JP2002252065A - テレビコンセント及びマルチメディアコンセント - Google Patents

テレビコンセント及びマルチメディアコンセント

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JP2002252065A
JP2002252065A JP2001049116A JP2001049116A JP2002252065A JP 2002252065 A JP2002252065 A JP 2002252065A JP 2001049116 A JP2001049116 A JP 2001049116A JP 2001049116 A JP2001049116 A JP 2001049116A JP 2002252065 A JP2002252065 A JP 2002252065A
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outlet
housing
opening window
mounting frame
cable connection
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Application number
JP2001049116A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Matsuda
亘弘 松田
Takeshi Saito
齋藤  健
Hiroshi Hatano
博司 畑野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】取付ミスを防止して、施工作業の作業性を向上
させたテレビコンセント及びそれを用いるマルチメディ
アコンセントを提供する。 【解決手段】テレビコンセント1のハウジング10は、
1個モジュール寸法の配線器具を短幅方向に2個並べた
大きさ(2個モジュール寸法)に形成されている。ハウ
ジング10の前面には取付枠の開口窓内に嵌まる直方体
状のボス部11が形成されている。ボス部11の略中央
には、テレビ受像機からの同軸ケーブルの端末に取り付
けられたプラグを接続する同軸コネクタ部15が1個設
けてあり、ハウジング10の背面には、壁内に先行配線
された同軸ケーブルを接続するケーブル接続部18が設
けてある。ここで、ケーブル接続部18はハウジング1
0の背面下側に、ケーブル接続部18に接続される同軸
ケーブル(図示せず)の引き出し方向がハウジング10
の中心側を向くようにして設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビコンセント
及びマルチメディアコンセントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、壁面のような造営面に埋込配
設され、テレビ受像器からの同軸ケーブルと、造営面に
先行配設された同軸ケーブルとの間を中継接続するテレ
ビコンセントが提供されている。
【0003】従来のテレビコンセントの正面図を図34
(a)に、側面図を図34(b)にそれぞれ示す。この
テレビコンセント1のハウジング10は合成樹脂製であ
り、ハウジング10の外形は、規格化された既製の埋込
型の配線器具(例えば、JISに規定される大角形連用
配線器具など)の1個モジュール寸法の配線器具と合わ
せてある。つまり、既製の埋込型の配線器具を埋込ボッ
クスに取り付ける場合に用いる取付枠の開口内に嵌まる
直方体状のボス部11を前面に形成し、取付枠の開口窓
の長手方向に沿ったハウジング10の寸法を開口窓の長
手方向寸法の略3分の1の寸法(この寸法を1個モジュ
ール寸法と言う。)に形成している。ハウジング10に
はボス部11より1段低くなった両側部から外方に、合
成樹脂製の取付枠への取付用の一対の係止爪12を突設
し、ボス部11の両側面下部に金属製の取付枠への取付
用の嵌合孔13が穿設された凸部14を設けてある。
【0004】また、ボス部11の前面には、例えばテレ
ビ受像機からの同軸ケーブルの端末に取り付けられたプ
ラグを接続する同軸コネクタ部15が設けてあり、ハウ
ジング10の背面には、同軸コネクタ部15に電気的に
接続されるとともに、壁内に先行配線された同軸ケーブ
ルを接続するケーブル接続部18が設けてある。
【0005】ここで、同軸コネクタ部15は、ボス部1
1の前面を環状に凹設し、中央の円柱部16の中心部に
穿設された貫通孔16aに埋設される内部接触子(図示
せず)と、円柱部16の外周を被嵌する円筒状の外部接
触子17とで構成されている。一方、ケーブル接続部1
8は、同軸ケーブルの芯線(内部導体)が差し込み接続
される刃受部(図示せず)と、同軸ケーブルの外被を固
定するとともに、外部導体に電気的に接続される押え金
具19とで構成される。
【0006】図35(a)〜(c)は上述のテレビコン
セント1を合成樹脂製の取付枠50に取り付けた状態を
示している。取付枠50は、長手方向に対向する取付片
51にボックスねじ用の長孔52と、はさみ金具が取着
される取着孔53と、プレートねじ用のねじ孔54とが
少なくとも設けてある。また、取付枠50の一方の側片
55には2つで1組となった係止孔56が3組ずつ並設
され、他方の側片57には横長の板片58が垂設されて
いる。この板片58には開口部59が3つ並設され、各
開口部59の下縁には突出片60が上方へ突設してあ
る。而して、ハウジング10の一方の係止爪12を側片
55の係止孔56に挿入したのち、反対側の係止爪12
を突出片60の肩61に載せるようにして開口部59に
挿入すれば、ハウジング10を取付枠50に取り付ける
ことができる。ここに、係止孔56と突出片60の肩6
1とで器具取付部が構成され、開口窓50aには長手方
向に3個の器具取付部が設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のテレビコンセン
ト1では、ケーブル接続部18がハウジング10の端部
に設けられており、ケーブル接続部18に接続された同
軸ケーブルはハウジング10の外側に引き出されている
ので、このテレビコンセント1と他の配線器具とを上下
に並べて取付枠に取り付ける際に、ケーブル接続部18
に接続された同軸ケーブルが引き出される側に他の配線
器具を取り付けようとすると、同軸ケーブルと他の配線
器具とが干渉して、取付枠に取り付けることができず、
取付作業をやり直さなければならなかった。
【0008】また、この種のテレビコンセント1として
は、図36に示すように、ハウジング10の背面にケー
ブル接続部18の代わりにF型接栓20を設けたものも
提供されているが、F型接栓20はハウジング10の投
影面よりも外側に突出しているので、F型接栓20に接
続された同軸ケーブルを引き回すのに広いスペースが必
要になっていた。そのため、図37(a)(b)に示す
ようにハウジング10を取付枠50の一番上の位置に取
り付ける際に、同軸ケーブル2の引き出し方向が図中上
向きとなるようにハウジング10を取り付けてしまう
と、同軸ケーブル2が壁70或いは埋込ボックス71に
当たってしまい、壁70に取り付けることができず、ハ
ウジング10の取付作業をやり直さねばならなかった。
同様に、図37(c)に示すようにハウジング10を取
付枠50の一番下の位置に取り付ける際に、同軸ケーブ
ル2の引き出し方向が図中下向きとなるようにハウジン
グ10を取り付けてしまうと、やはり同軸ケーブル2が
壁70或いは埋込ボックス71に当たってしまい、壁7
0に取り付けることができず、ハウジング10の取付作
業をやり直さねばならなかった。
【0009】本発明は上記問題点に鑑みて為されたもの
であり、その目的とするところは、取付ミスを防止し
て、施工作業の作業性を向上させたテレビコンセント及
びそれを用いるマルチメディアコンセントを提供するに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、長手方向に3組の器具取付部
を有する開口窓が設けられた取付枠の器具取付部と係止
離脱自在に係止する取付手段を有し、開口窓の長手方向
に沿った外形寸法が、開口窓の長手方向寸法の略3分の
2以上の寸法に形成され、開口窓から前面を露出させた
状態で取付枠に取り付けられるハウジングと、ハウジン
グの前面に設けられテレビ受像機からの同軸ケーブルが
接続される第1のケーブル接続部と、ハウジングの背面
に設けられ第1のケーブル接続部に電気的に接続される
と共に外部より別の同軸ケーブルが接続される第2のケ
ーブル接続部とを備え、第2のケーブル接続部に接続さ
れる同軸ケーブルの引き出し方向をハウジングの中心側
としたことを特徴とし、テレビコンセントのハウジング
は、取付枠の開口窓の長手方向に沿った外形寸法が、開
口窓の長手方向寸法の略3分の2以上の寸法に形成さ
れ、且つ、第2のケーブル接続部に接続された同軸ケー
ブルの引き出し方向をハウジングの中心側としているの
で、このテレビコンセントを取付枠に取り付けた際に、
第2のケーブル接続部に接続された同軸ケーブルが埋込
ボックスなどに干渉して、造営面に取り付けられなくな
ることはなく、取付ミスを防止して、施工作業の作業性
を向上させることができる。
【0011】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、開口窓の長手方向に沿ったハウジングの外形寸法
が、開口窓の長手方向寸法の略3分の2の寸法であるこ
とを特徴とし、外形寸法が開口窓の長手方向寸法の略3
分の1の寸法(1個モジュール寸法)に形成された他の
配線器具と共に取付枠に並設することができる。
【0012】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、ハウジングの前面に第1のケーブル接続部
が1個設けられ、開口窓の長手方向に沿う方向におい
て、第1のケーブル接続部を一方の端に寄せて配置する
とともに、第2のケーブル接続部を他方の端に寄せて配
置したことを特徴とし、他の1個モジュール寸法の配線
器具と共に取付枠に並設する際に、第2のケーブル接続
部に接続される同軸ケーブルの引き出し方向が他の配線
器具と反対側になるようにして、テレビコンセントと他
の配線器具とを並設すると、第1のケーブル接続部と他
の配線器具とが開口窓の両端に配置されるから、第1の
ケーブル接続部と他の配線器具との配置のバランスが良
く、外観の見栄えを良くできる。
【0013】請求項4の発明では、請求項1又は2の発
明において、ハウジングの前面に第1のケーブル接続部
を2個設けたことを特徴とし、テレビ受像器からの同軸
ケーブルを2本接続することができる。またハウジング
の外形が2個モジュール寸法(すなわち、1個モジュー
ル寸法の配線器具を短幅方向に2個並べた大きさに相当
する寸法)の場合には、1個モジュール寸法の他のコン
セントと組み合わせることによって、1連の取付枠で3
口のコンセントを実現できる。
【0014】請求項5の発明では、長手方向に3組の器
具取付部を有する開口窓が設けられた取付枠と、取付枠
の器具取付部と係止離脱自在に係止する第1の取付手段
を有し、開口窓の長手方向に沿った外形寸法が開口窓の
長手方向寸法の略3分の2の寸法に形成され、開口窓か
ら前面を露出させた状態で取付枠に取り付けられるハウ
ジング、ハウジングの前面に設けられテレビ受像機から
の同軸ケーブルが接続される第1のケーブル接続部、及
び、ハウジングの背面に設けられ第1のケーブル接続部
に電気的に接続されるとともに外部より別の同軸ケーブ
ルが接続される第2のケーブル接続部を備え、第2のケ
ーブル接続部に接続される同軸ケーブルの引き出し方向
をハウジングの中心側としたテレビコンセントと、取付
枠の器具取付部と係止離脱自在に係止する第2の取付手
段を有し、開口窓の長手方向に沿った外形寸法が開口窓
の長手方向寸法の略3分の1の寸法に形成され、開口窓
から前面を露出させた状態で取付枠に取り付けられる外
殻、及び、外殻の前面に開口しモジュラプラグが着脱自
在に挿入されるプラグ挿入口を備えたモジュラジャック
コンセントとで構成され、取付枠にテレビコンセントと
電話コンセントとを並設して成ることを特徴とし、テレ
ビコンセントのハウジングは、取付枠の開口窓の長手方
向に沿った外形寸法が、開口窓の長手方向寸法の略3分
の2の寸法に形成され、且つ、第2のケーブル接続部に
接続された同軸ケーブルの引き出し方向をハウジングの
中心側としているので、このテレビコンセントを取付枠
に取り付けた際に、第2のケーブル接続部に接続された
同軸ケーブルが埋込ボックスなどに干渉して、造営面に
取り付けられなくなることはなく、取付ミスを防止し
て、施工作業の作業性を向上させることができる。しか
も、一連の取付枠にテレビコンセントとモジュラジャッ
クコンセントとを並設しているので、例えばディジタル
放送などの双方向通信サービスを利用するためにテレビ
コンセントとモジュラジャックコンセントの両方が必要
な場合にも、テレビ受像器との間の配線を容易に行うこ
とができる。
【0015】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、テレビコンセントのハウジングとモジュラジャッ
クコンセントの外殻とを一体化し、開口窓の長手方向に
沿った外形寸法を開口窓の長手方向寸法と略同じ寸法に
形成したことを特徴とし、テレビコンセントとモジュラ
ジャックコンセントとを別体にした場合は、取付枠の開
口窓から露出する面にテレビコンセントとモジュラジャ
ックコンセントとの境界線が現れるが、テレビコンセン
トとモジュラジャックコンセントとを一体化しているの
で、取付枠の開口窓から露出する面に境界線が現れるこ
とはなく、外観の見栄えを良くできる。
【0016】請求項7の発明では、請求項5の発明にお
いて、テレビコンセントのハウジング、及び、モジュラ
ジャックコンセントの外殻をそれぞれ前面側のカバーと
後面側のボディとで構成し、テレビコンセント及びモジ
ュラジャックコンセントのカバーを一体化したことを特
徴とし、テレビコンセントとモジュラジャックコンセン
トとを別体にした場合は、取付枠の開口窓から露出する
面にテレビコンセントとモジュラジャックコンセントと
の境界線が現れるが、テレビコンセント側のカバーとモ
ジュラジャックコンセント側のカバーとを一体化してい
るので、取付枠の開口窓から露出する面に境界線が現れ
ることはなく、外観の見栄えを良くでき、且つ、部品の
種類が少なくなるから、金型の数を少なくでき、その分
だけ製品のバリエーションを増やすことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0018】(実施形態1)本発明の実施形態1を図1
乃至図8を参照して説明する。本実施形態のテレビコン
セント1のハウジング10は合成樹脂製であり、前面側
のカバー10bと後面側のボディ10aとを結合して構
成される。ハウジング10の外形は、1個モジュール寸
法の配線器具を短幅方向に沿って2個並べた大きさ(2
個モジュール寸法)に形成している。すなわち、取付枠
50の細長の開口窓50aの長手方向に沿ったハウジン
グ10の外形寸法を、開口窓50aの長手方向寸法の略
3分の2の寸法に形成している。
【0019】ハウジング10の前面には取付枠50の開
口窓50a内に嵌まる直方体状のボス部11が形成さ
れ、このボス部11より1段低くなった両側部から外方
に、合成樹脂製の取付枠50に取り付けるための2個で
1組となる係止爪12を2組づつ突設し、ボス部11の
両側面下部に金属製の取付枠への取付用の嵌合孔13が
穿設された凸部14を2個づつ設けてある。ここに、係
止爪12及び凸部14から取付枠50の器具取付部と係
止離脱自在に係止する係止手段が構成される。
【0020】また、ボス部11の前面には、例えばテレ
ビ受像機からの同軸ケーブルの端末に取り付けられたプ
ラグを接続する第1のケーブル接続部としての同軸コネ
クタ部15が略中央に1個設けてあり、ハウジング10
の背面には、壁内に先行配線された同軸ケーブルを接続
する第2のケーブル接続部としてのケーブル接続部18
が設けてあり、同軸コネクタ部15とケーブル接続部1
8とは電気的に接続されている。
【0021】ここで、同軸コネクタ部15は、ボス部1
1の前面を環状に凹設し、中央の円柱部16の中心部に
穿設された貫通孔16aに埋設される内部接触子(図示
せず)と、円柱部16の外周を被嵌する円筒状の外部接
触子17とで構成されている。
【0022】一方、ケーブル接続部18は、同軸ケーブ
ルの芯線(内部導体)が差し込み接続される刃受部(図
示せず)と、同軸ケーブルの外被を固定するとともに、
外部導体に電気的に接続される押え金具19とで構成さ
れる。ここで、ケーブル接続部18はハウジング10の
一端部に、ケーブル接続部18に接続される同軸ケーブ
ル(図示せず)の引き出し方向がハウジング10の中心
側を向くようにして設けられている。
【0023】なお本実施形態では、ハウジング10の背
面に刃受部と押え金具19とで構成されるケーブル接続
部18を設けているが、図2に示すように、ケーブル接
続部18の代わりにF型接栓20を設けても良く、F型
接栓20もケーブル接続部18と同様に、同軸ケーブル
(図示せず)の引き出し方向がハウジング10の中心側
を向くようにして設けている。
【0024】このように、本実施形態ではハウジング1
0の大きさを2個モジュール寸法とし、ハウジング10
の長手方向における一側にケーブル接続部18或いはF
型接栓20を設けており、ケーブル接続部18或いはF
型接栓20に接続される同軸ケーブルの引き出し方向を
ハウジング10の中心側に向けているので、図3(a)
(b)に示すように、このハウジング10を取付枠50
に取り付けた場合、F型接栓20に接続される同軸ケー
ブル2が他の配線器具や、壁或いは埋込ボックスと干渉
することはなく、ハウジング10の取付ミスを防止し、
取付作業の作業性が向上する。
【0025】なお本実施形態では、ボス部11より1段
低くなった両側部から外方へ、2個で1組の係止爪12
を2組づつ突設しているが、図4に示すように係止爪1
2の数を1組づつとしても良い。
【0026】また本実施形態ではハウジング10の大き
さを2個モジュール寸法としているので、1個モジュー
ル寸法の他の配線器具と共に一連の取付枠50に取り付
けて使用することができる。図5及び図6はこのテレビ
コンセント1を1個モジュール寸法の電源コンセント
4,5と共に一連の取付枠50に並設した状態をそれぞ
れ示しており、図7はこのテレビコンセント1を1個モ
ジュール寸法のスイッチ6と共に一連の取付枠50に並
設した状態を示している。なお、電源コンセント4,5
或いはスイッチ6のような低圧配線の配線器具7と共に
テレビコンセント1を取付枠50に並設する場合には、
配線器具7とテレビコンセント1との間に、絶縁材料か
ら板状に形成されたセパレータ44を取り付けて、絶縁
性を高めている。
【0027】(実施形態2)本発明の実施形態2を図9
乃至図15を参照して説明する。実施形態1では、ボス
部11の略中央に同軸コネクタ部15を1個配置してい
るが、本実施形態では、図9(a)に示すように、ボス
部11の長手方向において同軸コネクタ部15を一方の
端に寄せて配置しており、ハウジング10の背面にはハ
ウジング10の長手方向において同軸コネクタ部15を
設けた側と反対側の端に寄せてケーブル接続部18を設
けている。ここで、ケーブル接続部18は、ケーブル接
続部18に接続される同軸ケーブル(図示せず)の引き
出し方向がハウジング10の中心側を向くようにして設
けられている。なお、同軸コネクタ部15の配置以外は
実施形態1と同様であるので、同一の構成要素には同一
の符号を付して、その説明を省略する。
【0028】なお本実施形態では、ハウジング10の背
面に刃受部と押え金具19とで構成されるケーブル接続
部18を設けているが、図10に示すように、ケーブル
接続部18の代わりにF型接栓20を設けても良く、F
型接栓20は同軸ケーブル(図示せず)の引き出し方向
がハウジング10の中心側を向くようにして設けられて
いる。また本実施形態では、ボス部11より1段低くな
った両側部から外方へ、2個で1組の係止爪12を2組
づつ突設しているが、図11(a)(b)に示すように
係止爪12の数を1組づつとしても良い。
【0029】また本実施形態ではハウジング10の大き
さを2個モジュール寸法としているので、1個モジュー
ル寸法の他の配線器具と共に一連の取付枠50に取り付
けて使用することができる。
【0030】図12(a)(b)はこのテレビコンセン
ト1を1個モジュール寸法のモジュラジャックコンセン
ト3とともに一連の取付枠50に並設した状態を示して
いる。モジュラジャックコンセント3の外殻31は合成
樹脂製であって、前面側のカバー31bと後面側のボデ
ィ31aとを結合して構成される。外殻31の外形は、
1個モジュール寸法の配線器具と略同じ大きさに形成し
ている。外殻31の前面には取付枠50の開口窓50a
内に嵌まる直方体状のボス部32が形成され、ボス部3
2の前面にはモジュラプラグが着脱自在に挿入されるプ
ラグ挿入口34が開口する。またこのボス部32より1
段低くなった両側部から外方に、合成樹脂製の取付枠5
0に取り付けるための2個で1組となる係止爪33を1
組づつ突設してある。
【0031】ここで、図12(a)に示すように、テレ
ビコンセント1の同軸コネクタ部15とモジュラジャッ
クコンセント3のプラグ挿入口34とが取付枠50の両
端部に配置されるようにして、テレビコンセント1とモ
ジュラジャックコンセント3とを取付枠50に並設する
と、F型接栓20は同軸コネクタ部15と反対側に設け
られ、且つ、同軸ケーブルの引き出し方向がハウジング
10の中心側を向くように配置されているので、図12
(b)に示すように同軸ケーブルの引き出し方向がモジ
ュラジャックコンセント3と反対側になるから、同軸ケ
ーブルとモジュラジャックコンセント3とが干渉するこ
とはない。しかも、モジュラジャックコンセント3のプ
ラグ挿入口34と同軸コネクタ部15とが取付枠50の
両端部に配置されるから、プラグ挿入口34と同軸コネ
クタ部15とをバランス良く配置でき、外観の見栄えを
良くできる。
【0032】なお、このテレビコンセント1をモジュラ
ジャックコンセント3以外の配線器具と共に取付枠50
に並設しても良く、図13及び図14はこのテレビコン
セント1を1個モジュール寸法の電源コンセント4,5
と共に一連の取付枠50に並設した状態をそれぞれ示し
ており、図15はこのテレビコンセント1を1個モジュ
ール寸法のスイッチ6と共に一連の取付枠50に並設し
た状態を示している。なお、低圧配線の配線器具と共に
テレビコンセント1を取付枠50に並設する場合には、
低圧配線の配線器具とテレビコンセント1との間に、絶
縁材料から板状に形成されたセパレータを取り付けるの
が望ましく、絶縁性が向上する。
【0033】(実施形態3)本発明の実施形態3を図1
6乃至図21を参照して説明する。実施形態1では、ボ
ス部11の略中央に同軸コネクタ部15を1個配置して
いるが、本実施形態では、図16に示すように、2個の
同軸コネクタ部15をボス部11の長手方向に沿って並
設している。なお、同軸コネクタ部15を2個設けた以
外は実施形態1と同様であるので、同一の構成要素には
同一の符号を付して、その説明を省略する。
【0034】本実施形態ではハウジング10の大きさを
2個モジュール寸法としているので、1個モジュール寸
法の他の配線器具と共に一連の取付枠50に取り付けて
使用することができる。図18(a)(b)はこのテレ
ビコンセント1を1個モジュール寸法のモジュラジャッ
クコンセント3とともに一連の取付枠50に並設した状
態を示しており、一連の取付枠に同軸コネクタ部15を
2口、プラグ挿入口34を1口設けることができ、合わ
せて3口の接続部を持たせることができる。
【0035】尚、このテレビコンセント1をモジュラジ
ャックコンセント3以外の配線器具と共に取付枠50に
並設しても良く、図19及び図20はこのテレビコンセ
ント1を1個モジュール寸法の電源コンセント4,5と
共に一連の取付枠50に並設した状態をそれぞれ示して
おり、図21はこのテレビコンセント1を1個モジュー
ル寸法のスイッチ6と共に一連の取付枠50に並設した
状態を示している。なお、低圧配線の配線器具と共にテ
レビコンセント1を取付枠50に並設する場合には、低
圧配線の配線器具とテレビコンセント1との間に、絶縁
材料から板状に形成されたセパレータを取り付けるのが
望ましく、絶縁性が向上する。
【0036】また本実施形態では、ボス部11より1段
低くなった両側部から外方へ、2個で1組の係止爪12
を2組づつ突設しているが、図17に示すように係止爪
12の数を1組づつとしても良い。
【0037】(実施形態4)本発明の実施形態4を図2
2乃至図24を参照して説明する。図22(a)は本実
施形態のマルチメディアコンセント40の正面図であ
り、このマルチメディアコンセント40は、実施形態1
で説明したテレビコンセント1と、実施形態2で説明し
たモジュラジャックコンセント3とを一連の取付枠50
に並設して構成される。尚、テレビコンセント1の構成
は実施形態1と同様であり、モジュラジャックコンセン
ト3の構成は実施形態2と同様であるので、同一の構成
要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0038】ところで、デジタル放送での双方向通信サ
ービスのように新しい放送サービスをユーザが利用する
場合、テレビコンセント1とモジュラジャックコンセン
ト3の両方が必要になるが、本実施形態では1連の取付
枠50に2個モジュール寸法のテレビコンセント1と、
1個モジュール寸法のモジュラジャックコンセント3と
を並設しているので、テレビ受像器との間の結線作業を
容易に行うことができ、また一連の取付枠50に収めて
いるので、マルチメディアコンセント40の占有スペー
スを小さくできる。
【0039】尚、テレビコンセント1とモジュラジャッ
クコンセント3の上下はどちらでも良く、図22(a)
に示すようにテレビコンセント1が下側、モジュラジャ
ックコンセント3が上側となるようにしてテレビコンセ
ント1とモジュラジャックコンセント3とを並設しても
良いし、図22(b)に示すようにテレビコンセント1
が上側、モジュラジャックコンセント3が下側となるよ
うにしてテレビコンセント1とモジュラジャックコンセ
ント3とを並設しても良い。
【0040】また、本実施形態では実施形態1で説明し
たテレビコンセント1とモジュラジャックコンセント3
とを取付枠50に並設してマルチメディアコンセント4
0を構成しているが、図23(a)(b)に示すよう
に、実施形態2で説明したテレビコンセント1とモジュ
ラジャックコンセント3とを取付枠50に並設してマル
チメディアコンセント40を構成しても良いし、図24
(a)(b)に示すように、実施形態3で説明したテレ
ビコンセント1とモジュラジャックコンセント3とを取
付枠50に並設してマルチメディアコンセント40を構
成しても良い。
【0041】(実施形態5)本発明の実施形態5を図2
5乃至図28を参照して説明する。実施形態4で説明し
たマルチメディアコンセント40では、テレビコンセン
ト1とモジュラジャックコンセント3とを別体に形成し
ているが、本実施形態では図25(a)(b)に示すよ
うにテレビコンセント1とモジュラジャックコンセント
3とを一体化している。尚、実施形態4と共通する構成
要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0042】このマルチメディアコンセント40は、外
形が1個モジュール寸法の配線器具を短幅方向に沿って
3個並べた大きさ(3個モジュール寸法)に形成された
ハウジング41を備えている。ハウジング41の前面に
は取付枠50の開口窓50a内に嵌まる直方体状のボス
部42が形成され、このボス部42より1段低くなった
両側部から外方に、合成樹脂製の取付枠50に取り付け
るための2個で1組となる係止爪12を2組づつ突設
し、ボス部42の両側面下部に金属製の取付枠への取付
用の嵌合孔13が穿設された凸部14を2個づつ設けて
ある。
【0043】また、ボス部42の前面には2個の同軸コ
ネクタ部15と1個のプラグ挿入口34とが開口窓の長
手方向に沿って配置されている。このように、本実施形
態では3個モジュール寸法に形成されたハウジング41
に同軸コネクタ部15とプラグ挿入口34とを設けてお
り、このハウジング41は一連の取付枠50に取り付け
て使用されるので、新しい放送サービスを利用する場合
にも、テレビ受像器との間の結線作業を容易に行うこと
ができ、また一連の取付枠50に収めているので、マル
チメディアコンセント40の占有スペースを小さくでき
る。
【0044】上述のように本実施形態では、テレビコン
セント1とモジュラジャックコンセント3とを一体化し
ているので、このハウジング41を取付枠50に取り付
けた際に、テレビコンセント1とモジュラジャックコン
セント3との境界線が前面に現れず、外観の見栄えを良
くできる。
【0045】尚、本実施形態では、2個の同軸コネクタ
部15を下側、プラグ挿入口34を上側に配置している
が、図26(a)(b)に示すように、2個の同軸コネ
クタ部15を上側、プラグ挿入口34を下側に配置して
も良い。また、同軸コネクタ部15の数を2個に限定す
る趣旨のものではなく、図27及び図28に示すように
同軸コネクタ部15の数を1個にしても良い。
【0046】(実施形態6)本発明の実施形態6を図2
9乃至図34を参照して説明する。実施形態4で説明し
たマルチメディアコンセント40では、テレビコンセン
ト1とモジュラジャックコンセント3とを別体に形成し
ているが、本実施形態では、テレビコンセント1のハウ
ジング10を構成する前面側のカバー10bと、モジュ
ラジャックコンセント3の外殻31を構成する前面側の
カバー31bを一体化したカバー41aを形成し、この
カバー41aの背面側にテレビコンセント1のボディ1
0aとモジュラジャックコンセント3のボディ31aと
を取り付けている。すなわち、カバー41aの背面から
は係止孔41cが開口する係止脚41bが背面側に向か
って突設されており、係止脚41bの係止孔41cとテ
レビコンセント1のボディ10aに設けた係止突起10
cとを凹凸係止させることによって、テレビコンセント
1のボディ10aがカバー41aに結合される。また、
モジュラジャックコンセント3のボディ31aには、カ
バー41aに設けた被係止部(図示せず)と係止離脱自
在に係止する係止部(図示せず)が設けられており、係
止部と非係止部とを凹凸係止させることによって、モジ
ュラジャックコンセント3がカバー41aに結合され
る。尚、実施形態4と共通する構成要素には同一の符号
を付して、その説明は省略する。
【0047】カバー41aの前面には、外形が取付枠5
0の開口窓50aと略同じ寸法に形成され、取付枠50
の開口窓50a内に嵌まる直方体状のボス部42が設け
られており、このボス部42より1段低くなった両側部
から外方に、合成樹脂製の取付枠50に取り付けるため
の2個で1組となる係止爪12を2組づつ突設し、ボス
部42の両側面下部に金属製の取付枠への取付用の嵌合
孔13が穿設された凸部14を2個づつ設けてある。ま
た、カバー41aの前面には、テレビコンセント1のボ
ディ10aに対応する部位に2個の同軸コネクタ部15
が配置され、モジュラジャックコンセント3のボディ3
1aに対応する部位にプラグ挿入口34が開口してい
る。
【0048】上述のように本実施形態では、テレビコン
セント1のハウジング10を構成するカバー10bと、
モジュラジャックコンセント3の外殻31を構成するカ
バー31bとを一体化したカバー41aを形成している
ので、このカバー41aを取付枠50に取り付けた際
に、テレビコンセント1とモジュラジャックコンセント
3との境界線が前面に現れず、外観の見栄えが良くな
る。また、テレビコンセント1のカバー10bとモジュ
ラジャックコンセント3のカバー31bを一体化するこ
とによって部品の種類を削減でき、したがって金型の種
類を減らすことができるから、マルチメディアコンセン
トの種類を増やした場合にも金型の種類を少なくして、
コストダウンを図ることができる。
【0049】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、長手
方向に3組の器具取付部を有する開口窓が設けられた取
付枠の器具取付部と係止離脱自在に係止する取付手段を
有し、開口窓の長手方向に沿った外形寸法が、開口窓の
長手方向寸法の略3分の2以上の寸法に形成され、開口
窓から前面を露出させた状態で取付枠に取り付けられる
ハウジングと、ハウジングの前面に設けられテレビ受像
機からの同軸ケーブルが接続される第1のケーブル接続
部と、ハウジングの背面に設けられ第1のケーブル接続
部に電気的に接続されると共に外部より別の同軸ケーブ
ルが接続される第2のケーブル接続部とを備え、第2の
ケーブル接続部に接続される同軸ケーブルの引き出し方
向をハウジングの中心側としたことを特徴とし、テレビ
コンセントのハウジングは、取付枠の開口窓の長手方向
に沿った外形寸法が、開口窓の長手方向寸法の略3分の
2以上の寸法に形成され、且つ、第2のケーブル接続部
に接続された同軸ケーブルの引き出し方向をハウジング
の中心側としているので、このテレビコンセントを取付
枠に取り付けた際に、第2のケーブル接続部に接続され
た同軸ケーブルが埋込ボックスなどに干渉して、造営面
に取り付けられなくなることはなく、取付ミスを防止し
て、施工作業の作業性が向上するという効果がある。
【0050】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、開口窓の長手方向に沿ったハウジングの外形寸法
が、開口窓の長手方向寸法の略3分の2の寸法であるこ
とを特徴とし、外形寸法が開口窓の長手方向寸法の略3
分の1の寸法(1個モジュール寸法)に形成された他の
配線器具と共に取付枠に並設できるという効果がある。
【0051】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、ハウジングの前面に第1のケーブル接続部が
1個設けられ、開口窓の長手方向に沿う方向において、
第1のケーブル接続部を一方の端に寄せて配置するとと
もに、第2のケーブル接続部を他方の端に寄せて配置し
たことを特徴とし、他の1個モジュール寸法の配線器具
と共に取付枠に並設する際に、第2のケーブル接続部に
接続される同軸ケーブルの引き出し方向が他の配線器具
と反対側になるようにして、テレビコンセントと他の配
線器具とを並設すると、第1のケーブル接続部と他の配
線器具とが開口窓の両端に配置されるから、第1のケー
ブル接続部と他の配線器具との配置のバランスが良く、
外観の見栄えを良くできるという効果がある。
【0052】請求項4の発明は、請求項1又は2の発明
において、ハウジングの前面に第1のケーブル接続部を
2個設けたことを特徴とし、テレビ受像器からの同軸ケ
ーブルを2本接続することができるという効果がある。
またハウジングの外形が2個モジュール寸法(すなわ
ち、1個モジュール寸法の配線器具を短幅方向に2個並
べた大きさに相当する寸法)の場合には、1個モジュー
ル寸法の他のコンセントと組み合わせることによって、
1連の取付枠で3口のコンセントを実現できるという効
果がある。
【0053】請求項5の発明は、長手方向に3組の器具
取付部を有する開口窓が設けられた取付枠と、取付枠の
器具取付部と係止離脱自在に係止する第1の取付手段を
有し、開口窓の長手方向に沿った外形寸法が開口窓の長
手方向寸法の略3分の2の寸法に形成され、開口窓から
前面を露出させた状態で取付枠に取り付けられるハウジ
ング、ハウジングの前面に設けられテレビ受像機からの
同軸ケーブルが接続される第1のケーブル接続部、及
び、ハウジングの背面に設けられ第1のケーブル接続部
に電気的に接続されるとともに外部より別の同軸ケーブ
ルが接続される第2のケーブル接続部を備え、第2のケ
ーブル接続部に接続される同軸ケーブルの引き出し方向
をハウジングの中心側としたテレビコンセントと、取付
枠の器具取付部と係止離脱自在に係止する第2の取付手
段を有し、開口窓の長手方向に沿った外形寸法が開口窓
の長手方向寸法の略3分の1の寸法に形成され、開口窓
から前面を露出させた状態で取付枠に取り付けられる外
殻、及び、外殻の前面に開口しモジュラプラグが着脱自
在に挿入されるプラグ挿入口を備えたモジュラジャック
コンセントとで構成され、取付枠にテレビコンセントと
電話コンセントとを並設して成ることを特徴とし、テレ
ビコンセントのハウジングは、取付枠の開口窓の長手方
向に沿った外形寸法が、開口窓の長手方向寸法の略3分
の2の寸法に形成され、且つ、第2のケーブル接続部に
接続された同軸ケーブルの引き出し方向をハウジングの
中心側としているので、このテレビコンセントを取付枠
に取り付けた際に、第2のケーブル接続部に接続された
同軸ケーブルが埋込ボックスなどに干渉して、造営面に
取り付けられなくなることはなく、取付ミスを防止し
て、施工作業の作業性が向上するという効果がある。し
かも、一連の取付枠にテレビコンセントとモジュラジャ
ックコンセントとを並設しているので、例えばディジタ
ル放送などの双方向通信サービスを利用するためにテレ
ビコンセントとモジュラジャックコンセントの両方が必
要な場合にも、テレビ受像器との間の配線を容易に行え
るという効果もある。
【0054】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、テレビコンセントのハウジングとモジュラジャック
コンセントの外殻とを一体化し、開口窓の長手方向に沿
った外形寸法を開口窓の長手方向寸法と略同じ寸法に形
成したことを特徴とし、テレビコンセントとモジュラジ
ャックコンセントとを別体にした場合は、取付枠の開口
窓から露出する面にテレビコンセントとモジュラジャッ
クコンセントとの境界線が現れるが、テレビコンセント
とモジュラジャックコンセントとを一体化しているの
で、取付枠の開口窓から露出する面に境界線が現れるこ
とはなく、外観の見栄えを良くできるという効果があ
る。
【0055】請求項7の発明は、請求項5の発明におい
て、テレビコンセントのハウジング、及び、モジュラジ
ャックコンセントの外殻をそれぞれ前面側のカバーと後
面側のボディとで構成し、テレビコンセント及びモジュ
ラジャックコンセントのカバーを一体化したことを特徴
とし、テレビコンセントとモジュラジャックコンセント
とを別体にした場合は、取付枠の開口窓から露出する面
にテレビコンセントとモジュラジャックコンセントとの
境界線が現れるが、テレビコンセント側のカバーとモジ
ュラジャックコンセント側のカバーとを一体化している
ので、取付枠の開口窓から露出する面に境界線が現れる
ことはなく、外観の見栄えを良くでき、且つ、部品の種
類が少なくなるから、金型の数を少なくでき、その分だ
け製品のバリエーションを増やすことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のテレビコンセントを示し、(a)
は正面図、(b)は側面図である。
【図2】同上の別のテレビコンセントの側面図である。
【図3】(a)(b)は同上のテレビコンセントを取付
枠に取り付けた状態の側面図である。
【図4】同上のまた別のテレビコンセントの正面図であ
る。
【図5】同上のテレビコンセントを他の配線器具と共に
取付枠に並設した状態の正面図である。
【図6】同上のテレビコンセントを他の配線器具と共に
取付枠に並設した状態の正面図である。
【図7】同上のテレビコンセントを他の配線器具と共に
取付枠に並設した状態の正面図である。
【図8】(a)(b)は同上のテレビコンセントを他の
配線器具と共に取付枠に並設した状態の側面図である。
【図9】実施形態2のテレビコンセントを示し、(a)
は正面図、(b)は側面図である。
【図10】同上の別のテレビコンセントの側面図であ
る。
【図11】(a)(b)は同上のまた別のテレビコンセ
ントの正面図である。
【図12】同上のテレビコンセントを取付枠に取り付け
た状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図であ
る。
【図13】同上のテレビコンセントを他の配線器具と共
に取付枠に並設した状態の正面図である。
【図14】同上のテレビコンセントを他の配線器具と共
に取付枠に並設した状態の正面図である。
【図15】同上のテレビコンセントを他の配線器具と共
に取付枠に並設した状態の正面図である。
【図16】実施形態3のテレビコンセントの正面図であ
る。
【図17】同上の別のテレビコンセントの正面図であ
る。
【図18】同上のテレビコンセントを取付枠に取り付け
た状態を示し、(a)は正面図、(b)は側面図であ
る。
【図19】同上のテレビコンセントを他の配線器具と共
に取付枠に並設した状態の正面図である。
【図20】同上のテレビコンセントを他の配線器具と共
に取付枠に並設した状態の正面図である。
【図21】同上のテレビコンセントを他の配線器具と共
に取付枠に並設した状態の正面図である。
【図22】(a)(b)は実施形態4のマルチメディア
コンセントの正面図である。
【図23】(a)(b)は同上の別のマルチメディアコ
ンセントの正面図である。
【図24】(a)(b)は同上のまた別のマルチメディ
アコンセントの正面図である。
【図25】実施形態5のマルチメディアコンセントを示
し、(a)は取付枠から取り外した状態の正面図、
(b)は取付枠から取り外した状態の側面図である。
【図26】同上の別のマルチメディアコンセントを示
し、(a)は取付枠から取り外した状態の正面図、
(b)は取付枠から取り外した状態の側面図である。
【図27】同上のまた別のマルチメディアコンセントを
示し、(a)は取付枠から取り外した状態の正面図、
(b)は取付枠から取り外した状態の側面図である。
【図28】同上のさらに別のマルチメディアコンセント
を示し、(a)は取付枠から取り外した状態の正面図、
(b)は取付枠から取り外した状態の側面図である。
【図29】実施形態6のマルチメディアコンセントを示
し、(a)は取付枠から取り外した状態の正面図、
(b)は取付枠から取り外した状態の側面図である。
【図30】同上の組立前の状態を側方から見た図であ
る。
【図31】同上の別のマルチメディアコンセントを示
し、(a)は取付枠から取り外した状態の正面図、
(b)は取付枠から取り外した状態の側面図である。
【図32】同上のまた別のマルチメディアコンセントを
示し、(a)は取付枠から取り外した状態の正面図、
(b)は取付枠から取り外した状態の側面図である。
【図33】同上のさらに別のマルチメディアコンセント
を示し、(a)は取付枠から取り外した状態の正面図、
(b)は取付枠から取り外した状態の側面図である。
【図34】従来のテレビコンセントを示し、(a)は正
面図、(b)は側面図である。
【図35】同上を取付枠に取り付けた状態を示し、
(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は背面図で
ある。
【図36】従来の別のテレビコンセントの側面図であ
る。
【図37】同上を取付枠に取り付けた状態を示し、
(a)は正面図、(b)(c)は右側面図である。
【符号の説明】
1 テレビコンセント 10 ハウジング 11 ボス部 15 同軸コネクタ部 18 ケーブル接続部
フロントページの続き (72)発明者 畑野 博司 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5E077 BB06 BB22 GG01 GG30 HH10 JJ23 5G357 CA06 CB04 CC01 CC05 CD02 CE01 CF02 5G361 AA02 AC01 AC03 AC09 AD01 AD03 AE01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に3組の器具取付部を有する開口
    窓が設けられた取付枠の器具取付部と係止離脱自在に係
    止する取付手段を有し、前記開口窓の長手方向に沿った
    外形寸法が、前記開口窓の長手方向寸法の略3分の2以
    上の寸法に形成され、前記開口窓から前面を露出させた
    状態で前記取付枠に取り付けられるハウジングと、前記
    ハウジングの前面に設けられテレビ受像機からの同軸ケ
    ーブルが接続される第1のケーブル接続部と、前記ハウ
    ジングの背面に設けられ前記第1のケーブル接続部に電
    気的に接続されると共に外部より別の同軸ケーブルが接
    続される第2のケーブル接続部とを備え、前記第2のケ
    ーブル接続部に接続される同軸ケーブルの引き出し方向
    を前記ハウジングの中心側としたことを特徴とするテレ
    ビコンセント。
  2. 【請求項2】前記開口窓の長手方向に沿った前記ハウジ
    ングの外形寸法が、前記開口窓の長手方向寸法の略3分
    の2の寸法であることを特徴とする請求項1記載のテレ
    ビコンセント。
  3. 【請求項3】前記ハウジングの前面に前記第1のケーブ
    ル接続部が1個設けられ、前記開口窓の長手方向に沿う
    方向において、前記第1のケーブル接続部を一方の端に
    寄せて配置するとともに、前記第2のケーブル接続部を
    他方の端に寄せて配置したことを特徴とする請求項1又
    は2記載のテレビコンセント。
  4. 【請求項4】前記ハウジングの前面に前記第1のケーブ
    ル接続部を2個設けたことを特徴とする請求項1又は2
    記載のテレビコンセント。
  5. 【請求項5】長手方向に3組の器具取付部を有する開口
    窓が設けられた取付枠と、 前記取付枠の器具取付部と係止離脱自在に係止する第1
    の取付手段を有し、前記開口窓の長手方向に沿った外形
    寸法が前記開口窓の長手方向寸法の略3分の2の寸法に
    形成され、前記開口窓から前面を露出させた状態で前記
    取付枠に取り付けられるハウジング、前記ハウジングの
    前面に設けられテレビ受像機からの同軸ケーブルが接続
    される第1のケーブル接続部、及び、前記ハウジングの
    背面に設けられ前記第1のケーブル接続部に電気的に接
    続されるとともに外部より別の同軸ケーブルが接続され
    る第2のケーブル接続部を備え、前記第2のケーブル接
    続部に接続される同軸ケーブルの引き出し方向を前記ハ
    ウジングの中心側としたテレビコンセントと、 前記取付枠の器具取付部と係止離脱自在に係止する第2
    の取付手段を有し、前記開口窓の長手方向に沿った外形
    寸法が前記開口窓の長手方向寸法の略3分の1の寸法に
    形成され、前記開口窓から前面を露出させた状態で前記
    取付枠に取り付けられる外殻、及び、前記外殻の前面に
    開口しモジュラプラグが着脱自在に挿入されるプラグ挿
    入口を備えたモジュラジャックコンセントとで構成さ
    れ、 前記取付枠に前記テレビコンセントと前記電話コンセン
    トとを並設して成ることを特徴とするマルチメディアコ
    ンセント。
  6. 【請求項6】前記テレビコンセントのハウジングと前記
    モジュラジャックコンセントの外殻とを一体化し、前記
    開口窓の長手方向に沿った外形寸法を前記開口窓の長手
    方向寸法と略同じ寸法に形成したことを特徴とする請求
    項5記載のマルチメディアコンセント。
  7. 【請求項7】前記テレビコンセントのハウジング、及
    び、前記モジュラジャックコンセントの外殻をそれぞれ
    前面側のカバーと後面側のボディとで構成し、前記テレ
    ビコンセント及び前記モジュラジャックコンセントのカ
    バーを一体化したことを特徴とする請求項5記載のマル
    チメディアコンセント。
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