把持ア
    ーム50bで構成された請求項1に記載の終端装置。
  8. 【請求項8】 前記把持アーム50aは、前記終端部4
    2上で前記もう一つの把持アーム50bから長手方向に
    離間している請求項7に記載の終端装置。
  9. 【請求項9】 前記終端部42は、略平坦なベースを有
    しており、前記スロット48は、前記把持アーム50a
    のほとんどの部分に沿って延び、前記もう一つのスロッ
    ト40は、前記もう一つの把持アーム50bのほとんど
    の部分に沿って延びている請求項8に記載の終端装置。
  10. 【請求項10】 前記金属シールド64の前記露出部
    は、前記露出部を前記把持アームに半田付けSするため
    に、前記スロット48を用いて前記把持アーム50aに
    接着され、前記もう一つの金属シールド64の前記もう
    一つの露出部は、前記もう一つの露出部を前記もう一つ
    の把持アームに半田付けSするために、前記もう一つの
    スロット48を用いて前記もう一つの把持アーム50b
    に接着される請求項9に記載の終端装置。
  11. 【請求項11】 前記終端部42は、両側縁と両側面を
    有しており、前記もう一つの把持アーム50bは、前記
    把持アーム50aが延びている側面の反対側の前記終端
    部から延びるとともに、前記把持アームが延びている前
    記終端部の側縁に対して反対側の前記終端部の側縁から
    延びている請求項8に記載の終端装置。
  12. 【請求項12】 それぞれが中心導体60と、前記中心
    導体の少なくとも一部を包囲する誘電性内側部材62
    と、前記誘電性内側部材の少なくとも一部を包囲する金
    属シールド64と、前記金属シールドの少なくとも一部
    を包囲する外側の絶縁性ジャケット66を有し、前記絶
    縁性ジャケットの一部が前記金属シールドを露出された
    露出部を形成するために除去されている一対の同軸ケー
    ブル40を終端する電気コネクタ10であって、前側面
    と後側面を有し、該前側面と該後側面間に複数の端子収
    容部を有する誘電性ハウジング12と、前記端子収容部
    の少なくとも一部を通って延びる複数の端子38と、前
    記端子に対して、少なくとも一部が前記ハウジング内に
    位置し、前記同軸ケーブルの前記金属シールドを前記終
    端部材に終端するために終端部42を有する接地部材3
    2であって、前記終端部から突出するとともに前記誘電
    性内側部材を変形させることなく前記同軸ケーブルのそ
    れぞれの前記金属シールドの前記露出部の少なくとも一
    部を把持する形状であって、前記金属シールドの前記露
    出部を前記終端部に接着するのに用いられるスロット4
    8が設けられている把持アーム50aで構成される電気
    コネクタ10。
  13. 【請求項13】 前記接地部材32は、略平坦なベース
    を有しており、前記把持アーム50aの前記スロット4
    8が前記把持アームのほとんどの部分を横切って延びて
    いる請求項12に記載の電気コネクタ10。
  14. 【請求項14】 前記接地部材32は、両側縁を有する
    略平坦なベース42を有しており、前記把持アームが、
    前記金属シールド64の前記露出部の回りに弧状に延び
    て前記金属シールドの前記露出部を把持するように、前
    記把持アーム50aは、前記ベースの前記側縁の一側か
    ら前記ベースの他側の反対側側縁に延びている請求項1
    2に記載の電気コネクタ10。
  15. 【請求項15】 前記把持アーム50aは、前記金属シ
    ールド64の露出部を収容するために前記ベースととも
    に一対の収容部54を形成する形状であって、前記収容
    部はそれぞれ、前記把持アームが前記ベースに配置され
    た前記金属シールドの前記露出部を把持することによ
    り、前記ベースに対して前記同軸ケーブル40を維持す
    るように寸法決めされている請求項14に記載の電気コ
    ネクタ10。
  16. 【請求項16】 前記把持アーム50aは、前記同軸ケ
    ーブル40の前記金属シールド64の前記露出部をそれ
    ぞれ包囲するために、略半円筒形の収容部54を規定す
    るように波形形状となっている請求項15に記載の電気
    コネクタ10。
  17. 【請求項17】 前記金属シールド64の前記露出部
    は、前記露出部を前記把持アームに半田付けSするため
    に、前記スロット48を用いて前記把持アーム50aに
    接着される請求項12に記載の電気コネクタ10。
  18. 【請求項18】 前記終端部に終端される少なくともも
    う一つの同軸ケーブルを有しており、前記もう一つの同
    軸ケーブルは、もう一つの中心導体60と、前記もう一
    つの中心導体の少なくとも一部を包囲するもう一つの誘
    電性内側部材62と、前記もう一つの誘電性内側部材の
    少なくとも一部を包囲するもう一つの金属シールド64
    と、前記もう一つの金属シールドの少なくとも一部を包
    囲する外側のもう一つの絶縁性ジャケット66を有し、
    前記もう一つの絶縁性ジャケットの一部が前記もう一つ
    の金属シールドを露出して、もう一つの露出部を形成す
    るように構成され、前記終端部42から突出するととも
    に、前記もう一つの同軸ケーブルの前記もう一つの金属
    シールドの前記もう一つの露出部の回りに配置され、前
    記もう一つの同軸ケーブルの前記誘電性内側部材を変形
    させることなく前記もう一つの同軸ケーブルの前記もう
    一つの金属シールドの少なくとも一部を把持する形状で
    あって、前記把持アームを前記もう一つの金属シールド
    の前記もう一つの露出部に接着するのに用いられるもう
    一つのスロット48が設けられている前記もう一つの把
    持アーム50bで構成された請求項12に記載の電気コ
    ネクタ10。
  19. 【請求項19】 前記把持アーム50aは、前記終端部
    42上で前記もう一つの把持アーム50bから長手方向
    に離間している請求項18に記載の電気コネクタ10。
  20. 【請求項20】 前記金属シールド64の前記露出部
    は、前記露出部を前記把持アームに半田付けSするため
    に、前記スロット48を用いて前記把持アーム50aに
    接着され、前記もう一つの金属シールド64の前記もう
    一つの露出部は、前記もう一つの露出部を前記もう一つ
    の把持アームに半田付けSするために、前記もう一つの
    スロット48を用いて前記もう一つの把持アーム50b
    に接着される請求項18に記載の電気コネクタ10。
  21. 【請求項21】 前記終端部42は、両側縁と両側面を
    有しており、前記もう一つの把持アーム50bは、前記
    把持アーム50aが延びている側面の反対側の前記終端
    部から延びるとともに、前記把持アームが延びている前
    記終端部の側縁に対して反対側の前記終端部の側縁から
    延びている請求項18に記載の電気コネクタ10。
  22. 【請求項22】 それぞれが中心導体60と、該中心導
    体の少なくとも一部を包囲する誘電性内側部材62と、
    該誘電性内側部材の少なくとも一部を包囲する金属シー
    ルド64と、該金属シールドの少なくとも一部を包囲す
    る外側絶縁性ジャケット66によって構成される一対の
    同軸ケーブル40を、前側面と後側面と、該前側面と複
    数の端子38が少なくとも幾つかを介して延びる前記後
    側面間の複数の端子収容部で構成される誘電性ハウジン
    グ12と、少なくとも一部が前記ハウジング内に位置す
    るとともに、前記前側面に略近接した前側部42と前記
    後側面に略近接した接地終端部42で構成される接地部
    材32を有する電気コネクタ10に終端する方法であっ
    て、それぞれの前記同軸ケーブルの前記外側の絶縁性ジ
    ャケットを除去して、前記金属シールドを露出させる露
    出部64を形成し、前記同軸ケーブルのそれぞれの前記
    金属シールドの前記露出部が前記終端部上に配置される
    ように、前記終端部に対して前記金属シールドのそれぞ
    れの前記露出部を位置させ、前記接地部材の側縁から略
    弧状形状で延びて、前記金属シールドの前記露出部が配
    置される一対の収容部54を規定するとともに、前記誘
    電性内側部材を変形させることなく前記収容部内に配置
    される前記同軸ケーブルの前記金属シールドの前記露出
    部を把持する把持アーム50aを形成し、前記把持アー
    ムのそれぞれを前記収容部内に配置される前記金属シー
    ルドの前記露出部に接着するようにした終端方法。
  23. 【請求項23】 前記同軸ケーブル40のそれぞれの前
    記金属シールド64の前記露出部は、軸線を有してお
    り、前記同軸ケーブルをそれぞれ、前記各収容部から離
    間した位置に前記金属シールドの前記露出部を位置決め
    して、前記同軸ケーブルを露出部の軸線方向へ前記各収
    容部内に移動させることにより、前記収容部54のそれ
    ぞれ一つの位置決めする請求項22に記載の終端方法。
  24. 【請求項24】 スロット48が、前記把持アーム50
    aに設けられ、該スロットを用いて前記露出部を前記把
    持アームに半田付けSするために、前記同軸ケーブル4
    0のそれぞれの前記金属シールド64の前記露出部は前
    記終端部に接着される請求項22に記載の終端方法。
  25. 【請求項25】 前記同軸ケーブル40のそれぞれの前
    記中心導体60を前記端子38の一つに終端して、前記
    金属シールド64を前記接地部材に接着して前記接地部
    材32を形成し、前記ハウジング12に配置するための
    サブアセンブリ30内に前記中心導体を終端して前記端
    子を形成する請求項22に記載の終端方法。
  26. 【請求項26】 前記接地部材32は、両側縁を有する
    略平坦なベース42を有しており、前記把持アームが、
    前記金属シールド64の前記露出部の回りに弧状に延び
    て前記金属シールドの前記露出部を把持するように、前
    記把持アーム50aは、前記ベース42の前記側縁の一
    側から前記ベースの他側の反対側側縁に延びている請求
    項22に記載の終端方法。
  27. 【請求項27】 前記把持アーム50aは、前記金属シ
    ールド64の露出部を収容するために前記ベース42と
    ともに一対の収容部54を形成する形状であって、前記
    収容部はそれぞれ、前記把持アームが前記ベースに配置
    された前記金属シールドの前記露出部を把持することに
    より、前記ベースに対して前記同軸ケーブルを維持する
    ように寸法決めされている請求項26に記載の終端方
    法。
  28. 【請求項28】 前記把持アーム50aは、前記同軸ケ
    ーブル40の前記金属シールド64の前記露出部をそれ
    ぞれ包囲するために、略半円筒形の収容部54を規定す
    るように波形形状となっている請求項27に記載の終端
    方法。
  29. 【請求項29】 前記終端部42に終端される少なくと
    ももう一つの同軸ケーブル40を有しており、前記もう
    一つの同軸ケーブルは、もう一つの中心導体60と、前
    記もう一つの中心導体の少なくとも一部を包囲するもう
    一つの誘電性内側部材62と、前記もう一つの誘電性内
    側部材の少なくとも一部を包囲するもう一つの金属シー
    ルド64と、前記もう一つの金属シールドの少なくとも
    一部を包囲する外側のもう一つの絶縁性ジャケット66
    を有し、前記もう一つの絶縁性ジャケットの一部が前記
    もう一つの金属シールドを露出して、もう一つの露出部
    を形成する方法であって、前記もう一つの同軸ケーブル
    の前記もう一つの金属シールドの前記もう一つの露出部
    を、前記終端部から突出するもう一つの把持アーム50
    bにより形成される一対の収容部54の一つに位置さ
    せ、前記もう一つの同軸ケーブルの前記もう一つの金属
    シールドの一部を包囲する形状の前記もう一つの把持ア
    ームを、前記もう一つの誘電性内側部材を変形させるこ
    となく前記もう一つの金属シールドの前記もう一つの露
    出部を把持するように形成し、前記もう一つの把持アー
    ムを前記もう一つの金属シールドの前記もう一つの露出
    部に接着するようにした請求項22に記載の終端方法。
  30. 【請求項30】 前記把持アーム50aは、前記終端部
    42上で前記もう一つの把持アーム50bから長手方向
    に離間している請求項29に記載の終端方法。
  31. 【請求項31】 前記終端部42は、略平坦なベースを
    有しており、前記把持アーム50aは、前記金属シール
    ド64の前記露出部を前記把持アームに接着するために
    使用される、前記把持アームのほとんどの部分に沿って
    延びるスロットを有しており、前記もう一つの把持アー
    ム50bは、前記もう一つの金属シールド64の前記も
    う一つの露出部を前記もう一つの把持アームに接着する
    ために使用される、前記もう一つの把持アームのほとん
    ど部分に沿って延びるもう一つのスロットを有している
    請求項29に記載の終端方法。
  32. 【請求項32】 前記終端部42は、両側縁と両側面を
    有しており、前記もう一つの把持アーム50bは、前記
    終端部の前記両側面の一側から延び、前記把持アーム5
    0aは、前記両側面の他側から延び、前記もう一つの把
    持アームは、前記把持アームが延びている前記終端部の
    側縁に対して反対側の前記終端部の側縁から延びている
    請求項29に記載の終端方法。
  33. 【請求項33】 前記同軸ケーブル40のそれぞれの前
    記金属シールド64の前記露出部は、軸線を有してお
    り、前記同軸ケーブルをそれぞれ、前記各収容部から離
    間した位置に前記金属シールドの前記露出部を位置決め
    して、前記同軸ケーブルを露出部の軸線方向へ前記各収
    容部内に移動させることにより、前記収容部54のそれ
    ぞれ一つに配置する方法であって、前記もう一つの同軸
    ケーブル40のそれぞれの前記もう一つの金属シールド
    64の前記もう一つの露出部は、もう一つの軸線を有し
    ており、前記もう一つの同軸ケーブルをそれぞれ、前記
    もう一つの各収容部から離間した位置に前記もう一つの
    金属シールドの前記もう一つの露出部を位置決めして、
    前記もう一つの同軸ケーブルをもう一つの露出部の軸線
    方向へ前記もう一つの各収容部内に移動させることによ
    り、前記もう一つの収容部54のそれぞれ一つに配置す
    るようにした請求項29に記載の終端方法。
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