JPH08222875A - 電子機器のアース構造 - Google Patents

電子機器のアース構造

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JPH08222875A
JPH08222875A JP2392095A JP2392095A JPH08222875A JP H08222875 A JPH08222875 A JP H08222875A JP 2392095 A JP2392095 A JP 2392095A JP 2392095 A JP2392095 A JP 2392095A JP H08222875 A JPH08222875 A JP H08222875A
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JP
Japan
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printed circuit
grounding
bracket
circuit board
sub
Prior art date
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Pending
Application number
JP2392095A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Sato
伸之 佐藤
Hajime Sato
一 佐藤
Toru Iwata
徹 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Electric Works Ltd
Original Assignee
Tamura Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08222875A publication Critical patent/JPH08222875A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 断線がなく確実なアースが得られ、かつ組立
の作業時間の短縮を図る。 【構成】 ボタン電話装置の主装置1の筐体を構成する
ロアーケース2の底面部3には、メイン基板20とアー
スブラケット10とが固定されている。アースブラケッ
ト10の一端には、ねじ31から電気的に接地されたア
ース部材15がねじ30bにより取り付けられている。
メイン基板20上にはコネクタプラグ26の嵌合により
サブ基板25が互いに平行となるように立設して取り付
けられている。そして、アースブラケット10はサブ基
板25の基板面に直交するように延在している。サブ基
板25のアース端子部に取り付けられたアース金具27
はねじ33によりアースブラケット10に取り付けられ
ている。サブ基板25はアース金具27を介してアース
ブラケット10に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばボタン電話装置の
主装置のように、装置筐体の底面部に沿って固定された
メイン基板とメイン基板上にコネクタを介して平行に立
設して着脱自在に取り付けられた複数枚のサブ基板とを
備えた各種電子機器のアース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ボタン電話装置の主装置においては、メ
イン基板と呼ばれているボタン電話装置の主制御を行う
第1のプリント基板が機器筐体の底面部に沿うようにし
て固定されており、この第1のプリント基板上にはソケ
ットコネクタが実装されている。一方、メイン基板とは
別にボタン電話装置の各種の機能を制御するサブ基板と
呼ばれている複数枚の第2のプリント基板が備えられて
おり、この第2のプリント基板の端縁にはプラグコネク
タが実装されている。そして、第2のプリント基板は顧
客の要求した機能に合わせて選択され、選択された第2
のプリント基板はプラグコネクタをソケットコネクタに
嵌合させることにより、第1のプリント基板に立設して
取り付けられ、これによりボタン電話装置の機能が選択
される。
【0003】保守点検時には第2のプリント基板を第1
のプリント基板から取り外して行い、また、機能変更の
要求が生じた場合には、必要となった第2のプリント基
板が取り付けられ、不要となった第2のプリント基板は
取り外される。筐体底面部には、ねじ取付部が設けられ
ており、第2のプリント基板はこのねじ取付部に螺合さ
れるねじによって、装置筐体に固定される。そして、こ
れら複数枚の第2のプリント基板に形成したアース端子
のそれぞれには、アース用の各リード線の一端が電気的
に接続され、これら各リード線の他端は1箇所に集束さ
れて電気的に接地されたアース部材に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の電子機器のアース構造は、複数枚の第2のプリ
ント基板のそれぞれからアース用のリード線を引き回す
構造となっているため、第2のプリント基板の着脱の際
に、第2のプリント基板をリード線に接触させてリード
線を断線させるといった問題があった。また、第2のプ
リント基板は保守点検時あるいはボタン電話装置側の機
能変更にともない着脱を行うため、筐体底面部に設けた
ねじ取付部のねじ螺合部は複数回の螺合に耐えられる必
要がある。しかしながら、軽量化等のために筐体を合成
樹脂で形成した場合には、筐体に一体形成した合成樹脂
製のスタッドではねじ螺合部が複数回の螺合に耐えられ
ないため、ねじ取付部は金属製のナットをインサート成
形により埋設する構造となり、このため金型構造が複雑
となるといった問題があった。さらに、アース用のリー
ド線を第2のプリント基板に接続する作業と、第2のプ
リント基板をねじ取付部に固定する作業とを個別に行う
ため、組立作業が煩雑で余計に時間がかかるといった問
題もあった。
【0005】したがって、本発明は上記した従来の問題
に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、断線がなく確実なアースが得られ、かつ組立の作業
時間を短縮した電子機器のアース構造を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係る電子機器のアース構造は、装置筐体の
底面部に沿って固定された第1のプリント基板と、この
第1のプリント基板上にコネクタを介して互いに平行と
なるように立設して着脱自在に取り付けられた複数枚の
第2のプリント基板とを備えた電子機器であって、前記
第2のプリント基板の基板面に直交する方向に延在し装
置筐体の底面部に固定され電気的に接地されたアースブ
ラケットを備え、このアースブラケットに前記第2のプ
リント基板をアース金具を介して固定したものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、アースブラケットにアース金
具を介して第2のプリント基板を取り付けることによ
り、第2のプリント基板のアースがなされるとともに、
第2のプリント基板の固定がなされる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図1は本発明に係る電子機器のアース構造の平面
図、図2は同じく分解斜視図、図3は図1のIII-III 線
断面図、図4は図1のIV-IV 線断面図である。これらの
図において、全体を符号1で示すものは、従来周知のボ
タン電話装置の各子機(図示せず)の機能を制御する電
子機器としての主装置である。主装置1の筐体は合成樹
脂で形成された浅皿状のロアーケース2と、ロアーケー
ス2を覆うアッパーケース(図示せず)とで構成されて
いる。ロアーケース2の底面部3には、高さの異なる2
種類のスタッド、すなわち3個の高いスタッド4a,4
a,4bと4個の低いスタッド5a,5a,5a,5b
および互いに対向する5対の基板ガイド6が立設して一
体形成されている。ロアーケース2の側面部7の一部に
は矩形状の切欠窓8が設けられ、切欠窓8の両側端縁に
は一対の対向するガイド溝9が形成されている。
【0009】10は亜鉛メッキ鋼板で形成された断面コ
字状の長尺のアースブラケットで、上面部にこのアース
ブラケット10を前記スタッド4に取り付けるための3
個の取付孔11a,11a,11bと後述するアース金
具27を取り付けるための5個の取付孔12が穿設さ
れ、一端の下端には取付孔14が穿設された舌片部13
が水平に突設されている。15は亜鉛メッキ鋼板で形成
された平板状のアース部材でねじ孔16が設けられ、下
端には取付孔18が穿設された舌片部17が水平に突設
されている。
【0010】20は第1のプリント基板としてのメイン
基板で、4隅に3個の取付孔21aと1個の取付孔21
bが穿設され、取付孔21b側の一隅には5個のコネク
タソケット22が互いに平行となるように実装されてお
り、コネクタソケット22の側方には矩形状の貫通孔2
3が穿設されている。取付孔21bの端縁には、メイン
基板20のアース端子部(図示せず)が形成されてい
る。25は第2のプリント基板としてのサブ基板で、下
端略中央部には前記コネクタソケット22に嵌合するコ
ネクタプラグ26が、またコネクタプラグ26の側方に
はアース金具27がそれぞれ実装されている。アース金
具27は亜鉛メッキ鋼板で形成され中央に取付孔27a
が穿設され、両側面および前面が下方に垂下するように
折り曲げられた袴部27bが形成されているとともに、
背面部に上方に突設し先端が折り曲げられた3本の腕部
27cが一体形成されている。アース金具27は腕部2
7cの先端がサブ基板25のアース端子部(図示せず)
に貫通することにより、サブ基板25に固定されてい
る。
【0011】次に、このような構成の主装置1の組立方
法を説明する。まず、アースブラケット10の取付孔1
1aにねじ30aを挿通させスタッド4aに螺合させる
ことにより、アースブラケット10をロアーケース2の
側面部7に沿って底面部3に固定する。固定されたアー
スブラケット10は後述するメイン基板20に立設して
取り付けられるサブ基板25の基板面に直交するように
して延在している。このとき、舌片13の取付孔14が
スタッド5bに位置する。次に、アース部材15をガイ
ド溝9に沿って下降させて切欠窓8を閉塞させる。この
とき、アース部材15の舌片部17の取付孔18が、ア
ースブラケット10の取付孔11bに位置するので、ね
じ30bを取付孔18,11bに挿通させてスタッド4
bに螺合させることにより、アース部材15をアースブ
ラケット10に固定するとともに、アースブラケット1
0と電気的に接続する。アース部材15はねじ取付孔1
7に螺合されたねじ31に取り付けられたリード線(図
示を省略)を介して電気的に接地されている。
【0012】次に、メイン基板20の貫通孔23を基板
ガイド6に挿通させて、メイン基板20をスタッド5
a,5b上に載置し、メイン基板20の取付孔21aに
ねじ32aを挿通させスタッド5aに螺合させることに
より、メイン基板20をロアーケース2の底面部3に沿
って取り付ける。このとき、スタッド5bに取付孔21
bが位置するので、ねじ32bを取付孔21bおよびア
ースブラケット10の取付孔14に挿通させスタッド5
bに螺合させることにより、メイン基板20のアース端
子部がアースブラケット10と電気的に接続され、前述
したアース部材15とも電気的に接続され、メイン基板
20のアースがなされる。
【0013】しかるのち、サブ基板25を基板ガイド6
に沿って下降させ、コネクタプラグ26をコネクタソケ
ット22に嵌合させる。このとき、サブ基板25の基板
面に対して直交したアースブラケット10の上端面にア
ース金具27の袴部27bの下端が当接するとともに、
取付孔27aが取付孔12に位置するので、ねじ33を
取付孔27aに挿通させ取付孔12に螺合させることに
より、サブ基板25はアース金具27を介してアースブ
ラケット10に固定される。固定されたサブ基板25
は、アース金具27、アースブラケット10およびアー
ス部材15を介してアース部材15に螺合したねじ31
からアースされる。
【0014】このように、アースブラケット10がサブ
基板25の固定部材も兼ねているので、従来サブ基板に
アース用リード線の取付けとサブ基板の固定とを別作業
で行っていたものを同時に行うことができるので、保守
点検あるいは機能変更にともなうサブ基板の着脱が容易
となる。サブ基板25をアースブラケット10に固定す
るようにしたので、ロアーケース2にはアースブラケッ
ト10を取り付けるためのスタッド4a,4bを形成す
ればよく、従来のように、ナットをインサート成形する
複雑な成形加工が不要となる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、装
置筐体の底面部に沿って固定された第1のプリント基板
と、この第1のプリント基板上にコネクタを介して互い
に平行となるように立設して着脱自在に取り付けられた
複数枚の第2のプリント基板とを備えた電子機器であっ
て、前記第2のプリント基板の基板面に直交する方向に
延在し装置筐体の底面部に固定され電気的に接地された
アースブラケットを備え、このアースブラケットに前記
第2のプリント基板をアース金具を介して固定したこと
により、アースブラケットが第2のプリント基板のアー
スと固定とを兼ねるので、アースと固定とを同時に行う
ことができ、作業時間を短縮することができる。また、
アース回路の引き回しをアースブラケットにより行うよ
うにして断線のおそれを除去したので、保守点検時おけ
る第2のプリント基板の抜き差しが容易となり、このた
め作業性が向上するとともに、アースが確実となる。さ
らに、第2のプリント基板を取り付けるために装置筐体
の底面部を複雑な構造とする必要がないので、装置筐体
を成形する金型構造が簡易となり、このため金型の製作
費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る電子機器のアース構造の平面図
である。
【図2】 本発明に係る電子機器のアース構造の分解斜
視図である。
【図3】 図1のIII-III 線断面図である。
【図4】 図1のIV-IV 線断面図である。
【符号の説明】
1…主装置、2…ロアーケース、10…アースブラケッ
ト、15…アース部材、20…メイン基板、22…コネ
クタソケット、25…サブ基板、26…コネクタプラ
グ、27…アース金具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置筐体の底面部に沿って固定された第
    1のプリント基板と、この第1のプリント基板上にコネ
    クタを介して互いに平行となるように立設して着脱自在
    に取り付けられた複数枚の第2のプリント基板とを備え
    た電子機器であって、前記第2のプリント基板の基板面
    に直交する方向に延在し装置筐体の底面部に固定され電
    気的に接地されたアースブラケットを備え、このアース
    ブラケットに前記第2のプリント基板をアース金具を介
    して固定したことを特徴とする電子機器のアース構造。
JP2392095A 1995-02-13 1995-02-13 電子機器のアース構造 Pending JPH08222875A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2392095A JPH08222875A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 電子機器のアース構造

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JP2392095A JPH08222875A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 電子機器のアース構造

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JPH08222875A true JPH08222875A (ja) 1996-08-30

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ID=12123955

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JP2392095A Pending JPH08222875A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 電子機器のアース構造

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JP (1) JPH08222875A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009066072A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2010219394A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Yamatake Corp モジュール取付構造
JP2015191949A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 ブラザー工業株式会社 電子装置
JP2020107696A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 ファナック株式会社 アース構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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