JP2562511Y2 - ハイマウントストップランプの取付構造 - Google Patents

ハイマウントストップランプの取付構造

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JP2562511Y2
JP2562511Y2 JP3802192U JP3802192U JP2562511Y2 JP 2562511 Y2 JP2562511 Y2 JP 2562511Y2 JP 3802192 U JP3802192 U JP 3802192U JP 3802192 U JP3802192 U JP 3802192U JP 2562511 Y2 JP2562511 Y2 JP 2562511Y2
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JP
Japan
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stop lamp
mount stop
mounting hole
outer panel
mounting
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一暁 越智
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Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Auto Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車の後部の上方
にて、例えばラッゲージパネル等に配設されるハイマウ
ントストップランプの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車の後部上方のラッゲージパ
ネル等にハイマウントストップランプを取り付ける場
合、図6に示すように取付けが行なわれるようになって
いる。即ち、図6において、ハイマウントストップラン
プ1は、そのハウジングの内端面が上記ラッゲージパネ
ルのインナーパネル2の表面に当接せしめられ、図7に
示すように、この内端面の両側に設けられたウェルドナ
ット2aに対して、インナーパネル2の裏側から挿入さ
れる取付ボルト3が螺合せしめられることにより固定保
持されるようになっていると共に、このハイマウントス
トップランプ1の外端面がラッゲージパネルのアウター
パネル4に設けられた取付孔4a内に整合して、その周
囲がシールスポンジ等のシール材5のエッジシールによ
り密閉され得ることにより、取付けが行なわれ得るよう
になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成されたハイマウントストップランプ1の取付構
造においては、ハイマウントストップランプ1は、イン
ナーパネル2に対して位置決めされるようになっている
ことから、自動車ボディのバラツキによるインナーパネ
ル2とアウターパネル4とのずれによって、ハイマウン
トストップランプ1の外端面のアウターパネル4の取付
孔4aに対する位置決めが正確に行なわれ得ず、従っ
て、ハイマウントストップランプ1の外端面のハウジン
グの周囲と、アウターパネル4の取付孔4aとの間の間
隙が一定の幅にならないことがあるため、シール材5に
よるエッジシールが不十分となり、また、外観の見栄え
が低下することになっていた。
【0004】また、シール材5がアウターパネル4の取
付孔4aの端縁を包囲するように形成されていることか
ら、このシール材5は常時水分を含むこととなり、従っ
て、シール材5に当接しているアウターパネル4の取付
孔4aの端縁に錆が発生することもあった。さらに、ハ
イマウントストップランプ1のインナーパネル2への固
定は、取付ボルト3による螺着によって行なわれている
ため、取付作業が面倒であり、組立時間が比較的長くな
ってしまうという問題もあった。
【0005】この考案は、以上の点に鑑み、アウターパ
ネルに対する位置決め精度を向上させると共に、容易に
取付けが行なわれ得るようにした、ハイマウントストッ
プランプの取付構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案によるハイマウントストップランプの取付
構造は、自動車の後部上方の領域にて、アウターパネル
に設けられた取付孔に対して外側から挿入され、その外
端面の周囲に突出した突条部が面当てシールを介して取
付孔の周縁部に当接することによりアウターパネルに対
して位置決めされるハイマウントストップランプと、ア
ウターパネルの内側にてこのハイマウントストップラン
プを係止する少なくとも一つの係止部及びアウターパネ
ルの内面に対して、該取付孔の周囲に沿って少なくとも
一部分でパッドを介して当接する支持部を備えた保持部
材とを含んでおり、取付孔に対して位置決めされたハイ
マウントストップランプが保持部材により固定保持され
ると共に、取付孔との間の間隙が密閉されるようにした
ことを特徴としている。
【0007】
【作用】上記構成によれば、ハイマウントストップラン
プがアウターパネルに対して直接に位置決めされ得るこ
とから、自動車ボディのバラツキの影響を受けることな
く、アウターパネルの取付位置に正確に位置決めされる
ことになり、ハイマウントストップランプのハウジング
と取付孔の周縁との間の間隙がほぼ一定となる。従っ
て、外観の見栄えが向上すると共に、面当てシールによ
る密閉性が高められ得る。さらに面当てシールはアウタ
ーパネルの取付孔の端縁に対して当接しているのみであ
ることから、この部分が水分を含むようなことはないた
め、取付孔の端縁に錆が発生するようなこともない。ま
たハイマウントストップランプの固定は、アウターパネ
ルの裏側から保持部材の係止部によってハイマウントス
トップランプのハウジングを係止するだけの作業によっ
て行うことができるので、組立作業が容易となる。
【0008】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて、この
考案を詳細に説明する。図1は、この考案によるハイマ
ウントストップランプの取付構造の一実施例を示してお
り、ハイマウントストップランプ取付構造10は、自動
車の後部上方の領域にて、アウターパネル11に設けら
れた取付孔11aに対して外側から挿入されるハイマウ
ントストップランプ12と、上記アウターパネル11の
内側にて該ハイマウントストップランプ12を係止する
保持部材13とから構成されている。
【0009】ハイマウントストップランプ12は、その
外端面の領域にて周囲に突出した突条部12aを有して
おり、この突条部12aが面当てシール14を介して取
付孔11aの斜め内側に向かって傾斜した周縁部11b
に当接することにより、アウターパネル11に対して位
置決めされるようになっている。
【0010】また、上記保持部材13は、ハイマウント
ストップランプ12のハウジング表面に備えられた係合
部、図示の場合上下それぞれ二つの係合爪12bに係合
する係止部、この場合には係合孔13aを有する係止部
13bと、該アウターパネル11の内面に対して取付孔
11aの周囲に沿って、その全周に亘ってパッド15を
介して当接する支持部13cとを備えている。これによ
り、取付孔11aに対して位置決めされたハイマウント
ストップランプ12は、保持部材13によって固定保持
されると共に、取付孔11aとの間の間隙が面当てシー
ル14によって密閉されるようになっている。
【0011】この考案によるハイマウントストップラン
プの取付構造は、以上のように構成されており、ハイマ
ウントストップランプ12をアウターパネル11の取付
孔11aに取り付ける場合、図4に示すように、先ずハ
イマウントストップランプ12をアウターパネル11の
取付孔11aに対して外側から挿入し、ハイマウントス
トップランプ12の外端面の周囲に突出した突条部12
aを面当てシール14を介して取付孔11aの周縁部1
1bに当接せしめる。これにより、ハイマウントストッ
プランプ12が上記アウターパネル11に対して位置決
めされる(図4(A)参照)。
【0012】この状態から、図4(B)に示すように、
アウターパネル11の裏側から保持部材13の係止部1
3bをハイマウントストップランプ12のハウジングに
被せるように接近させ、係止部13bの係合孔13aを
ハイマウントストップランプ12の係合爪12bに係合
せしめる。このとき、保持部材13の支持部13cはそ
の先端が僅かに変形した状態でパッド15を介してアウ
ターパネル11の内面に当接することになる。これによ
り、保持部材13はその支持部13cの弾性変形による
復元力に基づいてハイマウントストップランプ12を内
側に引張りながら、その位置に固定保持することにな
る。
【0013】尚、上記のようにしてアウターパネル11
に対して取り付けられたハイマウントストップランプ1
2は、図4(C)に示すように、保持部材13の後方に
突出した突出部13dを摘んで変形させることにより、
支持部13c及び係止部13bが共に、矢印Aで示す方
向に変形する。これにより、係止部13bとハイマウン
トストップランプ12の係合爪12bとの係合が外れ
て、ハイマウントストップランプ12が取り外され得る
こととなる。
【0014】上記実施例においては、保持部材13は取
付孔11aに対してその全周に亘って支持部13cが当
接するように形成されているが、図5に示すように、取
付孔11aの周囲の一部のみに当接するように形成され
ていてもよい。
【0015】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、ハ
イマウントストップランプがアウターパネルに対して直
接に位置決めされ得ることから、自動車ボディのバラツ
キの影響を受けることなくアウターパネルの取付位置に
正確に位置決めされることになる。そのため、ハイマウ
ントストップランプのハウジングと取付孔の周縁との間
の間隙がほぼ一定となり、外観の見栄えが向上する。ま
た、面当てシールによる密閉性が高められ、水分をふく
むようなことがないので、取付孔の端縁に錆が発生する
ようなこともない。さらに、ハイマウントストップラン
プの固定は、アウターパネルの裏側から保持部材の係止
部によってハイマウントストップランプのハウジングを
係止するだけの作業によって行なわれ得るので、組立作
業が容易に行なわれ得る。かくして、この考案によれ
ば、アウターパネルに対する位置決め精度を向上させる
と共に、容易に取付けが行なわれ得るようにした、ハイ
マウントストップランプの取付構造が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるハイマウントストップランプの
取付構造の一実施例を示す概略断面図である。
【図2】図1の取付構造の一部を示す拡大断面図であ
る。
【図3】図1の取付構造の分解斜視図である。
【図4】(A)乃至(C)は図1のハイマウントストッ
プランプのアウターパネルへの取付けを順次示す断面図
である。
【図5】保持部材の他の構成例を示す斜視図である。
【図6】従来型のハイマウントストップランプの取付構
造の一例を示す概略断面図である。
【図7】図6の取付構造の分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ハイマウントストップランプ取付構造 11 アウターパネル 11a 取付孔 12 ハイマウントストップランプ 12a 突条部 12b 係合爪 13 保持部材 13a 係合孔 13b 係止部 13c 支持部 14 面当てシール 15 パッド

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の後部上方の領域にて、アウター
    パネルに設けられた取付孔に対して外側から挿入され、
    その外端面の周囲に突出した突条部が、面当てシールを
    介して該取付孔の周縁部に当接することにより、該アウ
    ターパネルに対して位置決めされるハイマウントストッ
    プランプと、上記アウターパネルの内側にて該ハイマウ
    ントストップランプを係止する少なくとも一つの係止部
    及び該アウターパネルの内面に対して、上記取付孔の周
    囲に沿って少なくとも一部分でパッドを介して当接する
    支持部を備えた保持部材とを含んでおり、取付孔に対し
    て位置決めされたハイマウントストップランプが該保持
    部材により固定保持されると共に、該取付孔との間の間
    隙が密閉され得ることを特徴とする、ハイマウントスト
    ップランプの取付構造。
JP3802192U 1992-05-12 1992-05-12 ハイマウントストップランプの取付構造 Expired - Lifetime JP2562511Y2 (ja)

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JPH0589078U JPH0589078U (ja) 1993-12-03
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