JPH075202U - 車両用ランプ - Google Patents

車両用ランプ

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JPH075202U
JPH075202U JP1632992U JP1632992U JPH075202U JP H075202 U JPH075202 U JP H075202U JP 1632992 U JP1632992 U JP 1632992U JP 1632992 U JP1632992 U JP 1632992U JP H075202 U JPH075202 U JP H075202U
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gasket
lamp unit
housing
lamp
vehicle
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JP1632992U
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孝史 薫田
隆 鵜飼
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Imasen Electric Industrial Co Ltd
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Imasen Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】車両の外部にランプ単体で取り付けられる車両
用ランプの耐振性を維持しつつコンパクトにすると共
に、車両用ランプの組立作業を容易にする。 【構成】ハウジング1の開口部1aの内側には、リブ
2、3、4が配設され、こりらのリブ2、3、4は当接
部2a、3a、4aを有している。ランプユニット7
は、反射鏡5とレンズ6から成り、前記ランプユニット
7はフランジブ7aを有している。このフランジ部7a
には、断面略凹状のガスケット8がはめ込まれており、
フランジ部7aの前面及び後面を覆っている。又、前記
ガスケット8には、固定リム9の内側と接っする面に複
数の弾性突起が設けられていると共に前記リブ2が当接
する面に弾性突起8bが設けられる構成を特徴とするも
のである。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、乗り物の車外にランプ単体で取り付けられる車両用ランプに関する もので、特に、建設用車両に取り付けられる作業用ランプとして好適なランプに 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の建設用車両に取り付けられる作業用ランプは、例えば図7に示すものが 一般的である。図7において、クッション部22aを有するガスケット22の内 側の溝22bにランプユニット23の開口部を挿入し、溝22bの外周を支持枠 24で圧縮固定し、その後にステー27を介してボルトとナットで車体に固定さ れるハウジング21のフランジ部21aをガスケット22の溝22cに挿入し、 溝22cの外周に支持枠25を装着させ下部のネジ26で締め付け固定するもが 一般的である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、車両の走行時、或は、作業時に車体には激しい振動が起こる。この 振動は、車体からステーを介してハウジングに伝わり、ハウジングのフランジか らガスケットを介してランプユニット、そしてランプユニット内のバルブに伝わ るが、ガスケットの弾性やガスケット自身に設けられたクッション部により振動 を緩和しバルブフィラメンとの断線を防止している。 しかしながら、従来の構成でバルブフィラメントの断線を防止するためには、 ガスケットの弾性を非常に大きくしなければ成らず、ガスケット自身をを大型化 する必要があり、これに伴いランプユニットも大きくなり、コスト高と成る問題 があった。 又、ガスケットにクッション部を設けるため、ランプユニットを支持するガス ケットは、ハウジングの開口部より前方に突き出てしまい意匠的美観を損なうば かりか、組み付け時においても作業工程が多くなり、非常に手間が掛かる問題が あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上述した問題を一掃し、コンパクトで低価格、更に、組立が容易、且 つ激しい振動にも十分絶えることが出来る車両用ランプを提供するために、開口 部の内側に設けられた複数のリブを有するハウジングと、開口部の内側に設けら れる複数のリブを有するハウジングと、前記ハウジングに収容され、フランジ部 を有するランプユニットと、前記ランプユニットに配設されるガスケットと、前 記ランプユニットをハウジングに装着する固定リムから成るものである。
【0005】 又、フランジ部に配設されるガスケットは、断面略凹状であることを特徴とす るものである。
【0006】 更に、ランプユニットに配設されるガスケットは、固定リムの内側に接っする 面に複数の弾性突起を設ける構成とした。
【0007】 又、前記ランプユニットに配設されるガスケットは、ハウジングのリブと当接 する面に弾性突起を設けることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
車体からステーを介してハウジングに伝わる振動は、ハウジングのリブの当接 部と、固定リムからランプユニットに伝わるが、リブの当接部は、ランプユニッ トのフランジ部にはめ込まれるガスケットの後面に当接しているため振動が緩和 される。又、固定リムから伝わる振動は、ランプユニットのフランジ部にはめ込 まれるガスケットの前面及び、ガスケットの外周に設けられる弾性突起により振 動が吸収される。これにより、上下、前後左右のあらゆる振動に対してもガスケ ットが振動を吸収するものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図1、図2において、1は合成樹脂性のハウジングで、その開口部1aの内側 の四隅には、当設部2aを有するリブ2が各々配設されている。又、前記リブ2 の間で、開口部1aの内側下部中央には、当設部3aを有する2枚のリブ3が配 設されている。又、開口部1aの内側上部、及び、内側部中央には、当設部4a を有するリブ4が設けられている。 尚、上述したリブ2、3、4は、ハウジング1と一体に成形されており、開口 部1aより外方に僅かに突出している。又、開放部1aの内側で、リブ2との間 には、ボス1bが設けられている。
【0010】 5は、ハウジング1内に収容される反射鏡で、その開口部にはフランジ5aが 設けられ、このフランジ5aにレンズ6の鍔6aを固着させて図2に示すランプ ユニット7を形成している。このランプユニット7は、上述したリブ2、3、4 と接触することはなく、僅かな隙間を持っている。
【0011】 前記ランプユニット7のフランジ部7aには、ガスケット8がはめ込まれてい る。このガスケット8は、断面略凹状のガスケットで、ランプユニット7のフラ ンジ部7aの前部と後部を覆うように配設されている。又、ガスケット8の外周 で枠状の固定リム9の内側と接っする面には、上下に2つ、左右に1つの弾性突 起8aが設けられている。この弾性突起8aは、断面略三角形で、ガスケット8 に一体に設けられ幅方向に配設されて、後端に向かうに従い大きくなっている。
【0012】 又、リブ2の当接部2aと当接するガスケット8の後面の四隅には複数の弾性 突起が設けられ、リブ2の当接部2aとガスケット8の接触面積を少なくするこ とにより更に対振性を向上させている。 これらの弾性突起8a、8bの形状及び配置と個数は、本考案の実施例に限定 されるものではなく、断面形状を台形、又は、長方形等に設計変更することも可 能である。又、配置、個数においても、本考案の車両ランプの取り付け位置や環 境に応じて設計変更されるものである。
【0013】 固定リム9は、枠状で、その前面にレンズ6がはめ込まれる窓部9aが設けら れ、前記窓部9aの内側には、当接部9bが設けられている。又固定リム9の四 隅には、ボス部10が設けられている。
【0014】 上述した本考案の車両用ランプは、ステー12を介して固定ボルト11とナッ ト13により車体に固定されている。
【0015】 次に組み付け構成を説明する。 ランプユニット7のフランジ部7aに断面略凹状のガスケット8をはめ込み、 このランプユニット7のフランジ部7aの後面にハウジング1のリブ2、3、4 の当接部2a、3a、4aを当接させる。このときランプユニット7の反射鏡3 にはリブ2、3、4は接触していない。この状態で固定リム9をハウジング1に 装着させ、ハウジング1と固定リム9を各々の四隅のボス部10に図示されない スクリュウで固定させ、ランプユニット7のフランジ部7aの前面に固定リム9 の当接部9bを当接させると共に、ハウジング1のリブ2、3、4でランプユニ ット7を挟持している。
【0016】
【考案の効果】
以上のことから明らかなように本考案は、開口部の内側に設けられた複数のリ ブを有するハウジングと、開口部の内側に設けられる複数のリブを有するハウジ ングと、前記ハウジングに収容され、フランジ部を有するランプユニットと、前 記ランプユニットに配設されるガスケットと、、前記ランプユニットをハウジン グに装着する固定リムから成ることを特徴とするものである。
【0017】 又、フランジ部に配設されるガスケットは、断面略凹状をしていることを特徴 とするものである。
【0018】 更に、ランプユニットに配設されるガスケットは、固定リムの内側に接っする 面に複数の弾性突起を設ける構成としている。
【0019】 又、前記ランプユニットに配設されるガスケットは、ハウジングのリブと当接 する面に弾性突起を設けたことを特徴とするもので、ハウジングからの振動は、 リブの当接部と固定リムからランプユニットに伝わるが、リブの当接部は断面略 凹状のガスケットの後面と当接しているため振動が緩和される。又、固定リムか ら伝わる振動は、ランプユニットのフランジ部のガスケットの前面と、ガスケッ トの外周に設けられる弾性突起により吸収される。このため、従来の車両用ラン プに比べ形状をコンパクトにしても耐振性は何等劣ることはなく、低コストの車 両用ランプを提供できる。又組み付けも非常に簡素に出来るものである。
【0020】 又、本考案の車両用ランプを正規使用状態で、JIS、D1601自動車部品 振動試験方法により10時間の衝撃試験を行ったところ、10時間経過後、フィ ラメントの断線はみられなかった。又、フィラメントの変形も見られなかった。
【0021】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の斜視図
【図2】本考案の実施例の断面図
【図3】本考案の実施例の正面図
【図4】本考案のガスケットの正面図
【図5】本考案のガスケットの断面図
【図6】本考案のガスケットの背面図
【図7】従来例
【0022】
【符号の説明】
1. ハウジング 1a.開口部 2. リブ 2a.当接部 3. リブ 3a.当接部 4. リブ 4a.当接部 5. 反射鏡 5a.フランジ 6. レンズ 6a.鍔 7. ランプユニット 7a.フランジ部 8. ガスケット 8a.弾性突起 8b.弾性突起 9. 固定リム 9b.当接部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部の内側に設けられる複数のリブを有
    するハウジングと、前記ハウジングに収容され、フラン
    ジ部を有するランプユニットと、前記ランプユニットに
    配設されるガスケットと、前記ランプユニットをハウジ
    ングに装着する固定リムから成り、前記ハウジングのリ
    ブと、前記ランプユニットが挟持され、ハウジング及び
    固定リムに対しランプユニットが浮設されたことを特徴
    とする車両用ランプ。
  2. 【請求項2】前記ランプユニットのフランジ部に配設さ
    れるガスケットは、断面略凹状であることを特徴とする
    請求項1に記載の車両用ランプ。
  3. 【請求項3】前記ランプユニットに配設されるガスケッ
    トは、固定リムの内側と接っする面に複数の弾性突起を
    設けることを特徴とする請求項1に記載の車両用ラン
    プ。
  4. 【請求項4】前記ランプユニットに配設されるガスケッ
    トは、ハウジングのリブと当接する面に弾性突起を設け
    ることを特徴とする請求項1に記載の車両用ランプ。 【0001】
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54115191U (ja) * 1978-02-01 1979-08-13
JP2011054501A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Stanley Electric Co Ltd 車両用前照灯

Cited By (3)

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JPS54115191U (ja) * 1978-02-01 1979-08-13
JPS5555747Y2 (ja) * 1978-02-01 1980-12-24
JP2011054501A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Stanley Electric Co Ltd 車両用前照灯

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