JP2531159Y2 - 軒樋の接続構造 - Google Patents

軒樋の接続構造

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JP2531159Y2
JP2531159Y2 JP3452991U JP3452991U JP2531159Y2 JP 2531159 Y2 JP2531159 Y2 JP 2531159Y2 JP 3452991 U JP3452991 U JP 3452991U JP 3452991 U JP3452991 U JP 3452991U JP 2531159 Y2 JP2531159 Y2 JP 2531159Y2
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eaves
eaves gutter
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gutters
gutter
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清吾 相崎
範男 丹野
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、軒樋の接続構造に係
り、特に、接続されるべき一対の軒樋間にずれを生じ難
くされたものに関する。
【0002】
【従来の技術】軒樋を鼻隠し板等の軒先構成部材に取り
付けるにあたっては、図4に示される如くに、取付具5
0が使用されるのが一般的である。以下、これを簡単に
説明するに、断面が概略コ字状の排水流路42を有する
軒樋40の正面側及び背面側にはそれぞれ断面が7の字
状及び矩形状の耳部43,44が設けられており、それ
らの耳部43,44を取付具50で吊持するようにされ
ている。取付具50は、屋根2の先端側下部に配される
鼻隠し板4にビス止めされる取付座部51,取付座部5
1の上端から折り曲がって前方に突出するアーム部5
2,アーム部52の先端から上向きに突出して耳部43
を係止する係止片部53,取付座部51から前方に突出
して耳部44を係止する突出片部54,耳部44の脱落
を防止する舌状片部55からなっている。
【0003】一方、上述の如くにして取り付けられる軒
樋相互を接続するにあたっては、軒樋相互間に軒樋継ぎ
手を介装するのが一般的である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如くに軒樋の相互接続に軒樋継ぎ手を介装するもので
は、双方の軒樋を位置決めしておく必要があり、その場
合軒樋の高さ方向の位置決めが適正に行われないと接続
後に軒樋相互に段差が生じて漏水の原因となり易い。ま
た、軒樋継ぎ手を用いて軒樋を接続するには、通常、そ
の軒樋継ぎ手を軒樋相互間に介装できるだけのスペー
ス、特に、軒樋長手方向にある程度の余裕が必要とな
る。ところが、軒樋の配設場所は、時として長さ方向の
余裕が全くもしくはほとんど取れない場合があり、この
ような場合の軒樋接続作業は俗に地獄施工と呼ばれ、そ
の作業に難渋しているのが現状である。
【0005】かかる点に鑑み本考案は、接続されるべき
一対の軒樋の高さ方向の位置決めを確実に行うことがで
きるとともに、軒樋長さ方向に余裕がない場合でも軒樋
同志を容易にかつ迅速に接続できるようにされた軒樋の
接続構造をを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本考案に係る軒樋の接続構造は、接続されるべき一
対の軒樋の外周側部に軒樋の長さ方向に沿って断面形状
が概略コ字状の装着溝が形成され、上記一対の軒樋の接
続部においてそれら双方に跨がるように矩形断面を有す
る連結プレートが上記装着溝に嵌合せしめられて固定さ
れ、かつ、上記接続部の内周側にインサイドジョイント
が接合されて構成される。
【0007】
【作用】上述の如くの構成とされた本考案に係る軒樋の
接続構造においては、軒樋の接続部において連結プレー
トが軒樋双方に跨がるように装着溝に嵌合せしめられる
ので、軒樋相互の高さ方向の位置決めが正確かつ確実に
行われ、接続後においてもそれら軒樋に高さ方向の段差
が生じない。この場合、軒樋相互は接続時にその接続端
面を突き合わせることができるので、軒樋の長さ方向に
ほとんど余裕がない場合にも容易にしかも迅速に接続作
業が行える。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本考案に係る軒樋の取付構造の一実施例
を示しており、図において、接続されるべき一対の軒樋
10A,10B(以下、両者を総称して軒樋10と記
す)は、合成樹脂を素材として一体成形されたもので、
U字状断面形状を有する排水流路12と、角筒形のカバ
ー部13と、を有し、排水流路12の前面側及び背面側
上部には内側で下向きに係止片部17,19が突設さ
れ、また、背面側上部には上記内側係止片部19に連な
って外側で下向きに係止片部16が突設されている。ま
た、カバー部13の背面側下部には内側に凹む段部15
が形成されている。
【0009】そして、軒樋10の正面側部(カバー部1
3の正面側部)には、断面形状が概略コ字状の装着溝2
6が軒樋の長さ方向に沿って形成されるとともに、その
装着溝26の中央部にビス螺入用の螺合溝部27が軒樋
10の長さ方向に沿って設けられている。また、取付具
20は、軒樋10とその長さが等しくされており、鼻隠
し板4にビス26(図2)で固定される板状座部22
と、この板状座部22の上部に突設された断面L字形の
係合片部24と、板状座部22の下部に突設された水平
突出片部23とを有している。
【0010】かかる構成の軒樋10と取付具20とは、
図2に示される如くに、軒樋10の係止片部16が取付
具20の係合片部24に係合せしめられ、かつ、軒樋1
0の背面下部に設けられた段部15が水平突出片部23
に係止されて下方からビス25で固定されて、取付具2
0に軒樋10が取り付けられる。一方、軒樋10A,1
0Bを接続するにあたっては、それらの接続側端面を合
わせ、図1及び図2に示される如くの、上記装着溝26
の幅に対応した幅を有し、ビス挿入孔32が中央部に2
ヵ所並んで形成された連結プレート30を、一対の軒樋
10A,10Bの接続部においてそれら双方に跨がるよ
うに嵌合させる。それにより、軒樋10A,10Bの高
さ方向の位置決めがなされる。そして、かかる状態で連
結プレート30をビス33で軒樋10A,10Bにそれ
ぞれ固定する。
【0011】そして、その後、軒樋10A,10Bの接
続部における排水流路12内周面にインサイドジョイン
ト37を内側係止片部17,19にその両端部を挿入し
た状態で接着材等を用いて接合する。それにより、一対
の軒樋10A,10Bの接続が完了する。なお、図1及
び図2において、符号35は軒樋10A,10Bの正面
部を覆うように取り付けられる化粧カバーであり、それ
によって、装着溝26や接続部が外部から見えないよう
にされる。
【0012】このように構成される本考案に係る軒樋の
接続構造においては、軒樋10A,10Bの接続部にお
いて連結プレート26が軒樋双方に跨がるように装着凹
溝に嵌合せしめられるので、軒樋相互の高さ方向の位置
決めが正確かつ確実に行われ、接続後においてもそれら
軒樋に高さ方向の段差が生じない。この場合、軒樋相互
は接続時にその接続端面を突き合わせることができるの
で、軒樋の長さ方向にほとんど余裕がない場合にも容易
にしかも迅速に接続作業が行える。
【0013】図3は、本発明に係る軒樋の接続構造の他
の実施例を示し、この例が上述の例と異なるのは、上記
装着溝26に変えて軒樋正面側部に2状の凸部が設けら
れてそれによって断面形状が概略コ字状の装着溝28が
形成されており、また、連結プレート36の形状が断面
形状が概略コ字状とされていることで、かかる例におい
ても上述の例と同様な作用効果が得られる。
【0014】
【考案の効果】以上の説明から明らかな如く、本考案に
係る軒樋の接続構造によれば、軒樋の接続部において連
結プレートが軒樋双方に跨がるように装着溝に嵌合せし
められるので、軒樋相互の高さ方向の位置決めを正確か
つ確実に行うことができ、接続後においてもそれら軒樋
に高さ方向の段差が生じない。また、軒樋相互は接続時
にその接続端面を突き合わせることができるので、軒樋
の長さ方向にほとんど余裕がない場合にも容易にしかも
迅速に接続作業が行えるという利点がえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る軒樋の接続構造の一実施例の主要
部を示す分解斜視図。
【図2】図1の実施例の軒樋の取付構造を示す斜視図。
【図3】第2実施例の軒樋の接続構造を示す斜視図。
【図4】従来の軒樋の取付構造の説明に供される図。
【符号の説明】
10−軒樋 12−排水流路 16−係止片部 20−取付具 24−係合片部 26,28−装着溝 30−連結プレート 32−ビス挿入孔 33−ビス 37−インサイドジョイント

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続されるべき一対の軒樋の外周側部に
    軒樋の長さ方向に沿って断面形状が概略コ字状の装着溝
    が形成され、上記一対の軒樋の接続部においてそれら双
    方に跨がるように矩形断面を有する連結プレートが上記
    装着溝に嵌合せしめられて固定され、かつ、上記接続部
    の内周側にインサイドジョイントが接合されていること
    を特徴とする軒樋の接続構造。
JP3452991U 1991-05-16 1991-05-16 軒樋の接続構造 Expired - Lifetime JP2531159Y2 (ja)

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JP3452991U JP2531159Y2 (ja) 1991-05-16 1991-05-16 軒樋の接続構造

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JP3452991U JP2531159Y2 (ja) 1991-05-16 1991-05-16 軒樋の接続構造

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Publication Number Publication Date
JPH04129230U JPH04129230U (ja) 1992-11-25
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JP2002364134A (ja) * 2001-06-05 2002-12-18 Sekisui Chem Co Ltd 軒樋の接続構造

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JPH04129230U (ja) 1992-11-25

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