JPH0234567Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0234567Y2
JPH0234567Y2 JP1982174063U JP17406382U JPH0234567Y2 JP H0234567 Y2 JPH0234567 Y2 JP H0234567Y2 JP 1982174063 U JP1982174063 U JP 1982174063U JP 17406382 U JP17406382 U JP 17406382U JP H0234567 Y2 JPH0234567 Y2 JP H0234567Y2
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JP
Japan
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plate
cover
case
bottom plate
hole
Prior art date
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Application number
JP1982174063U
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English (en)
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JPS5978920U (ja
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Publication date
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Priority to JP17406382U priority Critical patent/JPS5978920U/ja
Publication of JPS5978920U publication Critical patent/JPS5978920U/ja
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Publication of JPH0234567Y2 publication Critical patent/JPH0234567Y2/ja
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Sheet Holders (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、各種計測器を収容する壁面取付用筐
体の改良に関するものである。
かゝる筐体は、一般に電子回路等を収容する前
面開放形のケースと、これの前面開放部を覆うカ
バーおよび止め金具とにより構成されるが、意匠
上の制約からカバーの表面に止め金具を配設する
ことができない一方、カバーの着脱を容易とする
ため、カバーの上端に複雑な形状の引掛部を設け
ると共に、カバーの下面側へ最も低価格な止め金
具として止めねじを設けており、複雑な形状の引
掛部を用いることにより、美観上好ましくないと
同時に筐体が高価になる等の欠点を生じている。
また、ケースの下面には配管用のコンジツト穴
を要するが、壁面に沿う配管と適合させるためコ
ンジツト穴の位置を極力壁面側としなければなら
ないうえ、配管を筐体へ結合し、かつ、配管内の
配線を筐体内へ接続する工事を容易とする目的
上、筐体内のコンジツト穴近傍に大きなスペース
を要し、筐体が大形になると共に、ケースの奥行
き寸法を大とすることができない等の欠点も生じ
ている。
本考案は、従来のかゝる欠点を一挙に排除する
目的を有し、ケースの左右両側方板に下方側かつ
背面板側へ切落した切欠部を設けたうえ、左右両
側方板の上方に突起部を設けると共に、天井板お
よび底板の奥行寸法を左右両側方板より低くし、
かつ、底板にコンジツト穴および係止用のねじを
設ける一方、カバーの上面板にケースの突起部に
対応する透孔を設けると共に、カバーの表面板か
らケースの底板と対応して折曲げのうえ形成され
た下面板を両側方が自由な状態として、透孔を突
起部へ嵌合させてのケースへのカバー装着に際
し、底板の前縁へ当接してスプリングアクシヨン
させたうえ、底板の下面側に位置させるものと
し、かつ、下面板にカバーの係止用ねじと係合す
る切欠穴を設けた極めて効果的な、計測器用筐体
を提供するのである。
以下、実施例を示す図によつて本考案の詳細を
説明する。
第1図はケースの外形図であり、Aは正面図、
Bは底面図、Cは側面図を示し、背面板1には壁
面取付用の取付穴2,3等が穿設され、これから
折曲げにより形成された左右の両側方板4の上方
には、突起部5が形成されており、同様の底板6
には、コンジツト穴7および係止用のねじを螺入
するねじ穴8が穿設されている。
なお、背面板1から折曲げにより形成された天
井板9および底板6の奥行き寸法は、両側方板4
よりも低くなつていると共に、両側方板4には、
下方側かつ背面板1側へ切落した切欠部10が設
けてあり、突起部5を中心に円弧運動をしながら
装着される後述するカバーの下面板13(第2図
参照)の前縁が両側方板4に当たることを防止す
る役目を果たすと共に、ケースの内部に対する接
近性を良好とし、配管の結合および配線の接続等
を容易としてある。
このほか、両側方板4と天井板9および底板6
とは、熔接1aにより固着されており、これによ
つてケースとしての強度が維持されるものとなつ
ている。
第2図は、要部を破断して示すカバーの外形図
であり、Aは正面図、Bは底面図、Cは側面図を
示し、表面板11を天井板9と対応して折曲げ上
面板12を形成すると共に、表面板11を底板6
と対応して折曲げ下面板13を形成しており、表
面板11、上面板12および切欠部10と対応す
る傾斜部14には、両側方へ曲折部15を形成の
うえ、左右の両側面板16とスポツト熔接15a
により固着しているが、下面板13の両側方は自
由状態であり、これが若干のスプリングアクシヨ
ンを呈するものとなつている。
また、上面板12には、突起部5と嵌合する透
孔18が穿設されていると共に、下面板13の下
辺には、ねじ穴8へ螺入するねじと係合する切欠
穴19が形成されている。
なお、カバーの内囲寸法はケースの外囲寸法よ
り若干大となつており、ケースの外囲へカバーを
被着することにより、ケースの前面開放部がカバ
ーの表面板11により完全に覆われるものとなつ
ている。
第3図は、ケース21へカバー22を装着した
状況の外形図であり、Aは正面図、Bは底面図、
Cは側面図を示し、カバー22の上面は、突起部
5と透孔18との嵌合により係止されると共に、
カバー22の下面は、ねじ穴8へ螺入するねじ2
3の切欠穴19に対する締付けにより固定される
ため、ケース21に対しカバー22が完全に固着
される。
なお、カバー22を装着する際は、ねじ23を
緩めたうえ、突起部5と透孔18とを嵌合させて
から、カバー22の下方を押圧すれば、下面板1
3が底板6の前縁に当接してスプリングアクシヨ
ンしたうえ、切欠部10に沿つて底板6の下面側
に圧入位置し、自ずからねじ23と切欠穴19と
が係合し、第3図の状態となる。
また、カバー22を脱去する際には、ねじ23
を緩めたうえ、カバー22の下方を持上げれば、
下面板13のスプリングアクシヨンにより切欠部
10に沿つて浮上るため、更にカバー22の下方
を持上げて突起部5と透孔18との嵌合状態を解
除すればよい。
したがつて、ケース21に対するカバー22の
着脱が容易であると共に、全体の構成が簡単とな
るうえ、外形上美観を損するものが全くなく、意
匠的に見て好適であり、かつ、内部に対する接近
性が良く、作業性を低下させることなく全体を小
形化することができる。
たゞし、ケース21は、両側方板4、天井板9
および底板6を背面板1と別個に製し、これらを
組み合せてもよく、状況に応じ、コンジツト穴7
を天井板9へ設けても同様であり、カバー22に
おいては、横幅寸法に応じて切欠穴19を更に多
数とし、これと対応してケース21へねじ穴8お
よびねじ23を設ければよいと共に、条件によつ
ては、カバー22の傾斜部14も両側方を自由状
態とすればよい等、本考案は種々の変形が自在で
ある。
以上の説明により明らかなとおり本考案によれ
ば、簡単かつ安価な構成により、美観上好適であ
ると共に、作業性の良い小形化の可能な筐体が得
られるため、各種計測器用の筐体として多大な効
果を呈する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図はケースの
外形図、第2図はカバーの要部破断外形図、第3
図はケースへカバーを装着した状況の外形図であ
る。 1……背面板、4……側方板、5……突起部、
6……底板、7……コンジツト穴、8……ねじ
穴、10……切欠部、11……表面板、12……
上面板、13……下面板、18……透孔、19…
…切欠穴、21……ケース、22……カバー、2
3……ねじ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 下方側かつ背面板側へ切落した切欠部を有する
    左右両側方板と、 この左右両側方板の上方に設けた突起部と、前
    記左右両側方板より低い奥行寸法の天井板および
    底板と、 この底板に設けたコンジツト穴および係止用の
    ねじと を有する前面開放形のケースと、 前記天井板と対応する上面板に設けた前記突起
    部に対応する透孔と、 前記ケースの前面開放部を覆う表面板と、 前記係止用のねじと係合する切欠穴を備え、か
    つ前記表面板から前記底板と対応して折曲げのう
    え形成され、前記透孔を前記突起部へ嵌合させて
    の前記ケースへのカバー装着に際し、前記底板の
    前縁へ当接してスプリングアクシヨンしたうえ、
    前記底板の下面側に位置する両側方が自由状態の
    下面板と を有するカバーと からなることを特徴とする計測器用筐体。
JP17406382U 1982-11-17 1982-11-17 計測器用筐体 Granted JPS5978920U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17406382U JPS5978920U (ja) 1982-11-17 1982-11-17 計測器用筐体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17406382U JPS5978920U (ja) 1982-11-17 1982-11-17 計測器用筐体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5978920U JPS5978920U (ja) 1984-05-28
JPH0234567Y2 true JPH0234567Y2 (ja) 1990-09-18

Family

ID=30379035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17406382U Granted JPS5978920U (ja) 1982-11-17 1982-11-17 計測器用筐体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5978920U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50110658U (ja) * 1974-02-20 1975-09-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5978920U (ja) 1984-05-28

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