JP2852213B2 - 車両の荷台におけるサイドパネルの取付構造 - Google Patents

車両の荷台におけるサイドパネルの取付構造

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JP2852213B2 JP27454295A JP27454295A JP2852213B2 JP 2852213 B2 JP2852213 B2 JP 2852213B2 JP 27454295 A JP27454295 A JP 27454295A JP 27454295 A JP27454295 A JP 27454295A JP 2852213 B2 JP2852213 B2 JP 2852213B2
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真一 安良城
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷台の外側面を覆
って車両の美観を高めるサイドパネルの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的なトラック等の荷台の側面は、例
えば実開平3ー24446号公報に見られるように、前
記荷台の外側面並びに該荷台を支持するサイドメンバや
バッテリーなどの機器類などが外部に剥き出しであっ
て、外観が考慮されていないのが通常である。
【0003】そこで、本願発明者は、かかる荷台の側面
の美観を高めるために、別途形成したサイドパネルで前
記荷台の外側面を覆うようにした車両を開発したのであ
る。
【0004】ところで以上のサイドパネルを荷台に取付
ける方法としては、前記荷台の側壁にボルト孔を、また
サイドパネルにはボルトの挿通孔をそれぞれ形成してお
き、サイドパネルを荷台側部に組付けるに際して、前記
挿通孔に挿通したボルトを前記荷台側のボルト孔に螺締
することで、該サイドパネルを荷台の側面に固定する方
法が通常考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た取付方法を採用した場合には、例えば前記サイドパネ
ルを荷台の側部に取付けない時には、前記荷台の側面外
方に、前記サイドパネルをボルト止めするためのボルト
孔が露呈することとなって、特に目の付きやすい荷台側
部の外観を一層損なう不具合があるし、またボルトによ
る固定では、ボルトの締付などの作業に手間を要するば
かりか、固定個所の位置が限定されてしまって、その位
置を任意変更することが困難であるし、またサイドパネ
ルを合成樹脂から形成した場合、該サイドパネルの熱膨
張に対応することが難しい。
【0006】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、荷台側部への取付けが
簡単におこなえながら、しかも荷台側部にサイドパネル
を取付けない場合においても、荷台側部の外観が必要以
上に損なわれることのない車両の荷台におけるサイドパ
ネルの取付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、サイドパネル4の上端部
に、荷台1の上面に沿う取付片51を設けて、該取付片
51を荷台1の両側部上面に、固定具7を介して固定す
る一方、前記サイドパネル4の下端部を、荷台1におけ
る側壁13の下端部外側面に、これら両下端部を挾持す
るクリップ8を介して固定するようにしたのである。
【0008】
【作用効果】請求項1記載の発明によれば、サイドパネ
ル4の荷台側部への取付が、前記取付片51を荷台の上
面に固定具7を介して固定した上で、前記クリップ8
を、重合させたサイドパネル4の下端部と荷台1におけ
る側壁13の下端部とを前記クリップ8で挾持させるだ
けの簡単な作業で済み、組付作業性が向上するし、しか
も前記サイドパネル4の下端部を前記側壁13の下端部
に止めるのに、これらサイドパネル4の下端部と前記側
壁13の下端部とを挾持するクリップ8で行うようにし
ているので、該サイドパネル7が熱膨張をしたり、ある
いは製造誤差が生じた場合でも、かかる膨張乃至製造誤
差を吸収することが出来、該サイドパネルが反るのを抑
制することが出来るし、また前記側壁13に該サイドパ
ネル5をボルト止めする場合のように該側壁13にボル
ト挿通孔などを形成しなくともよいので、かかるサイド
パネル4を前記荷台1から取り外した場合にあっても、
前記荷台1の側壁13の外観が必要以上に損なわれるこ
ともないのである。
【0009】
【発明の実施の形態】図において1は、キャビンCの車
幅方向両側部から後方に延びるサイドメンバ(図示せ
ず)上に搭載した荷台であって、この荷台1は、該荷台
1の載置面を構成するフロアパネル本体11を備え、該
フロアパネル本体11の車幅方向両端部には、該フロア
パネル本体11の車幅方向両端部に溶接により固着する
上壁12と該上壁12の幅方向一端から下方に屈曲する
側壁13とを有するサブフロアパネル14を組付けてい
る。
【0010】以上の荷台1の車幅方向両端部上面及び後
端部上面には、既知の通りあおり板2をそれぞれ設ける
と共に、該荷台1の車幅方向両側部下面には、前後一対
の泥除け板3a・3bを組付けており、また前記荷台1
の前部側で且つ車幅方向一側側部の下方にはバッテリー
Bを設置し、荷台1の前部側で且つ車幅方向他側部の下
方にはウオッシャタンク(図示せず)を設置している。
【0011】しかして図に示す実施例では、以上の構成
からなる荷台1の車幅方向両側に露呈する前記側壁13
及び泥除け板3a・3bや該荷台1を支持しているサイ
ドメンバ、更には、該荷台1の前部下方に設置している
バッテリーB等の機器類を覆うべく、合成樹脂製のサイ
ドパネル4を別途形成して、該サイドパネル4を前記荷
台1の車幅方向両側面に次のように取付けたのである。
【0012】即ち図に示す実施例では、前記サイドパネ
ル4を、図3に示すように、主として前記側壁13及び
泥除け板3a・3bの外側面を覆うメインサイドパネル
5と、前記バッテリーB又はウオッシャタンクの配設部
外側方を覆うサブサイドパネル6とに分割形成してい
る。
【0013】そして前記メインサイドパネル5を構成す
るパネル本体50の上端縁には、荷台1の上面、具体的
には前記サブフロアパネル14の上壁12上面に沿う取
付片51を一体形成して、該取付片51にボルトの挿通
孔51aを所定間隔開けて複数形成する一方、前記取付
片51を前記上壁12に固定する固定具7として、ボル
ト71及びナット72を用い、前記ボルト71を前記取
付片51の挿通孔51aから前記上壁12に形成した挿
通孔(図示せず)に挿通して、その挿通端部に前記ナッ
ト72を螺締することで、前記取付片51を前記上壁1
2の上面に固定している。
【0014】また前記メインサイドパネル5を構成する
前記パネル本体50の下端部は、前記荷台1を構成する
サブフロアパネル14における側壁13の下端部外側面
に、後記するクリップ8を介して固定するようにしてい
る。
【0015】即ち、図に示す実施例では、前記パネル本
体50における前部側の下端部をクランク状に屈曲し
て、該下端部に、車幅方向内方に屈曲する第1屈曲壁部
52と、該第1屈曲壁部52の先端から下方に屈曲する
第2屈曲壁部53とを設け、第1屈曲壁部52に複数の
嵌合孔54を、又第2屈曲壁部53に複数の係合孔55
をそれぞれ所定間隔開けて形成する一方、前記サブフロ
アパネル14における側壁13の下端部を車幅方向内方
に変位させて、該側壁13の下端部に、該側壁13に対
して平行なフランジ15を設けるのである。
【0016】一方、前記クリップ8は、前記第2屈曲壁
部53の外側面に沿う一対の第1挾持片81と前記第2
屈曲壁部53の内側面に沿う第2挾持片82と、サブフ
ロアパネル14の側壁13に設けた前記フランジ15の
内側面に弾接する第3挾持片83とを備え、前記第1、
第2挾持片81・82の遊端部に、前記第2屈曲壁部5
3に形成した係合孔55に係合する係合部81a・82
aを設けているのであって、以上のクリップ8により、
前記メインサイドパネル5の下端部を前記荷台1の側壁
13の下端部外側面に固定するようにしている。
【0017】具体的には、図5に示すように、前記第2
屈曲部53を前記側壁13の下端部外側面に重合させた
上で、前記クリップ8をこれら重合部位に嵌め込み、前
記クリップ8の第1、第2挾持片81・82とで前記第
2屈曲部82を挾持して、前記係合部81a・82aを
前記係合孔55に係合させると同時に、前記第3挾持片
83を前記フランジ15の内側面に圧接させることで、
前記第1、第2挾持片81・82により挾持された第2
屈曲部82を、前記フランジ15内側面に圧接する第3
挾持片83のばね力でもって、前記フランジ15の下端
部外側面に圧接させている。
【0018】斯くして以上のメインサイドパネル5の荷
台側部への取付は、前記取付片51を前記上壁12に、
ボルト71及びナット72を介して固定した上で、前記
クリップ8を、重合させた前記第2屈曲部82とフラン
ジ15とを前記クリップ8で挾持させるだけの簡単な作
業で済み、しかも前記第2屈曲部82の前記フランジ1
5への固定がこれら重合部位を挾持するクリップ8で行
うようにしているので、該メインサイドパネル5が熱膨
張をしたり、あるいは製造誤差が生じた場合でも、かか
る膨張乃至製造誤差を吸収することが出来る。
【0019】またかかるメインサイドパネル5を取り外
した場合にあっても、前記側壁13に該メインサイドパ
ネル5をボルト止めする場合のように前記側壁13にボ
ルト挿通孔が形成されていないので、該荷台1の側壁1
3外面の外観が必要以上に損なわれることもないのであ
る。
【0020】一方前記サブサイドパネル6は、前記メイ
ンサイドパネル5の前部側下端に連結されて、前記バッ
テリーB又はウオッシャタンクの配設部外側方を覆うの
であり、具体的には、前記サブサイドパネル6の上端縁
に、前記メインサイドパネル5の第1屈曲部52に形成
した嵌合孔54に嵌合可能な嵌合突起61を突設すると
共に、該サブサイドパネル6の前端側下端部に突設した
突片62にボルトの挿通孔63を形成している。また該
サイドパネル6の上端部内側面には、スポンジからなる
クッション材64を固着すると共に、後端部内側面に
は、L字状のブラケット65を接着している。
【0021】図に示す実施例では、前記嵌合突起61の
横幅を前記嵌合孔54の横幅よりもやや小さくして、前
記メインサイドパネル5乃至はサブサイドパネル6が熱
膨張した場合でも前記嵌合突起61の前記嵌合孔54へ
の嵌合が行えるようにしている。
【0022】以上のサブサイドパネル6は、前記嵌合突
起61を前記第1屈曲部52の嵌合孔54に挿嵌して、
前記クッション材64を前記第2屈曲壁部53の外側面
に弾接させた上で、前記突片62の挿通孔63に挿通し
たボルトを、前記キャビンCにおける後端部の下端部に
螺着して、該サブサイドパネル6の前端側下部を前記キ
ャビンCの下端部に固定すると共に、前記ブラケット6
5の遊端部をボルト(図示せず)を介して前記泥除け板
3aに固定することで、前記メインサイドパネル5の前
部側下端の下方に組付けるのであり、該サブサイドパネ
ル6の組付けにより、前記クリップ8は、該サブサイド
パネル6で覆われて外部に露呈することがないし、また
前記サブサイドパネル6の上端部内側面と前記第2屈曲
部53の外側面との間には、前記クッション材64が介
在するので、車両の走行時などに該サブサイドパネル6
の上端側が振動してがたつくようなことがない。
【0023】尚、以上の実施例では、固定具7としてボ
ルト70及びナット71を用いたが、これに限定される
ものではない。
【0024】またサイドパネル4をメインサイドパネル
5とサブサイドパネル6とに分割したが、一体にしても
よい。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるサイドパネルの取付構造を採用
した車両の概略斜視図。
【図2】サイドパネルが取付けられる車両の荷台を側面
から見た概略説明図。
【図3】サイドパネルの概略斜視図。
【図4】図1におけるX−X線拡大断面図。
【図5】図4における要部を拡大して示す断面図。
【図6】クリップの拡大側面図。
【符号の説明】
1 荷台 13 側壁 4 サイドパネル 51 取付片 7 固定具 8 クリップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−215576(JP,A) 実開 平2−15581(JP,U) 実開 昭61−56173(JP,U) 実開 昭61−30584(JP,U) 実開 平3−15791(JP,U) 実開 平2−12984(JP,U) 実開 平3−24446(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B62D 25/02 B62D 33/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台(1)の外側面を覆うサイドパネル
    の取付構造であって、前記サイドパネル(4)の上端部
    に、荷台(1)の上面に沿う取付片(51)を設けて、
    該取付片(51)を荷台(1)の両側部上面に、固定具
    (7)を介して固定する一方、前記サイドパネル(4)
    の下端部を、荷台(1)における側壁(13)の下端部
    外側面に、これら両下端部を挾持するクリップ(8)を
    介して固定していることを特徴とする車両の荷台におけ
    るサイドパネルの取付構造。
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