JP2535528Y2 - 電気コネクター用シールドケース - Google Patents

電気コネクター用シールドケース

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JP2535528Y2
JP2535528Y2 JP1988030267U JP3026788U JP2535528Y2 JP 2535528 Y2 JP2535528 Y2 JP 2535528Y2 JP 1988030267 U JP1988030267 U JP 1988030267U JP 3026788 U JP3026788 U JP 3026788U JP 2535528 Y2 JP2535528 Y2 JP 2535528Y2
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JP
Japan
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cable
contact portion
case
clamp
press
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JP1988030267U
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JPH01139379U (ja
Inventor
義次 藤浦
茂 石川
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アンプ インコーポレーテッド
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電気コネクター用のシールドケースに関
し、さらに詳しくは、コネクターに装填された多数接触
子に接続する多数の電線の集束体であるケーブルの先端
近傍部位を該ケースの開口部で締め付けて固定するクラ
ンプに特徴を有するシールドケースに関する。
(従来の技術と課題) 従来、この種のシールドケースとして、シールドケー
ブルの先端近傍部を位置させる該ケースの開口部または
その近傍部に該部位を締め付けて固定するクランプを備
えたものが実用に供されている。一般に、前記開口部の
径は、ケーブルの径(太さ)の違いに対応することがで
きるように、使用が予想されるケーブルの自然状態の径
よりも若干大きく形成されている。一方、一般に、前記
クランプは、円弧状の圧接部と、その両端にネジ止め部
とを有し、かつ、該圧接部の円弧の大きさは、使用すべ
きケーブルを充分に締め付けることができるように形成
されている。したがって、前記クランプでケーブルを締
め付けたとき、該クランプの外面と前記開口部の内面と
の間に隙間が生じる。その結果、シールド効果が低下す
る、換言すれば、前記隙間からケースの外部におけるノ
イズがケース内に侵入して該ケース内で露出する電線か
ら目的信号に混入する。
本考案の目的は、前記間隙に対する遮蔽手段を前記ク
ランプに施すことにより、前記課題を解決することにあ
る。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するため、本考案に係る電気コネクタ
ー用シールドケースは、丸形のケーブルを挿入する開口
部、及び前記ケーブルを固定するクランプを有し、該ク
ランプが、前記開口部と前記ケーブルとの間の間隙を塞
ぐ遮蔽板、前記ケーブルに対する圧接部、及び該圧接部
の両端のネジ止め部を有する、電気コネクター用シール
ドケースを前提とする。
前記前提に係る構成において、本考案が特徴とすると
ころは、前記クランプが、一枚の金属板から打ち抜き成
形されている点、前記圧接部が、円弧状に形成されその
円弧方向へ延びて前記ケーブル側ヘ突出する突条を有し
ている点、及び前記遮蔽板が、前記ネジ止め部の各々に
設けられるとともに、スリットを介して互いに対向し前
記圧接部の一側に位置するように折り曲げ形成されてい
る点にある。
(作用) 前記遮蔽板は、前記間隙を遮蔽するので、前記シール
ドケースの外部におけるノイズが前記間隙から該ケース
内に侵入して該ケース内で露出する電線から目的信号に
混入するのを阻止する。前記遮蔽板は、前記圧接部の側
方に併設されているものの、スリットで分割されている
ので、前記圧接部のケーブル圧接方向へ柔軟に追従して
その圧接機能を阻止することがない。
(実施例) 以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
第1図および第2図において、シールドケース1は開
口部2を有し、該ケースの開口部2にはシールドケーブ
ル3の先端近傍部が位置している。ケース1は、上部材
1aと、下部材1bとから構成され、それらの嵌合状態がネ
ジ4で固定されている。上下部材1a,1bは、合成樹脂で
形成されるとともに、それらの表面にメッキが施されて
いる。ケース1内には、多数のコンタクト5が装填され
たコネクター(図示せず)が収設されている。ケーブル
3は、丸形であって、絶縁材で被覆された所定数の電線
3aの集束体が、絶縁材3b、シールド材3c、絶縁材3dで順
次被覆されている。ケーブル3の先端近傍部は、前記絶
縁材3bが、シールド材3c、絶縁材3dの外面へ折り返さ
れ、この折り返し部に導電材6が巻装されている。各電
線3aは、各コンタクト5に接続されている。ケース1の
開口部2は、既述の理由から、ケーブル3の自然状態の
径(太さ)よりも若干大きく形成されているので、その
先端近傍部を締め付けるクランプ7を必要とする。クラ
ンプ7は、一枚の金属板で打ち抜き成形されるとともに
その表面にメッキが施されていて、下部材1bの開口部2
の内側にネジ8で取り付けられ、ケーブル3の導電材6
に圧接している。したがって、シールド材3cでひろわれ
たノイズは、導電材6、クランプ7、ケース1を介して
アースに落される。こうしたシールドケース1およびシ
ールドケーブル3は、公知である。
第4図に示すように、クランプ7は、円弧状に形成さ
れた圧接部9と、その両端に透孔10を有するネジ止め部
11とを有する。さらに、クランプ7は、両端の一側から
連結部12を介して、圧接部9の一側に位置するように折
り曲げ形成され、圧接部9と直角に、すなわち、ケーブ
ル3軸と直交して、上内方向へ延びる、対称形をなす一
対の、または中央部にスリット13を介して位置する遮蔽
板14を有する。圧接部9は、第3図及び第4図から明ら
かなように円弧方向へ延び内面(ケーブル3側)に突出
する2本の突条を有する。遮蔽板14は、後記隙間15を充
分に遮蔽する高さと、圧接部9の円弧状面9aよりも内方
向へ延びない円弧状縁14aとを有する。いうまでもな
く、圧接部9の大きさないし形は前記ケーブル3に充分
に圧接してこれを締め付けることができるように、前記
開口部2の半周形または前記上下部材1a,1bの開口部2
のそれぞれの円弧の大きさないし形と異なるように形成
されている。
第2図および第4図に示すように、クランプ7は、ケ
ース1の下部材1bの開口部2の内側にネジ8で取り付け
られるとともに、圧接部9でケーブル3を締め付けてい
る。したがって、ケーブル3の径(太さ)により、ケー
ス1の上部材1aの開口部2の内面とクランプ7の圧接部
9の外面との間に生ずる隙間15がクランプ7の遮蔽板14
で遮蔽されている。
なお、遮蔽板14は、クランプ7の両側に設けられるこ
ともできるが、その一側に設けられることで所期の目的
が達成される。
(考案の効果) 本考案に係る電気コネクター用シールドケースによれ
ば、円弧状の圧接部にその円弧方向へ延びてケーブル側
へ突出する突条が設けられているので、ケーブルをほぼ
均一な圧接力で確実に保持することができるとともに、
圧接部が補強され変形しにくい。
また、遮蔽板は、圧接部の変形しにくい部位である両
端のネジ止め部に、しかもスリットを介して圧接部の一
側に設けてあるので、圧接部でケーブルを固定するべく
ネジ止め部をネジ締めする場合、変形の虞れが少なく、
かりに変形することがあっても、スリットにより圧接方
向へ柔軟に追従し、ノイズ防止及び塵埃のケースへの侵
入防止等の機能を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るシールドケースの外観斜視図。 第2図は、一部を破断した前記ケースの外観斜視図。 第3図は、クランプの一側面と他側面の斜視図。 第4図は、前記ケースの開口部において前記クランプで
ケーブルを締め付けた状態の断面図。 1……シールドケース 2……開口部 3……ケーブル 7……クランプ 9……圧接部 11……ネジ止め部 13……スリット 14……遮蔽板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−191186(JP,U) 実開 昭63−96784(JP,U) 実開 昭61−101979(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】丸形のケーブルを挿入する開口部、及び前
    記ケーブルを固定するクランプを有し、該クランプが、
    前記開口部と前記ケーブルとの間の間隙を塞ぐ遮蔽板、
    前記ケーブルに対する圧接部、及び該圧接部の両端のネ
    ジ止め部を有する、電気コネクター用シールドケースに
    おいて、 前記クランプが、一枚の金属板から打ち抜き成形されて
    おり、 前記圧接部が、円弧状に形成されその円弧方向へ延びて
    前記ケーブル側へ突出する突条を有しており、 前記遮蔽板が、前記ネジ止め部の各々に設けられるとと
    もに、スリットを介して互いに対向し前記圧接部の一側
    に位置するように折り曲げ形成されている ことを特徴とする前記シールドケース。
JP1988030267U 1988-03-07 1988-03-07 電気コネクター用シールドケース Expired - Lifetime JP2535528Y2 (ja)

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JPH01139379U JPH01139379U (ja) 1989-09-22
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