JP3430034B2 - パイプ用換気扇 - Google Patents
パイプ用換気扇Info
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Description
たファンモータと電源を電源中継端子部を介して接続す
るパイプ用換気扇に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、壁部または天井部に設けた通風パ
イプ等に装着して換気するパイプ用換気扇の普及にとも
ない、ファンモータに接続される電源コードと電源とを
接続する電源中継端子部の接続が緩んだり外れたりしな
いようにすることの要望が高まってきている。 【0003】従来、この種のパイプ用換気扇の一例とし
て図9に示されるものが知られていた。以下、その構成
について図9を参照しながら説明する。 【0004】図に示すように、ファンモータ101を設
けた換気扇本体102の室内側に裏面に凹部103を形
成したフランジ部104を設け、フランジ部104の凹
部103にボス部105を設けファンモータ101と接
続されるファンモータ側端子106と、このファンモー
タ側端子106に接続される電源側端子107とよりな
る電源中継端子部108が収納される箱状のケース10
9に収納したのち、ケース109の蓋110とともにね
じ111により凹部103に設けたボス部105に取り
付けていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】このような従来のパイ
プ用換気扇では、電源中継端子部108はケース109
内に不安定な状態で収納されているため、振動等により
ファンモータ側端子106と電源側端子107との接続
が緩んだり外れたりする恐れがあり、安全性がまだ不十
分であるとともに、蓋110およびケース109をねじ
111で取り付けているため取付作業性が悪く手間がか
かるという課題があった。 【0006】本発明は、上記課題を解決するもので、電
源中継端子部の接続の緩みを防止して安全性を高めるこ
とができるとともに、取付けの作業性を向上させたパイ
プ用換気扇を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明のパイプ用換気扇
においては、ファンモータを設けた換気扇本体の室内側
に設けられる裏面側に凹部を形成したフランジ部と、前
記ファンモータに接続された電源コードの端部に設けら
れるファンモータ側端子と、このファンモータ側端子に
接続される電源側端子とからなる電源中継端子部と、こ
の電源中継端子部が嵌合保持されるように前記フランジ
部の凹部に設けられる保持部とを備え、前記保持部のフ
ァンモータ側端子と電源側端子の接続方向となる両端部
に前記電源中継端子部の接続方向の移動を阻止する突出
部を形成した構成としたものである。 【0008】この発明によれば、電源中継端子部の接続
の緩みを防止して安全性を高めることができるととも
に、取付けの作業性を向上できるパイプ用換気扇を提供
することができる。 【0009】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ファンモータを設けた換気扇本体の室内側に設けら
れる裏面側に凹部を形成したフランジ部と、前記ファン
モータに接続された電源コードの端部に設けられるファ
ンモータ側端子と、このファンモータ側端子に接続され
る電源側端子とからなる電源中継端子部と、この電源中
継端子部が嵌合保持されるように前記フランジ部の凹部
に設けられる保持部とを備え、前記保持部のファンモー
タ側端子と電源側端子の接続方向となる両端部に前記電
源中継端子部の接続方向の移動を阻止する突出部を形成
したパイプ用換気扇の構成としたものであり、保持部に
嵌合保持された電源中継端子部は保持部の両端部に設け
た突出部により移動が阻止され、ファンモータ側端子と
電源側端子との接続が緩んだり外れたりすることがなく
なり、安全性が高められるとともに、ねじを用いて取り
付けないので取付けの作業性を向上させることができる
という作用を有する。 【0010】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図8を参照しながら説明する。 【0011】(実施の形態1)図1〜図4に示すよう
に、ファンモータ1を設けた換気扇本体2の室内側に、
裏面側に凹部3を形成したフランジ部4を設け、このフ
ランジ部4の凹部3に、ファンモータ1に接続された電
源コード5の端部に設けられるファンモータ側端子6
と、ファンモータ側端子6に接続される電源側端子7と
からなる電源中継端子部8が嵌合保持される溝部9を有
した保持部10を複数設け、保持部10のファンモータ
側端子6と電源側端子7の接続方向となる両端部に、電
源中継端子部8の接続方向の移動を阻止するように突出
部11を形成し構成する。 【0012】上記構成において、ファンモータ1と電源
を接続するときには、ファンモータ1に接続された電源
コード5の端部に設けたファンモータ側端子6と電源と
接続される電源側端子7を接続して電源中継端子部8を
形成し、電源中継端子部8をフランジ部4の凹部3に設
けた保持部10の溝部9に嵌合し、保持部10に電源中
継端子部8を保持してファンモータ1と電源を接続す
る。 【0013】このとき、電源中継端子部8は保持部10
に設けた突出部11により電源中継端子部8の接続方向
への移動が阻止されることとなる。 【0014】このように本発明の実施の形態1のパイプ
用換気扇によれば、ファンモータ1を設けた換気扇本体
2の室内側に設けられる裏面側に凹部3を形成したフラ
ンジ部4を設け、ファンモータ側端子6とファンモータ
側端子6に接続される電源側端子7とからなる電源中継
端子部8が嵌合保持される形状で両端部に電源中継端子
部8の移動を阻止する突出部11を設けた保持部10を
フランジ部4の凹部3に設けたので、電源中継端子部8
は保持部10に嵌合保持され、電源接続端子部8の接続
の緩みが防止されるとともに、ねじを用いて取り付ける
必要がなくなり取付け作業性が向上する。 【0015】(実施の形態2)図5〜図8に示すよう
に、電源中継端子部8が保持される保持部10Aに、電
源中継端子部8の脱落を防止するように受け止める弾性
を有した爪12を設け構成する。 【0016】上記構成において、ファンモータ1と電源
を接続するときには、ファンモータ1に接続された電源
コード5の端部に設けたファンモータ側端子6と、電源
と接続される電源側端子7とを接続して電源中継端子部
8を形成し、電源中継端子部8をフランジ部4の凹部3
に設けた保持部10Aの爪12の弾性に抗して保持部1
0Aに嵌合し、保持部10Aに電源中継端子部8を保持
してファンモータ1と電源を接続する。 【0017】このとき、電源中継端子部8は保持部10
Aに設けた爪12により、保持部10Aより脱落するの
が防止されるように保持される。 【0018】このように本発明の実施の形態2のパイプ
用換気扇によれば、電源中継端子部8が保持される保持
部10Aに電源中継端子部8の脱落を防止する爪12を
設けたので、電源中継端子部8が保持部10Aから脱落
するのを防止できる。 【0019】 【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればファンモータを設けた換気扇本体の室内側に
設けられる裏面側に凹部を形成したフランジ部と、前記
ファンモータに接続された電源コードの端部に設けられ
るファンモータ側端子と、このファンモータ側端子に接
続される電源側端子とからなる電源中継端子部と、この
電源中継端子部が嵌合保持されるように前記フランジ部
の凹部に設けられる保持部とを備え、前記保持部のファ
ンモータ側端子と電源側端子の接続方向となる両端部に
前記電源中継端子部の接続方向の移動を阻止する突出部
を形成したので、電源中継端子の接続の緩みおよび外れ
を防止して安全性を高めることができるとともに、取付
け作業性を向上させることができるパイプ用換気扇を提
供できる。 【0020】また、電源中継端子部が保持される保持部
に、前記電源中継端子部の脱落を防止する爪を設けたの
で、電源中継端子部の脱落が防止できる。
中継端子部の取付前の状態を示す一部を破断した斜視図 【図2】同パイプ用換気扇の電源中継端子部の取付後の
状態を示す一部を破断した斜視図 【図3】同パイプ用換気扇の保持部に電源中継端子部を
保持した状態を示す平面図 【図4】同パイプ用換気扇の保持部に電源中継端子部を
保持した状態を示す断面図 【図5】本発明の実施の形態2のパイプ用換気扇の電源
中継端子部の取付前の状態を示す一部を破断した斜視図 【図6】同パイプ用換気扇の電源中継端子部の取付後の
状態を示す一部を破断した斜視図 【図7】同パイプ用換気扇の保持部に電源中継端子部を
保持した状態を示す平面図 【図8】同パイプ用換気扇の保持部に電源中継端子部を
保持した状態を示す断面図 【図9】従来のパイプ用換気扇の電源中継端子部の保持
状態を示す一部を破断した斜視図 【符号の説明】 1 ファンモータ 2 換気扇本体 3 凹部 4 フランジ部 5 電源コード 6 ファンモータ側端子 7 電源側端子 8 電源中継端子部 10 保持部 10A 保持部 11 突出部 12 爪
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ファンモータを設けた換気扇本体の室内
側に設けられる裏面側に凹部を形成したフランジ部と、
前記ファンモータに接続された電源コードの端部に設け
られるファンモータ側端子と、このファンモータ側端子
に接続される電源側端子とからなる電源中継端子部と、
前記フランジ部の凹部に一体に設けられ、前記電源中継
端子部が嵌合保持される溝部を有した保持部とを備え、
前記保持部のファンモータ側端子と電源側端子の接続方
向となる両端部に前記電源中継端子部の接続方向の移動
を阻止する突出部を形成し、前記保持部に前記電源中継
端子部の脱落を防止する爪を設けたパイプ用換気扇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29825398A JP3430034B2 (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | パイプ用換気扇 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP29825398A JP3430034B2 (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | パイプ用換気扇 |
Publications (2)
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JP2000121114A JP2000121114A (ja) | 2000-04-28 |
JP3430034B2 true JP3430034B2 (ja) | 2003-07-28 |
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ID=17857233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29825398A Expired - Fee Related JP3430034B2 (ja) | 1998-10-20 | 1998-10-20 | パイプ用換気扇 |
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JP2019132453A (ja) * | 2018-01-29 | 2019-08-08 | 三菱電機株式会社 | 換気扇 |
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---|---|---|---|---|
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JP2806196B2 (ja) * | 1993-02-10 | 1998-09-30 | 三菱電機株式会社 | 換気扇 |
-
1998
- 1998-10-20 JP JP29825398A patent/JP3430034B2/ja not_active Expired - Fee Related
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