JP3089966B2 - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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JP3089966B2
JP3089966B2 JP34083294A JP34083294A JP3089966B2 JP 3089966 B2 JP3089966 B2 JP 3089966B2 JP 34083294 A JP34083294 A JP 34083294A JP 34083294 A JP34083294 A JP 34083294A JP 3089966 B2 JP3089966 B2 JP 3089966B2
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武 北川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、上下に積層できる空
気調和機の室外ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の室外ユニットを上下に積層する場
合、従来は別途アングル等の据付部材を用いて積層する
ようにしていた。そして、このように別途アングル等を
必要としていたため、工事性が低下するという問題を生
じていた。
【0003】そこで、この問題を解決するためになされ
たものとして、実開平6−64034号公報記載の空気
調和機の室外ユニットがある。図6は、この室外ユニッ
トを示す斜視図である。この室外ユニットの本体は脚体
46a、46bを有するベース41と箱体42とからな
り、箱体42はベース41に取付ける外胴44と天板4
5とからなっている。そして、上記脚体46a、46b
の内側面は、上記箱体42の側面よりも外側となるよう
に形成し、室外ユニットを上下に積層したときに、上記
箱体42を両側方から挟んで支持するようになってい
る。また、さらに安全性を高めるため、脚体46a、4
6bに設けた孔47と、これに対応して天板45の側面
側に設けられたネジ穴50とを利用し、ネジ48を用い
て、上下の室外ユニットを固定するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おける空気調和機の室外ユニットでは、天板45及び外
胴44からなる箱体42を、脚体46a、46bで両側
方から挟んで支持するようにしている。そのため、積層
したままでは外胴44をベース41から取外すことが困
難で、サービス性が低下するという問題があった。ま
た、箱体42を両側方から挟んで支持しているが、上下
方向に加わる外力に対してはネジ48のみによって固定
されている。そのため、上方への引抜力に対する連結強
度、あるいはネジ48の腐食に対する耐久性等が十分で
はないという問題があった。
【0005】この発明は、上記従来の欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、室外ユニット
を上下に積層する場合において、工事性とサービス性と
の双方が良好で、しかも十分な連結強度を得ることがで
きる空気調和機の室外ユニットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機の室外ユニットは、複数の室外ユニット1、2を上
下に積層する場合において、下側室外ユニット1の天板
9の前面側に前面連結金具3を設け、この前面連結金具
3と上側室外ユニット2の据付脚前端7とを連結するよ
うに構成して成り、下側室外ユニット1の天板9の上面
に、上側室外ユニット2のドレン水を受ける中間ドレン
パン21を設け、この中間ドレンパン21に前方突出部
22を設け、さらにこの前方突出部22に下方突出片2
3を設けると共に、上記前面連結金具3に前方突出部2
2の幅に対応し、上方から前方突出部22を挿入できる
切欠部5を設け、この切欠部5に上記前方突出部22を
挿入し、上記下方突出片23を上記前面連結金具3に前
方から当接させて上記中間ドレンパン21を設置するよ
うにしたことを特徴としている。
【0007】また請求項2の空気調和機の室外ユニット
は、上記前面連結金具3に後方へ突出する突出片4を設
けると共に、この突出片4を前方から挿入することがで
きる差込穴8を上記据付脚前端7に設け、下側室外ユニ
ット1の上記突出片4を上側室外ユニット2の上記差込
穴8に挿入して接続するようにしたことを特徴としてい
る。
【0008】さらに請求項3の空気調和機の室外ユニッ
トは、下側室外ユニット1の天板9の背面側に天側連結
部13を設けると共に、上側室外ユニット2の底フレー
ム10の背面側に底側連結部11を設け、上記天側連結
部13と底側連結部11とを背面連結金具15で連結す
るようにしたことを特徴としている。
【0009】請求項4の空気調和機の室外ユニットは、
上記背面連結金具15の上端側に上側突出部16を、下
端側に下側突出部17を、それぞれ前方に突出して設け
ると共に、天側連結部13に上記下側突出部17を、底
側連結部11に上記上側突出部16を、それぞれ後方か
ら挿入することができる天側差込部14と底側差込部1
2とを設け、上記下側突出部17を下側室外ユニット1
の天側差込部14に、上記上側突出部16を上側室外ユ
ニット2の底側差込部12に挿入して接続するようにし
たことを特徴としている。
【0010】請求項5の空気調和機の室外ユニットは、
上記上側突出部16は、先端が斜め下方に向くように傾
斜して設けられたことを特徴としている。
【0011】請求項6の空気調和機の室外ユニットは、
上側室外ユニット2と下側室外ユニット1との連結構造
を覆う化粧カバー25を設けたことを特徴としている。
【0012】
【作用】上記請求項1の空気調和機の室外ユニットで
は、下側室外ユニット1の天板9の前面側に設けた前面
連結金具3と、上側室外ユニット2の据付脚前端7とを
連結するようにしている。従って、ケーシングの前板、
側板等を遮ることなく連結できるので、サービス性を向
上することが可能となると共に、別途アングル等の据付
部材を必要としないため、工事性を向上することが可能
となる。また、下側室外ユニット1の天板9上面に中間
ドレンパン21を設けているので、上側室外ユニット2
のドレン水を効果的に排水することが可能となる。しか
も、中間ドレンパン21の前方突出部22を前面連結金
具3の切欠部5に挿入し、さらに下方突出片23を前面
連結金具3の前面に当接させて中間ドレンパン21を設
置するようにしている。従って、中間ドレンパン21の
位置決めが容易となり、工事性が向上すると共に確実な
ドレン排水が可能となる。
【0013】また請求項2の空気調和機の室外ユニット
では、前面連結金具3に設けた突出片4を、据付脚前端
7に設けた差込穴8に前方から挿入して接続するように
している。従って、これらによって上下方向の外力に対
する十分な強度を得ることが可能となると共に、ネジ等
の取付部材が腐食したような場合でも十分な連結強度を
確保することが可能となる。
【0014】さらに請求項3の空気調和機の室外ユニッ
トでは、下側室外ユニット1の天板9の背面側と、上側
室外ユニット2の底フレーム10の背面側とを連結する
ようにしている。従って、背面側を連結してもケーシン
グの前板、側板等を遮ることがないので、サービス性を
向上することが可能となると共に、この場合にも別途ア
ングル等の据付部材は必要とならないため、工事性を向
上することが可能となる。
【0015】請求項4の空気調和機の室外ユニットで
は、背面連結金具15に設けた突出部16、17を、室
外ユニット1、2の背面側に後方から挿入して接続する
ようにしている。従って、上下方向の外力に対する強度
を確実なものとすると共に、ネジ等の取付部材が腐食し
たような場合でも連結強度を確実に確保することが可能
となる。
【0016】請求項5の空気調和機の室外ユニットで
は、背面連結金具15の上側突出部16の先端を斜め下
方に向けて設けている。従って、組立時に背面連結金具
15を底側差込部12に掛け止めておくことができるの
で、組立作業性を向上させることが可能となる。
【0017】請求項6の空気調和機の室外ユニットで
は、連結構造を覆う化粧カバー25を設けているので、
外観を向上することが可能となる。
【0018】
【実施例】次に、この発明の空気調和機の室外ユニット
の具体的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。
【0019】図3は、上記室外ユニットを上下に積層す
る場合における、下側室外ユニット1の上部斜視図であ
る。同図に示すように、下側室外ユニット1の天板9上
面の前面側には、その前端に沿って延びるように断面L
字状の前面連結金具3をタッピングネジ31・・・で固
定して設ける。また、この室外ユニットを上下に積層し
ない場合や、上側室外ユニット2として用いる場合に
は、上記前面連結金具3を天板9に取付ける必要はない
が、その場合でもタッピングネジ31・・・を設けてケ
ーシング内部へ雨水等が浸入しないようにしておく。な
お、図において19は前板、20は側板である。
【0020】図4は、前面連結金具3を設けた上記下側
室外ユニット1への中間ドレンパン21の設置を示して
いる。同図(a)に示すように、前面連結金具3には中
間ドレンパン21の前方突出部22に対応し、その幅よ
りもやや広い程度の幅を有する切欠部5が設けられてい
る。そして中間ドレンパン21は、その前方突出部22
を上記切欠部5に上方から挿入するようにして天板9の
上面に設置する。図のAで示すこの挿入部分の拡大図
を、同図(b)に示す。この図(b)に示すように、上
記設置時には、上記前方突出部22に設けられた下方突
出片23を、前面連結金具3の前面に前方から当接させ
るようにしてドレンパン21を配置するようにする。さ
らにこの中間ドレンパン21にはドレンホース32を接
続し、集めたドレン水を適切に排水できるようにする。
【0021】次に、上記のように組立てた下側室外ユニ
ット1に上側室外ユニット2を連結することになるが、
図1はこの連結を示す図であり、同図(a)は前面側斜
視図、(b)は背面側斜視図である。そして同図(a)
のBで示す前面側連結構造の拡大図を図2(a)に、図
1(b)のCで示す背面側連結構造の拡大図を図2
(b)に示している。図1(a)及び図2(a)に示す
ように、上側室外ユニット2の下面両側端側には、両側
端からいくらか内方に据付脚6、6が前後方向に延びる
ように設けられ、その長さは室外ユニット1、2の奥行
き寸法よりも幾分短かめとなっている。そして、上記据
付脚6、6の設けられた位置に対応して、前面連結金具
3の両側端側には突出片4、4が後方に突出して設けら
れている。また、上記据付脚6の前端7には、上記突出
片4を差込むことのできる差込穴8が設けられており、
上側室外ユニット2を後方からスライドさせて上記突出
片4を差込穴8に前方から挿入し、さらに据付脚前端7
が前面連結金具3の後面に当接するまでスライドさせて
上側室外ユニット2を下側室外ユニット1に接続する。
そして、タッピングネジ31、31を用いて前面連結金
具3と据付脚前端7とを固定して、両室外ユニット1、
2を連結する。
【0022】図1(b)及び図2(b)は上記したよう
に背面側の連結構造を示す図である。両図に示すよう
に、上側室外ユニット2の底フレーム10背面の両側端
側には、幾分後方に突出して底側連結部11、11が設
けられている。そして、下側室外ユニット1の天板9の
背面両側端側には、上記底側連結部11、11の下方に
対応する位置に、同じように幾分後方に突出して天側連
結部13、13が設けられている。これらの底側連結部
11と天側連結部13とは背面連結金具15で後方から
連結されるが、この背面連結金具15の下端には前方に
突出する下側突出部17が、そして上端には先端が斜め
下方に向いて前方に突出する上側突出部16がそれぞれ
設けられていて、上記天側連結部13には下側突出部1
7を差込むことのできる天側差込部14が、上記底側連
結部11には上側突出部16を差込むことのできる底側
差込部12がそれぞれ設けられている。そして上記上側
突出部16を上側室外ユニット2の上記底側差込部12
に斜め上方の後方から挿入すると共に、上記下側突出部
17を下側室外ユニット1の上記天側差込部14に後方
から挿入して両室外ユニット1、2を接続する。そして
タッピングネジ31を用いて背面連結金具15の下端側
を下側室外ユニット1の天側連結部13に固定し、両室
外ユニット1、2を背面側から連結する。
【0023】図5は、上記のように連結した室外ユニッ
ト1、2の連結構造への化粧カバー25の取付け状態を
示している。まず前方より前面連結金具3を覆うように
前面用化粧カバー25aを取付けて、両側方よりタッピ
ングネジ31を用いて上側室外ユニット2の据付脚6の
側面に固定する。そして次に側面用化粧カバー25b、
25bを、その中間突起片33を上記据付脚6に設けた
取付穴35に、前端突起片34を前面用化粧カバー25
aの図示しない角穴にそれぞれ挿入して、両側方より据
付脚6を覆うように取付ける。
【0024】上記のような連結構造においては、その前
面側では下側室外ユニット1の天板9上面に設けた前面
連結金具3と上側室外ユニット2の据付脚前端7とを連
結し、そして背面側では下側室外ユニット1の天板9背
面に設けた天側連結部13と上側室外ユニット2の底フ
レーム10背面に設けた底側連結部11とを背面連結金
具15で連結するようにしている。従って前板19ある
いは側板20を遮るものはなく、またそれらを用いて連
結するものでもないため、室外ユニット1、2を上下に
積層した状態で前板19及び側板20を取外し、メンテ
ナンス等のサービス作業を容易に行なうことができる。
また、従来のように据付台を別途設ける必要がないの
で、据付工事を容易に行なうことができる。
【0025】さらに、前面側の連結構造においては、後
方に突出する突出片4を据付脚前端7に前方から挿入
し、背面側の連結構造においては、前方に突出する上側
突出部16と下側突出部17とを底側連結部11と天側
連結部13とに後方から挿入して両室外ユニット1、2
を接続するようにしている。そのため、上方への引抜力
等の上下方向に加わる外力に対する連結強度が向上する
と共に、タッピングネジ31・・・が腐食したような場
合にも、十分かつ確実な連結強度を確保することができ
る。また、上記上側突出部16は、その先端が斜め下方
に向くように設けている。そのため、この上側突出部1
6を底側差込部12に単に挿入することのみによって、
背面連結金具15を安定に底側連結部11に掛け止めて
おくことができ、その後のタッピングネジ31での固定
を容易とすることができる。そして、上側室外ユニット
2の底側連結部11への上記背面連結金具15の接続
は、その先端が斜め下方に向くように設けられた上記上
側突出部16によって上方からのみならず、前面及び背
面方向からも規制されるので、タッピングネジ31は下
側室外ユニット1の天側連結部13に固定するものが1
本だけで足りることになり、部品減少によるコストダウ
ンを図ると共に組立作業性を向上させることができる。
【0026】上下両室外ユニット1、2の連結構造は、
化粧カバー25によって覆われているので外観を向上す
ることができる。そしてこの化粧カバー25は前面用2
5a、側面用25bとも上側室外ユニット2の据付脚6
に取付けられるようになっている。従って化粧カバー2
5を設けた状態でも前板19あるいは側板20の取外し
は自在であり、サービス性を向上させることができる。
【0027】また、下側室外ユニット1の上面への上側
室外ユニット2の配置は、前面連結金具3の突出片4と
据付脚前端7の差込穴8とによってその両側端方向の位
置が規制されると共に、前面連結金具3後面への据付脚
前端7の当接によってその前方位置が規制される。従っ
て容易に位置決めをすることができ、両室外ユニット
1、2の前板19及び側板20を上記化粧カバー25で
連接して優れた外観を提供することができる。
【0028】さらにこのような容易で確実な位置決め
は、上側室外ユニット2の確実なドレン排水にも有効で
ある。即ち、上側室外ユニットでは底フレーム10の下
方近傍に下側室外ユニット1の天板9が位置しているた
め、通常のようにドレンソケットを用いて下方からドレ
ン排水を行なうことは困難である。そのため、中間ドレ
ンパン21を下側室外ユニット1の上面に設置して、上
側室外ユニット2の底フレーム10に設けられているド
レン排水穴からのドレン水を受けて排水するようにして
いる。このとき、中間ドレンパン21は上側室外ユニッ
ト2の上記ドレン排水穴の下方位置に配置される必要が
あり、そのため中間ドレンパン21はその前方突出部2
2と前面連結金具3の切欠部5で両側方位置を、そして
下方突出片23を前面連結金具3の前方から当接させる
ことで、後方位置を規制し、下側室外ユニット1上面で
の位置決めが容易にできるようにしている。そして上記
のように上側室外ユニット2も下側室外ユニット1の上
面での位置決めがなされているので、ドレン排水穴から
滴下したドレン水を中間ドレンパン21で確実に受けて
排水することができる。
【0029】以上にこの発明の具体的な実施例について
説明したが、この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば前面連結金具3や背面連結金具15の具
体的な形状等は、この発明の範囲内で種々変更して実施
することができる。
【0030】
【発明の効果】上記請求項1の空気調和機の室外ユニッ
トでは、下側室外ユニットの天板の前面側に設けた前面
連結金具と、上側室外ユニットの据付脚前端とを連結す
るようにしている。従って、ケーシングの前板、側板等
を遮ることなく連結できるので、サービス性を向上する
ことが可能となると共に、別途アングル等の据付部材を
必要としないため、工事性を向上することが可能とな
る。また、下側室外ユニットの天板上面に中間ドレンパ
ンを設けているので、上側室外ユニットのドレン水を効
果的に排水することが可能となる。しかも中間ドレンパ
ンの前方突出部を前面連結金具の切欠部に挿入し、さら
に下方突出片を前面連結金具の前面に当接させて中間ド
レンパンを設置するようにしている。従って、中間ドレ
ンパンの位置決めが容易となり、工事性が向上すると共
に確実なドレン排水が可能となる。
【0031】また請求項2の空気調和機の室外ユニット
では、前面連結金具に設けた突出片を、据付脚前端に設
けた差込穴に前方から挿入して接続するようにしてい
る。従って、これらによって上下方向の外力に対する十
分な強度を得ることが可能となると共に、ネジ等の取付
部材が腐食したような場合でも十分な連結強度を確保す
ることが可能となる。
【0032】さらに請求項3の空気調和機の室外ユニッ
トでは、下側室外ユニットの天板の背面側と、上側室外
ユニットの底フレームの背面側とを連結するようにして
いる。従って、背面側を連結してもケーシングの前板、
側板等を遮ることがないので、サービス性を向上するこ
とが可能となると共に、この場合にも別途アングル等の
据付部材は必要とならないため、工事性を向上すること
が可能となる。
【0033】請求項4の空気調和機の室外ユニットで
は、背面連結金具に設けた突出部を、室外ユニットの背
面側に後方から挿入して接続するようにしている。従っ
て、上下方向の外力に対する強度を確実なものとすると
共に、ネジ等の取付部材が腐食したような場合でも連結
強度を確実に確保することが可能となる。
【0034】請求項5の空気調和機の室外ユニットで
は、背面連結金具の上側突出部の先端を斜め下方に向け
て設けている。従って、組立時に背面連結金具を底側差
込部に掛け止めておくことができるので、組立作業性を
向上させることが可能となる。
【0035】請求項6の空気調和機の室外ユニットで
は、連結構造を覆う化粧カバーを設けているので、外観
を向上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例における室外ユニットの連
結構造を示す斜視図であり、(a)は前面、(b)は背
面の構造を示している。
【図2】上記室外ユニットの連結構造の要部拡大図であ
り、(a)は前面、(b)は背面の構造を示している。
【図3】上記室外ユニットへの前面取付金具の取付けを
示す分解斜視図である。
【図4】上記室外ユニットへの中間ドレンパンの取付け
を示す図であり、(a)は分解斜視図、(b)は要部拡
大図である。
【図5】上記室外ユニットへの化粧カバーの取付けを示
す分解斜視図である。
【図6】従来例における室外ユニットを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 下側室外ユニット 2 上側室外ユニット 3 前面連結金具 4 突出片 5 切欠部 7 据付脚前端 8 差込穴 9 天板 10 底フレーム 11 底側連結部 12 底側差込部 13 天側連結部 14 天側差込部 15 背面連結金具 16 上側突出部 17 下側突出部 21 中間ドレンパン 22 前方突出部 23 下方突出片 25 化粧カバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 博 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社 滋賀製作所内 (56)参考文献 特開 平6−337136(JP,A) 実開 昭61−79165(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の室外ユニット(1)(2)を上下
    に積層する場合において、下側室外ユニット(1)の天
    板(9)の前面側に前面連結金具(3)を設け、この前
    面連結金具(3)と上側室外ユニット(2)の据付脚前
    端(7)とを連結するように構成して成り、下側室外ユ
    ニット(1)の天板(9)の上面に、上側室外ユニット
    (2)のドレン水を受ける中間ドレンパン(21)を設
    け、この中間ドレンパン(21)に前方突出部(22)
    を設け、さらにこの前方突出部(22)に下方突出片
    (23)を設けると共に、上記前面連結金具(3)に前
    方突出部(22)の幅に対応し、上方から前方突出部
    (22)を挿入できる切欠部(5)を設け、この切欠部
    (5)に上記前方突出部(22)を挿入し、上記下方突
    出片(23)を上記前面連結金具(3)に前方から当接
    させて上記中間ドレンパン(21)を設置するように
    たことを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
  2. 【請求項2】 上記前面連結金具(3)に後方へ突出す
    る突出片(4)を設けると共に、この突出片(4)を前
    方から挿入することができる差込穴(8)を上記据付脚
    前端(7)に設け、下側室外ユニット(1)の上記突出
    片(4)を上側室外ユニット(2)の上記差込穴(8)
    に挿入して接続するようにしたことを特徴とする請求項
    1の空気調和機の室外ユニット。
  3. 【請求項3】 下側室外ユニット(1)の天板(9)の
    背面側に天側連結部(13)を設けると共に、上側室外
    ユニット(2)の底フレーム(10)の背面側に底側連
    結部(11)を設け、上記天側連結部(13)と底側連
    結部(11)とを背面連結金具(15)で連結するよう
    にしたことを特徴とする請求項1又は2の空気調和機の
    室外ユニット。
  4. 【請求項4】 上記背面連結金具(15)の上端側に上
    側突出部(16)を、下端側に下側突出部(17)を、
    それぞれ前方に突出して設けると共に、天側連結部(1
    3)に上記下側突出部(17)を、底側連結部(11)
    に上記上側突出部(16)を、それぞれ後方から挿入す
    ることができる天側差込部(14)と底側差込部(1
    2)とを設け、上記下側突出部(17)を下側室外ユニ
    ット(1)の天側差込部(14)に、上記上側突出部
    (16)を上側室外ユニット(2)の底側差込部(1
    2)に挿入して接続するようにしたことを特徴とする請
    求項3の空気調和機の室外ユニット。
  5. 【請求項5】 上記上側突出部(16)は、先端が斜め
    下方に向くように傾斜して設けられたことを特徴とする
    請求項4の空気調和機の室外ユニット。
  6. 【請求項6】 上側室外ユニット(2)と下側室外ユニ
    ット(1)との連結構造を覆う化粧カバー(25)を設
    けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかの空気調
    和機の室外ユニット。
JP34083294A 1994-12-22 1994-12-22 空気調和機の室外ユニット Expired - Lifetime JP3089966B2 (ja)

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