JPH0587952B2 - - Google Patents

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JPH0587952B2
JPH0587952B2 JP62230501A JP23050187A JPH0587952B2 JP H0587952 B2 JPH0587952 B2 JP H0587952B2 JP 62230501 A JP62230501 A JP 62230501A JP 23050187 A JP23050187 A JP 23050187A JP H0587952 B2 JPH0587952 B2 JP H0587952B2
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JP
Japan
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terminal
metal fitting
outlet body
coaxial cable
outlet
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JP62230501A
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JPS6472479A (en
Inventor
Hideo Hayashi
Tooru Yamada
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP23050187A priority Critical patent/JPS6472479A/ja
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Publication of JPH0587952B2 publication Critical patent/JPH0587952B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、主としてテレビジョン放送受信用や
FM放送用のアンテナ等が接続される情報コンセ
ントに関するものである。
[背景技術] 従来のこの種の情報コンセントにおいて、コン
セント本体には取付枠が一体に形成されており、
そのため、コンセント本体に対応するプレートが
限られるという問題があつた。また、コンセント
本体は埋込ボツクスに取り付けられるのである
が、従来のコンセント本体は、アンテナ等からの
同軸ケーブルを接続するための端子部が側面に設
けられた構造であるために、同軸ケーブルが背面
側からくる関係から施工性がよくないという問題
があつた。そこで、他の従来例として、例えば実
公昭46−37153号公報には、コンセントの背部に
おいて、金具と固定ネジとを用いて1本の同軸ケ
ーブルを接続器本体に接続する構造が開示されて
いるが、上記金具は接続器本体とは夫々別体であ
るため、同軸ケーブルを金具によつて固定する際
には、同軸ケーブルが夫々位置ずれしないように
手で押さえながら金具を夫々ねじ止めする必要が
あり、このとき固定ねじとネジ孔との位置合わせ
も困難となり、金具のねじ締めがきわめて面倒で
あるという欠点があつた。
[発明の目的] 本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであ
つて、枠なし構造として取付手段を設けて金属枠
や絶縁枠等の取付枠に取り付けられるようにし、
また、裏面端子構造として施工性を向上させると
共に、同軸ケーブルと端子ばねとの接続を容易且
つ確実に行うことができ、しかも押さえ金具をコ
ンセント本体に容易に固定できることを目的と
し、さらに端子ケースの装着の有無に関係なく、
また押さえ金具の開閉状態に関係なく、常に外部
から端子ケースを透視して同軸ケーブルと端子ば
ねとの結線状態を確認できるようになり、接触信
頼性の向上を図ることができることを目的とした
情報コンセントを提供するものである。
[発明の開示] (構成) 本発明は、一方からの同軸ケーブルを接続する
と共に、同じ信号を送り配線する同軸ケーブルを
接続可能とした接続端子部をコンセント本体の裏
面に有し上記接続端子部は、コンセント本体の裏
面部に回動自在に接続されると共に完全に閉じた
状態で固定ねじによりコンセント本体に固定され
て上記2本の同軸ケーブルを同時に押さえ付けて
保持する押さえ金具と、押さえ金具を完全に開い
て同軸ケーブルと端子ばねとの接続部分を塞がな
いようにする状態と完全に閉じる少し手前の浮い
た状態との2箇所で仮固定する手段とを有し、上
記ケーブルの内部導体に接続される端子ばねは透
明の合成樹脂から成る端子ケースで覆われ、上記
押さえ金具は、両側片が端子ケースの両側方にて
軸支される門形に形成されると共に、該押さえ金
具は開いた時と閉じた時の両方で上記端子ケース
を覆わない位置で開閉支持され、他方からの複数
のケーブルの先端に取着されたプラグが接続され
る接続部をコンセント本体の前面に有し、上記接
続端子部から入力された信号を分岐する分岐回路
と該分岐回路出力を分配する分配回路とをコンセ
ント本体の内部に設け、コンセント本体の大きさ
を既製の配線器具モジユールの2個分または3個
分の大きさに形成すると共に、埋込ボツクス側に
取着されている取付枠に着脱自在に取付可能な取
付手段をコンセント本体の側面に設けることによ
り、既製の配線器具モジユールの2個分または3
個分の大きさに形成したコンセント本体の側面に
取付枠に着脱自在な取付手段にて、埋込ボツクス
等に取着されている金属枠や絶縁枠等の取付枠に
取り付けられるようにし、また、コンセント本体
の裏面に接続端子部を設けた裏面端子構造とする
ことで、同軸ケーブルの接続の施工性を向上さ
せ、更に、分配回路を設けることで、1つのコン
セント本体から情報を複数に分配可能とし、ま
た、同軸ケーブルと端子ばねとの接続を容易に且
つ確実に行うことができ、しかも押さえ金具をコ
ンセント本体に容易に固定できるようにしたこと
を特徴とするものであり、さらに端子ケースの装
着の有無に関係なく、また押さえ金具の開閉状態
に関係なく、常に外部から端子ケースを透視して
同軸ケーブルと端子ばねとの結線状態を確認でき
るようにすることを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。第1図に示すように、コンセント本体Aの外
殻を構成するケース1は、後面が開口した箱状の
カバー2と、カバー2の後面を閉塞するシールド
板3と、裏カバー6とにより形成される。カバー
2及び裏カバー6は合成樹脂(ABS樹脂)等の
絶縁材料により一体に成形されたものであり、
ABS樹脂を使用しているのは、低価格で耐光性
に優れ、また高周波特性を出すのに適しているか
らである。第1図に示す実施例ではコンセント本
体Aは規格化された既製の配線器具モジユールの
2個分の大きさの寸法に形成されている。カバー
2の左右両側面の後部にはシールド板3と係合す
るための係合突起45が突設され、係合突起45
の前縁は凹んだ形状となつている。カバー2の背
面の一方は後述する端子を収納するために背方に
突出した段部46となつている。コンセント本体
Aの両側面には金属枠取付用の側方に開口した結
合凹所47が2組形成されており、結合凹所47
の背方に左右各一対の係合爪片48が2組突設し
てある。この係合爪片48や結合凹所47が取付
枠に着脱自在に取着する取付手段を構成してい
る。カバー2の両端には裏カバー6の係合突起5
4と係合する係合孔49が穿孔してある。カバー
2の前面中央部には同軸ケーブル等のケーブルの
端部に接続された2つのプラグが接続可能な接続
部であるレセプタクル11が2組形成されてい
る。レセプタクル11はカバー2の前面に形成さ
れた断面円形の凹所12内に形成され、凹所12
の底面には凹所12と同心となる円筒状の支持筒
13が突設されている。支持筒13の周囲には導
電性の板金を曲成して形成したC13形コネクタ形
状の外部接触子14が配設され、外部接触子14
の後縁からは一対の接続片15が延設してある。
レセプタクル11に挿入されるプラグの外側導
体は凹所12の内周面と支持筒13の外周面との
間に挿入されて外部接触子14の外周面に圧接す
るのである。一方、支持筒13の前面中央には挿
入孔16が穿設されており、プラグの内側導体は
挿入孔16内に挿入される。支持筒13内には板
金を円筒状に曲成した内部接触子17が納装され
るのであり、プラグの内側導体は内部接触子17
内に挿入されて内部接触子17と電気的に接続さ
れる。内部接触子17には接続片18が一体に突
設されている。外部接触子14と内部接触子17
との各接続片15,18はカバー2内に配設され
たプリント基板19の導電部に接続される。内部
接触子17に接続されたプリント基板19の導電
部は一対の接触ばね片21を備えた2個の端子ば
ね20に接続されるようになつている。また、外
部接触子14の接続片15はプリント基板19の
導電部を介してプリント基板19に設けられた導
電ばね体71に接続される。導電ばね体71は一
対の圧入片72を有しており、圧入片72はプリ
ント基板19に圧入されて導電ばね体71がプリ
ント基板19に機械的に固定されるとともに導電
部に電気的に接続されるようになつている。
各端子ばね20の弾性を有する両接触ばね片2
1は互いに近付く向きのばね力を作用させて弾接
している。両端子ばね20はカバー2内に収納さ
れた端子ケース22の一対の筒部23内にそれぞ
れ挿入される。端子ケース22は合成樹脂(ポリ
カーボネート)のような透明の絶縁材料により形
成されており、角筒状の一対の筒部23の周囲に
鍔片24を有する形状に形成されている。導電性
のシールド板3は左右両側縁の中央部から四角枠
状の係合枠31がそれぞれ延設されており、また
シールド板3の四隅にはプリント基板19の導電
ばね体71に対応する位置で前方に接触片32が
延設されている。第5図に示すように、結合枠3
1をカバー2に形成された係合突起45の周囲を
囲む形で係合突起45に係合させ、係合突起45
の前縁に合わせて係合枠31の前縁が凹むように
かしめることにより、カバー2とシールド板3と
が一体に結合される。また、第6図に示すよう
に、接触片32には導電ばね体71が弾接するの
であり、これによつてレセプタクル11の接地側
の接触子である外部接触子14とシールド板3と
が導電ばね体71を介して電気的に接続されるの
である。尚、裏カバー6によりシールド板3以外
の開口面は閉塞される。
端子ケース22の両筒部23に対応する位置で
シールド板3には切欠部33が形成されており、
切欠部33の左右両側縁には後方に折曲された一
対の保持片34が形成されている。保持片34に
は保持溝35が形成されており、保持溝35には
押さえ金具36より延出した軸脚37が挿入され
る。軸脚37はL形に折曲されており、押さえ金
具36はシールド板3に対して開閉自在に保持さ
れる。ここで、第3図に示すように、押さえ金具
36は、両側片26,26が端子ケース22の両
側方にて軸支される門形に形成され、該押さえ金
具36は開いた時と閉じた時の両方で端子ケース
22を覆わない位置で開閉支持されるようになつ
ている。押さえ金具36には挿通孔38が形成さ
れており、固定ねじ39を挿通孔38とリングス
プリング41とを通してシールド板3のねじ孔4
0に螺合させることにより、押さえ金具36がシ
ールド板3に対して固定されるようになつてい
る。すなわち、接続端子部4は、第7図および第
8図に示すように、プリント基板19を介して内
部接触子17に接続された端子ばね20と、プリ
ント基板19を介して外部接触子14に接続され
シールド板3に対して開閉自在に保持された押さ
え金具36等を備えているのであり、端子ばね2
0と押さえ金具36とは端子ケース22により絶
縁されるのである。同軸ケーブル5をこの接続端
子部4に接続するには、押さえ金具36を開いた
状態で同軸ケーブル5の内部導体51を端子ケー
ス22の筒部23の後面に形成された挿通孔28
を通して一対の接触ばね片21間に挟持させた
後、内部導体51の基部をシールド板3に平行と
なるように折曲し、次いで押さえ金具36を閉じ
て外部導体52をシールド板3と押さえ金具36
との間に挟持した状態で固定ねじ39をシールド
板3に螺合させればよいのである。また、端子ケ
ース22は透明樹脂であるため、同軸ケーブル5
の結線状態を容易に確認できるものである。ここ
に、押さえ金具36は2本の同軸ケーブル5を同
時に保持できるように形成されているものであ
る。尚、シールド板3には補強用の溝55が形成
してある。
ところで、接続端子部4は第2図乃至第4図に
おいて、開閉自在とした押さえ金具36をシール
ド板3に仮固定できるようにしている。すなわ
ち、押さえ金具36の両側片26の先端部には外
側に折曲した枢支部たる軸脚37が形成してあ
り、上述したように、この軸脚37がシールド板
3に一体形成した保持片34の保持溝35内に挿
入して、この軸脚34を支点として押さえ金具3
6が開閉自在とされる。押さえ金具36を開閉す
るときに、押さえ金具36の側片26が端子ケー
ス22の筒部23を形成している段部25の外側
面がわに位置し、この段部25の外側面に当接す
るダボ27を押さえ金具36の側片26の内側面
に一体に形成している。また、このダボ27の位
置は、押さえ金具36を開閉させたときの所定開
閉角度範囲内で段部25の上面に位置するところ
に形成してある。そして、第3図に示すように、
両ダボ27,27間の寸法S1は、段部25の両側
面間の寸法S2より小さく形成してある。従つて、
押さえ金具36をシールド板3がわに閉じた時
と、第2図に示すように押さえ金具36を開いた
場合には、押さえ金具36のダボ27が端子ケー
ス22の段部25の側面に摺接乃至当接して、押
さえ金具36をその当たつた位置で仮固定できる
ようにしている。段部25の側面には凹所25a
が形成してあり、押さえ金具36を開いた状態で
はダボ27が段部25の外側の側面25bに当接
して押さえ金具36が仮固定される。また、押さ
え金具36を閉じた状態では、ダボ27が段部2
5の内側の側面25cに当接して押さえ金具36
が仮固定されることになる。
しかして、第4図に示すように、押さえ金具3
6を軸脚37を軸として開いた場合にはダボ27
が段部25の外側の側面25bに当接して押さえ
金具36は二点鎖線で示す位置でつまり、押さえ
金具36がシールド板3より少し浮いた状態で仮
固定される。この状態で同軸ケーブル5の内部導
体51を筒部23の挿通孔28に挿通して内部の
端子ばね20に接続する。接続後は、同軸ケーブ
ル5を折り曲げて、押さえ金具36を閉じるので
あるが、押さえ金具36を閉じる時に、ダボ27
が段部25の内側の側面25cに当接して実線示
す位置で、つまり、シールド板3より少し浮いた
状態で押さえ金具36を仮固定することができ
る。押さえ金具36のこの位置で、固定ねじ39
をシールド板3のねじ孔40にその先端を容易に
合わせることができ、ねじ締めが容易にできるも
のである。このように、押さえ金具36は第4図
に示す角度θの範囲で開閉できるものであり、こ
の角度θの範囲内ではダボ27が段部25の後面
に当接せず、何の引つ掛かりもなく押さえ金具3
6をスムーズに開閉でき、角度θの両側の位置で
ダボ27が段部25に当接して押さえ金具36を
仮固定できて、施工性が向上し、同軸ケーブル5
の接続における施工時間を短縮することができる
ものである。ここで、押さえ金具36は、第4図
に示すように、ダボ27が外側の側面25bに当
接することにより、押さえ金具36を完全に開い
て同軸ケーブル5と端子ばね20との接続部分を
塞がないようにする状態で仮固定されるので、同
軸ケーブル5と端子ばね20との接続作業を押さ
え金具36によつて邪魔されずに行うことがで
き、接続後は、押さえ金具36を逆に回動して完
全に閉じる少し手前の浮いた状態でもダボ27が
内側の側面25cに当接して仮固定できるので、
この状態で固定ねじ39の先端をコンセント本体
Aのねじ孔に容易に位置合わせすることができ、
押さえ金具36のねじ締めを容易に行うことがで
きる。最後に、押さえ金具36を完全に閉じた状
態で、2本の同軸ケーブル5を押さえ金具36に
よつて同時に押さえ付けて保持できるので、同軸
ケーブル5を容易に位置決めでき、手で位置決め
したりする必要がないので、同軸ケーブル5と端
子ばね20との接続を容易且つ確実に行うことが
できるという利点がある。しかも、押さえ金具3
6は、第2図に示すように、コンセント本体Aの
裏面部に回動自在に接続されているから、組立時
に押さえ金具36の紛失のおそれがなく、コンセ
ント本体Aへの押さえ金具36の取付の手間を低
減できるという利点もある。
第2図に示すように、シールド板3側のカバー
2の一方の端面には位置決め突起29が一体に形
成してあり、この位置決め突起29に略半円形の
凹所30が形成してある。この凹所30内に同軸
ケーブル5を位置せしめて、同軸ケーブル5を支
えるようにして左右の横振れを防止しているもの
である。従つて、この位置決め突起29に形成し
た凹所30内に同軸ケーブル5を位置決めして、
押さえ金具36をシールド板3にねじ止めする場
合には、同軸ケーブル5が定位置に定まり、施工
性が向上し、また、施工時間の短縮にもつながる
ものである。また、上記端子ケース22は透明の
合成樹脂で形成しているため、同軸ケーブル5の
内部導体51と筒部23内の端子ばね20との結
線状態を第8図に示すように外部から確認するこ
とができ、接触信頼性の向上を図ることができる
ものである。第9図は、押さえ金具36をシール
ド板3より外し、第2図とは逆方向から見た分解
斜視図を示すものである。
第10図はコンセント本体Aの内部回路図を示
し、アンテナからの信号を同軸ケーブル5を介し
て一方の接続端子部4に入力され、その信号は分
岐回路7により分岐されて一方は送り配線用とし
て他方の接続端子部4に接続されている。分岐回
路7にて分岐された他方の信号が分配回路8にて
2つに分配されてレセプタクル11に出力される
ようになつている。
上記のようにこの情報コンセントは既製の配線
器具モジユールの2個分と同寸法に形成されてお
り、第11図に示すように、配線器具モジユール
を取り付けるための絶縁ワンタツチ用の取付枠6
0を用いて壁面等に取り付けることができるもの
である。すなわち、取付枠60は、合成樹脂成形
品であつて上下の取付片61にはそれぞれ左右に
長い取付孔62が形成される。この取付孔62に
は壁面に埋め込まれた埋込ボツクス等に取付枠6
0を固定するボツクスねじが挿通される。また、
取付枠60の前面には化粧プレートが装着される
のであり、化粧プレートは取付片61に形成され
たねじ孔63に螺入されるプレートねじにより取
付枠60に固定されるようになつている。取付枠
60の左縦枠65にはカバー2に形成された結合
爪片48が係合する結合孔(図示せず)が形成さ
れる。また、右縦枠66は断面L形に形成され結
合爪片48に対応する位置が開口するとともに、
開口内に解除片67が形成されている。解除片6
7には操作突片68が突設されており、操作突片
68の両側にはそれぞれ保持孔69が形成され
る。しかるに、取付枠60の左右の保持孔69内
にカバー2に設けた結合爪片48を挿入すれば、
ケース1を取付枠60に取り付けることができる
のである。ケース1を取付枠60から外すには、
操作突片68をドライバの先端部等でこじればよ
い。なお、取付枠60としては結合凹所47に挿
入可能な突片を内周縁に設けた金属製の既製の取
付枠を用いることもできるものである。このよう
に、絶縁枠や金属枠の両方に取付が可能になり、
多種のプレートに対応できるものである。
第12図は施工図を示し、壁面内に配設されて
いる埋込ボツクス9に取付枠60に取着したコン
セント本体Aを取り付けるものであり、アンテナ
からの同軸ケーブル5と送り配線用の同軸ケーブ
ル5とが上から配線されている状態を示してい
る。両同軸ケーブル5は上述したようにコンセン
ト本体Aの裏面に設けた接続端子部4に接続して
いるようにしている。また、第13図は一方の同
軸ケーブル5が下から配線されている場合を示
し、下からの同軸ケーブル5の端部を略S字状に
曲成してコンセント本体Aに接続するようにして
いる。このように、裏面端子構造とすることで、
埋込ボツクス9に2本の同軸ケーブル5が入つて
くる場合の施工性が向上し、また、結線作業性も
固定ねじ391本で締める構造により能率が向上
するものである。
第14図は、コンセント本体Aの大きさを既製
の配線器具モジユールの3個分の大きさとした場
合の実施例を示し、カバー2、プリント基板19
及び裏カバー6の長さを3個分モジユールの大き
さに対応させている。また、カバー2のレセプタ
クル11の位置も両側にくるように配置してあ
る。構成部品はその機能を前記実施例と同じに形
成してあるので説明は省略する。第15図及び第
16図は3個分モジユールの大きさの場合の施工
図を示し、この場合も第12図及び第13図の場
合と同様であるので、説明は省略する。ここで、
3個分モジユールの大きさのコンセント本体Aと
2個分モジユールの場合とを比べた場合、前者の
方は取付枠60が3個分モジユールの大きさとな
つているため、後者の方が施工時に埋込ボツクス
9の収納性が良い。
尚、両実施例において、同軸ケーブル5に重畳
される信号は、テレビ、FM、電話等の信号であ
り、また、電源を供給するようにしても良い。
[発明の効果] 本発明は上述のように、一方からの同軸ケーブ
ルを接続すると共に、同じ信号を送り配線する同
軸ケーブルを接続可能とした接続端子部をコンセ
ント本体の裏面に有し、上記接続端子部は、コン
セント本体の裏面部に回動自在に接続されると共
に完全に閉じた状態で固定ねじによりコンセント
本体に固定されて上記2本の同軸ケーブルを同時
に押さえ付けて保持する押さえ金具と、押さえ金
具を完全に開いて同軸ケーブルと端子ばねとの接
続部分を塞がないようにする状態と完全に閉じる
少し手前の浮いた状態との2箇所で仮固定する手
段とを有しているから、押さえ金具を上記2箇所
で夫々仮固定することにより、同軸ケーブルと端
子ばねとの接続を容易且つ確実に行うことができ
ると共に、押さえ金具をコンセント本体に容易に
固定できるという効果がある。また、本発明は、
他方からの複数のケーブルの先端に取着されたプ
ラブが接続される接続部をコンセント本体の前面
に有し、上記接続端子部から入力された信号を分
岐する分岐回路と該分岐回路出力を分配する分配
回路とをコンセント本体の内部に設け、コンセン
ト本体の大きさを既製の配線器具モジユールの2
個分または3個分の大きさに形成すると共に、埋
込ボツクス側に取着されている取付枠に着脱自在
に取付可能な取付手段をコンセント本体の側面に
設けたものであるから、既製の配線器具モジユー
ルの2個分または3個分の大きさに形成したコン
セント本体の側面に取付枠に着脱自在な取付手段
にて、埋込ボツクス等に取着されている金属枠や
絶縁枠等の取付枠に取り付けることができ、その
ため、コンセント本体に多種のプレートに対応で
きるものであり、また、コンセント本体の裏面に
接続端子部を設けた裏面端子構造とすることで、
側面に端子を設けていた従来と比べ、同軸ケーブ
ルの接続の施工性を向上させ、更に、分配回路を
設けることで、1つのコンセント本体から情報を
複数に分配可能とすることができる効果を奏する
ものである。また、コンセント本体の大きさを既
製の配線器具モジユールの2個分または3個分の
大きさに形成しているので、既製の取付枠にも容
易に取り付けることができるものである。さら
に、上記ケーブルの内部導体に接続される端子ば
ねは透明の合成樹脂から成る端子ケースで覆わ
れ、上記押さえ金具は、両側片が端子ケースの両
側方にて軸支される門形に形成されると共に、該
押さえ金具は開いた時と閉じた時の両方で上記端
子ケースを覆わない位置で開閉支持されているの
で、押さえ金具が完全に閉じられた時であつて
も、押さえ金具が透明の合成樹脂から成る端子ケ
ースを覆わないようにすることができ、従つて、
端子ケースの装着の有無に関係なく、また押さえ
金具の開閉状態に関係なく、常に外部から端子ケ
ースを透視して同軸ケーブルと端子ばねとの結線
状態を確認できるようになり、接触信頼性の向上
を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のコンセント本体の分
解斜視図、第2図は同上の接続端子部の斜視図、
第3図は同上の要部分解斜視図、第4図は同上の
動作説明図、第5図は同上の要部側面図、第6図
は同上の要部断面図、第7図は同上の要部斜視
図、第8図は同上の要部断面図、第9図は同上の
要部分解斜視図、第10図は同上の内部回路図、
第11図は同上の取付枠に取り付けた状態を示す
斜視図、第12図及び第13図は同上の施工状態
を示す断面図、第14図は同上の3個分モジユー
ルとした場合の分解斜視図、第15図及び第16
図は同上の施工状態を示す断面図である。 4は接続端子部、5は同軸ケーブル、Aはコン
セント本体である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一方からの同軸ケーブルを接続すると共に、
    同じ信号を送り配線する同軸ケーブルを接続可能
    とした接続端子部をコンセント本体の裏面に有
    し、上記接続端子部は、コンセント本体の裏面部
    に回動自在に接続されると共に完全に閉じた状態
    で固定ねじによりコンセント本体に固定されて上
    記2本の同軸ケーブルを同時に押さえ付けて保持
    する押さえ金具と、押さえ金具を完全に開いて同
    軸ケーブルと端子ばねとの接続部分を塞がないよ
    うにする状態と完全に閉じる少し手前の浮いた状
    態との2箇所で仮固定する手段とを有し、上記ケ
    ーブルの内部導体に接続される端子ばねは透明の
    合成樹脂から成る端子ケースで覆われ、上記押さ
    え金具は、両側片が端子ケースの両側方にて軸支
    される門形に形成されると共に、該押さえ金具は
    開いた時と閉じた時の両方で上記端子ケースを覆
    わない位置で開閉支持され、他方からの複数のケ
    ーブルの先端に取着されたプラブが接続される接
    続部をコンセント本体の前面に有し、上記接続端
    子部から入力された信号を分岐する分岐回路と該
    分岐回路出力を分配する分配回路とをコンセント
    本体の内部に設け、コンセント本体の大きさを既
    製の配線器具モジユールの2個分または3個分の
    大きさに形成すると共に、埋込ボツクス側に取着
    されている取付枠に着脱自在に取付可能な取付手
    段をコンセント本体の側面に設けて成る情報コン
    セント。
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