JP2573481Y2 - 車両用ランプ - Google Patents

車両用ランプ

Info

Publication number
JP2573481Y2
JP2573481Y2 JP1992016329U JP1632992U JP2573481Y2 JP 2573481 Y2 JP2573481 Y2 JP 2573481Y2 JP 1992016329 U JP1992016329 U JP 1992016329U JP 1632992 U JP1632992 U JP 1632992U JP 2573481 Y2 JP2573481 Y2 JP 2573481Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gasket
lamp unit
housing
lamp
rib
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992016329U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH075202U (ja
Inventor
孝史 薫田
隆 鵜飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Imasen Electric Industrial Co Ltd
Original Assignee
Imasen Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Imasen Electric Industrial Co Ltd filed Critical Imasen Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1992016329U priority Critical patent/JP2573481Y2/ja
Publication of JPH075202U publication Critical patent/JPH075202U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2573481Y2 publication Critical patent/JP2573481Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本考案は、乗り物の車外にランプ
単体で取り付けられる車両用ランプに関するもので、特
に、建設用車両に取り付けられる作業用ランプとして好
適なランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の建設用車両に取り付けられる作業
用ランプは、例えば図7に示すものが一般的である。図
7において、クッション部22aを有するガスケット2
2の内側の溝22bにランプユニット23の開口部を挿
入し、溝22bの外周を支持枠24で圧縮固定し、その
後にステー27を介してボルトとナットで車体に固定さ
れるハウジング21のフランジ部21aをガスケット2
2の溝22cに挿入し、溝22cの外周に支持枠25を
装着させ下部のネジ26で締め付け固定するもが一般的
である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、車両の走行
時、或は、作業時に車体には激しい振動が起こる。この
振動は、車体からステーを介してハウジングに伝わり、
ハウジングのフランジからガスケットを介してランプユ
ニット、そしてランプユニット内のバルブに伝わるが、
ガスケットの弾性やガスケット自身に設けられたクッシ
ョン部により振動を緩和しバルブフィラメンの断線を
防止している。しかしながら、従来の構成でバルブフィ
ラメントの断線を防止するためには、ガスケットの弾性
を非常に大きくしなければ成らず、ガスケット自身をを
大型化する必要があり、これに伴いランプユニットも大
きくなり、コスト高と成る問題があった。又、ガスケッ
トにクッション部を設けるため、ランプユニットを支持
するガスケットは、ハウジングの開口部より前方に突き
出てしまい意匠的美観を損なうばかりか、組み付け時に
おいても作業工程が多くなり、非常に手間が掛かる問題
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上述した問題を
一掃し、コンパクトで低価格、更に、組立が容易、且つ
激しい振動にも十分絶えることが出来る車両用ランプを
提供するために、開口部の内側に設けられた複数のリブ
を有するハウジングと、前記ハウジングに収容され、フ
ランジ部を有するランプユニットと、前記ランプユニッ
トに配設されるガスケットと、前記ランプユニットをハ
ウジングに装着する固定リムから成る車両用ランプを提
供する。
【0005】又、フランジ部に配設されるガスケット
は、断面略凹状であることを特徴とするものである。
【0006】更に、ランプユニットに配設されるガスケ
ットは、固定リムの内側に接っする面に複数の弾性突起
を設ける構成とした。
【0007】又、前記ランプユニットに配設されるガス
ケットは、ハウジングのリブと当接する面に弾性突起を
設けることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】車体からステーを介してハウジングに伝わる振
動は、ハウジングのリブの当接部と、固定リムからラン
プユニットに伝わるが、リブの当接部は、ランプユニッ
トのフランジ部にはめ込まれるガスケットの後面に当接
しているため振動が緩和される。又、固定リムから伝わ
る振動は、ランプユニットのフランジ部にはめ込まれる
ガスケットの前面及び、ガスケットの外周に設けられる
弾性突起により振動が吸収される。これにより、上下、
前後左右のあらゆる振動に対してもガスケットが振動を
吸収するものである。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。図1、図2において、1は合成樹脂性のハウジング
で、その開口部1aの内側の四隅には、当設部2aを有
するリブ2が各々配設されている。又、前記リブ2の間
で、開口部1aの内側下部中央には、当設部3aを有す
る2枚のリブ3が配設されている。又、開口部1aの内
側上部、及び、内側部中央には、当設部4aを有するリ
ブ4が設けられている。尚、上述したリブ2、3、4
は、ハウジング1と一体に成形されており、開口部1a
より外方に僅かに突出している。又、開放部1aの内側
で、リブ2との間には、ボス1bが設けられている。
【0010】5は、ハウジング1内に収容される反射鏡
で、その開口部にはフランジ5aが設けられ、このフラ
ンジ5aにレンズ6の鍔6aを固着させて図2に示すラ
ンプユニット7を形成している。このランプユニット7
は、上述したリブ2、3、4と接触することはなく、僅
かな隙間を持っている。
【0011】前記ランプユニット7のフランジ部7aに
は、ガスケット8がはめ込まれている。このガスケット
8は、断面略凹状のガスケットで、ランプユニット7の
フランジ部7aの前部と後部を覆うように配設されてい
る。又、ガスケット8の外周で枠状の固定リム9の内側
と接っする面には、上下に2つ、左右に1つの弾性突起
8aが設けられている。この弾性突起8aは、断面略三
角形で、ガスケット8に一体に設けられ幅方向に配設さ
れて、後端に向かうに従い大きくなっている。
【0012】又、リブ2の当接部2aと当接するガスケ
ット8の後面の四隅には複数の弾性突起が設けられ、リ
ブ2の当接部2aとガスケット8の接触面積を少なくす
ることにより更に耐振性を向上させている。これらの弾
性突起8a、8bの形状及び配置と個数は、本考案の実
施例に限定されるものではなく、断面形状を台形、又
は、長方形等に設計変更することも可能である。又、配
置、個数においても、本考案の車両ランプの取り付け位
置や環境に応じて設計変更されるものである。
【0013】固定リム9は、枠状で、その前面にレンズ
6がはめ込まれる窓部9aが設けられ、前記窓部9aの
内側には、当接部9bが設けられている。又固定リム9
の四隅には、ボス部10が設けられている。
【0014】上述した本考案の車両用ランプは、ステー
12を介して固定ボルト11とナット13により車体に
固定されている。
【0015】次に組み付け構成を説明する。ランプユニ
ット7のフランジ部7aに断面略凹状のガスケット8を
はめ込み、このランプユニット7のフランジ部7aの後
面にハウジング1のリブ2、3、4の当接部2a、3
a、4aを当接させる。このときランプユニット7の反
射鏡3にはリブ2、3、4は接触していない。この状態
で固定リム9をハウジング1に装着させ、ハウジング1
と固定リム9を各々の四隅のボス部10に図示されない
スクリュウで固定させ、ランプユニット7のフランジ部
7aの前面に固定リム9の当接部9bを当接させると共
に、ハウジング1のリブ2、3、4でランプユニット7
を挟持している。
【0016】
【考案の効果】以上のことから明らかなように本考案
は、開口部の内側に設けられた複数のリブを有するハウ
ジングと、開口部の内側に設けられる複数のリブを有す
るハウジングと、前記ハウジングに収容され、フランジ
部を有するランプユニットと、前記ランプユニットに配
設されるガスケットと、、前記ランプユニットをハウジ
ングに装着する固定リムから成ることを特徴とするもの
である。
【0017】又、フランジ部に配設されるガスケット
は、断面略凹状をしていることを特徴とするものであ
る。
【0018】更に、ランプユニットに配設されるガスケ
ットは、固定リムの内側に接っする面に複数の弾性突起
を設ける構成としている。
【0019】又、前記ランプユニットに配設されるガス
ケットは、ハウジングのリブと当接する面に弾性突起を
設けたことを特徴とするもので、ハウジングからの振動
は、リブの当接部と固定リムからランプユニットに伝わ
るが、リブの当接部は断面略凹状のガスケットの後面と
当接しているため振動が緩和される。又、固定リムから
伝わる振動は、ランプユニットのフランジ部のガスケッ
トの前面と、ガスケットの外周に設けられる弾性突起に
より吸収される。このため、従来の車両用ランプに比べ
形状をコンパクトにしても耐振性は何等劣ることはな
く、低コストの車両用ランプを提供できる。又組み付け
も非常に簡素に出来るものである。
【0020】又、本考案の車両用ランプを正規使用状態
で、JIS、D5500、5、5耐衝撃性試験により
0時間の衝撃試験を行ったところ、10時間経過後、フ
ィラメントの断線はみられなかった。又、フィラメント
の変形も見られなかった。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の斜視図
【図2】本考案の実施例の断面図
【図3】本考案の実施例の正面図
【図4】本考案のガスケットの正面図
【図5】本考案のガスケットの断面図
【図6】本考案のガスケットの背面図
【図7】従来例
【0022】
【符号の説明】
1. ハウジング 1a.開口部 2. リブ 2a.当接部 3. リブ 3a.当接部 4. リブ 4a.当接部 5. 反射鏡 5a.フランジ 6. レンズ 6a.鍔 7. ランプユニット 7a.フランジ部 8. ガスケット 8a.弾性突起 8b.弾性突起 9. 固定リム 9b.当接部
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−206202(JP,U) 実開 昭61−206204(JP,U) 実開 平3−88204(JP,U) 実開 昭60−147104(JP,U) 実開 昭58−150211(JP,U) 実開 平5−83907(JP,U) 実開 平5−6515(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F21M 3/02 B60Q 1/24

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部の内側に設けられる複数のリブを有
    するハウジングと、前記ハウジングに収容され、フラン
    ジ部を有するランプユニットと、前記ランプユニットに
    配設されるガスケットと、前記ランプユニットをハウジ
    ングに装着する固リムから成り、前記ハウジングのリブ
    と前記固定リムにより、前記ランプユニットが挟持さ
    れ、ハウジング及び固定リムに対しランプユニットが浮
    設されたことを特徴とする車両用ランプ。
  2. 【請求項2】前記ランプユニットのフランジ部に配設さ
    れるガスケットは、断面略凹状であることを特徴とする
    請求項1に記載の車両用ランプ。
  3. 【請求項3】前記ランプユニットに配設されるガスケッ
    トは、固定リムの内側と接っする面に複数の弾性突起を
    設けることを特徴とする請求項1に記載の車両用ラン
    プ。
  4. 【請求項4】前記ランプユニットに配設されるガスケッ
    トは、ハウジングのリブと当接する面に弾性突起を設け
    ることを特徴とする請求項1に記載の車両用ランプ。 【0001】
JP1992016329U 1992-02-18 1992-02-18 車両用ランプ Expired - Lifetime JP2573481Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992016329U JP2573481Y2 (ja) 1992-02-18 1992-02-18 車両用ランプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992016329U JP2573481Y2 (ja) 1992-02-18 1992-02-18 車両用ランプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH075202U JPH075202U (ja) 1995-01-24
JP2573481Y2 true JP2573481Y2 (ja) 1998-05-28

Family

ID=11913411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992016329U Expired - Lifetime JP2573481Y2 (ja) 1992-02-18 1992-02-18 車両用ランプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2573481Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1095798A (en) * 1978-02-01 1981-02-17 Seiichi Yazaki Magneto-therapeutic device
JP5627863B2 (ja) * 2009-09-03 2014-11-19 スタンレー電気株式会社 車両用前照灯

Also Published As

Publication number Publication date
JPH075202U (ja) 1995-01-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2573481Y2 (ja) 車両用ランプ
JP3019626B2 (ja) バッテリのトレイ構造
US5047906A (en) Lamp for vehicle
JP3154909B2 (ja) 車両用灯具の取付構造
JP2570735Y2 (ja) リフレックスリフレクタの取付構造
JP3336003B2 (ja) 車両のテールランプ装置
JPH08216699A (ja) エンジンマウント構造
JP3041943B2 (ja) 自動車用ヘッドランプの取付構造
JP3041942B2 (ja) 自動車用ヘッドランプの取付構造
JP2603041Y2 (ja) 車両用ランプユニット
JP2604686Y2 (ja) 車両用灯具
JPH10297356A (ja) ランプベゼル取付部構造
JPH0630556Y2 (ja) フォグランプ一体グリルの取付構造
KR0118281Y1 (ko) 자동차의 엔진 취부구조
JPH0249047Y2 (ja)
JPS6313958Y2 (ja)
JP2000168433A (ja) 自動車のランプ取付構造
KR100197227B1 (ko) 포그램프 장착구조
JPH0210034Y2 (ja)
JP3246113B2 (ja) 自動車用トランクリッドフィニッシャ取付構造
JP3088078B2 (ja) 車輌用前照灯
JP2562520Y2 (ja) ハイマウントストップランプの取付け構造
KR0134343Y1 (ko) 연료필터의 브라켓구조
KR960009329Y1 (ko) 떨림방지용 차량의 룸미러(a rear mirror having a less trembl property)
JPS646357Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term