JP3143732B2 - フレキシブルコネクタ - Google Patents

フレキシブルコネクタ

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JP3143732B2
JP3143732B2 JP09097460A JP9746097A JP3143732B2 JP 3143732 B2 JP3143732 B2 JP 3143732B2 JP 09097460 A JP09097460 A JP 09097460A JP 9746097 A JP9746097 A JP 9746097A JP 3143732 B2 JP3143732 B2 JP 3143732B2
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JP
Japan
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pair
cable
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flexible connector
insulators
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比呂志 秋元
泰昭 松尾
克磨 牛嶋
耕司 林
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Japan Aviation Electronics Industry Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、両端に表面実装端
子を有するフレキシブルフラットケーブル(FFC)、
フレキシブルプリントサーキットケーブル(FPC)等
により、2枚の回路基板間を接続する自動実装対応等用
フレキシブルコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフレキシブルケーブルにより2枚
の回路基板間を接続するフレキシブルコネクタは、一例
として実開平6−77167号公報に記載されている
が、その要点について図4〜図7を参照して以下に説明
する。
【0003】図4に示すように、従来のコネクタは、平
行に配列された多数本のケーブル1と、各ケーブル1の
長さ方向の両端部に備えられて各ケーブル1を整列され
た状態に保持する一対の基板取付用インシュレータ3
a,3bと、一対の基板取付用インシュレータ3a,3
bの間にあって、かつ、各ケーブル1の上面上に配置さ
れた実装補助用インシュレータ4と、一対の基板取付用
インシュレータ3a,3bの各両端部と実装補助用イン
シュレータ4の両端部とを切り離し可能に連結するブリ
ッジ5とから構成される。一対の基板取付用インシュレ
ータ3a,3bの各両端部とブリッジ5との接合部に
は、ブリッジ5を折り取るためのノッチ50が形成され
ている。
【0004】なお、図4においては、一対の基板取付用
インシュレータ3a,3bが実装される基板6a,6b
を当初から別体に形成しているが、図5に示すように、
一対の基板6a,6bが連結部6cを介して一体に形成
することもできる。この場合には、一対の基板6a,6
bと連結部6cとの間に一対の列の孔60を形成する
か、又は、ノッチ等を形成することにより、連結部6c
を折り取る。図5に示した一対の基板6a,6bを用い
る場合には、連結部6cを一対の基板6a,6bから折
り取るときに、同時にブリッジ5を折り取る。
【0005】従来のフレキシブルコネクタの一対の基板
6a,6bへの実装について説明する。自動実装装置の
吸引ノズルが、フレキシブルコネクタの実装補助用イン
シュレータ4を吸引保持して、一対の基板6a,6bの
所定の位置まで移送し、自動実装装置は、コネクタを一
対の基板6a,6bへ実装する。実装時、又は、その後
にブリッジ5を一対の基板取付用インシュレータ3a,
3bから折り取る。この結果、図6に示すように、ブリ
ッジ5と実装補助用インシュレータ4が除去される。
【0006】図7(a)〜(e)は、従来のフレキシブ
ルコネクタが実装された基板を機器内に配置した例を示
すもので、一対の基板6a,6b間を接続するケーブル
1には、実装補助用インシュレータ4が残存していない
ので、その分だけスペースを有効に利用することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のフレキシブルコ
ネクタを基板に実装するとき、各ケーブル1を一対の基
板取付用インシュレータ3a,3bにモールドインした
際の合成樹脂製のフレーム2の収縮や各部品寸法のバラ
ツキに起因して、図8に示すように、各ケーブル1が一
対の基板取付用インシュレータ3a,3bの中間でたる
んで基板6に接触する。このため、各ケーブル1の一方
の端子1bは基板6に接触しても、他方の端子1aが基
板6から離隔し、隙間Aが発生する。
【0008】したがって、リフロー、パルスヒート等に
よる半田付け、導電性接着剤による接着等による各ケー
ブルの両端子と基板との接続作業は、効率が低いか又は
困難であった。
【0009】そこで、本発明は、前記従来のフレキシブ
ルコネクタの欠点を改良し、各ケーブルが一対の基板取
付用インシュレータの中間でたるまないようにして、各
ケーブルの両端子と基板との接続作業を簡易に行うこと
ができるように図るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、複数本のケーブルと、前記複数本のケーブ
ルの両端部にそれぞれ備えられて前記複数本のケーブル
を整列させた状態に保持する一対の基板取付用インシュ
レータと、前記一対の基板取付用インシュレータの間に
折り取り可能に備えられたフレームと、前記フレームの
少なくとも一方側に突出して設けられた少なくとも1個
のケーブル押えとから構成され、前記フレームと前記ケ
ーブル押えは、一緒に前記一対の基板取付用インシュレ
ータから除去されるフレキシブルコネクタを、手段とし
て採用する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態例について
図1〜図3を参照して説明する。
【0012】フレキシブルコネクタは、平行に配列され
た多数本のケーブル1と、各ケーブル1の長さ方向の両
端部に備えられて各ケーブル1を整列された状態に保持
する一対の基板取付用インシュレータ3a,3bと、一
対の基板取付用インシュレータ3a,3bの間にあっ
て、かつ、各ケーブル1の上面上に配置されたフレーム
2と、フレーム2に固定されたケーブル押え7とから構
成される。
【0013】ケーブル押え7は、フレーム2の一方側又
は両側に各1個又は数個若干突出して設けられる。な
お、ケーブル押え7をフレーム2の一方側から他方側に
わたって連続して設けると、フレーム2を基板取付用イ
ンシュレータ3a,3bから除去するとき、支障とな
る。
【0014】本コネクタにおいては、上述した構成によ
り、各ケーブル1の中間部はケーブル押え7に押えられ
るので、基板6に接触しない。
【0015】本コネクタの基板6への実装について説明
する。自動実装装置の吸引ノズルが、フレーム2の吸着
部2aを吸引保持して、基板6の所定の位置まで移送
し、自動実装装置は、本コネクタを基板6へ実装する。
実装時、又は、その後にフレーム2を基板取付用インシ
ュレータ3a,3bからB−B線で折り取る。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、各ケーブルのたるみを押える機構を設けるこ
とにより次の効果を奏することができる。
【0017】(1)リフロー、パルスヒート、人手等に
よる半田付けの生産性(良品率)が向上する。
【0018】(2)ケーブルの端子の切断、曲げ等の加
工や検査を行う際、正確な位置決めが可能となるため
(ケーブルが加工用の金型等に接触しないことによ
り)、加工精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例のフレキシブルコネク
タの斜視図であり、(a)はフレームが一対の基板取付
用インシュレータと一体の状態を示し、(b)は一対の
基板に実装後にフレームを一対の基板取付用インシュレ
ータから折り取った状態を示す。
【図2】本発明の一実施の形態例のフレキシブルコネク
タを基板に実装した状態の断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態例のフレキシブルコネク
タの要部を裏面から見た斜視図である。
【図4】従来のフレキシブルコネクタを一対の基板に実
装した状態の斜視図である。
【図5】従来のフレキシブルコネクタを他の基板に実装
した状態の斜視図である。
【図6】従来のフレキシブルコネクタを一対の基板に実
装した後に実装補助用インシュレータとブリッジを除去
した状態を示す斜視図である。
【図7】従来のフレキシブルコネクタが実装された一対
の基板の諸レイアウトの側面図を、順次(a)〜(e)
に示す。
【図8】従来のフレキシブルコネクタの欠点を説明する
ための断面図である。
【符号の説明】
1 ケーブル 1a,1b 端子 2 フレーム 2a 吸着部 3a,3b 基板取付用インシュレータ 6,6a,6b 基板 7 ケーブル押え
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 耕司 東京都渋谷区道玄坂1丁目21番2号 日 本航空電子工業株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−124768(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 12/06 H01R 12/08 H01R 12/16

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のケーブルと、前記複数本のケー
    ブルの両端部にそれぞれ備えられて前記複数本のケーブ
    ルを整列させた状態に保持する一対の基板取付用インシ
    ュレータと、前記一対の基板取付用インシュレータの間
    折り取り可能に備えられたフレームと、前記フレーム
    の少なくとも一方側に突出して設けられた少なくとも1
    個のケーブル押えとから構成され、前記フレームと前記
    ケーブル押えは、一緒に前記一対の基板取付用インシュ
    レータから除去されることを特徴とするフレキシブルコ
    ネクタ。
JP09097460A 1997-04-15 1997-04-15 フレキシブルコネクタ Expired - Lifetime JP3143732B2 (ja)

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JPH10289741A JPH10289741A (ja) 1998-10-27
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