JP5337565B2 - アース線中継端子台及びこれを内部に備えた分電盤 - Google Patents

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本発明は、住宅、店舗、工場又は倉庫などの建物内に設置される電気機器、電子機器若しくは電気設備(以下、総称して「電気機器」という)又はコンセントの接地極に施す接地工事の接地線(以下、「二次側アース線」という)と、大地等の基準電位点となる接地極に接続される接地線(以下、「一次側アース線」という)とを接続するための接地分岐線端子台(以下、「アース線中継端子台」という)及びこれを内部に備えた分電盤に関する。
例えば住宅用の分電盤では、図11に示す如く、壁面に取り付けられるケース100内に、リミッタ台102、主幹ブレーカ103あるいは複数の分岐ブレーカ104,…などが配置され、ケース100のベース101における適宜箇所に形成された開口部105,…を通って壁面内からケース100内に引き込まれる屋内配線が各分岐ブレーカ104に接続されるようになっている。分岐ブレーカ104に接続される屋内配線には、2芯の電線からなるタイプのほか、2芯の電線にアース線を加えたタイプや、アース線を含む3芯の電線からなるタイプといった、接地極付のコンセントに接続されるものがあり、これらアース線(二次側アース線)は、分岐ブレーカ104ではなく、同じくケース100内に配置されるアース線中継端子台110に接続され、該アース線中継端子台110から別のアース線(一次側アース線)を介して大地等の基準電位点にアース接続される。
この種のアース線中継端子台110としては、図12に示す如く、正面に一列に配置される複数のアース線挿入孔112,…を有するカバー111と、該カバー111の背面に配置され、両端部がカバー111よりも長く突出した端子板113と、複数のアース線挿入孔112,…に対応してカバー111内に一列に配置され、アース線挿入孔112内に挿入される二次側アース線が接続される複数の速結端子114,…と、カバー111の正面に一列に配置された速結端子114用の複数のリリースボタン115,…と、端子板113の両端部に設けられる一対のねじ端子116,116と、カバー111をケース100のベース101に取り付けるための一対の取付ねじ部117,117とを備えるものであって、図11に示す如く、カバー111の正面のアース線挿入孔112,…、リリースボタン115,…及び取付ねじ部117,117と、端子板113の正面のねじ端子116,116とがそれぞれケース100の開口部側(正面側)に向かうように、ケース101内に取り付けられるものが公知である(特許文献1)。
そして、このアース線中継端子台110には、例えば銅泊や導電板などで構成される導電部120が接続され、また、この導電部120の端部がベース101の開口部105近傍に配置されると共に、この導電部120の端部に、ベース101の開口部105を通って壁面内からケース100内に引き込まれる一次側アース線を接続可能なねじ端子121が設けられる。従って、何れもベース101の開口部105を通ってケース100内に引き込まれる一次側アース線及び二次側アース線は、アース線中継端子台110(より詳しくは、速結端子114、端子板113及びねじ端子116)、導電部120及びねじ端子121を介して電気的に導通状態となり、アース接続が可能となる。
特許第3514225号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたアース線中継端子台においては、二次側アース線がケース100のベース101の開口部105,…を通って壁面内からケース100内に引き込まれる方向と、ケース100内に引き込まれた二次側アース線をアース線中継端子台110のアース線挿入孔112内に挿入する方向とが逆であるため、ケース100内の二次側アース線は、正面側に膨らんだ配線態様となり、見栄えが悪くなるばかりでなく、二次側アース線の膨らんだ部分が分電盤の正面カバーの内面に接触し、膨らみの程度が大きいと、正面カバーが正面側に付勢されるため、ケース100から離れて浮き上がるといった問題が生じる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、分電盤のケース内において、外部から引き込まれたアース線が膨らんだ配線態様とはならないアース線中継端子台及びこれを内部に備えた分電盤を提供することを課題とする。
本発明に係るアース線中継端子台は、上記課題を解決すべく構成されたもので、複数のアース線挿入孔が長手方向に間隔を有して形成される長尺な本体と、該本体内に設けられ、前記アース線挿入孔内に挿入される二次側アース線が接続される複数の速結端子と、該速結端子と電気的に接続され、一次側アース線が接続される端子とを備えるアース線中継端子台において、前記アース線挿入孔に挿入された二次側アース線の速結端子による拘束を解除する解除カムをさらに備え、前記アース線挿入孔は、本体の長手方向に沿って形成され、且つ、本体の長手方向に向かって開口し、前記解除カムは、複数の前記アース線挿入孔に対して一つ設けられ、該解除カムを操作すると、アース線挿入孔のそれぞれに挿入されている複数の二次側アース線のうちの何れか一つの速結端子による拘束を解除できるよう構成されてなることを特徴とする。
かかる構成によれば、アース線中継端子台におけるアース線挿入孔が分電盤のケース内に引き込まれる二次側アース線の配線の自然な流れに沿った配置となり、接続される二次側アース線と本体の長手方向とが一致乃至略一致し、円滑な配線態様となって、見栄えも良い。尚、「アース線挿入孔が、本体の長手方向に沿って形成され、且つ、本体の長手方向に向かって開口する」とは、アース線挿入孔の中心軸と本体の長手方向とが絶対的に一致乃至平行となるものに限定されず、両者間にある程度の角度が付いていてもよい。
また、本発明に係るアース線中継端子台は、本体の上面が、長手方向において段差状に形成され、各段差の立面に前記アース線挿入孔が形成される構成や、本体の上面が、該本体の中央部から端部に向かうほど低くなっていく段差状に形成され、各段差の立面に前記アース線挿入孔が形成される構成を採用することができる。
かかる構成によれば、アース線挿入孔の位置が、段々と上面側に移り、且つ、段々と長手方向に移るといった、立体的な配置となるため、二次側アース線が複数本あっても、その接続を容易に行うことができるようになる。また、後者の構成によれば、二次側アース線を本体の長手方向の一方からと他方からとに振り分けて接続することができる。
また、本発明に係るアース線中継端子台は、二つの前記アース線挿入孔が一つの立面に所定間隔を有して横並びに形成される構成を採用することができる。
かかる構成によれば、より多くの二次側アース線を接続することができる。
また、本発明に係るアース線中継端子台は、前記解除カムは、各段差の前記二つのアース線挿入孔に対して一つ設けられ、該解除カムを一方向に操作すると、前記二つのアース線挿入孔の一方のアース線挿入孔に挿入された二次側アース線の速結端子による拘束を解除でき、解除カムを他方向に操作すると、前記二つのアース線挿入孔の他方のアース線挿入孔に挿入された二次側アース線の速結端子による拘束を解除できるような構成を採用することができる。
一つの解除ボタンを操作して、二つのアース線挿入孔に挿入された計二本の二次側アース線の速結端子による拘束を解除する構造は従来からもあるが、これでは、同時に作用するため、所望しない側の二次側アース線が不用意に抜けてしまうという問題があったが、上記構成によれば、解除カムは共通であるものの、両方に同時に作用することはなく、上記問題は生じ得ない。
また、本発明に係る分電盤は、上記したアース線中継端子台と、該アース線中継端子台及び少なくとも分岐ブレーカを内部に備える正面側が開放されたケースと、該ケースの正面側の開放部を開閉自在に覆う正面カバーとを備える分電盤であって、前記アース線中継端子台は、その本体の長手方向が前記ケースの外周部における周方向と一致乃至略一致するように、前記ケースの外周部に配置されることを特徴とする。
かかる構成によれば、ケース内に引き込まれる二次側アース線は、正面側に膨らんだ配線態様とはならず、見栄えが良いばかりでなく、正面カバーの内面に接触することがないため、正面カバーの浮き上がりを好適に防止することができ、また、配線の流れがケースの外周部における周方向と一致するため、配線の流れがバラバラといった統一感のない煩雑なイメージではなく、配線の流れを整流化でき、その結果、分岐ブレーカ側の領域に配線が入り込むといった事態が生じにくく、これにより、分岐ブレーカへの電線接続を円滑に行うことができる。
以上の如く、本発明は、アース線中継端子台におけるアース線挿入孔が分電盤のケース内に引き込まれるアース線の配線の自然な流れに沿った配置となるため、そのアース線がケース内で膨らんだ配線態様とはならず、その結果、見栄えが良いばかりでなく、分電盤の正面カバーの内面に接触することがないため、正面カバーの浮き上がりを好適に防止することができる。
本実施形態に係るアース線中継端子台の外観斜視図を示す。 同実施形態に係るアース線中継端子台であって、(a)は、正面図、(b)は、左側面図、(c)は、右側面図、を示す。 同実施形態に係るアース線中継端子台の分解斜視図を示す。 同実施形態に係るアース線中継端子台からカバーを外した状態であって、(a)は、全体斜視図、(b)は、要部拡大斜視図、(c)は、要部拡大側面図、を示す。 同実施形態に係るアース線中継端子台において用いられる速結端子の外観斜視図を示す。 同実施形態に係るアース線中継端子台において用いられる解除カムであって、(a)は、一方向から見た斜視図、(b)は、他方向から見た斜視図、を示す。 同実施形態に係るアース線中継端子台をケースのベースにおける第一箇所に取り付けた分電盤であって、(a)は、正面図、(b)は、斜視図、を示す。 同実施形態に係るアース線中継端子台をケースのベースにおける第二箇所に取り付けた分電盤であって、(a)は、正面図、(b)は、斜視図、を示す。 同実施形態に係るアース線中継端子台をケースのベースにおける第三箇所に取り付けた分電盤であって、(a)は、正面図、(b)は、斜視図、を示す。 同実施形態に係るアース線中継端子台をケースのベースにおける第四箇所に取り付けた分電盤であって、(a)は、正面図、(b)は、斜視図、を示す。 従来のアース線中継端子台をケースのベースにおける所定箇所に取り付けた分電盤の正面図を示す。 同従来のアース線中継端子台の正面図を示す。
まず、本実施形態に係るアース線中継端子台の外観構成について、図1及び図2を参酌しつつ説明する。本実施形態に係るアース線中継端子台10は、絶縁性を有する例えば樹脂成形品からなる本体11に、二次側アース線(より詳しくは、被覆が剥がされて芯線が露出した二次側アース線の端部)が挿入されるアース線挿入孔12と、一次側アース線(より詳しくは、被覆が剥がされて芯線が露出した一次側アース線の端部)が挿入されるアース線挿入孔13とを備える。
本体11は、底部が平坦な長尺体からなり、長手方向の中心を対象として線対称に形成される。また、本体11の上部は、本体11の中央部から端部に向かうほど低くなっていく段差状に形成され、各段差の立面14に、前記アース線挿入孔12が形成される。本実施形態においては、段数が片側四段(本体11の端部を除くと、片側三段)となっており、また、一つの立面14に二つのアース線挿入孔12,12が形成、より詳しくは、二つのアース線挿入孔12,12が一つの立面14に所定間隔を有して横並びに形成されるので、アース線挿入孔12の数は、片側六個、合計十二個であり、従って、二次側アース線を十二本まで接続可能となっている。
各段差の立面14は、厳密には垂直ではなく(但し、垂直であってもよい)、垂直面に対して0〜45度(本実施形態においては、20度)で傾いており、従って、アース線挿入孔12は、その中心線が水平面(即ち、分電盤のケースへの取付面である本体11の背面)に対して0〜45度(本実施形態においては、20度)で傾くようにして、各段差の立面14上で開口する。
一方、各段差の平面15は、周辺領域を除く内方領域が立面14の傾斜(言い換えれば、アース線挿入孔12の中心線の傾斜)に応じて傾斜し、その結果、各段差の平面15は、傾斜状に凹んだ形態を呈する。そして、その平面15には、解除カム16が配置される。より詳しくは、解除カム16は、円柱状乃至円筒状を有し、その上面には、プラスドライバやマイナスドライバといった工具の先端部を係合可能な係合部が形成される一方、平面15には、解除カム16の上端部を挿入可能とすべく、解除カム16の断面形状に応じた通孔(円孔)が形成され、解除カム16の上端部が平面15の通孔に挿入された状態で、解除カム16の上面は、段差の平面15と面一乃至略面一となる。
また、本体11は、長手方向の中央部から側方に突出する部分17を有する。そして、この突出部分17は、下部から本体11の長手方向に延出する部分18を有しており、突出部分17の側端面であって、延出部分18に接する箇所に、前記アース線挿入孔13が形成される。さらに、延出部分18の上面には、アース線挿入孔13へと続く曲面状のガイド用凹部19が形成され、一次側アース線をアース線挿入孔13内に挿入する際のガイドとして機能する。本実施形態においては、突出部分17の一方の側端面と他方の側端面とにそれぞれ延出部分18が設けられ、ガイド用凹部19及びアース線挿入孔13の組数は、二組であり、従って、一次側アース線を本体11の長手方向の一方から挿入することも他方から挿入することもできるようになっている。
しかも、突出部分17には、上下方向に貫通する通孔が形成され、該通孔に締結手段としてのビス20が挿入される。即ち、一次側アース線をアース線挿入孔13内に挿入した状態で、ビス20を締めると、一次側アース線は強固に固定されて抜けなくなり、また、ビス20を緩めると、一次側アース線がアース線挿入孔13から抜けるようになる。尚、ビス20は、二つのアース線挿入孔13,13に対応して一対設けられ、且つ、その頭部が本体11の上面からはみ出ないように長さ寸法が設定される。
また、本体11は、その両端部に通孔21,21を有する。該通孔21は、本体11の幅方向に沿って長い長孔となっており、ここにビス(図示しない)を通し、後述する分電盤のケースのベース(背面部)における所定箇所に螺着させることにより、本体11(アース線中継端子台10)を取り付けることができるようになっている。
次に、本実施形態に係るアース線中継端子台10の内部構成について、図3及び図4を参酌しつつ説明する。尚、上記したアース線中継端子台10の外観構成のうち、以下の内部構成の説明において登場しないものについては、図面が煩雑になるのを防ぐために、図面中に符号を付していない。
本体11は、内部空間を有し、底面が開口されたカバー25と、該カバー25の底面を閉塞するベース26とからなる。該ベース26は、カバー25の下部開口内に嵌合され、隠れて見えなくなるため、本体11の外観と言えば、それはカバー25の外観である。
ベース26の上面には、各解除カム16をその軸回りに回転可能にして下方から支持する突片27が突設される。該突片27は、アース線挿入孔12の中心線の傾斜に応じて、先端部が傾斜するよう屈曲しており、この上に、解除カム16が載置される。従って、各解除カム16は、その上端部がカバー25の上面に形成された通孔によって回転自在に拘束され、且つ、その下端部が突片27の屈曲部によって回転自在に拘束される結果、円滑に回転することができる。尚、本実施形態においては、片側に三段で解除カム16が配置されるので、突片27は、片側で三つ設けられ、しかも、ベース26の中央部から端部に向かうほど高さが低く設定される。
また、ベース26の上面には、導電性を有する例えば金属板からなる端子板28が載置される。該端子板28は、両端部がアース線挿入孔12の中心線の傾斜に応じて屈曲されて端部側のアース線挿入孔12に対応する第一端子板29と、該第一端子板29上に載置され、コ字状に屈曲された板材の各端部がアース線挿入孔12の中心線の傾斜に応じて屈曲されて中間のアース線挿入孔12及び中央部側のアース線挿入孔12に対応する一対の第二端子板30,30とからなる。そして、これら第一及び第二の端子板29,30,30は、リベット31によって一体化され、全体が導電体となる。尚、第一端子板29には、一対の通孔32,32が形成されると共に、一対の凸部33,33が形成され、各第二端子板30には、一対の通孔34,34が形成されるが、これは、第一端子板29の各凸部33が各第二端子板30の一方の通孔34に挿入された状態で、リベット31が第一端子板29の各通孔32及び各第二端子板30の他方の通孔34に挿通された後、かしめられることにより、第一端子板29に対して第二端子板30をガタツキなく固定するための施策である。
そして、端子板28、より詳しくは、第一端子板29は、一次側アース線が挿入されるアース線挿入孔13に対応する箇所まで延びる延出部35を備える。該延出部35は、アース線挿入孔13が一対設けられるのに対応してベース26の長手方向両方向に延びる帯状体からなる。そして、前記ビス20が螺着された導電性を有する例えば金属製の角筒体36(アース線挿入孔13と一致する形状)が帯状体に外挿される。従って、一次側アース線がアース線挿入孔13内に挿入され、その結果、角筒体36内に挿入された状態において、ビス20を締め付けると、一次側アース線は、延出部35の帯状体とビス20の先端部との間で挟持され、第一端子板29(端子板28)と電気的に接続される。
また、ベース26の上面には、導電性を有する例えば金属製の速結端子37が設けられる。該速結端子37は、ベース26上に載置されて端部側のアース線挿入孔12に対応する箇所と、第一端子板29の屈曲部上に載置されて中間のアース線挿入孔12に対応する箇所と、第二端子板29の一方(端部側)の屈曲部上に載置されて中央部側のアース線挿入孔12に対応する箇所とに配置される。
速結端子37は、図5にも示す如く、端子板28に接触する基部38と、該基部38から延出し、アース線挿入孔12内に挿入される二次側アース線に食い付いて抜け止めをする鎖錠片部39と、先端部が滑らかに屈曲され、アース線挿入孔12内に挿入される二次側アース線を端子板28に圧着させる圧着片部40とを備え、全体として側面視にて略U字状に屈曲されたものである。
より詳しくは、端部側(一段目)に配置される速結端子37は、その鎖錠片部39及び圧着片部40が第一端子板29(の屈曲部)の裏面側と所定間隔(被覆が剥がされて露出した二次側アース線の芯線の直径よりも狭い間隔)を形成するように配置されて、端部側(一段目)のアース線挿入孔12に対応した速結端子構造を構成し、中間(二段目)に配置される速結端子37は、その鎖錠片部39及び圧着片部40が第二端子板30(の一方の屈曲部)の裏面側と同じく所定間隔を形成するように配置されて、中間(二段目)のアース線挿入孔12に対応した速結端子構造を構成し、中央部側(三段目)に配置される速結端子37は、その鎖錠片部39及び圧着片部40が第一端子板29(の他方の屈曲部)の裏面側と同じく所定間隔を形成するように配置されて、中央部側(三段目)のアース線挿入孔12に対応した速結端子構造を構成する。
従って、端部側(一段目)のアース線挿入孔12内に挿入される二次側アース線は、第一端子板29の端部及びこれに対応する速結端子37間に、その鎖錠片部39及び圧着片部40を撓ませるようにして挿入され、且つ、鎖錠片部39によって引き抜きができない状態が維持されつつ、圧着片部40によって第一端子板29(端子板28)と電気的に接続され、中間(二段目)のアース線挿入孔12内に挿入される二次側アース線は、第二端子板30の一方側の端部及びこれに対応する速結端子37間に、その鎖錠片部39及び圧着片部40を撓ませるようにして挿入され、且つ、鎖錠片部39によって引き抜きができない状態が維持されつつ、圧着片部40によって第二端子板30(端子板28)と電気的に接続され、中央部側(三段目)のアース線挿入孔12内に挿入される二次側アース線は、第二端子板30の他方側の端部及びこれに対応する速結端子37間に、その鎖錠片部39及び圧着片部40を撓ませるようにして挿入され、且つ、鎖錠片部39によって引き抜きができない状態が維持されつつ、圧着片部40によって第二端子板30(端子板28)と電気的に接続される。
そして、上述の如く、アース線挿入孔13内に挿入される一次側アース線が端子板28と電気的に接続され、各アース線挿入孔12内に挿入される二次側アース線も端子板28と電気的に接続されることで、一本又は複数本の二次側アース線及び一次側アース線は、端子板28を介して電気的に接続されるのである。
ところで、アース線挿入孔13内に挿入された一次側アース線であれば、ビス20を緩めることにより、引き抜くことができるが、アース線挿入孔12内に挿入された二次側アース線はそういうわけにはいかない。そこで、図6にも示す如く、解除カム16にカム部41が設けられる。該カム部41は、解除カム16の本体部(円柱状乃至円筒状の部分)から外方に突出するように形成され、速結端子37の鎖錠片部39に接離するようになっている。従って、解除カム16のカム部41が速結端子37の鎖錠片部39から離れた状態から該解除カム16を一方向に所定角度で回転させると、カム部41が鎖錠片部39の上面に当接し、さらに解除カム16を一方向に所定角度で回転させると、カム部41が鎖錠片部39の弾性力に抗して鎖錠片部39を押し下げ、これにより、二次側アース線に対する食い付き状態が解除されて、二次側アース線の引き抜きが可能となる。
ここで特筆すべきは、一つの速結端子37が左右一対のアース線挿入孔12,12に対応可能に設けられ、且つ、速結端子37のおける左右一対の速結端子機能部に対して一つの解除カム16で対応可能とすべく、該解除カム16に一対のカム部41,41が設けられる点である。図4(b)を見れば容易に理解できると思うが、解除カム16を時計回りに所定角度で回転させると、一方のカム部41(図における手前側のカム部41)が速結端子37の一方の鎖錠片部39(図における手前側の鎖錠片部39)を押し下げ、そこに挿入された二次側アース線が引き抜き可能となる一方、解除カム16を反時計回りに所定角度で回転させると、他方のカム部41(図面における奥側のカム部41)が速結端子37の他方の鎖錠片部39(図における奥側の鎖錠片部39)を押し下げ、そこに挿入された二次側アース線が引き抜き可能となる。
従って、本実施形態においては、各段に二つのアース線挿入孔12,12が設けられ、それぞれに速結端子機能部が設けられることで、各段に二本の二次側アース線を接続できるようになっており、しかも、その解除操作を一つの解除カム16で行うことができる。
次に、本実施形態に係るアース線中継端子台10をケース内に配置した分電盤について、図7を参酌しつつ説明する。本実施形態に係る分電盤は、分電用の各種機器を収容すべく、正面側が開放されたケース1と、該開放部を開閉自在且つ着脱自在に覆う正面カバー(図7においては、正面カバーが外されて図示されていない)とを備え、ケース1内に、リミッタ台5、主幹ブレーカ6あるいは複数の分岐ブレーカ7,…などが配置され、ケース1のベース(背面部)3における適宜箇所に形成された開口部4,…を通って壁面内からケース1内に引き込まれる屋内配線が各分岐ブレーカ7に接続される。また、屋内配線のうち、二次側アース線は、分岐ブレーカ7ではなく、アース線中継端子台10に接続され、該アース線中継端子台10に接続される一次側アース線を介して大地等の基準電位点にアース接続される。
アース線中継端子台10は、ベース2のうち、ケース1の外周部、より詳しくは、ケース1の外周壁2の内側近傍であって、ケース1の正面形状である四角形の一辺(より詳しくは、長辺)に沿った箇所に取り付けられる。そして、このとき、アース線挿入孔12,…は、当該一辺に沿って配置される格好となる。従って、本実施形態に係る分電盤によれば、ベース3の開口部4,…を通ってケース1内に引き込まれる二次側アース線は、正面側に膨らんだ配線態様とはならず、見栄えが良いばかりでなく、正面カバーの内面に接触することがないため、正面カバーの浮き上がりを好適に防止することができる。
これは、一次側アース線も同様である。一次側アース線が挿入されるアース線挿入孔13,13は、当該一辺に沿って配置される格好となるため、本実施形態に係る分電盤によれば、ベース3の開口部4,…を通ってケース1内に引き込まれる一次側アース線は、正面側に膨らんだ配線態様とはならず、見栄えが良いばかりでなく、正面カバーの内面に接触することがないため、正面カバーの浮き上がりを好適に防止することができる。
また、本実施形態に係る分電盤によれば、配線の流れがケース1の外周部における周方向と一致するため、配線の流れがバラバラといった統一感のない煩雑なイメージではなく、配線の流れを整流化でき、その結果、分岐ブレーカ7,…側の領域に配線が入り込むといった事態が生じにくく、これにより、分岐ブレーカ7,…への電線接続が非常にやりやすくなるという利点がある。
また、本実施形態に係る分電盤によれば、アース線挿入孔12,…の位置が、段々と正面側に移り、且つ、段々と横方向に移るといった、立体的な配置となっているため、二次側アース線が複数本あっても、その接続を容易に行うことができるようになり、しかも、分岐ブレーカ7,…への配線に対応したそれぞれ二次側アース線の識別が容易となり、配線後の確認作業を効率的に行うことができるようになる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、アース線接続端子台10の配置箇所は、図7に示す箇所に限定されず、図8に示すように、ケース1の正面形状である四角形の他辺(より詳しくは、短辺)に沿った箇所に取り付けるようにしてもよいし、同じ一辺(より詳しくは、長辺)であっても、反対側(即ち、開口部4による占有面積が大きい側)の箇所に取り付けるようにしてもよいし、あるいは、外周壁2の内側近傍ではなく、外周壁2から離間した箇所に取り付けるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、本体11の上面(分電盤に取り付けられた状態にあっては、正面)を段差状に形成し、アース線挿入孔12,…の位置が段々と横方向に移るべく、各段に分けて設けるようにしているが、本体11に段差を設けることなく、本体11の左側面及び/又は右側面にアース線挿入孔12,…を適宜間隔で設け、同じ面から複数本の二次側アース線が束となって出るような形態であってもよい。
あるいは、本体11の上面を段差状とするのではなく、傾斜面状とし、その傾斜面の適宜の箇所にアース線挿入孔12,…を形成するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、一つの解除カム16が二つのアース線挿入孔12,12に挿入される二本の二次側アース線のそれぞれ鎖錠状態を解除するといった、集約型構造を採用することにより、作業の利便性、部品点数削減によるコスト低減を図っているが、各アース線挿入孔12に対して一つずつ解除カム16を設けるようにしてもよいし、逆に、三つ以上のアース線挿入孔12,…に対して一つの解除カム16を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、アース線挿入孔12を二次側アース線のために設けると共に、アース線挿入孔13を一次側アース線のために設けているが、二次側アース線をアース線挿入孔13内に挿入して接続するようにしてもよいし、あるいは、挿入可能ならば、一次側アース線をアース線挿入孔12内に挿入して接続するようにしてもよい。
1…ケース、2…外周壁、3…ベース、4…開口部、5…リミッタ台、6…主幹ブレーカ、7…分岐ブレーカ、10…アース線中継端子台、11…本体、12…アース線挿入孔、13…アース線挿入孔、14…段差の立面、15…段差の平面、16…解除カム、17…突出部分、18…延出部分、19…ガイド用凹部、20…ビス、21…通孔、25…カバー、26…ベース、27…突片、28…端子板、29…第一端子板、30…第二端子板、31…リベット、32…通孔、33…凸部、34…通孔、35…延長部、36…角筒体、37…速結端子、38…基部、39…鎖錠片部、40…圧着片部、41…カム部

Claims (6)

  1. 複数のアース線挿入孔が長手方向に間隔を有して形成される長尺な本体と、該本体内に設けられ、前記アース線挿入孔内に挿入される二次側アース線が接続される複数の速結端子と、該速結端子と電気的に接続され、一次側アース線が接続される端子とを備えるアース線中継端子台において、前記アース線挿入孔に挿入された二次側アース線の速結端子による拘束を解除する解除カムをさらに備え、前記アース線挿入孔は、本体の長手方向に沿って形成され、且つ、本体の長手方向に向かって開口し、前記解除カムは、複数の前記アース線挿入孔に対して一つ設けられ、該解除カムを操作すると、アース線挿入孔のそれぞれに挿入されている複数の二次側アース線のうちの何れか一つの速結端子による拘束を解除できるよう構成されてなることを特徴とするアース線中継端子台。
  2. 本体の上面は、長手方向において段差状に形成され、各段差の立面に前記アース線挿入孔が形成される請求項1に記載のアース線中継端子台。
  3. 本体の上面は、該本体の中央部から端部に向かうほど低くなっていく段差状に形成され、各段差の立面に前記アース線挿入孔が形成される請求項1又は2に記載のアース線中継端子台。
  4. 二つの前記アース線挿入孔が一つの立面に所定間隔を有して横並びに形成される請求項2又は3に記載のアース線中継端子台。
  5. 前記解除カムは、各段差の前記二つのアース線挿入孔に対して一つ設けられ、該解除カムを一方向に操作すると、前記二つのアース線挿入孔の一方のアース線挿入孔に挿入された二次側アース線の速結端子による拘束を解除でき、解除カムを他方向に操作すると、前記二つのアース線挿入孔の他方のアース線挿入孔に挿入された二次側アース線の速結端子による拘束を解除できるよう構成されてなる請求項4に記載のアース線中継端子台。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載されたアース線中継端子台と、該アース線中継端子台及び少なくとも分岐ブレーカを内部に備える正面側が開放されたケースと、該ケースの正面側の開放部を開閉自在に覆う正面カバーとを備える分電盤であって、前記アース線中継端子台は、その本体の長手方向が前記ケースの外周部における周方向と一致乃至略一致するように、前記ケースの外周部に配置されることを特徴とする分電盤。
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