JPH0441584Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0441584Y2
JPH0441584Y2 JP8076486U JP8076486U JPH0441584Y2 JP H0441584 Y2 JPH0441584 Y2 JP H0441584Y2 JP 8076486 U JP8076486 U JP 8076486U JP 8076486 U JP8076486 U JP 8076486U JP H0441584 Y2 JPH0441584 Y2 JP H0441584Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
case half
recess
case
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8076486U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62191186U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8076486U priority Critical patent/JPH0441584Y2/ja
Publication of JPS62191186U publication Critical patent/JPS62191186U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0441584Y2 publication Critical patent/JPH0441584Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はシールド被覆を備えたケーブルが接続
される接続装置に関する。
[従来の技術] 一般に信号伝送用ケーブルは、その伝送される
信号を電磁界の影響から保護するために、信号線
の外周面にシールド被覆が施され、このシールド
被覆の外側にさらに絶縁被覆が形成されている。
このようなケーブルを接続装置に接続する際に
は、まずケーブル端部付近の絶縁被覆を除去し
て、シールド被覆を露出させる。そしてこのシー
ルド被覆を適宜接地回路に接続する。それからケ
ーブル先端のシールド被覆を除去して信号線を接
続装置内の所定の接続端子に接続する。
第4図は上記のような接続装置を示してもの
で、この接続装置ケースは、2個のケース半部す
なわち第1および第2のケース半部41,42か
らなり、これらは金属製である。各ケース半部4
1,42にはケーブル導入用の開口43,44が
形成されている。これらの開口43,44はそれ
ぞれ半円形であり、2つのケース半部41,42
を結合した場合に円形の開口が形成されるように
構成されている。
ケーブル50は、このケースに導入され絶縁被
覆51が除去されシールド被覆52の部分は、ケ
ーブル受け部45に載置されている。そしてこの
ケーブル受け部に載せたケーブルのシールド被覆
52の上にはケーブル押え金具60が被せられ、
この金具60はビスによつてケーブル受け部45
に固定されている。またケーブル50の内部の信
号線53は、この図面には示されていないがケー
ス内に設置した絶縁性のハウジング内の接続端子
に接続されている。
前述のようにケース半部41,42は金属製で
あり、そのケーブル受け部45の部分でシールド
被覆52と接触導通しているので、この信号線5
3と上記接続端子との接触部分は、組立てたケー
ス41,42に囲まれてシールドされた状態とな
つている。
この接続装置に使用されたケーブル押え金具6
0は、ケーブルのシールド被覆52の表面に接触
する円弧部61と、この円弧部の両側に形成され
た水平部62とからなり、この水平部62にねじ
孔が形成されていてビス留めできるように構成さ
れている。
ところでこのような接続装置に接続されるケー
ブルの信号線は、その用途によつて種々の太さを
有し、これに対応してケーブルの外径もさまざま
である。そこでケース半部41,42のケーブル
導入用開口43,44は、種々の太さのケーブル
を使用することができるように、太いケーブルの
外径に合わせて形成されている。したがつてこの
ケースに細いケーブルを導入した場合は、第5図
のように開口44とケーブルとの間に隙間が生
じ、この隙間から入る粉塵などにより接続装置の
信頼性に悪影響を及ぼす。またケーブルが太い場
合は、第4図のようにビスとケーブル受け部45
との嵌合部を短くすることによつてそのケーブル
径に対応させているが、このようなビス締めつけ
の加減によつて調節することができる範囲は限ら
れており、使用できるケーブル被覆径の範囲は狭
い。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案の目的は、外径の異なる種々のケーブル
を簡単に接続することができ、しかも細いケーブ
ルに対しても粉塵の侵入する隙間の生じないよう
な接続装置を提供することである。
[問題点を解決するための手段] すなわち本考案に係る接続装置にあつては、ケ
ーブル押え部材は、基本的には底が平らな凹部を
有する板状体として、さらにこの凹部の底部の一
方の縁に沿つて垂直に上方に向つて起立した起立
片を形成する。この起立片の大きさおよび形成位
置は、この押え部材を凹部の底面を下にしてその
起立片がケーブルの導入される側に位置するよう
にして第1のケース半部のケーブル受け部に取付
けて第2のケース半部をこの第1のケースに組合
わせたときに、起立片が第2のケース半部のケー
ブル挿入口の一部を内側において覆うように選択
する。
[作用] 上記のように構成された接続装置においては、
ケーブル押え部材の凹部の底面を上にしてケーブ
ル受け部に取付けることにより、ケーブル受け部
と押え部材との間に広い空間が形成され、そこに
太いケーブルを挟持することができる。またケー
ブル押え部材を裏返して凹部の底面を下にした状
態でケーブル受け部に取り付けた場合は、ケーブ
ル受け部と押え部材との間の空間は狭くなるので
細いケーブルも受け部に確実に押圧することがで
きると共に、第2のケースのケーブル挿入口とそ
の細いケーブルとの間に形成される間隙は、この
押え部材の縁に沿つて設けた上記起立片によつて
ふさがれる。
[実施例] 以下図面を参照して本考案にかかる接続装置の
一実施例を説明する。第1図はその構成を示すも
ので、このコネクタ装置は、金属鋳造(ダイカス
ト)製の第1および第2の接続ケース半部11,
12を備え、第1のケース半部11には、2個の
独立した接続端子を内蔵した絶縁性のハウジング
13が取付けられている。第1のケース半部のケ
ーブルの導入される側面14には、上記接続端子
に接続されるケーブル20を導入するための第1
の開口15が形成され、第2のケース半部12の
ケーブルの導入される側面16にはケーブル挿入
用の第2の開口17が形成されている。
ケーブル20は、絶縁被覆21の内側にシール
ド被覆22を備え、さらにこのシールド被覆22
の内側には互いに絶縁された信号線23が配置さ
れ、この信号線23はそれぞれハウジング13内
の所定の接続端子に接続されている。
この接続装置の第1のケース半部11の第1の
開口15の内側には、ケーブル受け部18が形成
されている。このケーブル受け部18の中央の第
1の開口15に対応する位置には、開口15と同
形の凹部18aが形成され、この凹部18aの両
側には水平な台部18bが形成され、ここにはね
じ穴が設けられている。
このケーブル受け部18の中央の凹部18aに
はケーブル20のシールド被覆22が載置され、
そのシールド被覆22の上にはケーブル押え部材
30がかぶせられる。このケーブル押え部材30
は、金属等からなる板状体であり、ケーブル受け
部の凹部18aに対応する位置には、底の平らな
凹部31が形成され、この凹部31の両側には水
平部32が形成されている。水平部32には、こ
の押え部材30をケーブル受け部にビス留めする
ことができるように、台部18bのねじ穴に対応
してねじ穴が形成されている。
ケーブル押え部材30は、接続されるケーブル
20が細い場合には、この第1図のように凹部3
1の底面を下に向けて、シールド被覆22の上に
載置し、第2図のようにビス留めする。この場
合、凹部31の底面とケーブル受け部の凹部18
aの底面との間隔は狭くまた凹部31の底面は平
らなので、押え部材30とケーブル被覆22との
接触面積は広く、シールド被覆は、ほぼ真上から
平均してケーブル受け部18に強く押圧され安定
的に保持される。また太いケーブルを設置する場
合には、この部材30を裏返して使用して、第3
図のように凹部31の底面とケーブル受け部の凹
部との間の空間を大きくする。ここでも凹部31
の底面が平らに構成されているので、ケーブルは
平均して押圧されケーブル受け部18に安定に保
持される。また押え部材30の表裏の転換によ
り、凹部31の底面の高さ位置は、凹部31と水
平部32との段差の2倍変化するので、ここには
かなり広い範囲の太さのケーブルを設置すること
ができる。
このように外径の太いケーブルにも細いケーブ
ルにも適用できるように、第1および第2のケー
ブル半部それぞれのケーブル導入用の開口15,
17は、太いケーブルを挿入することのできる大
きさに形成する。
しかしケーブル挿入口を大きく設計した場合、
細いケーブルを接続した際に前述のように開口1
7とケーブル20との間に隙間が生じる。そこで
第1図のようにケーブル押え部材の凹部31の底
面を下にしたときにケーブルの挿入される側に位
置する方の縁に沿つて、垂直に折上げた起立片3
3を形成する。この起立片の高さは第2図に示す
ように、第1のケース半部11と第2のケース半
部12とを組合わせたときに、第2のケース半部
12の第2の開口17が内側から覆われ、ケーブ
ル20の上の間隙が塞がれるように選択する。こ
のような起立片33を設けることにより、細いケ
ーブルを使用した場合でもケースとケーブルとの
間に間隙が生じることはなくケース内には粉塵等
が侵入せず、また先述したようにケーブルが細く
てもケーブルと押え部材との接触面積が広いので
ケーブルの保持安定性も高い。
なお第1および第2の開口の形状は、この図面
に示した半円形ものに限定されるものではなく、
使用するケーブルの断面形状に対応して適宜変更
することが可能である。またケース半部11,1
2は、金属で鋳造したものである必要はなく、例
えば絶縁性のケースの表面に金属箔を張付ける等
金属被覆を形成したものでもよい。
[効果] 以上のように本考案に係る接続装置にあつて
は、ケーブル押え部材は、底が平らな凹部を有し
ているので、ケーブルの外径に応じてこれを裏表
のどちらに使用した場合でも安定してケーブルを
押圧することができ、またケーブルとの接触面積
が広くケーブル保持力が高い。また押え部材の表
裏反転により、押え部材とケーブル受け部との間
の空間の大きさが大きく変化するので、ここに挟
持されることのできるケーブル径の範囲も広い。
さらに押え部材の一方の縁に沿つて起立片を形成
したことにより、細いケーブルを使用した場合に
ケーブル挿入口に生じる隙間は閉じられ、外部か
らのごみ等の侵入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る接続装置の分
解斜視図、第2図および第3図は上記実施例に係
る接続装置の使用状態を示す断面図、第4図およ
び第5図は従来の接続装置の断面図である。 11……第1のケース半部、12……第2のケ
ース半部、15……第1の開口、17……第2の
開口、18……ケーブル受け部、20……ケーブ
ル、22……シールド被覆、30……ケーブル押
え部材、31……凹部、32……水平部、33…
…起立片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ケーブルが導入される側面に第1の開口が形成
    され、この第1の開口の内側にケーブル受け部が
    形成された第1のケース半部と、 この第1のケース半部と組合わせられて接続装
    置のケースを構成し、上記ケーブルが導入される
    側面には、上記第1のケース半部の第1の開口と
    共にケーブルの挿入可能な穴を構成するように形
    成された第2の開口を有する第2のケース半部
    と、 上記第1のケース半部のケーブル受け部に設置
    したケーブルのシールド被覆をそのケーブル受け
    部に押圧するケーブル押え部材とを備えた接続装
    置において、 上記ケーブル押え部材は、底が平らな凹部を有
    する板状体であり、この凹部の底部の一方の縁に
    沿つて垂直に上方に向つて起立した起立片が形成
    され、 この起立片の大きさおよび形成位置は、この押
    え部材を凹部の底部を下にしてその起立片が第1
    の開口の側に位置するように第1のケース半部の
    ケーブル受け部に取付けて上記第2のケース半部
    をこの第1のケース半部に組合わせたときに、起
    立片が第2のケース半部の上記第2の開口の一部
    を内側において覆うように選択されていることを
    特徴とする接続装置。
JP8076486U 1986-05-28 1986-05-28 Expired JPH0441584Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8076486U JPH0441584Y2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8076486U JPH0441584Y2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62191186U JPS62191186U (ja) 1987-12-04
JPH0441584Y2 true JPH0441584Y2 (ja) 1992-09-30

Family

ID=30931868

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8076486U Expired JPH0441584Y2 (ja) 1986-05-28 1986-05-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0441584Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2535528Y2 (ja) * 1988-03-07 1997-05-14 アンプ インコーポレーテッド 電気コネクター用シールドケース
FR2655208B1 (fr) * 1989-11-24 1994-02-18 Alcatel Cit Boitier metallique pour connecteur electrique.
JP5320203B2 (ja) * 2009-07-31 2013-10-23 川崎重工業株式会社 コネクタ装置、及びそれを備える産業用ロボット

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62191186U (ja) 1987-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4592612A (en) Electric connector having cover case
JP2526169B2 (ja) 電気コネクタ構造
JPH0756819B2 (ja) 同軸ケーブル接続器
JPH04116366U (ja) アンテナコネクタ
EP0475414B1 (en) Electrical connector
KR970068039A (ko) 고속 케이블의 차폐부를 종단 접속하기 위한 시스템
US5529506A (en) Terminal for shielding connectors and shielding connector
KR900010349Y1 (ko) 중계용 시일드코넥터
JPH0441584Y2 (ja)
JPH0636809A (ja) ケーブル緊締装置
US5151035A (en) Electrical connector
JPH09293570A (ja) 情報ネットワーク用ソケット
US3967873A (en) Wire terminal electrical contact
JPH086368Y2 (ja) コネクタ
JPH0648773Y2 (ja) 分岐用のレセプタクルコネクタ及びプラグコネクタ
JPH04298099A (ja) 電子機器の筐体
JPS643184Y2 (ja)
JPH0122233Y2 (ja)
JPH0218533Y2 (ja)
KR200167803Y1 (ko) 스카트 커넥터
JPS6020298Y2 (ja) シ−ルド線の接続構造
JP2000032294A (ja) Tv信号分岐分配用直列ユニット
JPS6021906Y2 (ja) 電気コネクタ用遮蔽カバ−ケ−ス
JPH0331021Y2 (ja)
JPH0628790Y2 (ja) 終端抵抗取付形コネクタ