JP3061910B2 - 同軸ケーブル用接続端子 - Google Patents

同軸ケーブル用接続端子

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JP3061910B2
JP3061910B2 JP3278230A JP27823091A JP3061910B2 JP 3061910 B2 JP3061910 B2 JP 3061910B2 JP 3278230 A JP3278230 A JP 3278230A JP 27823091 A JP27823091 A JP 27823091A JP 3061910 B2 JP3061910 B2 JP 3061910B2
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野 聖 純 千
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宇呂電子工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビジョン共
聴機器等に取付けられて同軸ケーブルの中心導体と電気
的に接続するのに使用される同軸ケーブル用接続端子に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、テレビジョン共聴機器機に用い
られている上記接続端子の従来の一般的な構成を図9に
示す。
【0003】即ち、この接続端子1には、ばね性を有し
ほぼ平行に延びる一対の弾性片2,2が互いに対峙して
備えられ、このこの弾性片2,2の端部に接触部3,3
が一体に連接されているとともに、プリント基板等の電
気回路内に挿着するための脚部4が備えられている。
【0004】前記接触部3,3は、互いに近接する方向
に略「く」字状に屈曲して形成され、ここで同軸ケーブ
ルの中心導体を左右から挟持して接続端子1と中心導体
とを電気的に接続するとともに、この接触部3,3の先
端側からこの中心導体の挿入が行われるようなされてい
る。
【0005】ここに、前記接続端子1は、絶縁体5で包
囲した状態で使用され、この絶縁体5の前記接触部3,
3と対向する位置には、前記中心導体の挿入の際に該中
心導体を接触部3,3に案内するための案内穴6が設け
られている。
【0006】また、弾性片2,2を中心導体の挿入方向
に沿って延ばすとともに、この端部に設けた接触部3,
3の先端を外方に拡げて中心導体の案内部分7.7を形
成することにより、同軸ケーブルの中心導体の線径の細
いものから太いものまでに対し挿入しやすくして、接触
部3,3による中心導体の挟持が簡単かつ確実に行える
ようになされていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年衛星放送等によっ
て伝送する周波数帯域が広がり、広い周波数帯域に亘り
特性インピーダンスを良くするため、テレビジョン共聴
機器等における接続端子の小型化を図ることが要求され
ている。
【0008】しかしながら、上記従来例においては、接
触部で十分な保持力を得て同軸ケーブルの中心導体との
確実な接続を図るために、弾性片にある程度の長さを持
たせる必要があり、しかも誤接続を防止するために、接
続端子を絶縁体で覆うとともに該絶縁体に案内穴を設け
る必要があるため、この小型化の要請に答えることがで
きないといった問題点があった。
【0009】本発明は上記に鑑み、弾性片の案内部分の
長さをより短くするとともに、案内穴をもった絶縁体を
必要とせず、小型化の要請に答えることができるように
したものを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る同軸ケーブル用接続端子は、ばね性を
有する一対の弾性片の端部に接触部を連接し、この接触
部で同軸ケーブルの中心導体を挟持して該中心導体と電
気的に接続する同軸ケーブル用接続端子において、前記
一対の弾性片を同軸ケーブルの挿入方向に沿って延ばす
とともに、この弾性片のケーブル挿入側と反対側の端部
に前記接触部を設けたことを特徴とするものであり、前
記一対の弾性片の間に、ここに形成される空間を閉塞し
て前記同軸ケーブルの中心導体を前記接触部に案内する
案内片を配置することもできる。
【0011】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、接続端
子内に同軸ケーブルの中心導体を挿入すると、この中心
導体は弾性片によって案内されて接触部に導かれ、これ
によって接続端子自体で中心導体の誤挿入を防止するこ
とができ、しかも弾性片の形状を十分な保持力が得られ
る任意の形状に設定することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図8を参照
して説明する。
【0013】図1乃至図3は、本発明に係る接続端子の
一実施例を示すもので、この接続端子10には、矩形枠
状の枠体11が備えられ、この枠体11の同軸ケーブル
の中心導体の挿入側端面11aは、この中心導体を挿入
しやすくするため斜めにカットされている。
【0014】前記枠体11の後方、即ち挿入側端面11
aの反対側には、その側面に連続し同軸ケーブルの中心
導体の挿入方向に沿って延びる一対の弾性片12,12
が延設され、この弾性片12,12の後端部に接触部1
3,13が連接されている。
【0015】これにより、接続端子10内に同軸ケーブ
ルの中心導体を挿入する際、中心導体はその左右を弾性
片12,12によって案内されて接触部13,13に導
かれ、これによって接続端子10自体で中心導体の誤挿
入を防止することができるようなされている。
【0016】ここに、前記弾性片12,12は、後方に
延びる従ってその間隔が次第に狭くなって接触部13,
13に連続するよう、即ち急角度になることなく緩やか
な角度をもって後方に延び、これによって中心導体が挿
入しやすく、かつ接触部13,13の先端を外方に拡げ
て十分な保持力が得られるよう形成されている。
【0017】また、接触部13,13の内周面には、円
弧状の凹部13a,13aによる隙間が設けられ、この
隙間は、使用する同軸ケーブルの中心導体の線径より小
さくなるよう設定されている。
【0018】前記枠体11の下面には、ほぼ垂直に下方
に延びる脚部14が垂設され、この脚部14の下端はプ
リント基板等の電気回路に接続するための半田付部14
aとなされている。また脚部14の途中には、図5に示
すように、これをケース18の穴等に挿入した時に抜け
ないようにするための爪15が設けられている。
【0019】ここに、前記枠体11と脚部14とのなす
各θは、100°に設定されているが、これは下記のよ
うにこれを図4及び図5に示す分波器17等に使用した
場合、同軸ケーブル20をケース18に水平に入れるの
が難しく、挟み金具19に挟持された時に水平になるこ
とが多いからである。
【0020】更に、枠体11の上面には、前記接触部1
3,13によって形成される上部隙間を閉塞して、ここ
から内部導体が抜け出てしまうことを防止してこれを接
触部13,13に案内するための案内片16が連接され
ている。
【0021】図4及び図5は上記接続端子10をBSI
F信号とUHF,VHF信号に分波する分波器17に用
いた使用例を示すもので、この分波器17には、プラス
チック製のケース18が備えられ、このケース18のほ
ぼ中央に設けられた凹部内に前記接続端子10が外部に
突出することなく収納されているとともに、接続端子1
0の同軸ケーブル挿入側には、アース接続部としての挟
み金具19が取付けられている。
【0022】この衛星放送用分波器17においてはコン
バータのための電流通過を必要としているが、このよう
に接続端子10をケース18内に完全に収納することに
より、この接続端子10が他の導体と接触してしまうこ
とを防止することができる。
【0023】そして、同軸ケーブル20の中心導体21
と編導体22とを露出させた状態でこの中心導体21を
接続端子10の内部に挿入して、これ接触部13,13
で挟持して電気的に接続させ、更に挟み金具19をペン
チ等で曲げて該挟み金具19と同軸ケーブル20の編導
体22とを電気的に接続させて分波器15に同軸ケーブ
ル20を繋ぐようになされている。
【0024】なお、前記ケース18の凹部底面には、図
5に示すように、上方に突出した案内突起18aが設け
られ、同軸ケーブル20の中心導体21を接続端子10
内に挿入する際、中心導体21はこの案内突起18aに
案内されて下方に抜け出てしまうことなく、接触部1
3,13に案内されるようなされている。
【0025】図6は上記接続端子10を2分配器23に
用いた使用例を示すもので、この使用例の場合、同軸ケ
ーブル20の編導体22と接続されるアース接続部とし
てΩバンド24が使用されている。
【0026】図7は、夫々異なる本発明の他の実施例を
示すもので、同図(a)は、枠体を使用することなく弾
性片12,12を周壁25の内部に配置し、更に周壁2
5の下面に連続させて脚部14を後方にずらしたもので
ある。同図(b)は、枠体を使用することなく前面板2
6を用い、この前面板26に中心導体挿入用の挿入口2
6aを穿設するとともに、前面板26の直下方に脚部1
4を垂設したものである。また同図(c)は、同図
(b)に示すものにおける脚部14を後方にずらしたも
のである。
【0027】図8は、中継用のコネクタ27に用いた他
の使用例を示すもので、一対の接続端子10,10をそ
の弾性片12,12を互いに対向させて対峙させ、その
脚部同志を連結板28で連接したものである。この使用
例は、電気回路を含まない例であり、接続端子10,1
0の各々の接触部13,13を中心より互いにずらすこ
とによって、同軸ケーブルの中心導体の先端同志がぶつ
からないようにするとともに、小型化を図っている。
【0028】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
接続端子自体で同軸ケーブルの中心導体の案内を行うこ
とができるため、絶縁体を用いる必要をなくするととも
に、弾性片の案内部分の長さを短くしても確実に中心導
体を保持してこれと電気的に接続することができ、これ
によって小型化の要請に答えることができる。
【0029】しかも、同軸ケーブルの中心導体が接触部
に確実に保持され、かつ中心導体が接触部より先に確実
な長さだけ延びているか否かを上から目視して確認する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】同じく、側面図。
【図3】同じく、枠体を正面から見た部分図。
【図4】本発明の一使用例を示す斜視図。
【図5】同じく、断面図。
【図6】他の使用例を示す斜視図。
【図7】夫々異なる他の実施例を示す斜視図。
【図8】更に他の使用例を示す斜視図。
【図9】従来例を示す(a)は斜視図、(b)は底面
図、(c)は絶縁体に収納した状態の断面図。
【符号の説明】
10 接続端子 12 弾性片 13 接触部 16 案内片 17 分波器 18 ケース 20 同軸ケーブル 21 中心導体 23 2分配器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 17/00 - 17/18 H01R 9/05,4/48 H01R 9/00,9/22

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ばね性を有する一対の弾性片の端部に接触
    部を連接し、この接触部で同軸ケーブルの中心導体を挟
    持して該中心導体と電気的に接続する同軸ケーブル用接
    続端子において、前記一対の弾性片を前記同軸ケーブル
    の中心導体の挿入方向に沿って延ばすとともに、この弾
    性片の中心導体挿入側と反対側の端部に前記接触部を設
    けたことを特徴とする同軸ケーブル用接続端子。
  2. 【請求項2】前記一対の弾性片の間に、ここに形成され
    る空間を閉塞して前記同軸ケーブルの中心導体を前記接
    触部に案内する案内片を配置したことを特徴とする請求
    項1記載の同軸ケーブル用接続端子。
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