JP2019132453A - 換気扇 - Google Patents

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努 高橋
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Abstract

【課題】送風性能の向上と構造の強度の確保とを可能とする換気扇を得ること。【解決手段】換気扇100は、前方へ向けられた開口部9から取り込まれた空気流が後方へ流動する通風路2を有する本体枠1と、軸であるモータシャフト8を回転駆動するモータ3と、複数の翼部7を有し、通風路2にて軸とともに回転して空気流を発生させる羽根車4と、複数の翼部7より後方に配置され、本体枠1とモータ3とに固定されてモータ3を支持する支持脚13と、を備える。支持脚13は、軸に垂直な平面において通風路2内の範囲に位置する第1の部分と通風路2内の範囲の外側に位置し第1の部分より幅が拡げられている第2の部分とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、羽根車の回転により空気流を発生させて換気を行う換気扇に関する。
換気扇の本体枠に取り付けられた複数の支持脚により、羽根車の動力源であるモータが支持されている換気扇が知られている。特許文献1には、モータが取り付けられた取付板から本体枠の角部へ向けて放射状に延ばされた細長板状の4つの支持脚を備える換気扇が開示されている。特許文献1の換気扇において、モータは、羽根車が配置される円筒状の通風路の中心軸にモータの軸を一致させて配置される。
特開2012−21686号公報
モータの軸に平行な方向である前後方向における換気扇の寸法を低減するため、換気扇は、通風路内に設けられた支持脚にモータが固定された構成とされる場合がある。換気扇は、モータの軸に垂直な平面における通風路の面積のうち支持脚が占める範囲が増大することで、支持脚により遮られる空気流が増大するため、送風量の低下と騒音の増大とにより送風性能が劣化することになる。これに対し、支持脚が占める範囲を縮小させた場合、換気扇は、支持脚における応力が増大して、支持脚に求められる強度を確保することが困難となる。空気流が流動する方向へ支持脚を延伸させることで、支持脚の断面係数を保ちながら支持脚が占める範囲を縮小させた場合には、羽根車の翼部に支持脚が近づけられるために空気流が支持脚に当たることで、送風量が低下し騒音が増大することになる。このように、換気扇は、送風性能の向上と構造の強度の確保との両立が困難という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、送風性能の向上と構造の強度の確保とを可能とする換気扇を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる換気扇は、前方へ向けられた開口部から取り込まれた空気流が後方へ流動する通風路を有する本体枠と、軸を回転駆動するモータと、複数の翼部を有し、通風路にて軸とともに回転して空気流を発生させる羽根車と、複数の翼部より後方に配置され、本体枠とモータとに固定されてモータを支持する支持脚と、を備える。支持脚は、軸に垂直な平面において通風路内の範囲に位置する第1の部分と通風路内の範囲の外側に位置し第1の部分より幅が拡げられている第2の部分とを有する。
本発明によれば、送風性能の向上と構造の強度の確保とが可能となるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる換気扇の正面図 図1に示す換気扇の構成の一部を示す正面図 図1に示す換気扇の断面図 図3に示すモータの側面図 図1に示す支持部材の斜視図 図1に示す支持部材の形状を説明する図 図5に示す支持部材のVII−VII線における断面図 実施の形態1の変形例にかかる換気扇の断面図 本発明の実施の形態2にかかる換気扇の正面図 本発明の実施の形態3にかかる換気扇の正面図 本発明の実施の形態4にかかる換気扇の正面図 図11に示す換気扇の構成の一部を示す正面図 図11に示す換気扇の断面図
以下に、本発明の実施の形態にかかる換気扇を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる換気扇100の正面図である。図2は、図1に示す換気扇100の構成の一部を示す正面図である。図3は、図1に示す換気扇100の断面図である。換気扇100は、有圧換気扇である。換気扇100は、室内から室外への排気あるいは室外から室内への給気により、室内の換気を行う。なお、以下の説明において、換気扇100のうち後述する通風路2の開口部9が向けられている方向を前方、前方とは逆の方向を後方とする。また、前方と後方とを合わせて前後方向と称することがある。前後方向は、後述する中心線Nに平行な方向である。
換気扇100は、空気流が通過する円筒状の通風路2を有する本体枠1と、軸であるモータシャフト8を回転駆動するモータ3と、通風路2にてモータシャフト8とともに回転して空気流を発生させる羽根車4とを備える。換気扇100は、羽根車4の回転により空気流を発生させて換気を行う。なお、図2には、モータ3と羽根車4とが取り除かれている換気扇100を示している。図3には、モータシャフト8の中心である中心線Nを含む断面であって、換気扇100のうち中心線Nより片側の部分を示している。
本体枠1は、矩形の外形をなす。図1および図2に示すように、本体枠1は、矩形の4つの角が丸く形成されていても良い。通風路2は、本体枠1の中央に設けられている。モータシャフト8の中心線Nは、通風路2の円筒形の中心軸と一致している。開口部9は、通風路2の前方端に形成されている。開口部9は、後方から前方へ向かうにしたがい開口径が拡張されたベルマウス形状をなしている。通風路2では、前方へ向けられた開口部9から取り込まれた空気流が後方へ流動する。また、本体枠1は、通風路2の後方端に繋げられた平面部5と、平面部5の周囲に設けられた外枠6とを有する。平面部5は、中心線Nに垂直な平面をなし、通風路2の後方端の周囲に設けられている。外枠6は、本体枠1の外縁に形成されている。壁面である据付面へ外枠6がねじ止めされることにより、換気扇100は据付面に固定される。
図4は、図3に示すモータ3の側面図である。モータ3には、中心線Nに垂直な方向へ突出させたモータフランジ10が設けられている。モータフランジ10は、後述する支持脚13と固定部14とに固定される。
羽根車4と、羽根車4の動力源であるモータ3とは、軸流送風機を構成する。羽根車4は、複数の翼部7を有するプロペラファンである。羽根車4は、通風路2内に配置されている。羽根車4は、モータシャフト8の先端に連結されている。羽根車4は、回転により、中心線Nに平行な方向へ流動する空気流を発生させる。換気扇100は、通風路2にて前方から後方へ向けて空気流を流動させる。
翼部7は、中心線Nに垂直な面に対して傾きを持たせて取り付けられている。羽根車4を回転させることで、翼部7の表面と裏面との間の圧力差により空気流が発生する。表面は、翼部7のうち圧力が高くなる側の面とする。裏面は、翼部7のうち圧力が低くなる側の面とする。翼部7に静圧がかかる場合、表面から裏面への空気の漏れが生じ易くなる。かかる空気の漏れにより、表面と裏面との間の圧力差が減衰されることで、羽根車4の回転による風量が減少することになる。換気扇100は、通風路2により複数の翼部7の周囲を覆うことで、翼部7の表面から裏面への空気の漏れを低減できることから、静圧がかかる環境において風量の減少を抑制できる。
また、換気扇100は、鋼材からなる2つの支持部材12を備える。2つの支持部材12は、互いに同じ形状を備える。各支持部材12は、モータ3を支持する2つの支持脚13を含む。支持脚13は、棒状に形成された部分である。支持脚13の長手方向における一方の端部は、モータフランジ10に固定される。支持脚13の長手方向における他方の端部は、外枠6の角部に固定される。支持部材12は、2つの支持脚13における当該一方の端部同士を繋ぐ固定部14を有する。
固定部14は、モータフランジ10に沿う円弧形状の平面をなしている。固定部14は、モータフランジ10に固定される。換気扇100は、円弧形状の固定部14にモータフランジ10を固定することで、モータ3と同じ半径の円板部材にモータ3が固定される場合に比べて、モータ3の固定に要する材料を削減できる。換気扇100は、材料の削減によるコストの削減が可能となる。また、換気扇100は、固定部14が設けられていることで、固定部14が設けられない場合に比べて、モータ3の強固な固定が可能となる。
モータ3は、2つの支持部材12が設けられることで、外枠6の角部へ向けて放射状に延ばされた4つの支持脚13により支持されている。4つの支持脚13は、いずれも複数の翼部7より後方に配置されている。
換気扇100は、同じ形状の2つの支持部材12が用いられることで、互いに異なる形状の部材が使用される場合に比べて、部品の共通化により製造コストの削減が可能となる。換気扇100は、通風路2内に設けられた支持脚13によりモータ3が支持されていることで、通風路2外に設けられた支持脚によりモータ3が支持される場合に比べて、前後方向における換気扇100の寸法を小さくすることができる。支持部材12の材料は、モータ3を支持可能な剛性を持つ鋼材以外の金属材料であっても良く、金属材料以外の材料であっても良い。支持部材12は、絞り加工により形成される。支持部材12は、絞り加工以外の加工により形成されたものであっても良い。
図5は、図1に示す支持部材12の斜視図である。図6は、図1に示す支持部材12の形状を説明する図である。図7は、図5に示す支持部材12のVII−VII線における断面図である。図6には、支持部材12の上面構成と側面構成とを示している。支持脚13は、中心線Nに垂直な平面において通風路2内の範囲に位置する第1の部分21と、通風路2内の範囲の外側に位置し第1の部分21よりも幅が拡げられている第2の部分22とを有する。
第1の部分21は、支持脚13のうち上記の一方の端部側の部分であって、固定部14に繋げられている。第2の部分22は、支持脚13のうち上記の他方の端部側の部分であって、外枠6の角部に固定されている。中心線Nに垂直な平面において、支持脚13の長手方向に垂直な方向における第1の部分21の幅d1は、支持脚13の長手方向に垂直な方向における第2の部分22の幅d2より小さく、d1<d2の関係が成り立つ。
支持脚13の第1の部分21は、第3の部分23と第4の部分24とを有する。第3の部分23は、第1の部分21のうち上記の一方の端部側の部分である。第3の部分23は、第1の部分21のうち中心線N側の部分である。第4の部分24は、第1の部分21のうち上記の他方の端部側の部分である。第4の部分24は、第3の部分23と第2の部分22との間の部分である。第1の部分21は、モータフランジ10に固定されている固定部14から後方へ折り曲げられている。第3の部分23は、モータフランジ10に固定された位置から外枠6の角部側へ向かうにしたがい後方へ向かうように傾けられている。
また、第1の部分21は、第3の部分23と第4の部分24との境界25において折り曲げられている。第4の部分24は、第3の部分23から折り曲げられて、平面部5に平行な方向、すなわち中心線Nに垂直な方向へ延ばされている。第4の部分24と第2の部分22とは、平面部5に平行に延ばされている。後方へ傾けられた第3の部分23により、翼部7から後方へ引き離された第4の部分24とモータフランジ10に固定された固定部14とが繋がれている。なお、支持部材12における2つの支持脚13は、同様の形状を備える。
図6に示すように、固定部14は、中心線Nの位置を中心とする円弧形状をなしている。固定部14のうち円弧形状の半径rは、支持脚13にモータフランジ10を固定可能な長さであれば良く、極力小さいことが望ましい。これにより、換気扇100は、通風路2において空気流の妨げとなる突出部分を小さくして、送風量を向上させることができる。図3には、モータフランジ10の半径rより大きい半径rの固定部14を含む支持脚13を示している。なお、固定部14の円弧形状における半径rは、モータフランジ10の半径r以下であっても良く、r≦rの関係が成り立つこととしても良い。これにより、モータフランジ10からの固定部14の突出部分を無くすことで、換気扇100による送風量を向上させることができる。
ここで、羽根車4の径方向における翼部7の幅がLであるとして、翼部7のうち中心線N側の端から外向きへL/2の位置を、径方向における翼部7の中心位置とする。外向きとは、径方向のうち中心線Nから離れる向きとする。支持脚13の境界25と中心線Nとの間の長さである半径rは、翼部7の中心位置と中心線Nとの間の長さである半径rと等しく、r=rの関係が成り立つ。
通風路2内において、翼部7の中心位置より羽根車4の径方向における外側の領域では、翼部7の中心位置より径方向における内側の領域よりも高速な空気流が通過する。境界25の位置をr=rの関係が成り立つ位置とすることで、かかる高速な空気流が通過する領域にて、中心線Nに平行な方向における翼部7と支持脚13との間隔を広く確保可能とする。かかる領域にて翼部7から後方へ支持脚13が大きく引き離されていることで、換気扇100は、高速な空気流が支持脚13に当たることにより生じる送風量の低下と騒音の増大とを抑えることができ、送風性能を向上できる。
なお、支持脚13の境界25と中心線Nとの間の長さである半径rは、翼部7の中心位置と中心線Nとの間の長さである半径rより小さくても良く、r<rの関係が成り立つこととしても良い。この場合も、高速な空気流が通過する領域にて、中心線Nに平行な方向における翼部7と支持脚13との間隔を広く確保することができるため、換気扇100は、送風量の低下と騒音の増大とを抑えることができる。
通風路2において支持脚13に遮られる空気流をできるだけ少なくするために、通風路2を通過する空気流に垂直な面における支持脚13の投影面積は、極力小さいことが望ましい。換気扇100は、中心線Nに垂直な平面において第1の部分21の幅d1を第2の部分22の幅d2より小さくしたことで、通風路2内における支持脚13の面積を小さくして、送風量を向上させることができる。
換気扇100は、第2の部分22の幅d2を第1の部分21の幅d1より大きくしたことで、通風路2外における支持脚13の面積を大きくしている。換気扇100は、第2の部分22において応力を抑えることができ、支持脚13の強度を確保可能とする。換気扇100は、換気扇100の運転時におけるモータ3の振動により支持脚13のうち外枠6との接続部分に生じ得る応力を低減できる。また、互いに異なる断面形状をなす第1の部分21と第2の部分22との境界には、応力が生じ得る。換気扇100では、かかる境界がモータ3および羽根車4の重心から近いことにより、支持部材12の固有振動数を上昇させることができる。
換気扇100は、支持脚13の剛性を高めることができることで、モータ3の振動が支持脚13へ伝わることにより生じる異常振動を低減できる。換気扇100は、異常振動の低減により、異音を低減できる。換気扇100は、支持脚13の材料に高強度な材料を使用することによる強度確保が不要であることから、高強度な材料の使用による高コスト化を回避できる。
支持脚13は、図7に示す断面における2箇所にて直角に折り曲げられた平板であって、コの字型の断面形状を備える。かかる形状とすることで、支持脚13は、重量の増加を抑えながら断面係数を大きくすることができ、軽量かつ高強度とすることができる。
図8は、実施の形態1の変形例にかかる換気扇100の断面図である。変形例では、支持脚13は、境界25において垂直に折り曲げられている。支持脚13は、境界25よりモータ3側の部分である第3の部分23が中心線Nに平行となるように折り曲げられている。支持脚13の境界25と中心線Nとの間の長さは、翼部7の中心位置と中心線Nとの間の長さ未満である。
中心線Nに平行とされた第3の部分23により、翼部7から後方へ引き離された第4の部分24とモータフランジ10に固定された上記の固定部14とが繋がれている。第3の部分23が中心線Nに平行であることで、第3の部分23が中心線Nに平行ではない場合に比べて、通風路2内における支持脚13の面積が小さくなる。このため、換気扇100は、送風量をさらに向上させることができる。
変形例の場合も、換気扇100は、高速な空気流が通過する領域にて、中心線Nに平行な方向における翼部7と支持脚13との間隔を広く確保することができるため、送風量の低下と騒音の増大とを抑えることができる。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2にかかる換気扇101の正面図である。実施の形態2にかかる換気扇101は、実施の形態1の2つの支持部材12に代えて、4つの支持脚31が設けられている。実施の形態2では、実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付し、実施の形態1と重複する説明を省略する。なお、図9には、モータ3と羽根車4とが取り除かれている換気扇101を示している。
4つの支持脚31は、鋼材からなり、かつ互いに同じ形状を備える棒状の部材である。支持脚31は、実施の形態1の支持脚13と同様の形状を備える。支持脚31の長手方向における一方の端部は、モータフランジ10に固定される。支持脚31の長手方向における他方の端部は、外枠6の角部に固定される。モータ3は、外枠6の角部へ向けて放射状に延ばされた4つの支持脚31により支持されている。
換気扇101は、実施の形態1の固定部14が省略されたことで、材料の削減によるコストの削減が可能となる。換気扇101は、固定部14の省略により、モータフランジ10の周囲における空気流の妨げとなる部分である突出部分を無くして、送風量を向上させることができる。実施の形態1の支持部材12に比べて支持脚31の形状が簡易な形状であることで、支持脚31は、支持部材12に比べて容易な加工によって製造可能である。
実施の形態2にかかる換気扇101は、支持脚31が設けられたことで、実施の形態1と同様に、送風性能を向上でき、構造の強度を確保することができる。なお、支持脚31は、実施の形態1の変形例と同様に、境界25において垂直に折り曲げられていても良い。
実施の形態3.
図10は、本発明の実施の形態3にかかる換気扇102の正面図である。実施の形態3にかかる換気扇102は、モータ3を固定する板部材である固定台32を備える。実施の形態3では、実施の形態1および2と同一の構成要素には同一の符号を付し、実施の形態1および2と重複する説明を省略する。なお、図10には、モータ3と羽根車4とが取り除かれている換気扇100を示している。
固定台32には、モータ3のうち後方側の面が固定される。図10に示す固定台32は、円形状をなす。固定台32の形状は、円形状以外の形状であっても良い。支持脚31の長手方向における一方の端部は、固定台32に固定される。支持脚31は、固定台32を介してモータ3に固定される。換気扇100は、固定台32が設けられていることで、固定台32が設けられない場合に比べて、モータ3の強固な固定が可能となる。実施の形態3にかかる換気扇102は、実施の形態1および2と同様に、送風性能を向上でき、構造の強度を確保することができる。
実施の形態4.
図11は、本発明の実施の形態4にかかる換気扇103の正面図である。図12は、図11に示す換気扇103の構成の一部を示す正面図である。図13は、図11に示す換気扇103の断面図である。実施の形態4にかかる換気扇103は、実施の形態1の支持部材12または実施の形態2の支持脚31に代えて、直線状に形成された支持部材41を備える。実施の形態4では、実施の形態1から3と同一の構成要素には同一の符号を付し、実施の形態1から3と重複する説明を省略する。
本体枠44は、前方へ向けられた面をなす前面部45と、後方へ向けられた面をなす背面部46と、4つの側面部とを有する箱体である。前面部45および背面部46は、中心線Nに垂直な面をなす。4つの側面部は、互いに対向する2つの側面部47を含む。本体枠44は、空気流が通過する円筒状の通風路2を有する。通風路2の開口部9は、前面部45に設けられている。室内の壁面である据付面へ背面部46がねじ止めされることにより、換気扇103は据付面に固定される。なお、図12には、モータ3と羽根車4とが取り除かれている換気扇103を示している。図13には、モータシャフト8の中心である中心線Nを含む断面であって、換気扇103のうち中心線Nより片側の部分を示している。
換気扇103は、鋼材からなる2つの支持部材41を備える。2つの支持部材41は、互いに同じ形状を備える。各支持部材41は、モータ3を支持する2つの支持脚42と、モータフランジ10に固定される固定部43とを有する。
固定部43は、支持脚42の長手方向における一方の端部に取り付けられている。支持脚42の長手方向における他方の端部は、側面部47に固定される。固定部43は、2つの支持脚42における当該一方の端部同士を繋ぐ。支持脚42は、固定部43を介してモータ3に固定される。モータ3は、側面部47へ向けて互いに平行に延ばされた4つの支持脚42により支持されている。
固定部43は、モータフランジ10に沿う円弧形状の部分を含む。かかる円弧形状の部分は、実施の形態1における固定部14と同様の形状を備える。モータフランジ10は、かかる円弧形状の部分に固定される。換気扇103は、固定部43にモータフランジ10を固定することで、モータ3と同じ半径の円板部材にモータ3が固定される場合に比べて、モータ3の固定に要する材料を削減できる。換気扇103は、材料の削減によるコストの削減が可能となる。また、換気扇103は、固定部43が設けられていることで、固定部43が設けられない場合に比べて、モータ3の強固な固定が可能となる。
換気扇103は、同じ形状の2つの支持部材41が用いられることで、互いに異なる形状の部材が使用される場合に比べて、部品の共通化によるコスト削減が可能となる。支持部材41の材料は、モータ3を支持可能な剛性を持つ鋼材以外の金属材料であっても良く、金属材料以外の材料であっても良い。支持部材41は、絞り加工により形成される。支持部材41は、絞り加工以外の加工により形成されたものであっても良い。
支持脚42は、図5から図7に示す実施の形態1の支持脚13と同様の形状を備える。支持脚42は、支持脚13と同様に、中心線Nに垂直な平面において通風路2内の範囲に位置する第1の部分21と、通風路2内の範囲の外側に位置し第1の部分21より幅が拡げられている第2の部分22とを有する。また、第1の部分21は、第3の部分23と第4の部分24とを有する。第3の部分23は、モータフランジ10に固定された位置から側面部47側へ向かうにしたがい後方へ向かうように傾けられている。第4の部分24は、第3の部分23から折り曲げられて、前面部45および背面部46に平行な方向、すなわち中心線Nに垂直な方向へ延ばされている。
実施の形態4にかかる換気扇103は、支持脚42が設けられたことで、実施の形態1から3と同様に、送風性能を向上でき、構造の強度を確保することができる。なお、支持脚42は、実施の形態1の変形例と同様に、境界25において垂直に折り曲げられていても良い。
換気扇103は、固定部14が省略された実施の形態2と同様に、固定部43が省略された構成であっても良い。この場合、支持脚42の長手方向における一方の端部は、モータフランジ10に固定される。また、換気扇103は、実施の形態3と同様に、モータ3を固定する固定台32を備えるものであっても良い。この場合、支持脚42の長手方向における一方の端部は、固定台32に固定される。この場合も、換気扇103は、送風性能を向上でき、構造の強度を確保することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,44 本体枠、2 通風路、3 モータ、4 羽根車、5 平面部、6 外枠、7 翼部、8 モータシャフト、9 開口部、10 モータフランジ、12 支持部材、13,31 支持脚、14 固定部、21 第1の部分、22 第2の部分、23 第3の部分、24 第4の部分、25 境界、32 固定台、45 前面部、46 背面部、47 側面部、100,101,102,103 換気扇、N 中心線。

Claims (9)

  1. 前方へ向けられた開口部から取り込まれた空気流が後方へ流動する通風路を有する本体枠と、
    軸を回転駆動するモータと、
    複数の翼部を有し、前記通風路にて前記軸とともに回転して前記空気流を発生させる羽根車と、
    前記複数の翼部より後方に配置され、前記本体枠と前記モータとに固定されて前記モータを支持する支持脚と、
    を備え、
    前記支持脚は、前記軸に垂直な平面において前記通風路内の範囲に位置する第1の部分と前記通風路内の範囲の外側に位置し前記第1の部分より幅が拡げられている第2の部分とを有することを特徴とする換気扇。
  2. 前記第1の部分は、前記軸側の部分である第3の部分と、前記第3の部分と前記第2の部分との間の部分である第4の部分とを有し、
    前記第3の部分は、前記モータに固定された位置から前記第4の部分へ向かうにしたがい後方へ向かうように傾けられており、
    前記第4の部分は、前記第3の部分から折り曲げられて前記軸に垂直な方向へ延ばされていることを特徴とする請求項1に記載の換気扇。
  3. 前記第1の部分は、前記軸側の部分である第3の部分と、前記第3の部分と前記第2の部分との間の部分である第4の部分とを有し、
    前記第3の部分は、前記軸に平行とされ、
    前記第4の部分は、前記第3の部分から折り曲げられて前記軸に垂直な方向へ延ばされていることを特徴とする請求項1に記載の換気扇。
  4. 前記第3の部分と前記第4の部分との境界と前記軸の中心との間の長さが、前記羽根車の径方向における前記翼部の中心位置と前記軸の中心との間の長さ以下であることを特徴とする請求項2または3に記載の換気扇。
  5. 2つの前記支持脚を含む支持部材を備え、
    前記支持部材は、2つの前記支持脚を繋ぐとともに前記モータに固定された固定部を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の換気扇。
  6. 前記本体枠は、矩形の外形をなし、
    前記支持脚は、前記軸側から前記本体枠の角部へ向けて延ばされていることを特徴とする請求項5に記載の換気扇。
  7. 前記本体枠は、箱体をなし、
    前記支持脚は、前記軸側から前記本体枠の側面へ向けて延ばされていることを特徴とする請求項5に記載の換気扇。
  8. 4つの前記支持脚を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の換気扇。
  9. 前記モータを固定する固定台を備え、
    前記固定台は、前記支持脚に固定されていることを特徴とする請求項8に記載の換気扇。
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