JP6934169B2 - 給湯器 - Google Patents
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Description
フロントカバーに、筐体へのネジ止め部を覆う樹脂カバーが着脱可能に装着されて、樹脂カバーは、ネジ止め部に隣接してフロントカバーに切り起こし形成される被係止部に、樹脂カバーの裏面に設けた係止部を前方から弾性係止させることで装着されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、フロントカバーの背面に、被係止部の切り起こし形成によって生じる透孔を閉塞するシール部材が貼着されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、樹脂カバーに、フロントカバーからの取り外しの際に係止部の弾性係止を解除させるための操作位置を示す表示部が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、シール部材の採用により、被係止部を切り起こし形成しても透孔から筐体内への雨水等の浸入を防止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、表示部の採用により、樹脂カバーの取り外し作業が簡単に行える。
図1は、給湯器の一例を示す正面図、図2はフロントカバーを取り外した筐体の斜視図、図3はフロントカバーの斜視図である。
給湯器1は、前面を開口して天板3及び底板4、左右の側板5,5、背板6とからなる縦長箱状の筐体2と、筐体2の前面を閉塞するフロントカバー7とを備えている。筐体2内には、バーナを有する燃焼部9と、熱交換器を有する熱交換部10と、排気部11とを含む燃焼装置8等の構成部品が収容されて、開口の四辺には、フロントカバー7の取付用のフランジ部12,12・・が外側へ折り返し形成されている。上下のフランジ部12,12には、左右一対ずつネジ孔13,13が形成されている。14,14は、背板6の上下に取り付けられた設置用金具である。
また、膨出部16の上部には、図4に示すように、左右両端を除く上辺部分が下降して外周部15の上側を上下に幅広とする正面視横長台形状の上凹部19が形成され、同様に膨出部16の下部にも、左右両端を除く下辺部分が上昇して外周部15の下側を上下に幅広とする正面視横長台形状の下凹部20が形成されている。上凹部19と下凹部20とによって幅広となる外周部15の上下には、フランジ部12のネジ孔13,13に対応するネジ止め部としての左右一対のネジ止め孔21,21がそれぞれ形成されている。
このため、膨出部16の上下面には、被係止部22,22の切り起こしに伴う透孔23,23が形成されることになるが、フロントカバー7の裏面には、図7,8に示すように、上凹部19の後側で外周部15の裏面(ネジ止め孔21,21は除く)を覆う上板25と、上凹部19の下側で膨出部16の下側内面を覆う下板26とからなるシール部材としての断面L字状のシール板24が貼着されて、下板26に設けた左右一対の延設片27,27が、透孔23,23を下方から閉塞している。なお、下凹部20側では、透孔23,23は膨出部16の下面に開口するため、シール板24を設けなくても雨水等が浸入するおそれはないが、ここにもシール板24を貼着して差し支えない。
この樹脂カバー30は、合成樹脂の一体成形品で、図5,6に示すように、上凹部19と下凹部20との正面視形状に対応する横長台形状の前板部31と、前板部31の長辺へ直角に連設され、平面視が帯状の平板部32とを有し、前板部31と平板部32との間の内面には、上下方向の補強リブ33,33・・が、左右に所定間隔をおいて4枚設けられている。また、前板部31の裏面には、後方へ突出して端部寄りの上面に凸部35をそれぞれ形成した左右一対の係止部としての係止片34,34が設けられている。この係止片34,34は、膨出部16の被係止部22,22にそれぞれ前方から差し込み可能となっている。さらに、平板部32における係止片34,34の上方位置には、樹脂カバー30を取り外す際の操作位置を示す表示部36,36が、後端へ行くに従って深くなる傾斜を有して凹設されている。
その後、上凹部19に対し、樹脂カバー30を、平板部32を上にして係止片34,34を被係止部22,22に差し込むようにして前方から組み付ける。すると、図8に示すように、凸部35が被係止部22を越えるまで係止片34が差し込まれて弾性係止すると共に、平板部32が外周部15の前面に当接し、各補強リブ33が外周部15の前面及び膨出部16の上面に当接する位置で固定される。この位置で前板部31は、前面が膨出部16の前面と略同一面上にあって上凹部19を前方から覆い、平板部32は上凹部19を上方から覆う。よって、上側の樹脂カバー30によってネジ37,37は隠されることになる。
一方、フロントカバー7を取り外す場合、まず、各樹脂カバー30を、左右の表示部36,36を押して前板部31を手前へ押し出すようにすれば、係止片34,34が被係止部22,22から抜き取られて上凹部19及び下凹部20から取り外すことができる。これにより外周部15の上下でネジ37,37が露出するため、各ネジ37を緩めて取り外せばフロントカバー7を筐体2から取り外すことができる。
また、樹脂カバー30に、フロントカバー7からの取り外しの際に係止片34,34の弾性係止を解除させるための操作位置を示す表示部36,36が設けられているので、樹脂カバー30の取り外し作業が簡単に行える。
また、シール部材は上記形態のシール板に限らず、例えば透孔の部分のみを個別に閉塞する小面積のシール板とする等、少なくとも被係止部の切り起こし形成による透孔を閉塞可能であれば、適宜変更できる。表示部の位置や形状も変更可能である他、表示部の省略も可能である。
Claims (3)
- 燃焼装置を収容して前面を開口する筐体と、その筐体の前面にネジ止めされるフロントカバーとを備えてなる給湯器であって、
前記フロントカバーに、前記筐体へのネジ止め部を覆う樹脂カバーが着脱可能に装着されて、
前記樹脂カバーは、前記ネジ止め部に隣接して前記フロントカバーに切り起こし形成される被係止部に、前記樹脂カバーの裏面に設けた係止部を前方から弾性係止させることで装着されていることを特徴とする給湯器。 - 前記フロントカバーの背面に、前記被係止部の切り起こし形成によって生じる透孔を閉塞するシール部材が貼着されていることを特徴とする請求項1に記載の給湯器。
- 前記樹脂カバーに、前記フロントカバーからの取り外しの際に前記係止部の弾性係止を解除させるための操作位置を示す表示部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の給湯器。
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