JP2506465Y2 - 電子機器の化粧パネル - Google Patents

電子機器の化粧パネル

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JP2506465Y2
JP2506465Y2 JP9837791U JP9837791U JP2506465Y2 JP 2506465 Y2 JP2506465 Y2 JP 2506465Y2 JP 9837791 U JP9837791 U JP 9837791U JP 9837791 U JP9837791 U JP 9837791U JP 2506465 Y2 JP2506465 Y2 JP 2506465Y2
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decorative panel
housing
electronic device
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郁夫 榊原
学 山田
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Aiphone Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電子機器の化粧パネルに
係わり、特に内有効面積を向上させ、ねじの見えない電
子機器の化粧パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】インターホン、電話機等の電子機器で
は、図6に示すように、壁面8に埋設された埋込み筐体
下20dに、電子部品1が搭載された基板7が設置さ
れ、筐体下20dに筐体上20uが嵌合され、この筐体
上20uに電子機器の化粧パネル90が装着されてい
る。
【0003】従来の電子機器の化粧パネル90の構造
は、図5に示すように、化粧パネル本体30と、この化
粧パネル本体30にねじ6で固定される蓋部40とから
なり、化粧パネル本体30の両内側長手方向には、筐体
上20uの側面を挟着しねじ6が螺合されるねじ支持部
33が設けられ、ねじ支持部33にはねじ受け用のねじ
穴34が切られている。蓋部40は、蓋部上40uと蓋
部下40dとからなり、蓋部上40uには、ねじ穴34
に対応するねじ穴44と、この化粧パネル90を組み立
て後、筐体上20uに装着する際の一つの固定手段とし
ての爪42が設けられ、蓋部下40dにはねじ穴44
と、筐体上20uに装着する際の他の固定手段として下
からねじ止めするためのねじ穴43が設けられている。
【0004】従来の電子機器の化粧パネル90を組み立
てるには、図7(a)に示すように、化粧パネル本体3
0の上下に、蓋部上40uおよび蓋部下40dを当接
し、ねじ支持部33の上下のねじ穴34にねじ6を螺合
する。図7(a)に示すように、化粧パネル本体30の
上下に、蓋部上40uおよび蓋部下40dが嵌合される
型式のものも、或いは、図7(b)に示すように、ねじ
支持部33’を化粧パネル本体30の長手方向と同じ長
さにして、蓋部上40u’および蓋部下(図示せず)が
化粧パネル本体30の両端に当接される型式のものもあ
る。
【0005】筐体上20uに電子機器の化粧パネル90
を装着するには、化粧パネル90の蓋部上40u内側に
設けられた爪42を、この爪42に対応する位置にある
筐体上20uに設けられた突部(図示せず)に引っ掛け
た後、化粧パネルの底部40dのねじ穴43から対応す
る筐体上20uのねじ穴(図示せず)にねじで固定す
る。化粧パネルの側面は、図6に示すように、化粧パネ
ル本体30のねじ支持部33が対応する筐体上20uの
側面を挟着するようになる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記構造の従来の電子
機器の化粧パネル90では、化粧パネル本体30の両内
側長手方向にねじ支持部33が一体的に設けられている
のため、筐体上20uの側面に接する化粧パネル本体3
0の左右間距離B(図7(a))が狭いという難点があ
った。ねじ支持部33を化粧パネル本体30の上下左右
部分だけにすれば、中央部の狭さは解消されるが、ねじ
支持部33が筐体上20uの側面に接する面積が減少し
て、化粧パネルの強度が弱くなるため実施困難である。
【0007】また、従来の電子機器の化粧パネル90で
は、蓋部上40uを化粧パネル本体30に嵌合させて
も、当接させても、化粧パネルの上部40uの外側にね
じの頭部が見えてしまうという意匠上の難点もあった。
【0008】
【目的】本考案は上記従来の難点を解決するためになさ
れたもので、化粧パネル内部の面積を有効に利用可能
で、かつ、意匠的にも向上した電子機器の化粧パネルを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】電子部品を搭載する筐体
に装着される電子機器の化粧パネルであって、化粧パネ
ル本体と、化粧パネル本体に固定される蓋部と、化粧パ
ネル本体に嵌挿されて化粧パネル本体および蓋部とを連
結する連結金具とからなり、化粧パネル本体は連結金具
が嵌挿される連結金具支持部を有し、蓋部には連結金具
が固定されるボス部が設けられ、連結金具の端部には蓋
部のボス部に当接される当接部が設けられている。
【0010】
【作用】連結金具が嵌挿される連結金具支持部を有する
化粧パネル本体と、連結金具を介して化粧パネル本体に
固定されるボス部が設けられた蓋部と、化粧パネル本体
に嵌挿されて化粧パネル本体および蓋部とを連結し蓋部
のボス部に当接される当接部が設けられた連結金具とか
らなるので、化粧パネル内部の面積が広がり、かつ、意
匠的にも向上する。
【0011】
【実施例】以下、本考案による電子機器の化粧パネルの
実施例を図面を参照して詳述する。本考案による電子機
器の化粧パネルは、インターホン、電話機等の電子機器
でに使用され、電子機器は、図3に示すように、壁面8
に埋設された埋込み筐体下2dに、電子部品1が搭載さ
れた基板7が設置され、筐体下2dに筐体上2uが嵌合
され、この筐体上2uに電子機器の化粧パネル9が装着
されている。
【0012】本考案による電子機器の化粧パネル9の構
造は、図1に示すように、筐体上2uの側面を挟着し連
結金具5が嵌挿される連結金具支持部31を有する化粧
パネル本体3と、ボス部41が設けられた上下の蓋部4
と、化粧パネル本体3および蓋部4とを連結し、蓋部4
のボス部41に当接される当接部51が端部に設けられ
た連結金具5とからなる。
【0013】化粧パネル本体3の両内側長手方向に設け
られている連結金具支持部31は、化粧パネル本体3と
一体成形され、連結金具5が嵌挿される溝32を有す
る。同図に示すように、蓋部4に設けられたボス部41
はねじ穴45を有し、上下それぞれの蓋部4から化粧パ
ネル内部方向に向って蓋部4と一体成形されている。蓋
部上4uには爪42が、蓋部下4dにはねじ穴43が設
けられているのは従来と同様である。
【0014】連結金具5は、図1に示すように、両端
に、ボス部41に当接される当接部51が設けられ、当
接部51にもねじ穴52が形成されている。本考案によ
る電子機器の化粧パネル9を組み立てるには、図2およ
び図4に示すように、化粧パネル本体3の連結金具支持
部31の溝32から金具5を嵌挿し、当接部51の向き
をボス部41に合わせるようにして、上下に、蓋部上4
uおよび蓋部下4dのボス部41を当接し、そのねじ穴
45と当接部51のねじ穴52とを合わせ、化粧パネル
の内部側において、ねじ6で螺合固定する。
【0015】蓋部上4uおよび蓋部下4dは、図4のよ
うに、化粧パネル本体3の上下に嵌合される型式のもの
も、図示しないが、化粧パネル本体の上下に当接される
型式のものも好適なのは従来と同様である。筐体上20
uに本考案による電子機器の化粧パネル9を装着するに
は、化粧パネル9の蓋部上4u内側に設けられた爪42
を、この爪42に対応する位置にある筐体上20uに設
けられた突部(図示せず)に引っ掛けた後、化粧パネル
の底部4dのねじ穴43から対応する筐体上20uのね
じ穴(図示せず)にねじで固定する。図3に示すよう
に、化粧パネル9の左右内側面に設けられた連結金具支
持部31は、対応する筐体上2uの側面を挟着するよう
になる。
【0016】金属性の連結金具5は厚さが非常に薄く、
従って、連結金具5が装着される連結金具支持部31の
溝32も厚さとしては薄く成形できるので、図4に示す
ように、左右の連結金具支持部31の距離Aは、従来の
ねじ支持部33の左右間距離B(図7)に比較して長く
なり(A>B)、従って、化粧パネルの内部面積が拡大
され、ひいてはその内側の筐体内に搭載される基板7の
面積も大きくできる。
【0017】また、化粧パネル9の外表面は、底部(ね
じ穴43)で筐体上20uとねじ止めするだけになり、
従来の化粧パネルのように上部のねじ止めがなくなり、
意匠上も優れてたものとなる。
【0018】
【考案の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
考案による電子機器の化粧パネルは、化粧パネル本体
と、化粧パネル本体に固定される蓋部と、化粧パネル本
体に嵌挿されて化粧パネル本体および蓋部とを連結する
連結金具とからなり、化粧パネル本体は連結金具が嵌挿
される連結金具支持部を有し、蓋部には連結金具が固定
されるボス部が設けられ、連結金具の端部には蓋部のボ
ス部に当接される当接部が設けられているので、化粧パ
ネル内部の面積を有効に利用可能で、かつ、意匠的にも
向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による電子機器の化粧パネルの一実施例
を説明する分解斜視図である。
【図2】図1を組み立てた状態を示す斜視図である。
【図3】本考案による電子機器の化粧パネルを筐体に装
着した状態を示す図である。
【図4】本考案による電子機器の化粧パネルを組み立て
た状態を示す平面図である。
【図5】従来の電子機器の化粧パネルを説明する分解斜
視図である。
【図6】従来の電子機器の化粧パネルを筐体に装着した
状態を示す図である。
【図7】従来の電子機器の化粧パネルを組み立てた状態
を示す平面図で、(a)は全体図、(b)は他の例を示
す部分図である。
【符号の説明】
1…電子部品 2…筐体 3…化粧パネル本体 31…連結金具支持部 32…溝 4…蓋部 41…ボス部 5…連結金具 51…当接部 9…化粧パネル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品(1)を搭載する筐体(2)に装
    着される電子機器の化粧パネルであって、 化粧パネル本体(3)と、 前記化粧パネル本体(3)に固定される蓋部(4)と、 前記化粧パネル本体(3)に嵌挿されて該化粧パネル本
    体(3)および前記蓋部(4)とを連結する連結金具
    (5)とからなり、 前記化粧パネル本体(3)は前記連結金具(5)が嵌挿
    される連結金具支持部(31)を有し、前記蓋部(4)
    には前記連結金具(5)が固定されるボス部(41)が
    設けられ、前記連結金具(5)の端部には前記蓋部
    (4)の前記ボス部(41)に当接される当接部(5
    1)が設けられたことを特徴とする電子機器の化粧パネ
    ル。
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