JPH06945U - アウタミラー用ガスケットパッキンの取付構造 - Google Patents

アウタミラー用ガスケットパッキンの取付構造

Info

Publication number
JPH06945U
JPH06945U JP4905192U JP4905192U JPH06945U JP H06945 U JPH06945 U JP H06945U JP 4905192 U JP4905192 U JP 4905192U JP 4905192 U JP4905192 U JP 4905192U JP H06945 U JPH06945 U JP H06945U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insertion hole
mounting surface
mirror
gasket packing
packing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4905192U
Other languages
English (en)
Inventor
久信 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP4905192U priority Critical patent/JPH06945U/ja
Publication of JPH06945U publication Critical patent/JPH06945U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ビニールカバーを用いずに輸送中の車内への水
や塵埃の侵入を防止し、かつ輸送コスト及びアウタミラ
ーの組付工数を低減する。 【構成】サイドドア11の外面に設けられたドアミラー
12の被取付面14に挿入孔14aが形成され、ドアミ
ラー12の取付面19に挿入孔14aに挿入可能な突起
19aが形成される。被取付面14と取付面19との間
にガスケットパッキン22が介装される。ガスケットパ
ッキン22に挿入孔14aに挿入可能であってかつ突起
19aが挿入可能な凹凸部23が形成される。凹凸部2
3が挿入孔14aに挿入された状態で凹凸部23が挿入
孔14aに係止し、ガスケットパッキン22の被取付面
14に対向する面のうち挿入孔14aを包囲する面がブ
チルテープ24を介して被取付面14に密着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両のアウタミラーを取付けるための車体の被取付面とこのミラーの 取付面との間に介装されるガスケットパッキンの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両を船により輸出するときには、できるだけ多くの車両を船に積込むために 、車両から外方に突出するアウタミラーを取付けない状態で船積みされ、輸出先 にてアウタミラーを車体に取付けている。
【0003】 通常、アウタミラーを取付けるために車体の被取付面には挿入孔が形成されて おり、車両の中にはこの挿入孔が車内に連通するものがある。このような車両で は挿入孔が形成された被取付面に何も取付けずに船積みすると、この挿入孔から 車内に水や塵埃が侵入する恐れがあった。
【0004】 この点を解消するために、従来、この種の車両のアウタミラーの被取付面には 挿入孔を塞ぐようにビニールカバーがブチルテープにより貼付されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記ビニールカバーでは輸出先にてアウタミラーを取付けるときに剥 がさなければならず、アウタミラーの組付コストを増大させる不具合があった。 また剥がされたビニールカバーはアウタミラーの取付時に廃棄される輸送のみに 用いられる部品であった。
【0006】 本考案の目的は、ビニールカバーを用いずに輸送中の車内への水又は塵埃の侵 入を防止でき、かつ車両の輸送コスト及びアウタミラーの組付工数を低減できる アウタミラー用ガスケットパッキンの取付構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応する図1及び図4を 用いて説明する。 本考案は、車体11の外面に設けられ挿入孔14aが形成されたアウタミラー 12の被取付面14と、挿入孔14aに挿入可能な突起19aが形成されたアウ タミラー12の取付面19との間に介装されたアウタミラー用ガスケットパッキ ンの改良である。 その特徴ある構成は、ガスケットパッキン22に挿入孔14aに挿入可能であ ってかつ突起19aが挿入可能な凹凸部23が形成され、凹凸部23が挿入孔1 4aに挿入された状態で凹凸部23が挿入孔14aに係止しかつガスケットパッ キン22の被取付面14に対向する面のうち少なくとも挿入孔14aを包囲する 面が被取付面14に密着するように構成されたところにある。
【0008】
【作用】
車両10を船等により輸送するときには、車体11の被取付面14の挿入孔1 4aにガスケットパッキン22の凹凸部23を挿入して凹凸部23を挿入孔14 aに係止させ、パッキン22の被取付面14に対向する面のうち少なくとも挿入 孔14aを包囲する面を被取付面14に密着させる。輸送先に到着してアウタミ ラー12を車体11の被取付面14に取付けるときには、アウタミラー12の取 付面19の突起19aをパッキン22の凹凸部23に挿入する。
【0009】
【実施例】
次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図1〜図4に示すように、小型トラック10のサイドドア11にはドアミラー 12が取付けられる(図1)。サイドドア11のドア窓11aの前端下縁のドア アウタパネル13には略三角形の被取付面14が形成される。ドアミラー12は 凸面鏡16と、凸面鏡16の鏡面を変向可能に凸面鏡16を支持するミラーケー ス17と、ミラーケース17を折畳み可能に支持するケース支持具18とを有す る。ケース支持具18にはドアアウタパネル13の被取付面14と略同一形状の 取付面19が形成される(図3)。
【0010】 ドアアウタパネル13の被取付面14には挿入孔14aが形成される。挿入孔 14aは被取付面14の中央に被取付面14より小さい略三角形に形成されたボ ス挿入孔14bと、ボス挿入孔14bの周囲の被取付面14に形成された3個の 位置決め孔14cからなる。ケース支持具18の取付面19には6個の突起19 aが形成される。これらの突起19aはボス挿入孔14bに挿入可能な3個のボ ス19bと、3個の位置決め孔14cにそれぞれ挿入可能な3個の位置決めピン 19cとからなる。3個のボス19bにはボルト21を螺合可能なねじ孔19d がそれぞれ形成される(図1及び図3)。 ドアアウタパネル13の被取付面14とケース支持具18の取付面19との間 にはガスケットパッキン22が介装される。このパッキン22はラバーにより被 取付面14と略同一形状に形成される。またこのパッキン22には挿入孔14a に挿入可能であってかつ突起19aが挿入可能な凹凸部23が形成される。凹凸 部23はボス挿入孔14bに挿入可能であってかつ3個のボス19bが挿入可能 な第1凹凸部23aと、3個の位置決め孔14cにそれぞれ挿入可能であってか つ3個の位置決めピン19cがそれぞれ挿入可能な3個の第2凹凸部23bとか らなる(図1、図2及び図3)。第1凹凸部23aの底部23c及び第2凹凸部 23bの底部23dはそれぞれ閉塞される(図2)。
【0011】 パッキン22の第1凹凸部23aがボス挿入孔14bに挿入され、かつ第2凹 凸部23bが位置決め孔14cに挿入された状態で第1凹凸部23a及び第2凹 凸部23bはボス挿入孔14b及び位置決め孔14cにそれぞれ係止するように なっている。またパッキン22の被取付面14に対向する面のうち位置決め孔1 4cを包囲する面は三角形の額縁状に形成されかつ永久粘着性を有するブチルテ ープ24を介して被取付面14に密着するようになっている(図1、図2及び図 3)。 また3個のボス19bのねじ孔19dにそれぞれ対向するドアインナパネル2 6にはボルト21を挿通可能な3個の通孔26aが形成される。ボルト21の先 端は先細りに形成され、かつボルト21の先端には切欠き21aが設けられる( 図1)。また第1凹凸部23aをボス挿入孔14bに挿入した状態で第1凹凸部 23aの底部23cのドアインナパネル26の3個の通孔26aにそれぞれ対向 する位置には通孔26aと略同一の直径を有する3個の薄肉部23eがそれぞれ 形成される(図2)。
【0012】 このように構成されたガスケットパッキン22をドアアウタパネル13の被取 付面14に取付けるときには、予めブチルテープ24が貼付されたパッキン22 を第1凹凸部23aを被取付面14のボス挿入孔14bに挿入し、第2凹凸部2 3bを被取付面14の位置決め孔14cに挿入することにより凹凸部23を挿入 孔14aに係止させ、更にブチルテープ24を3個の位置決め孔14cを包囲す るように被取付面14に貼付する(図2)。この結果、被取付面14の挿入孔1 4aはパッキン22により完全に塞がれるので、トラック10を船等により輸送 しても挿入孔14aから水や塵埃が侵入することはない。 トラック10が輸送先に到着してドアミラー12を被取付面14に取付けると きには、ドアミラー12の取付面19のボス19bをパッキン22の第1凹凸部 23aに挿入し、位置決めピン19cを第2凹凸部23bに挿入する。この状態 でドアインナパネル26の通孔26aに挿入したボルト21の先端でパッキン2 2の薄肉部23eを突破り、ボルト21をボス19bのねじ孔19dに螺合する (図1)。このような簡単な組付作業によりドアミラー12をサイドドア11に 組付けることができる。
【0013】 なお、上記実施例ではガスケットパッキンの外周縁をブチルテープを介して鉄 板により形成されたドアアウタパネルの被取付面に密着させたが、これは一例で あってガスケットパッキンに永久磁石粉を混入し、永久磁石粉の鉄板に対する吸 引力によりガスケットパッキンを被取付面に密着させてもよい。この場合ブチル ゴムは不要になる。 また、上記実施例ではアウタミラーとしてサイドドアに取付けられたドアミラ ーを挙げたが、これに限らずフロントフェンダパネルに取付けられたフェンダミ ラーでもよい。またワンボックスカーにあってはルーフパネルの後端にバックウ インドウガラスに臨むように取付けられたアウタミラーでもよい。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、車体の被取付面とアウタミラーの取付面 との間に介装されたガスケットパッキンに被取付面の挿入孔に挿入可能であって かつ取付面の突起が挿入可能な凹凸部を形成し、凹凸部が挿入孔に挿入された状 態で凹凸部を挿入孔に係止させ、かつガスケットパッキンの被取付面に対向する 面のうち挿入孔を包囲する面を被取付面に密着させたので、従来のようにビニー ルカバーを用いることなく、輸送中の車内への水や塵埃の侵入を防止できる。ま たビニールカバーを用いないため、輸送コスト及びアウタミラーの組付工数を低 減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案一実施例アウタミラー用ガスケットパッ
キンの取付構造のサイドドアの被取付面にガスケットパ
ッキンを介してアウタミラーを取付けた状態を示す図3
のA−A線断面図。
【図2】サイドドアの被取付面にガスケットパッキンを
取付けた状態を示す図1に対応する断面図。
【図3】図4のB部拡大分解斜視図。
【図4】そのアウタミラーを含む小型トラックの斜視
図。
【符号の説明】
10 トラック(車両) 11 サイドドア(車体) 12 ドアミラー(アウタミラー) 14 被取付面 14a 挿入孔 19 取付面 19a 突起 22 ガスケットパッキン 23 凹凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体(11)の外面に設けられ挿入孔(14a)
    が形成されたアウタミラー(12)の被取付面(14)と、 前記挿入孔(14a)に挿入可能な突起(19a)が形成された前
    記アウタミラー(12)の取付面(19)との間に介装されたア
    ウタミラー用ガスケットパッキンにおいて、 前記ガスケットパッキン(22)に前記挿入孔(14a)に挿入
    可能であってかつ前記突起(19a)が挿入可能な凹凸部(2
    3)が形成され、 前記凹凸部(23)が前記挿入孔(14a)に挿入された状態で
    前記凹凸部(23)が前記挿入孔(14a)に係止しかつ前記ガ
    スケットパッキン(22)の前記被取付面(14)に対向する面
    のうち少なくとも前記挿入孔(14a)を包囲する面が前記
    被取付面(14)に密着するように構成されたことを特徴と
    するアウタミラー用ガスケットパッキンの取付構造。
JP4905192U 1992-06-19 1992-06-19 アウタミラー用ガスケットパッキンの取付構造 Pending JPH06945U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4905192U JPH06945U (ja) 1992-06-19 1992-06-19 アウタミラー用ガスケットパッキンの取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4905192U JPH06945U (ja) 1992-06-19 1992-06-19 アウタミラー用ガスケットパッキンの取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06945U true JPH06945U (ja) 1994-01-11

Family

ID=12820289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4905192U Pending JPH06945U (ja) 1992-06-19 1992-06-19 アウタミラー用ガスケットパッキンの取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06945U (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100385516B1 (ko) * 2000-12-19 2003-05-27 기아자동차주식회사 차량 사이드미러의 미러패드
JP2006182305A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Nissan Motor Light Truck Co Ltd 車両用サイドミラーの支持装置
JP2011051434A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Murakami Corp ドアミラーの取付部構造
JP2013071707A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Suzuki Motor Corp 車両用ドアミラーの取付構造
JP2020196398A (ja) * 2019-06-05 2020-12-10 ダイハツ工業株式会社 アウタミラー

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100385516B1 (ko) * 2000-12-19 2003-05-27 기아자동차주식회사 차량 사이드미러의 미러패드
JP2006182305A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Nissan Motor Light Truck Co Ltd 車両用サイドミラーの支持装置
JP2011051434A (ja) * 2009-08-31 2011-03-17 Murakami Corp ドアミラーの取付部構造
JP2013071707A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Suzuki Motor Corp 車両用ドアミラーの取付構造
JP2020196398A (ja) * 2019-06-05 2020-12-10 ダイハツ工業株式会社 アウタミラー

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06945U (ja) アウタミラー用ガスケットパッキンの取付構造
JPH068023U (ja) 車両のウインド取付装置
JPH0842532A (ja) 止め具
JPH0710967Y2 (ja) フードモールの取付け構造
JPS6134170Y2 (ja)
JP2002347660A (ja) 車両用装飾部品の取付構造
JP2562511Y2 (ja) ハイマウントストップランプの取付構造
JPS5825752U (ja) 自動車用リアパ−セルにおける取付用ブラケツトの固定構造
JP2524518Y2 (ja) フェンダライナの取付け構造
JPH0746605Y2 (ja) 自動車のフエンダーモール取付構造
JPH06293280A (ja) フェンダパネルの取付構造
JPH0660546U (ja) 車両用後写鏡のミラーハウジング
JPH0510034U (ja) 自動車用固定窓装置
JP2576356Y2 (ja) 車両用フロントリッドのヒンジシール構造
JPH11268594A (ja) 化粧枠
JPS59157973U (ja) カウルグリルパネルの取付構造
JPS58173525U (ja) 自動車のドア構造
JPS59146244U (ja) ライセンスプレ−ト係止用フツクの取付構造
JPS6143566U (ja) 自動車のデフロスタノズル
JPS59167031U (ja) 自動車の車両用補器取付構造
JPH07186726A (ja) フロントドアフレームインナコーナピースの締結構造
JPS60113279U (ja) 自動車のフロントスポイラ構造
JPH0546586U (ja) 車両のステップ取付構造
JPS6011852U (ja) 車両におけるマイクロホン取付部の構造
JPS613723U (ja) プロテクタ−構造