JP5921729B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Description

この発明は、外観を向上した空気調和機の室外機に関するものである。
空気調和機の室外機においては、室外機の筺体には、正面パネル、右側面パネル、左側面パネル、背面パネルを一体成形により形成し、各パネルの境界には波状部を形成して、この波状部を折り曲げることにより成形し、各パネルの接続に必要なネジ等を減少する技術が開示されている(特許文献1)。
特開平9−112966号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているような室外機は、天面パネルと左右側面パネルとをネジ止めしたネジがむき出しになっており、雨に濡れることなどにより錆びてしまうという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、室外機の板金筺体を構成する板金部品のネジ留め箇所を集中させて樹脂部品で覆うことにより、ネジの錆びを防止し、見栄え良く、容易に結合できる空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
この発明に係る空気調和機の室外機は、上面に設けられた天板と、下面に設けられた底板と、側面に設けられた側面板とを少なくとも有し、金属製の筺体となるように形成された空気調和機の室外機において、前記天板と前記側面板および前記底板と前記側面板とが、前記筺体の四隅でネジ留めされ、前記ネジ留めされた前記筺体の四隅を、ネジが見えないように覆う樹脂製の樹脂カバーと、前記天板と一体形成され、前記天板の端部を前記底板側に直角に折り曲げ、前記底板と水平になるようにさらに直角に折り曲げることによって構成される、もしくは、前記側面板と一体形成され、前記側面板の端部を前記天板側に直角に折り曲げ、前記天板と垂直になるようにさらに直角に折り曲げることによって構成されるネジ留め部を備え、前記天板と前記側面板とは、前記ネジ留め部においてネジ留めされ、前記樹脂カバーは、前記ネジ留め部を覆い、前記ネジ留め部が、前記天板と一体形成され、前記天板を前記底板側に直角に折り曲げ、前記底板と水平になるようにさらに直角に折り曲げることによって構成される場合に、前記ネジ留め部に排水路をさらに備え、前記排水路は、前記ネジより内側を通るように設けられ、前記排水路の先端は、前記側面板の外側の側面に通じるように設けられることを特徴とする。
この発明に係る空気調和機の室外機によれば、筺体の四隅のネジ留めの接合部が樹脂カバーで覆われ、ネジが錆びることを防止することができる。また、凹凸の少ない平面を形成することで美観を向上させることができる。また、ネジ留めの場所を集中させることで組み立て性を向上させることができる。
この発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の筺体の分解斜視図である。 図1のAに示す部分を拡大した図である。 この発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の板金の接合部に樹脂カバーを設置する例を示す図である。 樹脂カバーの取り付けの一例を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機を積み重ねた一例を説明する図である。 図5のBに示す部分について、積層時樹脂カバーをはずし、拡大した図である。 積層用金具の取り付け例を示す図である。 室外機を積層した場合に、接合部をカバーする積層時樹脂カバーの斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る空気調和機の室外機に備えられた排水路の一例を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る空気調和機の室外機に備えられた排水路の一例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機1の筺体の分解斜視図である。なお、図1において、矢印aの方向が正面とする。
図1に示すように、室外機1は、天板10、左側面板11、右側面板12、前面板13、背面板14、底板15とで筺体を形成する。なお、天板10、左側面板11、右側面板12、前面板13、背面板14、底板15は、板金で構成されており、天板10と左側面板11および右側面板12、底板15と左側面板11および右側面板12とは、筺体の四隅の側面でネジ留めされることにより接合される。天板10と前面板13および背面板14、底板15と前面板13および背面板14も適宜ネジ留めされることにより接合される。
図2は、図1のAに示す部分を拡大した図である。
図2に示すように、天板10には、天板10と一体形成されたネジ留め部16が設けられ、ネジ留め部16を介して、室外機1の天板10と左側面板11、天板10と前面板13、天板10と背面板14とがそれぞれネジ留めされることで接合される。
ネジ留め部16は、天板10の端部を底板15側に直角に折り曲げ、底板15と水平になるようにさらに直角に折り曲げることによって構成される。つまり、直角に折り曲げられたネジ留め部16により、筺体の角は窪んだ形状となっている。
なお、図2において、ネジ留め部16は、天板10と一体形成されることとしているが、これに限らず、左側面板11と一体形成され、左側面板11の端部を天板10側に直角に折り曲げ、天板10と垂直になるようにさらに直角に折り曲げることによって構成されるようにしてもよい。
なお、本願において、直角とは略直角のことであり、本願で述べる作用を奏する範囲であれば、ほぼ直角も含むものとする。また、水平、垂直とは略水平、略垂直のことであり、本願で述べる作用を奏する範囲であれば、ほぼ水平、ほぼ垂直も含むものとする。
また、図2では、天板10と左側面板11が3箇所ネジ留めされる構成としているが、これに限らず、筺体の四隅の側面でそれぞれネジ留めされているのであれば、ネジ留め箇所の数は適宜設定可能である。また、図2に示すように、ネジ留め部16の前面板13側の端および背面板14側の端にそれぞれ前面板13および背面板14との接合部を設け、ネジ留めすることで前面板13および背面板14を接合させる。なお、図2においてはそれぞれ1箇所ネジ留めすることで接合させるようにしているが、これに限らず、ネジ留め箇所の数は適宜設定可能である。
また、図2は、室外機1の筺体の正面から見て右上の隅を示す図であるが、他の3隅においても同様に、天板10と右側面板12、あるいは、底板15と左右側面板(右側面板12、左側面板11)とが接合される。
このように、筺体の四隅の側面でネジ留めされることで、天板10と左右側面板、底板15と左右側面板とが、ネジ留め部16を介してネジ留めされることで接合される。
図3は、この発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機1の板金の接合部に樹脂カバー17を設置する例を示す図である。なお、図3において、矢印aの方向が正面とする。
図3に示すように、ネジ留めすることで接合され筺体を形成する室外機1の四隅の接合部に、合成樹脂で構成された樹脂カバー17を被せる。
図4は、樹脂カバー17の取り付けの一例を説明する図である。なお、図4は、図3に示すBの部分を拡大した図である。
図4に示すように、左側面板11と対向する面のネジ留め部16には、切り欠き穴18が設けられ、樹脂カバー17の、天板10と接合される面には、爪19が設けられている。そして、切り欠き穴18に、爪19をひっかけることにより、樹脂カバー17が室外機1の側面に取り付けられる。
なお、図4では、天板10の左側面板11と対向する面のネジ留め部16に切り欠き穴18を設ける構成としているが、これに限らず、ネジ留め部16が左側面板11と接する面に切り欠き穴18を設け、その切り欠き穴18と対向する樹脂カバー17の辺に爪19を設けて、樹脂カバー17が室外機1の側面に取り付けられるように構成してもよい。
また、図4は、室外機1の筺体の、正面からみて右上の隅を示す図であるが、他の3隅においても同様に樹脂カバー17が室外機1の側面に取り付けられる。例えば、室外機1の筺体の、正面からみて左上の隅であれば、天板10の右側面板12と対向する面もしくは接する面のネジ留め部16に切り欠き穴18を設け、切り欠き穴18に対向する樹脂カバー17の面に爪19を設けて、切り欠き穴18と樹脂カバー17の爪19をひっかけることで樹脂カバー17が室外機1に取り付けられるようにすることができる。また、室外機1の筺体の、正面からみて右下の隅であれば、底板15の左側面板11と対向する面もしくは接する面のネジ留め部16に切り欠き穴18を設け、切り欠き穴18に対向する樹脂カバー17の面に爪19を設けて、切り欠き穴18と樹脂カバー17の爪19をひっかけることで樹脂カバー17が室外機1に取り付けられる。また、室外機1の筺体の、正面からみて左下の隅であれば、底板15の右側面板12と接する面もしくは接する面のネジ留め部16に切り欠き穴18を設け、切り欠き穴18に対向する樹脂カバー17の面に爪19を設けて、切り欠き穴18と樹脂カバー17の爪19をひっかけることで樹脂カバー17が室外機1に取り付けられる。
また、図4において、切り欠き穴18および爪19はそれぞれ2個としたが、これに限らず、1箇所でも3箇所以上でも、適宜設定可能である。また、ここでは、ネジ留め部16に切り欠き穴18と、樹脂カバー17に爪19を、それぞれ設けて樹脂カバー17を取り付ける構成としたが、これに限らず、その他の取り付け方法を用いても構わない。
また、ここでは、樹脂カバー17は、角が角ばった形状としたが、これに限らず、装着したときに筺体の四隅の角が丸くなるような形状としてもよい。
次に、複数の同一の室外機1を積層設置する場合について説明する。
図5は、この発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機1を積み重ねた一例を説明する図である。なお、ここでは、積層される側、つまり、下に設置される室外機1を下段の室外機1、積層する側、つまり、上に設置される室外機1を上段の室外機1とする。
室外機1の上に、同一の室外機1を積層設置する場合、図5に示すように、下段の室外機1と、上段の室外機1の接合部を覆うように積層時樹脂カバー20を設置する。
図6は、図5のCに示す部分について、積層時樹脂カバー20をはずし、拡大した図である。
下段の室外機1と、上段の室外機1は、積層用金具21で固定される。
積層用金具21は、板金を6箇所直角に折り曲げて二段の山状の凸型に構成されており、図6に示すように、中央の凸部が、下段の室外機1と上段の室外機1とのスペーサの役割を果たす。
積層用金具21が、下段の室外機1および上段の室外機1にそれぞれネジ留めされることにより、上下に積層された室外機1同士が固定される。
図7は、積層用金具21の取り付け例を示す図である。なお、図7は、図6に示した部分を斜めから見た図である。
積層用金具21は、直角に折れ曲げた金具の端が、下段の室外機1の天板10および上段の室外機1の底板15と平行になるようにして、中央の凸部が下段の室外機1の天板および上段の室外機1の底板15に挟まれるように、つまり、直角に折れ曲がった金具の端が外側(室外機1の中央と反対側)を向くように取り付けられる。積層用金具21は、下段の室外機1の天板10の側面と接する部分、および、上段の室外機1の底板15の側面と接する部分でネジ留めされる。なお、ここでは、図7に示すように、積層用金具21は、下段の室外機1の天板10の側面および上段の室外機1の底板15の側面と接する位置で3箇所ネジ留めするものとしたが、これに限らず、2箇所以下としても4箇所以上してもよい。また、室外機1の天板10または底板15の側面とネジ留めするのではなく、ネジ留め部16を介して側面板とネジ留めされるなど、ネジ留め位置については適宜設定すればよい。
また、積層用金具21は、凸部を設けず、コの字型としてもよい。その場合、積層用金具21のコの字の縦の辺は、室外機1を上下に積層したときに、下段の室外機1の天板10と上段の室外機1の底板15の間には空間ができるだけの長さになるようにする。
図8は、室外機1を積層した場合に、接合部をカバーする積層時樹脂カバー20の斜視図である。
積層時樹脂カバー20は、合成樹脂で形成されており、図8に示すように、爪19を有し、室外機1の天板10および底板15の側面のネジ留め部16の、積層用金具21と重なる位置に設けられた切り欠き穴18に爪19をひっかけることで取り付けられる。なお、切り欠き穴18は、積層用金具21にも、室外機1に設けられた切り欠き穴18まで貫通するように設けられている。
なお、図7,図8において、切り欠き穴18および爪19はそれぞれ2個としたが、これに限らず、1箇所でも3箇所以上でも、適宜設定可能である。また、図7,図8では、天板10および底板15の側面のネジ留め部16の、積層用金具21と重なる位置で積層時樹脂カバー20がひっかけられるように切り欠き穴18および爪19をそれぞれ設ける構成としたが、これに限らず、ネジ留め部16が左側面板11と接する面に切り欠き穴18を設け、その切り欠き穴18と対向する積層時樹脂カバー20の面に爪19を設けて、積層時樹脂カバー20が取りつけられる構成としてもよいし、その他の取り付け方法を用いても構わない。
また、図7は、下段の室外機1の筺体の、正面からみて右上の隅を示す図であるが、下段の室外機1の正面からみて左上の隅においても同様に積層用樹脂カバー20が室外機1の側面に取り付けられる。
また、ここでは、2台の室外機1を上下に積層する場合について説明したが、さらに室外機1を3台以上積層する場合においても同様である。
以上のように、この実施の形態1によれば、樹脂カバー17が室外機1の四隅の側面に取り付けられることで、接合部のネジが隠されるため、ネジの錆びを防ぐことができる。また、樹脂カバー17がネジを覆うことで、外部からネジが見えず、凹凸の少ない平面を形成することで美観が向上する。また、ネジ留めの場所を筺体の四隅に集中させたので、組み立て性を向上させることができる。また、樹脂カバー17で四隅が覆われていることで、人が接触した際の安全性をより高めることができる。また、室外機1を積層する場合においては、積層時樹脂カバー20を用いることで、樹脂カバー17同様、ネジの錆びを防ぐことができ、凹凸の少ない平面を形成するので、美観が向上する。
実施の形態2.
実施の形態1では、樹脂カバー17を用いることでネジ留めのネジを覆い、ネジが錆びることを防止する実施の形態について説明した。この実施の形態2では、さらに、室外機1が排水路を備えることで、侵入した水を外部に流し、内部の機械部品等にも影響を与えないようにする実施の形態について説明する。
図9は、この発明の実施の形態2に係る空気調和機の室外機1に備えられた排水路の一例を示す図である。図9において、aで示す方向が前面である。よって、図9は、室外機1を正面から見た場合の四隅のうち、右上の隅を示す図である。
図9に示すように、この実施の形態2の室外機1は、ネジ留め部16の左側面板11と接合される面において、ネジを避けるように迂回したコの字型の排水路22を備えている。なお、排水路22は、ネジよりも室外機1の内側を通る。その他の構成は、実施の形態1で説明したものと同様であるため、重複した説明を省略する。
図9に示すように、排水路22は、ネジ留め部16および左側面板11をへこませて溝を形成したものであり、排水路22の始点と終点は左側面板11の外側の側面まで達している。なお、排水路22の始点と終点が両方左側面板の外側の側面まで達していればなおよいが、これに限らず、排水路22の始点と終点のいずれか一方が左側面板の外側の側面まで達しているようにしてもよい。
また、図9は、室外機1を正面から見た場合の四隅のうち、右上の隅を示す図であるが、反対側、つまり、室外機1を正面から見た場合の四隅のうち、左上の隅にも同様に排水路22が備えられている。
以上のように、実施の形態2によれば、筺体を形成する天板10などの板金と樹脂カバー17との隙間から侵入した水を排水路22によって外部に流し、室外機1の内部に備えられた機械部品等に影響を与えないようにすることができる。また、ネジ留め部16のネジが錆びることをより防ぐことができる。
実施の形態3.
実施の形態2では、排水路22を備え、板金と樹脂カバー17との隙間から侵入した水を、室外機1の側面から外部に流すようにしていた。この実施の形態3では、板金と樹脂カバー17との隙間から侵入した水を、室外機1の側面からではなく、背面から外部に流すようにする実施の形態について説明する。なお、排水路22以外の構成については、実施の形態1,2で説明した室外機1と同様であるため、重複した説明を省略し、実施の形態1,2とは異なる排水路22の構成についてのみ説明する。
図10は、この発明の実施の形態3に係る空気調和機の室外機1に備えられた排水路の一例を示す図である。図10において、aで示す方向が前面である。よって、図10は、室外機1を正面から見た場合の四隅のうち、右上の隅を示す図である。
図10に示すように、この実施の形態3の室外機1は、ネジ留め部16の左側面板11と接合される面において、ネジよりも内側に、室外機1の前面から背面へとのびる一本の排水路22を備えている。
排水路22は、ネジ留め部16および左側面板11をへこませて溝を形成したものであり、排水路22の室外機1の前面側の端は、ネジ留め部16が前面板13と接合する位置まで達し、排水路22の室外機1の背面側の端は、背面板14の外側の側面まで達している。
なお、図10は、室外機1を正面から見た場合の四隅のうち、右上の隅を示す図であるが、反対側、つまり、室外機1を正面から見た場合の四隅のうち、左上の隅にも同様に排水路22が備えられている。
以上のように、実施の形態3によれば、実施の形態2同様、筺体を形成する天板10などの板金と樹脂カバー17との隙間から侵入した水を排水路22によって外部に流し、室外機1の内部に備えられた機械部品等に影響を与えないようにすることができる。また、接合部16のネジが錆びることをより防ぐことができる。また、侵入した水が室外機1の背面から外部に排出されるため、水の流れた後などが見えない位置にくるので、実施の形態2と比べ、より美観が向上する。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明に係る空気調和機の室外機は、筺体の四隅のネジ留めの接合部が樹脂カバーで覆われ、ネジが錆びることを防止することができるため、見栄え良く、容易に結合できる空気調和機の室外機などに適用することができる。
1 室外機、10 天板、11 左側面板、12 右側面板、13 前面板、14 背面板、15 底板、16 ネジ留め部、17 樹脂カバー、18 切り欠き穴、19 爪、20 積層時樹脂カバー、21 積層用金具、22 排水路。

Claims (4)

  1. 上面に設けられた天板と、下面に設けられた底板と、側面に設けられた側面板とを少なくとも有し、金属製の筺体となるように形成された空気調和機の室外機において、
    前記天板と前記側面板および前記底板と前記側面板とが、前記筺体の四隅でネジ留めされ、
    前記ネジ留めされた前記筺体の四隅を、ネジが見えないように覆う樹脂製の樹脂カバーと、
    前記天板と一体形成され、前記天板の端部を前記底板側に直角に折り曲げ、前記底板と水平になるようにさらに直角に折り曲げることによって構成される、もしくは、前記側面板と一体形成され、前記側面板の端部を前記天板側に直角に折り曲げ、前記天板と垂直になるようにさらに直角に折り曲げることによって構成されるネジ留め部を備え、
    前記天板と前記側面板とは、前記ネジ留め部においてネジ留めされ、
    前記樹脂カバーは、前記ネジ留め部を覆い、
    前記ネジ留め部が、前記天板と一体形成され、前記天板を前記底板側に直角に折り曲げ、前記底板と水平になるようにさらに直角に折り曲げることによって構成される場合に、
    前記ネジ留め部に排水路をさらに備え、
    前記排水路は、前記ネジより内側を通るように設けられ、前記排水路の先端は、前記側面板の外側の側面に通じるように設けられる
    ことを特徴とする空気調和機の室外機。
  2. 上面に設けられた天板と、下面に設けられた底板と、側面に設けられた側面板とを少なくとも有し、金属製の筺体となるように形成された空気調和機の室外機において、
    前記天板と前記側面板および前記底板と前記側面板とが、前記筺体の四隅でネジ留めされ、
    前記ネジ留めされた前記筺体の四隅を、ネジが見えないように覆う樹脂製の樹脂カバーと、
    前記天板と一体形成され、前記天板の端部を前記底板側に直角に折り曲げ、前記底板と水平になるようにさらに直角に折り曲げることによって構成される、もしくは、前記側面板と一体形成され、前記側面板の端部を前記天板側に直角に折り曲げ、前記天板と垂直になるようにさらに直角に折り曲げることによって構成されるネジ留め部を備え、
    前記天板と前記側面板とは、前記ネジ留め部においてネジ留めされ、
    前記樹脂カバーは、前記ネジ留め部を覆い、
    前記ネジ留め部が、前記天板と一体形成され、前記天板を前記底板側に直角に折り曲げ、前記底板と水平になるようにさらに直角に折り曲げることによって構成される場合に、
    前記ネジ留め部に排水路をさらに備え、
    前記排水路は、前記ネジより内側を通るように設けられ、前記排水路の先端の一方が、背面板の外側の側面に通じるように設けられる
    ことを特徴とする空気調和機の室外機。
  3. 前記天板、前記底板、もしくは、前記側面板のいずれかに切り欠き穴を有し、前記樹脂カバーは爪を有しており、
    前記爪が、前記切り欠き穴にひっかけられることにより、前記樹脂カバーが前記筺体に装着される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の空気調和機の室外機。
  4. 二つ以上の前記筺体が上下に積層する場合に、
    積層用金具をさらに備え、
    前記積層用金具を、下段の筺体と上段の筺体とに固定して前記下段の筺体と前記上段の筺体とをネジ留めによって連結し、
    前記樹脂カバーは、前記ネジ留めされた積層用金具が見えないように覆う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の空気調和機の室外機。
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