JP2522218Y2 - コネクタ基板の固定構造 - Google Patents

コネクタ基板の固定構造

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JP2522218Y2
JP2522218Y2 JP1992007580U JP758092U JP2522218Y2 JP 2522218 Y2 JP2522218 Y2 JP 2522218Y2 JP 1992007580 U JP1992007580 U JP 1992007580U JP 758092 U JP758092 U JP 758092U JP 2522218 Y2 JP2522218 Y2 JP 2522218Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コネクタを固定した基
板をケース内に収容してこのコネクタの接続口をケース
外に望ませるようにして該基板をケース内に固定するよ
うにしたコネクタ基板の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の固定構造は、例えば図4
の組み立て断面図に示したように自動車用計器に外部入
力線等を接続するためのコネクタ部分等に採用されてい
る。
【0003】同図は車両用計器のウォーニング部の一部
構造を示すもので、配線板eにはウォーニング表示灯の
点灯などを行う回路が形成されるとともに、この配線板
eは入力信号等を取り込むためのコネクタfが接続固定
されたコネクタ基板を成し、コネクタfとともに箱型の
ケースa内に収容されている。
【0004】ケースaの内側にはボスbが形成されると
ともに外周にはボスdが形成され、配線板eにはケース
aの内側のボスbと対向する位置に穴gが形成されてい
る。また、ケースaの背面を覆うパネルiにはケースa
の外周のボスdと対向する位置に穴lが形成されるとと
もに、コネクタfの接続口を望ませるための開口jが形
成されている。
【0005】組み立て状態では、ケースaの内側のボス
bと配線板eの穴gの部分をネジhでネジ止めして配線
板e(およびコネクタf)がケースa内に固定され、ケ
ースaの外周のボスdとパネルiの穴lの部分をネジm
でネジ止めしてケースaの背面にパネルiが固定されて
いる。
【0006】これにより、コネクタfの接続口がパネル
iの開口jから外部を望むように配置され、このウォー
ニング部に外部から入力信号等を供給するための相手コ
ネクタpがコネクタfに対して脱自在になされる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の固定構造にあっては、配線板eをケースa内に固定
するためのネジhが必要でありコスト高となる。また、
相手コネクタpの着脱時に配線板eに対してコネクタの
着脱方向への力が加わって配線板eが撓みやすく、コネ
クタfと配線板eの半田付部や配線板eにおける電子部
品等の半田付部にクラックが発生し易いなどの問題があ
る。
【0008】本考案は、コネクタが取付けられた配線板
等のコネクタ基板をケース内に収容してこのコネクタの
接続口をケース外に望ませるようにしてコネクタ基板を
ケース内に固定する構造で、ネジ等を少なくしてコスト
を低減するとともにコネクタの着脱時にもコネクタ基板
を堅牢に保持して回路の半田付部のクラック等を防止で
きるコネクタ基板の固定構造を提供することを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本考案のコネクタ基板の固定構造は、コネク
タと該コネクタが接続されたコネクタ基板とをケース本
体内に収容し、該ケース本体の開口をパネル部材で覆
い、該パネル部材に形成された開口から前記コネクタの
接続口を望ませるように前記コネクタ基板を固定するコ
ネクタ基板の固定構造において、前記パネル部材の開口
周辺から該パネル部材の裏側に立設されるとともに前記
コネクタの近傍に配置するように形成された第1のリブ
と、前記ケース本体内で前記第1のリブの縁に対向する
位置に立設された第2のリブとを備え、前記本体ケース
の開口に前記パネル部材を覆うように固定した状態で、
前記第1のリブの縁と前記第2のリブの縁とによって前
記コネクタ基板における前記コネクタの周辺の部分を挟
持するようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本考案のコネクタ基板の固定構造において、コ
ネクタとコネクタ基板とはケース本体内に収容されてこ
のケース本体の開口はパネル部材で覆われ、このパネル
部材に形成された開口からコネクタの接続口が望まさ
れ、このコネクタは相手コネクタと接続可能にされる。
【0011】また、パネル部材の開口周辺からこのパネ
ル部材の裏側に立設され第1のリブはコネクタの近傍に
配され、この第1のリブとケース本体内に形成された第
2のリブは縁が対向する位置にあり、この第1のリブの
縁と第2のリブの縁とによってコネクタ基板におけるコ
ネクタの周辺の部分が挟持されてコネクタ基板が固定さ
れる。
【0012】したがって、ネジ等を用いずにコネクタ基
板を固定することができ、コネクタ基板は変形しにくく
なる。
【0013】
【実施例】図1は本考案のコネクタ基板の固定構造を適
用した車両用計器のウォーニング部を示す組み立て断面
図、図2は同ウォーニング部の分解斜視図、図3は図2
におけるA−A断面図およびB−B断面図である。
【0014】図において、1はウォーニング表示灯の点
灯などを行う回路が形成されるとともに一部矩形に延設
されたコネクタ接続部1aを有する第1の配線板(HP
C)、2は配線板1に入力信号等を取り込むために配線
板1のコネクタ接続部1aに接続固定された矩形のコネ
クタであり、配線板1はコネクタ基板を成している。ま
た、配線板1の裏面にはボス11が取付けられている。
なお、10は配線板1のコネクタ接続部1a以外の部分
に対面されてスペーサ12とフレーム13およびネジ1
4によって配線板1に平行に固定された第2の配線板で
ある。
【0015】3は配線板1,10、コネクタ2を収容す
るための箱型のケースであり、配線板1のコネクタ接続
部1aを収容する部分にコネクタボックス3aが形成さ
れている。また、4はケース3の開口部をカバーするパ
ネルであり、ケース3のコネクタボックス3aをカバー
するために矩形に延設されたコネクタボックスカバー4
aが形成され、このコネクタボックスカバー4a内には
コネクタ2の接続口を望ませるためにコネクタ2の外周
よりおおきな矩形の開口41が形成されている。なお、
ケース3とパネル4は樹脂成形により形成されている。
【0016】ケース3のコネクタボックス3a内には、
コネクタ2の外周より大きく矩形に囲うリブ33が立設
されている。また、コネクタボックス3aの一辺を含む
ケース3の外周にはボス34が形成され、ケース3の内
側周辺には、配線板1側のボス11と対向する位置にボ
ス31が形成され、さらに、フレーム13と対向する位
置にピン32が形成されている。
【0017】パネル4のコネクタボックスカバー4aの
裏側にはコネクタ2の外周を覆う形状で開口41の周囲
から立設されたリブ42が形成されている。また、コネ
クタボックスカバー4aの一辺を含むパネル4の外周に
は、ケース3の外周に形成されたボス34に対応する位
置に穴43が形成されている。
【0018】組み立て状態では、コネクタ2がリブ42
内に嵌挿され、図3(B) に示したようにケース3の内側
周辺のピン32がフレーム13の穴13aに係合された
状態で、図3(A) に示したようにケース3の内側周辺の
ボス31と配線板1のボス11との部分をネジ15でネ
ジ止めされ、配線板1,10(およびコネクタ2)がケ
ース3内に固定される。また、ケース3の外周のボス3
4とパネル4の外周の穴43との部分をネジ16でネジ
止めしてケース3の背面にパネル4が固定される。
【0019】ここで、この組み立て状態で、コネクタボ
ックス3a内のリブ33の端部が配線板1のコネクタ接
続部1aの裏面に当接し、さらに、この当接部の裏側す
なわちコネクタ接続部1aにおけるコネクタ2の周囲の
部分にコネクタボックスカバー4aのリブ42の端部が
当接するように、リブ33とリブ42の高さは、配線板
1の厚みとケース3の深さに応じてそれぞれ設定されて
いる。
【0020】すなわち、配線板1のコネクタ接続部1a
はコネクタ2の周囲の部分で、コネクタボックス3a側
のリブ33とコネクタボックスカバー4a側のリブ42
とによって挟まれた状態になる。
【0021】したがって、配線板1のコネクタ接続部1
aの周囲をネジ止めする必要がないばかりか、コネクタ
2を囲う状態でコネクタ接続部1aが表裏から挟み付け
られるので、コネクタ2に相手コネクタpを着脱しても
コネクタ接続部1aおよび配線板1は極めて撓みにく
く、回路の半田付部のクラック等を防止することができ
る。
【0022】なお、上記実施例では、リブ33およびリ
ブ42は、コネクタ2の外周を囲う形状になっている
が、コネクタ2の近傍一部で配線板1を挟み付けるよう
なものでもよい。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、コ
ネクタとコネクタ基板とをケース本体内に収容してケー
ス本体の開口をパネル部材で覆い、パネル部材に形成さ
れた開口からコネクタの接続口を望ませるようにコネク
タ基板を固定するコネクタ基板の固定構造において、パ
ネル部材の開口周辺からこのパネル部材の裏面にコネク
タの近傍に配置するように第1のリブを形成するととと
もに、ケース本体内で第1のリブの縁に対向する位置に
第2のリブを形成し、本体ケースの開口にパネル部材を
覆うように固定した状態で、第1のリブの縁と第2のリ
ブの縁とによってコネクタ基板におけるコネクタの周辺
の部分を挟持するようにしたので、コネクタ基板のコネ
クタの周辺などをネジ等で固定する必要がなくなり、ネ
ジ等を少なくしてコストを低減することができる。ま
た、コネクタ基板のコネクタの周辺の部分が変形しにく
くなるので、コネクタの着脱時にもコネクタ基板を堅牢
に保持することができ、回路の半田付部のクラック等を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコネクタ基板の固定構造を適用した車
両用計器のウォーニング部を示す組み立て断面図であ
る。
【図2】同ウォーニング部の分解斜視図である。
【図3】図2におけるA−A断面図およびB−B断面図
である。
【図4】従来のウォーニング部におけるコネクタ基板の
固定構造を示す組み立て断面図である。
【符号の説明】
1 配線板(コネクタ基板) 2 コネクタ 3 ケース 4 パネル 33,42 リブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタと該コネクタが接続されたコネ
    クタ基板とをケース本体内に収容し、該ケース本体の開
    口をパネル部材で覆い、該パネル部材に形成された開口
    から前記コネクタの接続口を望ませるように前記コネク
    タ基板を固定するコネクタ基板の固定構造において、 前記パネル部材の開口周辺から該パネル部材の裏側に立
    設されるとともに前記コネクタの近傍に配置するように
    形成された第1のリブと、 前記ケース本体内で前記第1のリブの縁に対向する位置
    に立設された第2のリブとを備え、 前記本体ケースの開口に前記パネル部材を覆うように固
    定した状態で、前記第1のリブの縁と前記第2のリブの
    縁とによって前記コネクタ基板における前記コネクタの
    周辺の部分を挟持するようにしたことを特徴とするコネ
    クタ基板の固定構造。
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JP2000294961A (ja) * 1999-04-01 2000-10-20 Harness Syst Tech Res Ltd ジョイントボックスのケース及びジョイントボックスの組立方法
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CN111465861B (zh) * 2017-12-13 2022-12-30 阿尔卑斯阿尔派株式会社 电流传感器

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