JPH0727669Y2 - 箱体の防水接続構造 - Google Patents
箱体の防水接続構造Info
- Publication number
- JPH0727669Y2 JPH0727669Y2 JP1989035859U JP3585989U JPH0727669Y2 JP H0727669 Y2 JPH0727669 Y2 JP H0727669Y2 JP 1989035859 U JP1989035859 U JP 1989035859U JP 3585989 U JP3585989 U JP 3585989U JP H0727669 Y2 JPH0727669 Y2 JP H0727669Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit board
- printed circuit
- bottom plate
- coupler
- box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、計器類の箱体への侵水を防ぐことができる箱
体の防水接続構造に関する。
体の防水接続構造に関する。
［従来技術］ この種の計器類として、第３図に示すように、箱体１の
内部にLCDメータ２を収納し、LCDメータ２の下部のプリ
ント基板４に照明用導光体３を装着し、底板５にビス６
でプリント基板４を固着し、このプリント基板４の電子
回路７に電力を供給し、あるいは信号を伝送するため
に、箱体１の外部にコード８を引き出し、コード８に接
続したカプラ９を外部の電気装置（図示せず）に接続し
たものが知られている。
内部にLCDメータ２を収納し、LCDメータ２の下部のプリ
ント基板４に照明用導光体３を装着し、底板５にビス６
でプリント基板４を固着し、このプリント基板４の電子
回路７に電力を供給し、あるいは信号を伝送するため
に、箱体１の外部にコード８を引き出し、コード８に接
続したカプラ９を外部の電気装置（図示せず）に接続し
たものが知られている。
［考案が解決しようとする課題］ この場合、コード８の引出しのために、底板５の開口部
５′はカプラ９を通すだけの大きさを必要とするため、
その開口部５′を樹脂キャップ10で塞いでいるが、防水
に難があり、かつ、その構造もコード８の引き出しとキ
ャップ10の装着による部品増加と組立の複雑化を招いて
いるという問題があった。
５′はカプラ９を通すだけの大きさを必要とするため、
その開口部５′を樹脂キャップ10で塞いでいるが、防水
に難があり、かつ、その構造もコード８の引き出しとキ
ャップ10の装着による部品増加と組立の複雑化を招いて
いるという問題があった。
本考案は、プリント基板にカプラを直付けして接続し、
カプラを水密的に底板に装着する箱体の防水接続構造を
提供することを目的とするものである。
カプラを水密的に底板に装着する箱体の防水接続構造を
提供することを目的とするものである。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、上記目的を達成するために、計器類等を駆動
する電子回路を配設したプリント基板を箱体に収納固定
し、上記プリント基板から箱体外部に電気接続カプラを
介して導出するようにした接続構造において、上記箱体
を形成する底板に開口部を形成し、プリント基板を底板
と略平行に収納固定するとともに、このプリント基板の
底板側に上記電子回路と接続した接続カプラを垂下固定
し、上記底板の開口部に環状グロメットを嵌合し、上記
カプラを底板の開口部を貫挿するように配設するととも
に、上記グロメットの環状内部に水密的に挿通して箱体
外部に臨ませたものである。
する電子回路を配設したプリント基板を箱体に収納固定
し、上記プリント基板から箱体外部に電気接続カプラを
介して導出するようにした接続構造において、上記箱体
を形成する底板に開口部を形成し、プリント基板を底板
と略平行に収納固定するとともに、このプリント基板の
底板側に上記電子回路と接続した接続カプラを垂下固定
し、上記底板の開口部に環状グロメットを嵌合し、上記
カプラを底板の開口部を貫挿するように配設するととも
に、上記グロメットの環状内部に水密的に挿通して箱体
外部に臨ませたものである。
［作用］ 本考案によれば、プリント基板にカプラを直付けして接
続し、底板の開口部に嵌合した環状グロメットにカプラ
を水密的に挿通して、箱体外部に臨ませることにより、
防水効果を向上させ、かつ従来のようにプリント基板か
らコードを接続して導出するようなコード部品が不要と
なって部品費を低減させることができる。
続し、底板の開口部に嵌合した環状グロメットにカプラ
を水密的に挿通して、箱体外部に臨ませることにより、
防水効果を向上させ、かつ従来のようにプリント基板か
らコードを接続して導出するようなコード部品が不要と
なって部品費を低減させることができる。
［実施例］ 第１図を参照すると、本考案の１実施例の箱体の防水接
続構造において、１は箱体、２はLCDメータ、３は照明
用導光体、４はプリント基板、５は底板、６はビス、７
は電子回路であり、これらの構成は上記従来例と殆ど同
じであるので、説明は省略するが、本実施例では、プリ
ント基板４にビス11によりあるいは端子の折曲と半田付
等により内部カプラ12を直付けして接続し、底板５の開
口部５′に第２図に示すような環状グロメット13を嵌合
し、この環状グロメット13に内部に端子14を持つ内部カ
プラ12を水密的に挿通して、箱体１の外部に臨ませる。
そして、内部カプラ12にコード16が接続された外部カプ
ラ15を嵌合するように構成する。
続構造において、１は箱体、２はLCDメータ、３は照明
用導光体、４はプリント基板、５は底板、６はビス、７
は電子回路であり、これらの構成は上記従来例と殆ど同
じであるので、説明は省略するが、本実施例では、プリ
ント基板４にビス11によりあるいは端子の折曲と半田付
等により内部カプラ12を直付けして接続し、底板５の開
口部５′に第２図に示すような環状グロメット13を嵌合
し、この環状グロメット13に内部に端子14を持つ内部カ
プラ12を水密的に挿通して、箱体１の外部に臨ませる。
そして、内部カプラ12にコード16が接続された外部カプ
ラ15を嵌合するように構成する。
本実施例は、このように構成することにより、内部カプ
ラ12を箱体１の底板５の開口５′に設けた環状グロメッ
ト13によって水密的に装着して箱体外部に臨ませること
により、防水効果を向上させることができ、かつ、従来
の防水構造のように、プリント基板４からコードを接続
して導出するというようなコード部品が不要となるの
で、部品費を低減させることができる。
ラ12を箱体１の底板５の開口５′に設けた環状グロメッ
ト13によって水密的に装着して箱体外部に臨ませること
により、防水効果を向上させることができ、かつ、従来
の防水構造のように、プリント基板４からコードを接続
して導出するというようなコード部品が不要となるの
で、部品費を低減させることができる。
なお、箱体１内には、LCDメータ２のような表示装置で
なくても、プリント基板４とともに電子部品を収納する
ものであれば、同様の接続構造を採用することができ
る。特に、カプラの接続端子開放部分のみが箱体の外部
に臨むこととなるため、外部の相手方カプラと防水的に
接続されれば、箱体１の内部への侵水はほぼ完全に防止
することができる。
なくても、プリント基板４とともに電子部品を収納する
ものであれば、同様の接続構造を採用することができ
る。特に、カプラの接続端子開放部分のみが箱体の外部
に臨むこととなるため、外部の相手方カプラと防水的に
接続されれば、箱体１の内部への侵水はほぼ完全に防止
することができる。
また、組付けも、従来例のようにコード引き出しとキャ
ップ装着等のように、コードの引張りによる接続部分の
破断やキャップ外れ等もなく、本考案による箱体の防水
接続構造では、カプラ等の確実な装着ができる。
ップ装着等のように、コードの引張りによる接続部分の
破断やキャップ外れ等もなく、本考案による箱体の防水
接続構造では、カプラ等の確実な装着ができる。
［考案の効果］ 本考案は、以上のように構成されているので、プリント
基板に内部カプラを直付けして接続し、底板の開口部に
嵌合した環状グロメットに内部カプラを水密的に挿通し
て、箱体外部に臨ませることにより、防水効果を向上さ
せ、かつ従来のようにプリント基板からコードを接続し
て導出するようなコード部品が不要となって部品費を低
減させることができるという利点がある。
基板に内部カプラを直付けして接続し、底板の開口部に
嵌合した環状グロメットに内部カプラを水密的に挿通し
て、箱体外部に臨ませることにより、防水効果を向上さ
せ、かつ従来のようにプリント基板からコードを接続し
て導出するようなコード部品が不要となって部品費を低
減させることができるという利点がある。
第１図は本考案の１実施例の箱体の防水接続構造の断面
図、第２図は第１図の環状グロメットと内部カプラの断
面図、第３図は従来の箱体の防水接続構造の断面図であ
る。 １……箱体、２……LCDメータ、３……照明用導光体、
４……プリント基板、５……底板、６……ビス、７……
電子回路、11……ビス、12……内部カプラ、10……環状
グロメット、14……端子、15……外部カプラ、16……コ
ード。
図、第２図は第１図の環状グロメットと内部カプラの断
面図、第３図は従来の箱体の防水接続構造の断面図であ
る。 １……箱体、２……LCDメータ、３……照明用導光体、
４……プリント基板、５……底板、６……ビス、７……
電子回路、11……ビス、12……内部カプラ、10……環状
グロメット、14……端子、15……外部カプラ、16……コ
ード。
Claims (1)
- 【請求項１】計器類等を駆動する電子回路を配設したプ
リント基板を箱体に収納固定し、上記プリント基板から
箱体外部に電気接続カプラを介して導出するようにした
接続構造において、上記箱体を形成する底板に開口部を
形成し、プリント基板を底板と略平行に収納固定すると
ともに、このプリント基板の底板側に上記電子回路と接
続した接続カプラを垂下固定し、上記底板の開口部に環
状グロメットを嵌合し、上記カプラを底板の開口部を貫
挿するように配設するとともに、上記グロメットの環状
内部に水密的に挿通して箱体外部に臨ませたことを特徴
とする箱体の防水接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989035859U JPH0727669Y2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 箱体の防水接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989035859U JPH0727669Y2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 箱体の防水接続構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02127080U JPH02127080U (ja) | 1990-10-19 |
| JPH0727669Y2 true JPH0727669Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=31541579
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989035859U Expired - Lifetime JPH0727669Y2 (ja) | 1989-03-29 | 1989-03-29 | 箱体の防水接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0727669Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0821442B2 (ja) * | 1990-11-29 | 1996-03-04 | 三菱電機株式会社 | 回路基板収納装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54119637U (ja) * | 1978-02-10 | 1979-08-22 | ||
| JPS59166479U (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-08 | 三菱電機株式会社 | 防水コネクタ付密封ケ−ス |
-
1989
- 1989-03-29 JP JP1989035859U patent/JPH0727669Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02127080U (ja) | 1990-10-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |