JPH0331021Y2 - - Google Patents

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JPH0331021Y2
JPH0331021Y2 JP1984161342U JP16134284U JPH0331021Y2 JP H0331021 Y2 JPH0331021 Y2 JP H0331021Y2 JP 1984161342 U JP1984161342 U JP 1984161342U JP 16134284 U JP16134284 U JP 16134284U JP H0331021 Y2 JPH0331021 Y2 JP H0331021Y2
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JP
Japan
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coaxial cable
housing
mounting frame
main body
cable connector
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JP1984161342U
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は同軸ケーブル接続器、さらに詳しく
は、主としてテレビにアンテナを接続する同軸ケ
ーブル用の接続器として用いられる同軸ケーブル
接続器に関するものである。
[背景技術] 一般に同軸ケーブル接続器は既製の配線器具モ
ジユールを保持する取付枠に取り付けるようには
構成されていないものであつて、既製の配線器具
モジユールに使用する取付枠や化粧板が利用でき
ないものである。このため、テレビにアンテナを
接続する同軸ケーブルの接続器として用いる場合
などにコンセントを備えた配線器具モジユールと
は別に同軸ケーブル接続器を設ける必要があり、
施工が面倒である。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その主な目的とするところは、既製の配線器
具モジユールと同一の取付枠に取り付けることが
できるとともに、比較的容易に形成できる同軸ケ
ーブル接続器を提供することにある。
[考案の開示] (実施例) 第1図に示すように、ハウジング1は後面が開
放された箱状の本体1aと、本体1aの後面を閉
塞する蓋板1bとから構成されている。本体1a
と蓋板1bとはそれぞれ絶縁性を有する合成樹脂
により形成されており、ハウジング1の要所に
は、金属の薄膜よりなるシールド層が被着されて
いる。シールド層は、鍍金、蒸着、塗布などの方
法によつて形成されるのであり、このようなシー
ルド層が存在することにより、ハウジング1を合
成樹脂で形成しながらも外部電界に対するシール
ドがなされることになる。すなわち、ハウジング
1を板金の折曲などの複雑な工程を要することな
く、合成樹脂の成形によつて形成しながらも、シ
ールドを施すことができるのである。蓋板1bは
接着、溶着、あるいは嵌合等の方法により本体1
aの背面に固定される。本体1aの前面には突台
20が前方に突設され、突台20の中央部には凹
所21が形成されるとともに、凹所21内にレセ
プタクル22が配設される。レセプタクル22は
円筒状の支持体23と、支持体23の外周に被嵌
される外装電極体24と、支持体23の中心部に
挿通される内装電極体25とから構成される。第
2図に示すように、本体1aの突台20の横巾
W1は、規格化された単位寸法の配線器具モジユ
ールを3個並設することができるように規格化さ
れている配線器具用の取付枠4の開口部40の横
巾W2に略等しく、また本体1aの高さH1は取付
枠4に保持される配線器具モジユール5の高さ
H2の略1.5倍に設定されている。突台20の左右
両側面には夫々突段部26が突設されており、突
段部26の側面には外側に向かつて開放された嵌
合凹所27が形成されている。また本体1aの左
右両側縁には夫々一対の嵌合爪片28が外側に向
かつて延設されている。本体1aの側面には矩形
状の嵌合孔32が形成されており、嵌合孔32に
は絶縁材料で形成された端子台33が外側から嵌
着される。端子台33の側面には係合爪片34が
延設されており、端子台33を嵌合孔32に装着
することにより係合爪片34が嵌合孔32の周縁
部に係止して端子台33が本体1aに固定される
のである。端子台33には端子板35が取着され
るとともに、端子板35に挿通される締付ねじ3
6が端子台33に螺合する。端子板35は略コ字
形に形成されており、両脚片37が端子台33に
形成された挿入孔38に挿入され、端子板35の
一方の脚片37は接続導体(図示せず)を介して
レセプタクル22の内装電極体25の基部に電気
的に接続される。本体1aの側面において端子台
33が設けられているのと同じ面には押さえ金具
50が配設される。押さえ金具50は中央部が半
円状に湾曲した形状に曲成されたものであつて、
両端部がそれぞれ本体1aに設けたねじ孔51に
螺合する締付ねじ52により本体1aに固定され
る。締付ねじ52のうちの一方には本体1aと押
さえ金具50との間に介装される形でばね53が
装着される。押さえ金具50は本体1aの側面に
圧接することにより本体1aに電気的に接続され
るものである。すなわわち、本体1aの側面には
上記シールド層が形成されているものであつて、
押さえ金具50がシールド層に圧接して両者が電
気的に接続されるのである。シールド層とレセプ
タクル22の外装電極体24とは本体1a内に配
設されるプリント基板などを介して電気的に接続
される。したがつて、第3図bに示すように、同
軸ケーブル54の外部導体を押さえ金具50によ
つて固定するとともに、内部導体を端子台33の
端子板35に電気的に接続することにより、同軸
ケーブルの外部導体が本体1aのシールド層を介
してレセプタクル22の外装電極体24に接続さ
れ、内部導体が接続導体を介して内装電極体25
に接続されるのである。これによりシールド層は
同軸ケーブルの外部導体と同電位となるから、端
子板35から接続導体を通つてレセプタクル22
の内装電極体25に至る信号経路が、シールド層
に囲まれていることで、信号経路の外部電界に対
するシールドがなされるのである。ここで、押さ
え金具50を固定する一方の締付ねじ52にばね
53が装着されていることにより、締付ねじ52
を緩めたときに押さえ金具50が浮き上がるもの
であり、同軸ケーブルを押さえ金具50と本体1
aとの間に挿入しやすくなつている。端子台33
と押さえ金具50とは端子台33に設けた締付ね
じ36から押さえ金具50の中央部に向かう直線
が本体1aの前面に対して上方に略45度程度傾く
ような位置関係に配設される(図3b参照)。す
なわち、引出線としての同軸ケーブルを端子部と
しての端子台33と押さえ金具50とに接続した
状態において同軸ケーブルは本体1aの前面に対
して斜めに傾いた方向に引き出されるものであ
り、壁面にこの同軸ケーブル接続器を埋設する際
に、同軸ケーブル接続器の前面に対して直交する
方向に同軸ケーブルを引き出す場合に比べて、壁
面に形成する穴の深さを小さくすることができる
ものである。
このようにハウジング1を合成樹脂によつて形
成したことにより、複雑な形状のハウジング1で
あつても比較的容易に形成することができるもの
であり、また、ハウジング1が合成樹脂によつて
一体成形できるものであるから、比較的安価に形
成でき、組立も容易になるものである。
以上のように構成された同軸ケーブル接続器A
は第2図及び第3図に示すように、既製の配線器
具モジユール5を保持する取付枠4に取り付けら
れる。この取付枠4は既製の配線器具モジユール
5を3個取付可能としているものであつて、絶縁
性を有する合成樹脂によつて形成されている。取
付枠4は縦長に形成された枠体であつて、中央部
の開口部40の左右巾W3は配線器具モジユール
5の左右巾W2に略等しく形成され、また開口部
40の上下巾H3は配線器具モジユール5の上下
巾W2の略3倍に形成される。右縦枠41には弾性
を有した3本の側枠片42が右縦枠41と略平行
に一本に延設され、右縦枠41と各側枠片42と
の間には夫々一対の保持孔43aが設けられてい
る。各一対の保持孔43a間には夫々解除片45
が突設される。左縦枠44には右縦枠41側の各
保持孔43aに対応する位置で3対の保持孔43
bが形成される。したがつて、左右両縦枠の各一
対の保持孔43a,43bに上記ハウジング1か
ら突設された各嵌合爪片28を夫々嵌合させるこ
とによりハウジング1が取付枠4に保持されるの
である。同軸ケーブル接続器Aはハウジング1の
上下巾H1が配線器具モジユール5の略1.5倍であ
るから、取付枠4に2個取付可能であるが、配線
器具モジユール5と同軸ケーブル接続器Aとを同
じ取付枠4に取り付けることもできるものであ
り、その場合には絶縁距離が十分大きくとれるよ
うに、3箇所の取付位置のうちの最上位置に同軸
ケーブル接続器Aを取り付け、最下位置に配線器
具モジユール5を取り付ければよい。また、さら
に絶縁距離を十分にとるときには同軸ケーブル接
続器Aと配線器具モジユール5との間に絶縁セパ
レータを配設してもよい。配線器具モジユール5
と同軸ケーブル接続器Aとは上下を逆に取り付け
ることができるのは勿論のことである。同軸ケー
ブル接続器Aを取付枠4から外すには上記解除片
45にドライバーの先端部などを当接させ、側枠
片42を外側に押し広げればよい。取付枠4の上
下両端部には夫々取付孔46が形成されており、
壁面などに埋め込まれた取付ボツクス8にこの取
付孔46を通して挿入されねじ47を用いること
によつて取付枠4が壁面に固定されるのである。
また、取付枠4の前面側には配線器具用の化粧板
7が取着される。
このようにして壁面に固定された状態で、同軸
ケーブル接続器Aには第4図に示すようなプラグ
6が接続される。プラグ6はレセプタクル22に
接続可能な結合部60を有し、結合部60をレセ
プタクル22に接続することによりレセプタクル
22の外装電極体24と内装電極体25とにプラ
グ6から引き出された同軸ケーブル61の内外部
の導体が夫々電気的に接続される。
[考案の効果] 本考案は上述のように、ハウジングの外形寸法
を規格化された配線器具用の取付枠に3個並設で
きる単位寸法の配線器具モジユールの1.5個分の
寸法とし、ハウジングの両側面には取付枠に嵌合
する嵌合爪片を一体に突設しているので、配線器
具用として規格化されている既製の取付枠や化粧
板を流用して取付施工ができるのである。また、
ハウジングの外形寸法が配線器具モジユールの
1.5個分の寸法に形成されているので、単位寸法
の配線器具モジユールを3個並設できる取付枠に
対して、単位寸法の配線器具モジユールとともに
取着することができるのであり、たとえば、コン
セントとともに取付枠に取着すれば、テレビ受像
機などの接続に利するものである。また、絶縁性
の合成樹脂よりなるハウジングの要部に金属より
なるシールド層を被着しているので、合成樹脂の
成形によつてハウジングを容易に形成できるよう
にしながらも、高周波用の部品として必要なシー
ルド機能を付与することができるのである。すな
わち、ハウジングの加工が容易になるのであつ
て、大量生産指向になりコストの低減につながる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は同上を取付枠に取り付けた状態の正面
図、第3図aは同上の施工状態の分解斜視図、第
3図bは同上を取付枠に取着した状態の側面図、
第4図は同上に使用するプラグの側面図である。 1はハウジング、1aは本体、1bは蓋板、4
は取付枠、5は配線器具モジユール、6はプラ
グ、22はレセプタクル、28は嵌合爪片であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同軸ケーブルに接続されたプラグに結合可能な
    レセプタクルが前面に設けられ、他の同軸ケーブ
    ルを接続する端子部が側面に設けられた絶縁性の
    合成樹脂よりなるハウジングを備えた同軸ケーブ
    ル接続器において、ハウジングの外形寸法を規格
    化された配線器具用の取付枠に3個並設できる単
    位寸法の配線器具モジユールの1.5個分の寸法と
    し、ハウジングの両側面には取付枠に嵌合する嵌
    合爪片を一体に突設し、ハウジングの要部には金
    属よりなるシールド層を被着して成ることを特徴
    とする同軸ケーブル接続器。
JP1984161342U 1984-10-25 1984-10-25 Expired JPH0331021Y2 (ja)

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JPS6176686U JPS6176686U (ja) 1986-05-23
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JP2786855B2 (ja) * 1988-05-13 1998-08-13 松下電工株式会社 配線器具

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