JP3100048B2 - Fm・tvコンセント - Google Patents

Fm・tvコンセント

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JP3100048B2 JP63153038A JP15303888A JP3100048B2 JP 3100048 B2 JP3100048 B2 JP 3100048B2 JP 63153038 A JP63153038 A JP 63153038A JP 15303888 A JP15303888 A JP 15303888A JP 3100048 B2 JP3100048 B2 JP 3100048B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は共聴システム等に用いるFM・TVコンセントに
関するものである。
[従来の技術] 最近、AVシステム等が広く普及し始めているが、従来
共聴システム等に用いられているこの種のコンセントは
TV受像機を対象としており、しかも一接続端子しか設け
られていなかった。
[発明が解決しようとする課題] 従って従来のコンセントを用いてAVシステムを構成す
るFM受信機と、TV受像機とを接続する場合には二分配器
を用い、これら受像機、受信機からの同軸ケーブルを接
続するようにしていたが非常に不便であった。
本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、TV受
像機と、FM受信機とを同時に接続でき併せて共聴システ
ムに於いて送り配線が容易に行えるFM・TVコンセントを
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明はTV受像機からのアンテナケーブルとFM受信機
からのアンテナケーブルとを夫々接続する二つの接続端
子と、アンテナ側からFM放送帯域及びTV放送帯域の信号
を混合して送ってくる同軸ケーブルを接続する信号入力
端子と、送り配線用端子とをコンセント本体に設けると
ともに、信号入力端子に送られてくる信号を二分配して
一方の分配出力を送り配線用端子へ出力する分配回路
と、上記分配回路の他方の分配出力が入力され、入力さ
れた分配出力を両接続端子に二分配する別の分配回路と
をコンセント本体内に設けたものである。
[作用] 本発明では二つの接続端子を用いてTV受像機とFM受信
機とを同時に接続することができ、分配回路で分配され
た信号はTV受像機及びFM受信機に送られて夫々で受信さ
れる。
しかも送り配線用端子と別の分配回路を用いることに
より共聴システムの送り配線用のTV・FMコンセントを構
成することができる。
[実施例] 第1図は本発明の送り配線用TV・FMコンセントの一実
施例回路を示しおり、本実施例は分配回路はA1,A2の2
組を用い、分配回路A1は分配トランスT1と、コンデンサ
C1〜C3と、抵抗R1とからなり、アンテナ側からFM放送の
帯域の信号と、VHF,UHF帯のTV放送の信号とを混合して
送ってくる同軸ケーブルを接続するための信号入力端子
INに入力端を接続し、分配出力端の一方を送り配線用接
続端子O1に、また他方を分配回路A2の入力端に接続して
ある。ここでコンデンサC2はアンテナ側に設けたブース
タやコンバータへ送り配線用端子O1から供給される直流
をカットするためのコンデンサであり、コンデンサC1,C
3は整合用コンデンサである。
分配回路A2は分配トランスT2と、コンデンサC4〜C
7と、抵抗R2とからなり、分配出力端をFM受信機、TV受
像機側のアンテナケーブルを接続する接続端子O2,O3
接続してある。
ここでコンデンサC5〜C7は直流カット用コンデンサ、
コンデンサC4は整合用コンデンサである。
第2図は本実施例の分解斜視図を示しており、コンセ
ント本体1は後面が開口した箱状のカバー2と、カバー
2の後面を閉塞するシールド板3と、裏カバー4とによ
り構成され、規格化された既製の配線器具モジュールの
2個分の大きさの寸法に形成され、埋め込みボックス用
の合成樹脂製や金属製の取付枠を用いて埋め込みボック
スや埋め込み穴等に取付けることができるようになって
いる。カバー2及び裏カバー4は合成樹脂(ABS樹脂)
等の絶縁材料により一体に成形されたものであり、カバ
ー2の左右両側面の後部にはシールド板3と係合するた
めの係合突起5を突設するとともに、係合突起5の前縁
を凹んだ形状としている。又カバー2の背面の一方は後
述する端子を収納するために背方に合成樹脂製の取付枠
に対応する突出した段部6を形成している。更にカバー
2の両側面には金属枠取付用の側方に開口した結合凹所
7を2組形成するとともに結合凹所7の背方に左右各一
対の係合爪片8を2組突設してある。この係合爪片8や
結合凹所7が上記埋め込ボックス用の取付枠(図示せ
ず)に着脱自在に取着する取付手段を構成する。カバー
2の両端には裏カバー4の係合突起9と係合する係合孔
10が穿孔してある。カバー2の前面中央部にはTV受像機
やFM受信機からのアンテナケーブルたるの同軸ケーブル
の端部に接続された二つのF型プラグ(図示せず)が接
続可能な接続端子O2,O3が2組形成されている。接続端
子O2,O3はカバー2の前面に形成された断面円形の凹所1
2内の底面に凹所12と同心となるように突設された円筒
状の支持筒13の周囲に導電性の板金を曲成して形成した
C13形コネクタ形状の外部接触子14を配設して構成され
る。この外部接触子14は後縁から一対の接続片15を延設
してある。
而して上記プラグは次のように接続端子11と接続され
る。つまりプラグの外側導体が凹所12の内周面と支持筒
13の外周面との間に挿入されて外部接触子14の外周面に
圧接し、一方支持筒13の前面中央には挿入孔16内にプラ
グの内側導体が挿入され、このとき支持筒13内に収納さ
れている内部接触子17内にプラグの内側導体が挿入され
て内部接触子17と電気的に接続される。
内部接触子17には接続片18が一体に突設され、上記外
部接触子14と内部接触子17との各接続片15,18はカバー
2内に配設されたプリント基板19の導電部に接続され
る。
内部接触子17に接続されたプリント基板19の導電部は
一対の接触ばね片21を備えた2個の端子ばね20に接続さ
れるようになっている。また、外部接触子14の接続片15
はプリント基板19の導電部を介してプリント基板19に設
けられた導電ばね体22に接続される。導電ばね体22は一
対の圧入片23を有しており、圧入片23はプリント基板19
に圧入されて導電ばね体22がプリント基板19に機械的に
固定されるとともに導電部に電気的に接続されるように
なっている。
各端子ばね20の弾性を有する両接触ばね片21は互いに
近付く向きのばね力を作用させて弾接しており、両端子
ばね20はカバー2内に収納された端子ケース11の一対の
筒部24内にそれぞれ挿入され、信号入力端子I、送り配
線用端子O1を夫々構成する。
端子ケース11は合成樹脂(ポリカーボネート)のよう
な透明の絶縁材料により形成されており、角筒状の一対
の筒部24の周囲に鍔片25を有する形状に形成されてい
る。
導電性のシールド板3は左右両側縁の中央部から四角
枠状の係合枠27がそれぞれ延設されており、またシール
ド板3の四隅にはプリント基板19の導電ばね体22に対応
する位置で前方に接触片26が延設されている。
而して結合枠27をカバー2に形成された係合突起5の
周囲を囲む形で係合突起5に係合させ、係合突起5の前
縁に合わせて結合枠27の前縁が凹むようにかしめること
により、カバー2とシールド板3とが一体に結合され
る。
また接触片26には導電ばね体22が弾接するのであり、
これによっての接続端子O2,O3の接地側の接触子である
外部接触子14とシールド板3とが導電ばね体22を介して
電気的に接続されるのである。尚、裏カバー4によりシ
ールド板3以外の開口面は閉塞される。
端子ケース11の両筒部24に対応する位置でシールド板
3には切欠部28が形成されており、切欠部28の左右両側
縁には後方に折曲された一対の保持片29が形成されてい
る。保持片29には保持溝30が形成されており、保持溝30
には押さえ金具31より延出した軸脚32が挿入される。軸
脚32はL形に折曲されており、押さえ金具31はシールド
板3に対して開閉自在に保持される。押さえ金具31には
挿通孔33が形成されており、固定ねじ34を挿通孔33とリ
ングスプリング35とを通してシールド板3のねじ孔36に
螺合させることにより、押さえ金具31がシールド板3に
対して固定されるようになっている。
信号入力端子INと、送り配線用端子O1から構成される
端子部はプリント基板19を介して内部接触子17に接続さ
れた端子ばね20と、プリント基板19を介して外部接触子
14に接続されシールド板3に対して開閉自在に保持され
た押さえ金具36等を備え、端子ばね20と押さえ金具31は
端子ケース11により絶縁されるのである。
アンテナ側及び送り配線側の同軸ケーブルをこの端子
部に接続するには、押さえ金具31を開いた状態で同軸ケ
ーブルの内部導体を端子ケース11の筒部24の後面に形成
された挿通孔(図示せず)を通して一対の接触ばね片21
間に挟持させた後、同軸ケーブルの内部導体の基部をシ
ールド板3に平行となるように折曲し、次いで押さえ金
具31を閉じて同軸ケーブルの外部導体をシールド板3と
押さえ金具31との間に挟持した状態で固定ねじ34をシー
ルド板3に螺合させればよいのである。而して押さえ金
具31は2本の同軸ケーブルを同時に保持できるのであ
る。尚シールド板3には補強用の凹部37を形成してあ
る。
第3図(a)(b)は本実施例のプリント基板19の実
装状態を示す正面図と裏面図を示し、正面側のパターン
にはデップ素子からコンデンサC1〜C7、抵抗R1,R2を半
田付けし、裏面側には分配トランスT1,T2を取付けてあ
る。
上記実施例は共聴システムの送り配線用FM・TVコンセ
ントを示しているが、第4図は共聴システムの端末用FM
・TVコンセントの場合の実施例を示しており、この実施
例では1つの分配回路A3を用いており、コンデンサC8
C11と、抵抗R3と、分配トランスT3とから構成され、分
配出力端を夫々接続端子O2,O3に接続し、入力端を信号
入力端子INに接続している。ここでコンデンサC9,C11
直流カット用コンデンサで、コンデンサC8,C10は整合用
コンデンサである。また一方の接続端子O2は直流カット
用コンデンサが挿入されないブースタやコンバータへの
直流電源供給側端子を構成している。
第5図(a)(b)は本実施例のプリント基板19の実
装状態を示す正面図と裏面図を示し、正面側のパターン
にはデップ素子からコンデンサC8〜C11、抵抗R3を半田
付けし、裏面側には分配トランスT3を取付けてある。図
中Jはジャンパー線である。尚本実施例のコンセントの
構造は上記実施例において送り配線用端子O1を無くした
構造で良い。
第6図は各分配回路A1〜A3の分配トランスT1,T2,T3
結合係数の周波数特性の一例を示す。
[発明の効果] 本発明はTV受像機からのアンテナケーブルとFM受信機
からのアンテナケーブルとを夫々接続する二つの接続端
子と、アンテナ側からFM放送帯域及びTV放送帯域の信号
を混合して送ってくる同軸ケーブルを接続する信号入力
端子と、送り配線用端子とをコンセント本体に設けると
ともに、信号入力端子に送られてくる信号を二分配して
一方の分配出力を送り配線用端子へ出力する分配回路
と、上記分配回路の他方の分配出力が入力され、入力さ
れた分配出力を両接続端子に二分配する別の分配回路と
をコンセント本体内に設けたものであるから、TV受像機
とFM受信機とを同時に接続することができ、従来のよう
にTVコンセントに分配器を用いて接続する必要が無く、
AVシステム等の接続が容易になるという効果がある。ま
た信号入力端子に送られてくる信号を分岐機で分岐し、
その分岐出力を分配器で二分配する場合、分岐機の分岐
出力はその出力信号に比べて伝送損失が大きいため、そ
の分岐出力を二分配した場合、伝送損失がさらに大きく
なるが、本発明では信号入力端子に送られてくる信号を
分配回路で二分配し、一方の分配出力を送り接続端子に
出力し、他方の分配出力をさらに二分配して接続端子に
出力しているから、伝送損失の少ない送り配線用のFM・
TVコンセントを実現でき、共聴システムを構築するのに
大変便利であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は同上の分
解斜視図、第3図(a)、(b)は同上使用のプリント
基板の正面図、背面図、第4図は本発明の別の実施例の
回路図、第5図(a)、(b)は同上使用のプリント基
板の正面図、背面図、第6図は分配用トランスの係数の
周波数特性図である。 A1,A2,A3は分配回路、INは信号入力端子、O1は送り配線
用端子、O2,O3は接続端子である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−172671(JP,A) 実開 昭63−29869(JP,U) 実開 昭58−23458(JP,U) 実開 昭61−116082(JP,U) 実公 昭57−38865(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】TV受像機からのアンテナケーブルとFM受信
    機からのアンテナケーブルとを夫々接続する二つの接続
    端子と、アンテナ側からFM放送帯域及びTV放送帯域の信
    号を混合して送ってくる同軸ケーブルを接続する信号入
    力端子と、送り配線用端子とをコンセント本体に設ける
    とともに、信号入力端子に送られてくる信号を二分配し
    て一方の分配出力を送り配線用端子へ出力する分配回路
    と、上記分配回路の他方の分配出力が入力され、入力さ
    れた分配出力を両接続端子に二分配する別の分配回路と
    をコンセント本体内に設けて成ることを特徴とするFM・
    TVコンセント。
JP63153038A 1988-06-21 1988-06-21 Fm・tvコンセント Expired - Fee Related JP3100048B2 (ja)

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