JPH0434342Y2 - - Google Patents

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JPH0434342Y2
JPH0434342Y2 JP11854387U JP11854387U JPH0434342Y2 JP H0434342 Y2 JPH0434342 Y2 JP H0434342Y2 JP 11854387 U JP11854387 U JP 11854387U JP 11854387 U JP11854387 U JP 11854387U JP H0434342 Y2 JPH0434342 Y2 JP H0434342Y2
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mounting
fan motor
air conditioner
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mounting member
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は空気調和機に関し、更に詳述すればフ
アンモータの取付け構造に特徴を有する空気調和
機に関する。
(従来の技術) 空気調和機の本体ケーシング1は一般に第3図
に示すような箱体状をなしており、これに内部に
は、矩形板を所定形状に折り曲げ形成してなるフ
アンモータ取付部材4を介してフアンモータ3を
取付けてある。なお、第3図に示す空気調和機は
ダイキン工業株式会社が昭和62年5月に発行した
『’87ダイキン技術ガイド 店舗オフイスエアコ
ンスカイエア〈サービス・パーツリスト編〉165
頁』に記載のものであり、その概要は後述する本
案空気調和機と同様であるので、以下の説明では
本案空気調和機の図面として引用する。
そして、従来の空気調和機に備えられていたフ
アンモータ取付部材4は、第4図及び第5図に示
すように、長手方向中間部において本体ケーシン
グ1の内方に突出形成した支持部40にフアンモ
ータ3を支持し、両端に折り曲げて形成した取付
け部41,41を本体ケーシング1の取付け面1
0,10にビス止めすると共に、ビス止めに先立
つて次に述べる係合片42,42を片側の取付け
面10に形成した開口11,11に係合させる構
造になつていた。
即ち、図上左側に位置する取付け部41の上、
下端部43,43には外側に切り起こし形成して
なる係合片42,42を設けてあり、これらの係
合片42,42を取付け面10に設けた開口1
1,11に係合し、両係合片42,42間、つま
り取付け部41の上下方向中央部に締結されるビ
ス5と併せてフアンモータ取付部材4、即ちフア
ンモータ3を本体ケーシング1に取付ける構造に
なつていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上述の取付け構造による場合
は、第4図に示すように取付け状態において、取
付け部41が取付け面10に密接する形態をとる
ため、空気調和機の駆動時において、例えば図中
矢符で示す鉛直方向にフアンモータ3が振動する
と、この振動に起因して取付け部41と取付け面
10との間にびびり振動を生じる結果、大きな運
転音を発生することになるという欠点があつた。
しかして、空気調和機の室外機においてかかる運
転音を発生する場合は騒音公害を招来することに
なるので、特に大きな問題となる。
ここに、上記取付け構造において、フアンモー
タ3の駆動時におけるびびり振動及びこれに起因
する運転音を抑制するためには、多数のビスを用
いてフアンモータ取付部材4を取付け面10に確
実に固定する形態をとればよいものの、かかる形
態をとる場合は空気調和機の組付け時において、
組付け工数が増え、組付け作業性を損なうことに
なるので実用的ではない。従つて、上記取付け構
造においてフアンモータ3の振動、運転音を低減
することが望まれる。
本考案はかかる従来技術の問題点を解消するた
めになされたものであり、組付け作業性を損なう
ことなく、フアンモータの運転音を低減できる空
気調和機を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案の解決手段は、第1図に示すように、本
体ケーシング1の取付け面10,10に取付けら
れる取付け部41,41を左右両端部に有し、中
間部にフアンモータ3を支持するフアンモータ取
付部材4を備えた空気調和機において、前記フア
ンモータ取付部材4は外側に切り起こし形成した
係合片42,42を少なくとも片側の取付け部4
1,41の上、下両側に有し、且つ外側に突出し
てなる突起44,44を取付け部41,41の
上、下端部43,43に有しており、前記係合片
42,42を前記取付け面10の対応する位置に
設けた開口11,11に係合すると共に両係合片
42,42間に位置する部分を取付け面10にビ
ス止めする構成としたものである。
(作用) しかるときは、第1図に示すように突起44,
44が取付け面10に当接し、且つ取付け部41
の上、下端部43,43と取付け面10との間に
間〓gが形成されることになるので、フアンモー
タ取付部材4が突起44,44の当接部とビス止
め部の3点で取付け面10に支持されることにな
る。従つて、びびり振動の発生を抑制できること
になる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案に係る空気調和機の要部を示す側
面断面図、第2図は要部を示す斜視図、第3図は
空気調和機の内部構造を示す平面図である。
第3図に示すように、左右に長い箱体状をなす
空気調和機の本体ケーシング1内には先端側にプ
ロペラフアン2を連結したフアンモータ3を取付
けてある。この取付けは、フアンモータ3を支持
するフアンモータ取付部材4を介して行われるよ
うになつている。
即ち、フアンモータ取付部材4は左右に長い矩
形板を図示する形状に折り曲げ形成してなるもの
であり、本体ケーシング1の内方に向けて折り曲
げ形成した左右方向中間部に位置する支持部40
にフアンモータ3を固定してあり、左右両端部に
折り曲げ形成した取付け部41,41を対応する
位置にある本体ケーシング1の取付け面10,1
0に固定してある。
ここに、フアンモータ3とフアンモータ取付部
材4との固定は、第1図に示すようにフアンモー
タ3の軸長方向中間部に形成したフランジ部30
を支持部40に締結して行われ、また取付け部4
1,41と取付け面10,10との固定は取付け
部41,41の上下中央部に締結したビシ5,5
により行われるようになつている。
さて、左側に位置する取付け部41の上下両側
には外側方に切り起こし形成してなる係合片4
2,42を夫々設けてあり、これらの係合片4
2,42が取付け面10の対応する位置に形成さ
れて開口11,11に係合し、係合片42,42
の下端部が取付け面10の外側に係合した構造に
なつている。
かくして、前記ビス5と係合片42の取付け面
10に対する係合によりフアンモータ取付部材4
の左側における固定が行われるようになつてい
る。
そのうえで、左側の取付け部41の上、下端部
43,43には外側向きの突起44,44を夫々
形成してあり、取付け部41を取付け面10に取
付けた状態において、これらの突起44,44が
取付け面10に当接し、その他の部分と取付け面
10との間に僅かな間〓gが形成されるようにな
つている。
しかして、かかる突起44,44を設ける場合
は、上述した如く、フアンモータ3を固定したフ
アンモータ取付部材4が取付け面10に対して3
点で支持されることになるので、フアンモータ3
の駆動時においてびびり振動を発生する虞れがな
い。
なお、上記実施例では片側の取付け部41にの
み突起44,44を形成することとしたが、両側
の取付け部41,41に突起44,44を形成す
ることにしてもよいことは勿論である。
(考案の効果) 以上の本案空気調和機による場合は、本体ケー
シングの取付け面に取付けられることになるフア
ンモータ取付部材の取付け部に上下2本の突起を
設け、この部分とビス止め部との3点でフアンモ
ータ取付部材を取付け面に固定する形態をとるの
で、取付け部と取付け面との間にびびり振動を発
生する虞れがない。従つて、フアンモータの駆動
時において大きな運転音を発することがない。こ
の結果、空気調和機の室外機にかかる取付け構造
を採用する場合は騒音公害を確実に防止できるこ
とになるという利点がある。
また、小数のビスを締結するだけで、フアンモ
ータ取付部材を本体ケーシングに確実に取付ける
ことができるので、組付け作業を損なうこともな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示して
おり、第1図は本考案に係る空気調和機の要部を
示す側面断面図、第2図は要部を示す斜視図、第
3図は空気調和機の内部構造を示す平面図であ
る。第4図は従来例を示す要部の側面断面図、第
5図は要部の斜視図である。 1……本体ケーシング、10……取付け面、1
1……開口、3……フアンモータ、4……フアン
モータ取付部材、41……取付け部、42……係
合片、43……取付け部の上、下端部、44……
突起、5……ビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケーシング1の取付け面10,10に取付
    けられる取付け部41,41を左右両端部に有
    し、中間部にフアンモータ3を支持するフアンモ
    ータ取付部材4を備えた空気調和機において、前
    記フアンモータ取付部材4は外側に切り起こし形
    成した係合片42,42を少なくとも片側の取付
    け部41,41の上、下両側に有し、且つ外側に
    突出してなる突起44,44を取付け部41,4
    1の上、下端部43,43に有しており、前記係
    合片42,42を前記取付け面10の対応する位
    置に設けた開口11,11に係合すると共に両係
    合片42,42間に位置する部分を取付け面10
    にビス止めしてあることを特徴とする空気調和
    機。
JP11854387U 1987-07-31 1987-07-31 Expired JPH0434342Y2 (ja)

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JP11854387U JPH0434342Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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JP11854387U JPH0434342Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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JPS6422930U JPS6422930U (ja) 1989-02-07
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JPS6422930U (ja) 1989-02-07

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